一世一代の決意を胸に、真摯に臨むプロポーズ。しかし、そんな奮起とは裏腹に、「いま?」「まだ早くない?」そんな返事が頭をよぎり、なかなか一歩が踏み出せない…と悩む男性も多いのではないでしょうか?
そこで300名の女性を対象に、プロポーズの「タイミング」に関するアンケート調査を実施しました。女性が希望するプロポーズのタイミングはもちろん、NGとされるタイミング、プロポーズに適した交際期間などが明らかに。プロポーズのタイミングに悩む男性は、ぜひ参考にしてください!
[toc]いつするべき?女性が望むプロポーズの「タイミング」ランキング
女性にとって、理想のプロポーズのタイミングとはいつなのでしょうか? その答えは、女性の本音を聞くのが一番早く、確実でしょう。
女性300人を対象にしたアンケートから、ランキング形式で紹介します!
【アンケート調査概要】
- 調査対象:Webアンケートに回答いただいた女性
- 調査人数:300名
- 調査日時:2022年4月
あなたが考えるプロポーズの「理想のタイミング」は?
- なんでもない日:46.3%
- 2人の記念日:35.3%
- 女性の誕生日:11.0%
- クリスマス:4.3%
- ホワイトデー:0.0%
- バレンタインデー:0.0%
- 男性の誕生日:0.0%
- その他:2.3%
- プロポーズはなしでいい:0.7%
女性からの支持をもっとも集めたのは、「なんでもない日」のプロポーズでした。プロポーズに向けて綿密な計画を練っている男性にとっては、少々肩透かしを食らうような結果ではないでしょうか?
しかし、半数近くの女性は、特別な日や記念日ではない「ごく日常的なタイミング」でのプロポーズが理想と回答しているのです。
次いで人気なのが、約3人に1人の女性が選んだ「2人の記念日」です。「なんでもない日」と「2人の記念日」を合算すると全体の8割を超えており、人気を二分する結果となっています。
一方、「女性側の誕生日」や「クリスマス」などを希望する声も一定数あるものの、「いわゆるイベントの日」はそれほど望まれていないことがわかりました。
1位「なんでもない日」:2人の新たな記念日が生まれる
約半数の女性は、「なんでもない日」のプロポーズを希望しています。その理由として多く寄せられたのが、「新しい記念日になるから」という声です。
「2人が出会った日」「初めてデートした日」「付き合った記念日」など、カップルにはさまざまな記念日があります。
そこに加わる形で、プロポーズの日も2人にとって「新しい記念日」として忘れられない思い出になるわけですね。
また、なんでもない日だからこその逆サプライズ感や、「結婚したいと思った瞬間にプロポーズして欲しい」といった意見も目立ちました。
この回答を選んだ女性からは、以下のようなコメントが寄せられています。
イベントや記念日の日でもなんでもうれしいと思いますが、新しい思い出の日ができるのが良いかなと思いました。
なんでもない日にプロポーズされることで記念日がもう1つ増えることになるので、なんでもない日にプロポーズしてほしいです。
結婚はこれからの生涯、何気ない日常を共に重ねていくし、なんでもない日に突然言われたほうがサプライズにもなるから。
2人の記念日が増えるから。何かの記念日や誕生日などの特別な日にしてしまうと、まとめてお祝いすることになってしまうのが嫌だから。
イベントに乗っかる感じではなく、「結婚したい」と思った時に言ってもらえるのが理想。
2位「2人の記念日」:大切な日がさらに特別に
「2人が出会った日」「付き合った記念日」などのメモリアルな節目を大切にしている女性は多いものです。
そんな2人の記念日をさらに特別な日にしたいという想いから、プロポーズにふさわしいタイミングとしても支持を集めています。
2人の記念日は、誕生日とは違って2人にとって節目となった記念日なので、その日にプロポーズしてくれたら素敵だなと思うから。
