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制作事例のご紹介

神奈川県ご在住のお客様より【ドロップ】のご紹介✿

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

みなさんこんにちは!

本日は神奈川県ご在住のお客様より【ドロップ】をご紹介します💎

2色のスプレーバラとブルースター、レースフラワーなどの小花をmixにて制作させていただきました💐

アレンジ:mix

台座:クリア

 

 

プロポーズや結婚式だけでなく、お誕生日や母の日など、大切な記念日に大切なお花を半永久的に保存加工いたします!

これから挙式の方や、今お手元にお花がある方も、世界に一つだけの宝物を、シンフラワーでつくってみませんか?

【保証】——————————————-

1年完全保証 10年サポート

————————————————–

ご質問や、ご要望がございましたら、
お気軽にご連絡くださいませ↓

東京サロン

東京都港区虎ノ門5丁目11-1

オランダヒルズ森タワーRoP

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岡山本社
岡山県岡山市中区桑野704-1

お電話によるお問い合わせもお待ちしております

0120-118-087 (いいわ お花)

 

 


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制作事例のご紹介

埼玉県ご在住のお客様より、押し花「グランデ」への制作事例のご紹介♪

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シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

 

皆さんこんにちは☺

本日は埼玉県ご在住のお客様よりご入籍の記念のお花を

押し花商品「グランデ」へ加工致しました事例をご紹介いたします💐

ダリアやカラー、モカラなどのオレンジ系の花束と、赤バラを一緒にアレンジさせていただきました♪

ビタミンカラーに赤色がアクセントとなって、ロココ額とも相性ぴったりで素敵な仕上がりとなっています🌼🤍

特別な日の思い出を、これからもずっとそばに♡
シンフラワーにお任せください◡̈*

✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
商品:グランデ
額:ロココ
台紙:グレーホワイト
デザイン: d-2:花束/ラッピングのせタイプ 
印字:プレート/ゴールド・筆記体

✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼

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保存の種類や方法

ドライフラワーにはどんな意味がある?おすすめの飾り方や贈り方

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シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

ドライフラワーにはどんな意味がある?おすすめの飾り方や贈り方

ドライフラワーは、生花を乾燥させて長期保存できるようにした花材です。お手入れが簡単で長持ちするため、インテリアに取り入れやすく気軽に花のある暮らしを楽しめます。そんなドライフラワーには、生花とは違った意味が込められているといわれます。ドライフラワー特有の意味を知り、さらに楽しみ方を深めましょう。

今回は、ドライフラワーに込められた意味について、花言葉や風水の観点から中心に紹介していきます。ドライフラワーの役割を踏まえた飾り方や贈り方もお伝えします。ドライフラワーの活用にぜひお役立てください。

この記事はこんな人におすすめ
  • ドライフラワーの意味や役割に興味のある方
  • ドライフラワーを用いて花のある暮らしをより豊かにしたい方
  • 大切な花をドライフラワーにして長く楽しみたい方

ドライフラワーの意味とは?

ドライフラワーの意味とは?

ドライフラワーにはどのような意味が込められているのでしょうか。花には、種類や色によって花言葉が付けられていますね。海外では、花の種類だけでなくドライフラワーそのものにも花言葉があるそうです。生花を乾燥させたドライフラワーならではの花言葉は、あまり知られていません。まずは、ドライフラワーの花言葉や歴史について見ていきましょう。

海外でのドライフラワーの花言葉

ドライフラワーは海外でもとくにヨーロッパで古くから親しまれてきた花材です。ヨーロッパでは、「永久」や「永遠」という花言葉が付けられ、さまざまな飾り方がされてきました。また、「終わらない友情」という花言葉もあるそうです。ドライフラワーは生花のように萎れたり枯れたりすることなく、長い期間美しい姿を保つことから、永遠性を思わせる意味が込められたことが想像できます。

さらに、ドライフラワーには「感謝」や「愛情」という花言葉もあります。このようなポジティブな意味も、ドライフラワーが永遠に咲き続ける縁起のよいものとして位置づけられていることに由来しているのでしょう。