付き合った記念日にデートと思っていたらプロポーズされて、その日が更に大切な日になると嬉しいからです。
2人だけが知る思い出の中でプロポーズされるとロマンチックだからです。
二人の記念日は二人だけの特別な日であって欲しいので、世間一般の祝日や誕生日に被せてほしくないです。
プロポーズは2人にとって大切な行事なので2人とっての記念日が良いと思います。
3位「女性の誕生日」:彼女に最高のバースデープレゼントを
イベントの日に重ねたプロポーズは意外にも支持を集めていないものの、「女性の誕生日」は根強い人気です。
誕生日のお祝いだけでなくプロポーズまでしてもらえたら嬉しいという意見や、プロポーズが最高の誕生日プレゼントになるといった声も聞かれます。
誕生日は私にとって特別な日であり、誕生日祝いだけではなくプロポーズまでされると大事に思われているのが伝わって嬉しいから。
誕生日を一緒に過ごしてお祝いしてもらっての流れでプロポーズって嬉しいし、最高の誕生日プレゼントになるからです。クリスマスやバレンタインと違って、誕生日は自分だけの特別な日付なのも良いと思います。
付き合っている人から自分の誕生日にプロポーズされるのは、相手のこれからの人生をもらうことと同義だと感じ、どんな高価な誕生日プレゼントをもらうよりも嬉しいから。
クリスマスやバレンタインなどは他の人と被ることが多そうだが、自分の誕生日だと特別な日な感じがするから。
プロポーズは最も嬉しい誕生日プレゼントだと思うから。自分の誕生日を特別にしたいから。
一方、「男性の誕生日」にプロポーズされたいと思うという回答はゼロ票でした。ご注意ください!
4位「クリスマス」:イルミネーションがロマンチックな雰囲気を演出
カップルにとって、年間の最大のイベントともいえるクリスマス。イルミネーションで華やかに彩られた街の雰囲気も、ロマンチックな演出に一役買ってくれるでしょう。
「特別な日」のプロポーズとしてクリスマスのタイミングを望む声は、多くの女性から寄せられています。
街の雰囲気も気分もクリスマスは特別な気がします。自分自身も昔からクリスマスが近づくと街中がイルミネーションで装飾され、ワクワクドキドキします。そんな日にプロポーズされたら嬉しいですね。
クリスマスは恋人とお祝いするイメージが強く、クリスマスだと、街並みもイルミネーションでとても綺麗なので思い出に残るからです。
毎年、街が華やかになっていくクリスマスが近づくたび幸せな気持ちを思い出せるから。
恋人同士なら特別な日だし、街はイルミネーションが綺麗な時期なのでロマンティックだから。
世の中の雰囲気全体がロマンチックなムードになっているから。
まだまだある!女性が希望するプロポーズのタイミング
「その他」の回答を選んだ女性の声にも耳を傾けてみましょう。
結婚したいと思ったタイミングでプロポーズしてくれたらいい。 特別な日である必要はないと思う。
婚姻届提出なら気になるけどプロポーズは日にちは特に気にしないです。
二人の気持ちが確かになり、機が熟した時。それは記念日などに一致するとは限らないと思います。
プロポーズのタイミングにこだわりはない。記念日など予想がつかない日の方がもっとびっくりする。
イベントデーはプロポーズされるかもと予測できてしまうのでつまらないからです。
「この日が良い」といった希望があるというよりは、「プロポーズのタイミングには特にこだわりがない」のニュアンスが近いのかもしれませんね。
「プロポーズはなしでいい」と考える女性はわずか0.7%
タイミングを考える以前に、「そもそもプロポーズが必要なのか?」も気になるところです。
しかし、「プロポーズはなしでいい」とアンケートで回答した女性はわずか0.7%。やはりプロポーズは、しかるべきタイミングでビシッと決めることが大切なことがわかります。
こんなプロポーズは嫌だ!タイミングの悪いプロポーズとは?
ここまでは女性が望むプロポーズのタイミングについて紹介してきましたが、その一方でプロポーズに向かないタイミングも確実に存在します。
そこで、アンケートでは「タイミングが悪いプロポーズとその理由」についても合わせて聞いてみました。
女性が考えるタイミングの悪いプロポーズとはいつなのか? あらかじめ押さえておきましょう!
ライフプランなど今後の話ができていないタイミング
多くのコメントが寄せられたのが、2人の経済状況やライフプランなど今後の話ができておらず、結婚生活をイメージできないタイミングでのプロポーズです。
プロポーズは少なからずサプライズの要素が強いものとはいえ、2人の未来をイメージできていないままにプロポーズをされても、OKしづらいというのは女性のゆるぎない本音でしょう。
具体的には以下のような声が寄せられています。
二人の経済状況など、生活背景があまり良くない時。結婚相手は生計をともにする相手なわけで、結婚の現実を見ていない、将来を見通せないなと感じてしまう。
今後の話があまりできていない状態でのプロポーズはタイミング悪いなぁと思います。
お互いの転職、引越し、部署移動など生活リズムが整っていない時。
結婚や将来の話を事前に全くしたことがないのに、いきなりサプライズでプロポーズさせたら最悪だと思います。
お互いの将来的な希望とかあまり話し合えてない状態で言われても、本気かどうか不安になる。
転職したばかりなど自分の事で大変なタイミング
転職したばかりなど自分の事で大変で、女性が結婚に対して前向きになれないタイミングでのプロポーズも避けるべきです。
結婚以外の要因で不安や悩みを抱えている場合や、仕事で忙殺されているタイミングでプロポーズをしてしまうと、「私の状況のことは全然考えてくれていない」と女性に誤解されかねません。
自分が結婚のこと以外で不安になっていたり、悩んでいる時。
例えば、自分が転職したばかりなどの理由でまだ全然新生活に慣れておらず、気持ちが落ち着いていない時はタイミングが悪いなと思います。プロポーズは自分も相手も生活が落ち着いたタイミングが良いと思うので、そういう時はタイミングが悪いなと思いました。
自分が転職を考えていたタイミングです。理由は忙しくなり他のことを考えられなくなるからです。
自分自身が仕事を始めたタイミングでまだ辞めたくない時です。結婚をしても続けられればいいけど遠方に引っ越す可能性があると辞めなければいけないからです。
仕事が波に乗り始めてこれからという時のプロポーズはすんなりとオーケーしづらいかもしれません。なぜなら、女性は結婚や妊娠によってキャリアが左右され会社から煙たがられる可能性がまだまだあるからです。
シチュエーションが悪い・ムードに欠けるタイミング
プロポーズをするシチュエーションや場所も、女性に「タイミングが悪い」と受け取られてしまう要素です。
たとえば朝起きた瞬間や、あまりにも日常的な場合では、「急に思いついたプロポーズ」と認識されてしまいかねません。
また、周囲の話し声が大きくて会話もままならないような居酒屋や、人が多すぎる場所でのプロポーズもタイミングが悪いとする声もあります。次の日の朝が早かったり、明らかに疲れていたりするシチュエーションなども避けるべきでしょう。
なんでもない日、何にもしてないときとか、朝に突然とか。
ガヤガヤした居酒屋などで言われると嫌だと思います。
何もない日や日常過ぎる場所、お互いに余裕がない時期にはプロポーズされても素直に受け取れないと思います。
軽いノリで言われると軽いノリで離婚もされそうな気がするので日常の中でのプロポーズは嫌だなと思います
次の日が仕事で早い日や、疲れてる日などはタイミングが悪いと感じる。
「プロポーズされそう」とバレバレすぎるタイミング
「プロポーズされそう」「来るぞ、来るぞ」とプロポーズの雰囲気がバレバレなシチュエーションでは、女性側が逆に冷めてしまうケースもあります。
「プロポーズされるだろうな」という雰囲気のなかではっきりしないまま、肝心のプロポーズの言葉が聞けたのは疲れてしまった遅い時間だった、と耳の痛い意見も聞かれました。
事前の会話や雰囲気で、“今日プロポーズされそう”と分かっているにも関わらず、その日の夜遅くまで引っ張られ、疲れてしまった時。
サプライズを仕掛けているつもりなんだろうけどバレバレな時。
あからさまにプロポーズしそうな雰囲気が出ているとき。
プロポーズの場所にこだわりはないのでどこでもいいのですが、バレバレのタイミングや「なんでこの日?」と思うような日のプロポーズはガッカリします。
「プロポーズされそう」と女性が察知する前兆とは?