花そのものの意味は変わらない

ドライフラワー特有の花言葉に加えて、それぞれの花で異なる花言葉もそのまま生かされると考えられています。

乾燥したからといって本来の花言葉が失われることはありません。

日本では、生花でもドライフラワーでも花言葉の意味は変わりませんし、ドライフラワーそのものに特別な花言葉は付けられていません。でも、ヨーロッパでは永遠性やポジティブな意味の花言葉があることを踏まえ、ドライフラワーに同様の意味を持たせて扱うのも素敵なことなのではないでしょうか。

ドライフラワーの歴史

ヨーロッパではドライフラワーが身近なものとして定着していますが、歴史も古いようです。諸説ありますが、ドライフラワーは17世紀以降に北部ヨーロッパから文化としてはじまり、開花した花を乾燥させ貯蔵し、花の咲かない冬季に飾るために活用されたと伝えられています。ドライフラワーが広まり親しまれるようになったのは、イギリスでフラワーアレンジメントが流行したのがきっかけともいわれています。

さらに起源をたどると、古代エジプトのピラミッドからドライフラワーでできた花冠が発見された、ギリシャ神話に花を乾燥させて保存する方法が登場したなど、ドライフラワーの歴史の長さを思わせる話が存在します。

日本では歴史が浅い

日本でドライフラワーという言葉ができ定着し出したのは、昭和に入ってからといわれています。

花を乾燥させて楽しむこと自体は江戸時代から知られていたようですが、ヨーロッパと比べると日本での歴史は浅いです。

海外と日本でのドライフラワーの意味の違い

海外と日本でのドライフラワーの意味の違い

ヨーロッパと日本では、ドライフラワーの花言葉や歴史に違いがあることを紹介しました。ドライフラワー特有の花言葉が付けられているのには、歴史の深さに加えて文化の違いが関係しているようです。ドライフラワーに対する考え方や扱い方が違うため、持たせる意味も異なることが想像できます。

どのような違いがあるのか見ていきましょう。

ヨーロッパでは身近な文化として存在

ドライフラワーが古くから親しまれてきたヨーロッパ諸国では、生活のなかでも身近な存在として扱われています。インテリアとして玄関や壁に飾るほか、結婚式のブーケに用いたり、お葬式やお墓にお供えとして添えたりする習慣もあるそうです。

お供えに用いる花は、日本では不吉なものと捉えられがちですが、ヨーロッパでは意味合いが異なります。亡くなった方への「永遠の感謝」をあらわす花としてドライフラワーが用いられるため、縁起のよいものと考えられているのです。結婚式でのドライブーケは日本でも注目されていますが、こちらも「永遠の愛」を誓うアイテムとして扱われます。

ヨーロッパでは、日常の装飾や冠婚葬祭に用いるものとして、現在もドライフラワーが身近な文化として広く親しまれています。

自然の姿を重視する日本では生花が主流

一方、ドライフラワーの歴史が浅い日本では、現在も花といえば生花が主流です。保存性の高さや軽くてお手入れがしやすいという利便性からインテリアアイテムとしても注目されていますが、特別な意味を持たせるほどに普及しているわけではありません。歴史の浅さもありますが、日本の文化も関係していると考えられます。

日本人は、自然の姿を大切にする文化のなかで暮らしてきたため、命の短い生花など自然の植物を尊重する傾向にあります。このような価値観の違いが、ドライフラワーの意味の違いに結び付いているのかもしれませんね。

日本では風水が意識されることも

ヨーロッパではポジティブな意味を持つアイテムとしてドライフラワーが親しまれていますが、日本では逆の捉え方がされることもあります。それが、風水による考え方です。風水は古代中国より伝わったもので、「気の流れを物の位置で制御する」という思想に基づきます。

風水では、さまざまなものに陽の気あるいは陰の気があると考え、陰の気を持つものは避けられがちです。ドライフラワーの場合は、陰の気を持つ「死んだ花」や「枯れた花」と意味付けられています。風水を意識して飾る場合や、風水を重視する方にプレゼントする場合は、注意が必要です。ただし、ドライフラワーが完全にNGというわけではありません。取り入れ方次第では、運気を落とさずに飾れますのでご安心ください。

取り入れ方を工夫すればOK

陰の気を持つとされるアイテムは、風通しのよい場所に飾りましょう。気の入り口とされる玄関は避け、通り道の廊下や階段に飾るのがおすすめです。

また、ケースに入れて飾ると陽の気を吸い取る心配もなく、悪影響を与えずに済みます。ほこりをかぶると陰の気が強まってしまいますが、ケースで覆っておけば表面を拭くだけですぐきれいになります。