では、女性はどのようなときに「プロポーズされそう」と察知するのでしょうか? こちらもアンケートを実施しました。
「プロポーズされそう」と察知してしまう彼氏の行動・言動の前兆は?
- 指輪のサイズを知ろうとしているフシがある:60.3%
- 将来についての話題が増える:51.7%
- 両親を紹介される:40.7%
- いつもとは違う雰囲気のデート計画がある:38.0%
- 理想の暮らしについての話題が増える:29.7%
- 誕生日や記念日などイベントの前:16.3%
- 急に貯金を始める:9.7%
- 地元についての話題が増える:5.3%
プロポーズを察知される前兆の第1位は、「指輪のサイズを知ろうとしている」でした。これは男性にとっても納得の結果でしょう。
プロポーズのタイミングを彼女に知られたくない、あるいはサプライズでのプロポーズを計画しているのであれば、指輪のサイズを探らないこと、むしろ指輪は後で渡すと割り切ってしまうのが良いでしょう。
ちょっとしたサプライズを計画している方は、以下の記事も合わせてご確認ください。
男性側の一方的な都合によるタイミング
女性の気持ちや結婚に対する想いを加味せず、男性の都合にのっとった一方的なプロポーズでは、タイミングが悪いと感じられてしまうのも当然です。
男性としては理由があって「この日にプロポーズする」と決めていたタイミングであっても、それが彼女の事情や心情を無視したものであれば、自分本位のプロポーズとなってしまいます。
相手の転勤が決まった時。転勤の勢いで、付いてくるだろうという考えが嫌です。
お互いの気持ちが一致していないとき。相手は結婚する気まんまんでもこちらの気持ちが乗っていない時はタイミング悪いなと思ってしまう。
彼女が結婚したいならいいよ。みたいな100%乗り気じゃないタイミング
記念日に合わせることに重点を置いてしまい、ケンカしているときなのにプロポーズされること。素直に喜んで受け入れられないため。
誰かに結婚しないのか?の流れで言われるのは絶対嫌です。本当に結婚したいと思えないから。
交際してからまだ日が浅いタイミング
交際期間が短い場面でのプロポーズは、「勢いでのプロポーズ?」「結婚に対して本気で考えてる?」といった疑念を抱かれてしまうことがあります。
付き合ってまだ数ヶ月で、相手のことも詳しく分かっていない時期
交際期間が浅かったり、お互いにまだ少し距離がある状態で言われると冷静になってプロポーズを素直に喜べないと思います。
まだ相手のことをしっかり理解していない状態の交際してすぐのタイミング。
交際期間が短すぎるのは問題だと思う。よく考えてからプロポーズしてほしい。
交際期間が1年未満で、結婚すること自体に焦っているような雰囲気の時
プロポーズのタイミングに適した交際期間は?
タイミングの悪いプロポーズとして「交際してからまだ日が浅い」の声が挙がりましたが、実際にどのくらいの交際期間を経てのプロポーズが適切なのでしょうか?
こちらもアンケートで本音に迫りました。
プロポーズまでの理想の交際期間は?