プレゼントする場合も、ボトルフラワーやハーバリウムなど、ケースに入れたものを贈れば、風水を重視する方でも安心して飾れるでしょう。

ドライフラワーの飾り方と贈り方

ドライフラワーの飾り方と贈り方

海外では、永遠を意味するポジティブなアイテムとして親しまれているドライフラワー。一方、日本では長持ちする便利なアイテムだけど、風水を意識する場合は注意が必要なアイテムでもあります。ドライフラワーの意味を踏まえて生活に取り入れるなら、ネガティブな意味は避けて楽しみたいものですね。見て楽しめて、さらにお守りのような存在として大切にできる飾り方や贈り方を紹介します。

プラスの意味を得られるドライフラワーの飾り方

ドライフラワーを風通しのよい場所に飾ることで、運気が停滞しにくいと考えられます。風水では陰の気を持つとされるドライフラワーも、気の溜まりにくい場所に飾れば安心です。風通しのよい空間は、ドライフラワーをプラスの意味に変え得るだけでなく、以下のようなメリットもあります。

風通しのメリット

乾燥させた花は、湿気が大敵です。空気が停留しやすい場所では湿度が上がりやすく、湿気を吸って傷んでしまいます。

風通しをよくしておくと湿気が逃げていくため、ドライフラワーを傷めることなく長く飾れるのです。

また、太陽には陽の気があるため、日がほどよく当たる場所に飾るのもいいでしょう。ただし、直射日光を当て続けると色あせやひび割れなどが起き、劣化してしまいます。窓際にドライフラワーを飾る際は、直射日光は避けやわらかい光が入るような場所を選びましょう。

スワッグやリースにアレンジしてプレゼント

ドライフラワーをプレゼントする場合は、そのまま飾れるインテリアアイテムにアレンジするのがおすすめです。花束のようにまとめた壁飾り(スワッグ)は、ドライフラワーギフトの定番で、初心者でも簡単に作れます。また、永遠の象徴とされるリースにアレンジすれば、ヨーロッパでのドライフラワーの意味も加わり永遠性の強い幸運なアイテムになります。

前述のように、ケースに入れた状態で飾れるアイテムなら、気の流れを意識せず好きな場所に飾れます。ほこりも溜まりにくく、お手入れがしやすいという面でもおすすめです。なお、ケースは蓋のできるものを選びましょう。

おすすめアイテム
  • ボトルフラワー:透明のガラス瓶にドライフラワーを閉じ込める(オイルを注げばハーバリウムに)
  • ボックスフラワー:箱型のケースにアレンジしたもの(透明の蓋が付いたケースがおすすめ)
  • レジンアクセサリー:ケース入りではなく、ドライフラワーを樹脂で閉じ込めたもの

また、よい香りも運気を上げるのに役立つと考えられるため、アロマオイルを使ったポプリやサシェ、キャンドルなどにアレンジしてプレゼントするのも素敵ですね。

ドライフラワー加工は生花を保存するための最適な方法

ドライフラワー加工は生花を保存するための最適な方法

ドライフラワーを購入して飾ったりプレゼントしたりするだけでなく、生花をドライフラワーに加工して用いることもできます。そもそも、ドライフラワーは生花を長期保存するために作られたものです。思い入れのある花をドライフラワーに加工すれば、本来は数日~2週間程度しか飾れない花を数ヶ月~年単位で楽しめます

これまでは、ドライフラワーの意味や飾り方を中心に紹介してきましたが、「生花を残す」という重要な役割にもぜひ注目してみましょう。

大切な花を手元に残せる

たとえば、大切な方からプレゼントされた花束やウェディングブーケなど、特別感の強い花でも、生花のままではしばらく飾ったあとは枯れてしまいます。傷んで枯れてしまえば廃棄するしかありませんが、大切な花を捨てる作業は心苦しいものですよね。このような思い入れの強い花は、新鮮なうちにドライフラワーにしましょう。手元に長く残せますので、大切な思い出とともに記念のアイテムとして飾り続けられます。

自己流での加工は慎重に

ドライフラワーをご自宅で作る場合、乾燥はさせられても花の形や色の変化を防ぐのは至難の業です。

シワや変形、変色が起こることを想定しておく必要があります。花によっては、まったく違った姿になってしまうことも少なくありません。

とくに、一般家庭でウェディングブーケや花束をすべてドライフラワーにするとなると、乾燥させるための環境の確保も必要で、時間もかかります。さらに、乾燥はできても形や色が元の姿とは変わってしまう可能性が高く、残したかったイメージとかけ離れてしまうことも。

このような理由から、花束やブーケを生花の姿に限りなく近い形で保存したいなら、ご自身でのドライ加工はおすすめできません。新鮮なうちにブーケ保存加工専門店に依頼するのがベストです

専門店で美しく保存性の高いドライフラワーに加工しよう

ブーケ保存加工専門店では、主に生花のウェディングブーケをそのままの姿で保存したいという花嫁様の願いを叶えるため、専門的な技術を用いてドライフラワーに加工します。一般的な方法とは異なり、設備も技術もブーケや花束をまるごと保存できるよう対応しているため、費用は発生しますが生花のイメージに限りなく近い仕上がりが期待できます

ただし、数多い専門店のなかには、量産や効率性を重視することで仕上がりや保存性が劣るお店も存在する点に注意が必要です。料金だけで決めることのないよう、情報収集を十分にしたうえで依頼しましょう。

大切なお花をドライフラワーにしたいならシンフラワーへ

大切なお花をドライフラワーにしたいならシンフラワーへ

美しい仕上がりや保存性の高さを求めるなら、シンフラワーでの保存加工がおすすめです。シンフラワーでは、効率のよい機械作業を一切取り入れず、すべての工程を手作業で進めます。丁寧な加工にこだわっているため、一つひとつの花が美しく仕上がります。

ここからは、ブーケ保存加工専門店シンフラワーでのドライフラワー加工について、詳しく紹介していきます。大切な花束やウェディングブーケなど、記念に残したいお花の保存をお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。

ウェディングブーケをそのままの姿で保存できる

シンフラワーでは、ウェディングブーケやプロポーズの花束を中心に、お客様の大切なお花をまるごとお預かりします。一旦ほどいて一輪ずつにしてから、丁寧に乾燥させていきます。専用のシリカゲルを用いた加工を基本とし、花によっては色の定着や着色など、美しさが長く保たれるような特殊加工も施します。丁寧な加工により、生花の頃の美しさと同等の姿で長期保存できる花に仕上がります

美しいドライフラワーになったあとは、元のブーケや花束の形に組み立て直します。ブーケ型に限らず、お客様のご希望に沿った形でのアレンジを行うことも可能です。

押し花も選べる

シンフラワーでは、生花の保存加工としてドライフラワーのほか押し花も選べます。

平面状に乾燥させるため、保管や飾る際のスペースが確保しにくい場合でもおすすめです。

一般的なドライフラワーより長持ち

ドライフラワーの寿命は、製法や保管環境によっても左右されますが、半年~1年程度が目安とされています。シンフラワーで保存加工してできたドライフラワーは、一般的なドライフラワーの寿命を超えて長期保存できます。1年は無料でお直し可能な保証期間としており、適切な環境で飾っていただければ美しい状態で数十年単位での長期保存が可能です。

飾る環境に注意

直射日光の当たる場所や湿気の多い場所に飾ると、劣化しやすくなってしまいます。

専門店で加工したものでも、環境による影響を受ける点は変わらないため、強い光は避け、風通しがよく湿気のこもりにくい場所に飾りましょう。

華やかなアイテムで素敵なインテリアに

シンフラワーで仕上げたドライフラワーは、立体的なフレームに入れた3D額シリーズ、多様な形状のボトルに入れたボトルブーケシリーズを選べばまるごと保存できます。さらに、ブーケや花束の一部のみを記念に残したい場合は、手の平サイズのクリスタルフラワーも選べます。いずれも、そのまま好きな場所に飾って楽しめるうえ、ケース入りのため汚れやほこりが直接お花に付くこともありません。