- 3か月未満:0.3%
- 3か月~半年:2.0%
- 半年~1年:9.3%
- 1年~2年:42.0%
- 2年~3年:33.3%
- 3年~5年:10.0%
- 5年以上:3.0%
プロポーズまでの理想の交際期間で、もっとも多い回答は「1年~2年」、次いで「2年~3年」の結果となりました。
1~3年を望む声が全体の75%以上を占めるボリュームゾーンとなり、それより短い、あるいは長くなるほどに回答数が減少する傾向が見られます。
ただし、プロポーズに適していると考えられている交際期間は、女性の年齢や思い描いているライフプランなどにも大きく左右されるものです。
この前提を加味したうえで、主流派ともいえる「1年~2年」「2年~3年」「3年~5年」を選択した女性の意見を見ていきましょう。
1位:交際期間1~2年でのプロポーズ
交際期間1~2年でのプロポーズを希望する女性からは、やはり1年以内では相手のことを知ることができないという意見が聞かれました。
その一方で、「交際期間が長すぎると結婚のタイミングを失いそう」といった声も寄せられており、短すぎず、長すぎずのバランスの取れた交際期間でプロポーズしてほしいという女性の気持ちが反映された結果といえるでしょう。
この回答を選んだ女性からは、以下のようなコメントが寄せられています。
1年以内にプロポーズされるとまだお互いのことをあまり知ることができておらず早いなと感じるため、1年~2年くらいだとちょうどいいかなと思ったからです。
長く付き合い過ぎると逆に結婚のタイミングを見失いそうだから1.2年がちょうど良さそう。
1年以内は短い気がする。歳が若ければいいが、ある程度適齢期を迎えていればこのくらいで決めたいから。
せめて1年は知る期間が欲しいけど、長くなれば長くなるほどタイミングが分からなくなりそうだから。
数ヶ月ではお互いのことを知りきれていないので結婚後にイメージが変わってしまう可能性があるので。
2位:交際期間2~3年でのプロポーズ
交際期間2~3年でのプロポーズを希望する女性からは、相手の素性や内面までをしっかり理解してから結婚したいという思いが反映されています。
2~3年を一緒に過ごして、お互いの仕事や家庭環境、経済面などを把握できてからプロポーズされたいという、女性の現実的な目線をうかがい知れる結果といえるでしょう。
相手をよく知って尚、一緒に居たいと思えるかどうかわかってくるのが大体マンネリが始まる2~3年経過したあたりと思うから。
一年であれば人は我慢できると思うので2~3年でその人の内面まで理解したいので。
1年以内は、まだ お互いの素性を晒してない筈なので短く感じます。結婚となると、経済面を重視するので そのような話をするために2~3年くらいの期間を設けるべきと判断しました。
お互いを理解して少し落ち着いてきたタイミング(倦怠期でもある)にプロポーズしてもらえたら、恋もまた燃え上がるだろうし絆も深まると思います。
お互いをよく知り、また周りの環境(家族構成や友達、仕事)を知るのにそれくらいかかると思うから。
3位:交際期間3~5年でのプロポーズ
交際期間3~5年でのプロポーズを希望する女性は、より結婚に対して慎重に考えている傾向です。
交際が3年続いたあたりで相手との将来を真剣に考えられるようになり、結婚生活がイメージできるようになるといった声も寄せられています。
ある程度時間経っても、まだ一緒にいたいと思え、確信出来るまでには時間がいるから。
早すぎても、将来不安だし、遅すぎても流れで結婚というのも嫌なので3~5年がいいです。
お互いのことを深く知って、将来について考える時に相手とのことも考慮し始めるタイミングだと思うから。
石の上にも三年という諺もあり、交際期間が1、2年では相手の性格を見極める自信が無いので。
交際3年以上になると、付き合いたての雰囲気も完全になくなり、相手との結婚生活のイメージができるから。
その他、交際期間について女性から聞かれた意見
交際期間1年未満を選択した女性の割合も決して少なくはありません。「付き合う期間が長引くことによって、結婚のタイミングを逃してしまいそう」という意見がほとんどでした。