プレゼントにも最適

シンフラワーで仕上げたアイテムは、ご自宅で記念品として楽しむほか、ギフト用にするのもおすすめです。

ウェディングブーケを小分けにして小さなアレンジメントを複数個作り、ご両親にプレゼントする方もいらっしゃいます。

シンフラワーでは、ブーケや花束に使われていたラッピング材も一緒に保存します。また、お名前や記念日などを印字できる刻印サービスもあります。長く飾れる保存性の高いドライフラワーに仕上がるため、どんな風にアレンジしたいか楽しみながら考えてみてくださいね。

まとめ

ヨーロッパで古くから親しまれてきたドライフラワーには、永久や感謝、愛情といった花言葉が付けられ、ポジティブな意味が込められています。日本では特有の花言葉はなく、風水では陰の気を持つアイテムとされていますが、風通しのよい場所に置いたりケースに入れて飾ったりすると、縁起のよいものになると考えられています。

プレゼントされた花束やウェディングブーケなど、特別な花をドライフラワーに加工すれば、ずっとそばに置いておけます。ご自宅での加工で美しく保存性の高いドライフラワーを作ることは難しいため、大切な花の保存には専門店のご利用をおすすめします。心を込めて丁寧に仕上げるシンフラワーでの保存加工を、ぜひご検討ください。

この記事のまとめ
  • ヨーロッパでは、ドライフラワーに「永久」「永遠」などの花言葉がある
  • ドライフラワーの意味や適切な環境を踏まえて、風通しのよい場所を選ぶ・ケースに入れて飾るのがおすすめ
  • 大切な花を専門店でドライフラワーに加工すれば、思い入れのあるアイテムとして長く楽しめる

関連ワード

結婚式

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佐賀県にお住いのお客様より3D額【フラワーブック】への制作事例のご紹介♪

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シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

皆さん、こんにちは♬*゚

 

本日は、佐賀県にお住まいのお客様より
3D額商品の「フラワーブック」への加工のご依頼を頂きました事例をご紹介致します!

カスミソウが一面敷き詰められて中心に黄色バラが3輪ある可愛いアレンジとなっています💐
元のブーケを再現しており、バラの配置も同じようにアレンジされています♡

シンフラワーではプロポーズや挙式のお花だけでなく、お誕生日や母の日などのプレゼントのお花の加工も承っております✽.。.:*

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商品:フラワーブック
ブラウンカラー
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花束の選び方|配慮したいポイントや色合わせの方法

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花束の選び方|配慮したいポイントや色合わせの方法

お祝い事などでお花を贈りたいとき、定番のフラワーギフトのひとつが花束です。贈り慣れていないと、どのように選べばよいか迷う方も多いのではないでしょうか。花束を選ぶ際には、マナーを踏まえたうえで、相手に合わせた色合わせなどができると素敵ですね。

そこで今回は、花束の選び方を詳しくお伝えします。選ぶ際に配慮したいポイントや、相手にぴったりな花束を選ぶコツなど、喜んでもらえるために知っておきたい情報を紹介します。花束を贈りたいけれど選び方がわからないという方も、ぜひ参考にしてください。

この記事はこんな人におすすめ
  • 花束を贈る予定があり、どのような選び方をすればよいか知りたい方
  • 相手に喜ばれる花束を贈りたい方
  • 花束の管理について知りたい方

花束選びの基本

花束選びの基本

花束を選ぶ際には、押さえておきたいポイントがいくつかあります。まず大切にしたいのがマナーです。花束は美しく受け取る側の心を弾ませたり癒したりしてくれるアイテムですが、マナーから外れたものを選んでしまうと不快感を与えてしまうことも。

シーンや相手に合わせたふさわしいものを贈ることを大前提とし、相手の好みやイメージ、予算やサイズなどを踏まえて選ぶと失敗しません。花束を選ぶ際に知っておきたいマナーをはじめ、オーダーのポイントなど、花束の選び方の基本をまずは見ていきましょう。

シーンに合わせた選び方のマナー

花束を贈る際には、シーンに合ったふさわしいものを選ぶことが大切です。お祝い事で贈る際は華やかなものを選ぶことが望ましいですが、シーンや季節に合わせて選ぶといいでしょう。たとえば、卒業や退職のお祝いには、門出を祝う意味のあるスイートピーなどを使った花束がよく選ばれます。開業祝いや開店祝いなどでは、花を生ける手間が負担とならないよう、立ててそのまま飾れる花束などが喜ばれるでしょう。