1年あれば大体どういう生活をしているかを見ることができるからです。あんまりダラダラと交際期間は長くしたくないです。
会う頻度にもよりますが、半年~1年の交際期間があれば、相手の生活リズムや考え方、友人関係がわかるから。また、旅行に行くこともできると思うので、いつもとは違う環境での過ごし方などもわかるから。
3か月だとお互いを知るには短すぎるし、1年以上だとだらだら付き合うことになって結婚がしない期間が長引きそうだから。
一方、同棲をして相手と生活をしてみて、お互いの家族のことも知ったうえで、と考えると、5年以上は時間をかけたいという声もあります。
一緒に生活してみないと結婚なんてできません。相手の家族のことも知らないといけないので、5年くらいの時間はかけたいです。同棲もしたいです
あまりに付き合い始めてから長すぎると色んな疑問を持ったり疑いをかけてしまって精神的に病んでしまう。短すぎると勢いで言っているのかと思ってしまうからある程度の節目の時期にプロポーズしてほしい。
知っておきたいプロポーズの手順
「タイミングも決めて、いざプロポーズ!」と決断したら、プロポーズ前後の準備や必要なものを把握しておきましょう。ここでは、プロポーズ前に知っておきたい下記のポイントについて紹介します。
- 親への挨拶のタイミング
- プロポーズのタイミングでの婚約指輪の有無
- プロポーズで贈りたいプレゼント
親への紹介は「プロポーズの後」が優勢だが結果は拮抗
プロポーズの前後で欠かせないのが、自身(男性側)の親への挨拶です。挨拶のタイミングはプロポーズの前と後、どちらがよいのでしょうか?
彼氏の親への挨拶のタイミングはどちらがいいですか?
- プロポーズの前:40.3%
- プロポーズの後:59.7%
「プロポーズ後」が約6割と、「プロポーズ前」の約4割を上回る結果となりました。とはいえ、結果は拮抗しています。両者の具体的な声を聞いてみましょう。
プロポーズ前に親への挨拶を希望する理由
プロポーズ前に親への挨拶を希望する女性からは、以下のような声が寄せられました。
信頼関係とか、プロポーズ前にちゃんとしてくれると安心感があるから。
事前にお互いの雰囲気を知っていることで、結婚が決まった後もスムーズに進むから。
結婚の話もなくフラットな状態で自分を見てもらいたいし、義理の親になるという確定目線で挨拶したくないから。
彼のご両親の承諾もなしに結婚は、できないと思ったからです。それに、ご両親から見ても何も紹介がないまま結婚すると知ったら、とても心配するとも思えます。
結婚となると2人の問題ではなくお互いの家族も関わることなので、どんな両親で家族なのかをしっかり知った上で結婚を考えたいから。
両親の承諾なしに結婚はできない、結婚前に彼の両親に挨拶をしたいといった、女性の真摯な想いが反映されています。
プロポーズ後に親への挨拶を希望する理由
一方、プロポーズ後の親への挨拶を希望する女性からは、以下のような声が寄せられました。
当人同士の意志の確認をしてからでないと、挨拶の時、きちんと親に気持ちやこれからの展望の説明が出来ないと思う。
プロポーズ前から長く交際していたら両親とは合っていると思うので、プロポーズ後に改めて結婚の挨拶をきちんとしてほしいです。
プロポーズした後じゃないと、親にも結婚すること話せないから。プロポーズされた時のこととか、具体的に聞かれそう。
プロポーズの前に先方の親御さんに会って、その後進展なく破局したりするようなややこしいことは避けたいから。なるべく当人同士の関係で済ませたい(家同士は最低限)タイプの人間で、相手方にもそういうタイプを求めているため。
プロポーズされる前に親に挨拶に行くと、万が一破局した場合に気まずいので、プロポーズの後だと安心かなと思ったからです。
女性の声からもわかる通り、ひとつ誤解してはいけないポイントがあります。それは、「プロポーズ前に彼の両親に会いたくない」と考えているわけではないという点です。
結婚の挨拶に関してはプロポーズ後に改めて行いたいというスタンスから、「プロポーズ後の挨拶」を選択する女性が多くなっています。
プロポーズのタイミングで婚約指輪は必要?
プロポーズのタイミングと合わせて気になるものといえば、女性へのプレゼントでしょう。
プロポーズにおけるプレゼントの定番といえば婚約指輪ですが、前述の通り、指輪のサイズを知ろうとするアクションは女性にプロポーズを強く意識させるきっかけになります。なんらかのサプライズを考えている男性にとっては、悩ましい問題です。
そもそも、婚約指輪はプロポーズに欠かせないものなのでしょうか? 婚約指輪にまつわる女性の本音を調査しました。
プロポーズのときに指輪がないのはあり?なし?
- あり…64.7%
- なし…35.3%
なんと「指輪がなくてもいい派」が7割近くを占める結果となりました。その理由には、「婚約指輪を誰が選ぶのか」が関係しています。
女性の70%は婚約指輪を「一緒に選びたい」と考えている
婚約指輪を選ぶのは誰がいいですか?
- 一緒に選びたい…70.3%
- 彼氏ひとりで選んでほしい…25.3%
- 自分が選びたい…4.0%
- 代々伝わるものがいい…0.3%
7割以上の女性が「婚約指輪は一緒に選びたい」と回答しています。この結果からも、プロポーズの場での婚約指輪の準備はマストではないとわかるでしょう。
繰り返しになりますが、婚約指輪を準備するには事前に指輪のサイズを知る必要があります。「プロポーズが近い」と彼女が意識してしまう危険性も伴うため、慎重に判断してください。
指輪なしでは不安なら手紙や花束を添えて
指輪は一緒に選ぶとしても、「丸腰でのプロポーズでは不安」と感じる男性もいるでしょう。そこで、プロポーズのときにもらいたい「指輪以外」のプレゼントも調査しました。
プロポーズのときにもらいたい「指輪以外」のプレゼントは?
- 手紙・メッセージカード…44.3%
- 花束・フラワーギフト…17.0%
- ネックレス・ピアスなどのアクセサリー…13.7%
- 憧れのレストランでの食事…9.0%
- 時計…7.3%
- おもちゃの指輪…2.0%
- その他…6.7%
1位は「手紙・メッセージカード」。約半数の票を集めており、結婚に対する男性側の想いや気持ちを言葉にして伝えてほしいと、多くの女性が希望していることがわかります。
続いて人気の高いプレゼントが、花束やフラワーギフトです。
「花はいずれ枯れてしまう一過性のプレゼント」というイメージがありますが、実際はそうではありません。押し花などに加工することで、花の美しさや華やかさは長期間維持できます。
プロポーズで贈った花を結婚式場に飾ったり、インテリアとして新居を彩ったりと、思い出を形に残せるギフトとしても人気を集めているのです。
実際に、プロポーズにもらいたいプレゼントで「花束・フラワーギフト」を選んだ女性からは、以下の声が寄せられています。
花束をもらう機会がなく、特別感が出ると思います!ドライフラワー等にしても思い出として残すことができてステキです
プロポーズというシチュエーションにぴったりのプレゼントだと思うし、本当に自分のことを大切に思っていると強く感じそう
女性に頻繁に花を贈る方は多くないと思いますが、ここぞという大事な時に自ら花を選んで、メッセージや気持ちを込めてプレゼントしてほしいです
指輪は二人で選びたいので、その代わりとして花が一番素敵だし花が好きです
高価な時計やアクセサリーは欲しいとは思わなくて、普段プレゼントされる機会の少ないお花だとプロポーズ感もあって感動しそうだと思います
プロポーズに贈る花束やフラワーギフトの具体的な選び方については、以下の記事も合わせてご確認ください。
プロポーズでプレゼントした花を保存する方法
プロポーズで贈った花束は、受け取った女性のみならず、男性にとっても大切な思い出となるものです。ふたりのかけがえのない思い出を長期間残せる、花の保存方法を紹介します。
押し花で額に入れてインテリアにする
新聞紙などで花を挟み込んで作る方法で馴染み深い押し花ですが、近年、押し花の技術は目を見張る進化を遂げています。乾燥技術や保存方法、押し花を作るための道具も格段に進歩しており、花の持つ美しさをより鮮明に追求できるようになっているのです。
押し花を額に入れて飾ることで、一種のアートとして楽しむことも可能。長ければ30年以上もの間、色落ちのない奇麗な状態を保てるほか、流れる時のなかでその表情が変わっていく風情を楽しめることから、一番人気の保存方法となっています。
押し花の仕上がりイメージや価格、サイズはこちらをご覧ください。
立体的にガラスに入れてインテリアにする(ボトルブーケ)
ボトルブーケとは、乾燥材により水分だけを取り除いた花をボトルなどのガラスの器や立体額の中でアレンジする、生花の持つ自然な色や形を残すことができる保存方法です。
保存状態が良ければ、生花のようなみずみずしい姿を30年以上楽しめる点が大きなメリット。花束や一輪花といった贈った生花が、恒久的なプレゼントに生まれ変わります。
ボトルブーケの仕上がりイメージや価格、サイズはこちらをご覧ください。
立体のまま額に飾る(3Dブーケ)
3Dブーケは、押し花のアート性とボトルブーケのみずみずしい見た目の両方のメリットを併せ持つ保存方法です。ボトルブーケと同様に乾燥剤により特殊な加工を花に施すことで、保存状態によっては30年以上花のそのままの色を楽しめます。
3Dブーケの仕上がりイメージや価格、サイズはこちらをご覧ください。
クリスタルフラワーにする
クリスタルフラワーは、透明度の高い樹脂に花を閉じ込めることで、かけがえのない瞬間を30年以上楽しむことができる保存方法です。
額で飾る押し花や3Dブーケ、ボトルブーケよりもコンパクトに加工できるため、リビングはもちろんのこと玄関先やトイレ、寝室など飾る場所を選ばず、高いインテリア性がある点が人気のポイントとなっています。
クリスタルフラワーの仕上がりイメージや価格、サイズはこちらをご覧ください。
プロポーズのポイントは「タイミング」と「プレゼント」
女性にとっても男性にとっても、プロポーズは一生に一度あるかないかの一大イベントです。「このタイミングで?」と思われてしまわないように、時期やシチュエーションがプロポーズに適したタイミングなのか、しっかりと見極めましょう。
また、プロポーズの言葉だけでは心もとないという場合は、プレゼントの準備もポイントになります。
定番の婚約指輪や、手紙や花束などを用意して、結婚に対する想いをしっかりと伝えれば、きっと素敵なプロポーズになるでしょう!
記事監修:婚活アドバイザー 植草美幸
ファッション発信基地・青山で 1995年に、アパレル業界に特化した人材派遣会社株式会社エムエスピーを創業。その後2009年にその人材派遣業で培ったマッチング能力・人材発掘能力を生かし結婚相談所マリーミーを設立。ダサくて美意識が低い結婚相談所業界と会員層を一掃するべく、アパレル業界での経験を武器に男ウケ・女ウケを意識したファッション・メイクアドバイスを自ら伝授、人間力アップをテーマに日々会員のカウンセリングにあたる。 全国の地方自治体でのセミナー講演、メディア出演も多数。実績、実力は共に折り紙付き。2015年には一般社団法人東京恋婚アカデミーを設立し、全国の未婚の男女を救うべく日々奮闘している。
記事監修者コメント
結婚相談所で成婚するカップルの多くは、いつまでに成婚(プロポーズ)する、と期日を決めて婚活をスタートする女性が多いです。そしてプロポーズの日は、のちに二人の記念日になるので、いつまでも忘れないようにという意味でも「クリスマス」や「自分の誕生日」を目指す方も少なくありません。そしてその夢・目標を叶えてくれる男性を探しています。男性は、そんな彼女の夢を叶えてあげてください。