舞台映えする花束

発表会や式典などでは、舞台で花束を渡す機会があるかもしれません。

その際は、丈が長くボリュームのある、舞台に映える花束を選ぶといいでしょう。

同じお祝い事でも、出産や結婚のプレゼントには、パステルカラーの花束が選ばれることが多いです。ピンク色の花をはじめ、サムシングブルーにちなんでブルーのお花も人気を集めています。出産祝いでは、赤ちゃんの性別に合わせたお花を贈ることも多いですが、最も大切なのはお手入れの負担を与えないこと。長持ちする花や、生花以外の花を選ぶのもいいかもしれません。

お見舞いの場合

出産祝いと同様に、お手入れに負担のないものを選びましょう。

アレンジメントが望ましいですが、花束を贈る場合は茎をカットする必要のないものがおすすめです。香りの強い花や花粉の多い花は避けてください。

また、入院中に贈る場合は、病院の持ち込みルールを事前に確認しておく必要があります。

花束は、お祝い事に限らずお悔みの供花として用いることも多いです。四十九日法要の前には、白一色の花束を選びましょう。四十九日が過ぎてからは、淡い色や故人が好きな花を入れてよいといわれています。ただし、地域によってはお悔みに不適切とされる花もあるようです。葬儀社などに相談して用意するといいでしょう。

花言葉にも注目

花にはそれぞれ花言葉があります。ポジティブな意味のものだけでなく、ネガティブな意味の花言葉をもつ花もあるため注意が必要です。

同じ花を束ねる場合は、花言葉を事前にチェックしておくといいでしょう。

なお、複数の色や種類の花を組み合わせる場合は、一つひとつの花言葉がやわらぎます。

相手の好みやイメージに合わせた選び方

相手に喜んでもらえる花束を贈るには、相手の好みやイメージに合う花を選ぶことも大切です。好きな花がある場合は、その花を中心にした花束を贈ると喜ばれるでしょう。好きな色をリサーチしておくのもおすすめです。また、好みに加えて相手の年齢や性別も考慮するといいでしょう。同じ花でも色により異なる印象を与えます。やわらかい雰囲気の方にはパステルカラー、快活な方にはビタミンカラーといったように、雰囲気で選ぶ方法もあります。

ご自身で決めるのが難しい場合は、花屋さんに相談しながらオーダーするのがおすすめです。年齢や性別に加えて、どんな雰囲気の方なのかといった相手の情報を伝えると、イメージに合った花束を作成してもらえます

オーダーのポイント
  • 相手の年齢や性別などの基本的な情報を伝える
  • 相手の好きな花、好きな色合い、イメージカラーなどを伝える
  • 落ち着いた性格、明るい方、華やかな印象など、相手のイメージや雰囲気を伝える

予算とサイズを事前に決めておく

花束を選ぶ際は、予算を決めておくと便利です。一般的には小さなものほど安価で、大きくなるほど高価になっていきます。ただし、大きければいいというわけでもありません。予算とともにだいたいのサイズも設定しておくと、選ぶ際に迷いにくくなるでしょう。また、サイズに限らず単価の高い花を選んでも花束の価格は上がります。オーダー時には予算と希望のサイズ感を伝えておけば、予算内で入れる花の調整もしてもらえます

受け取ったあとにも配慮できるとベスト

一般的な生花の花束は、受け取ったあとにラッピングを外し茎をカットし、水を入れた花瓶に生ける必要があります。さらに、しばらく観賞を楽しむには、花瓶の水を入れ替えたり茎を随時カットしたりといった、こまめなお手入れも行うことになります。花が好きな方にはそのような時間も楽しんでもらえますが、不慣れな方やお手入れをする余裕のない方には、負担となってしまうかもしれません。

最近は、そのような事情も考慮してお手入れ不要のアレンジメントや茎の短いブーケなどが、フラワーギフトの主流となっています。丈の長い花束は見栄えがするというメリットがある反面、お手入れが必要という点を考え、相手に合わせた配慮ができるといいですね。ラッピングが花瓶の役割も兼ねていてそのまま飾れる花束や、吊るして乾燥させながら楽しめるスワッグタイプなども人気です。

生花以外の花束もある
  • ドライフラワー:生花を乾燥させたもので水が不要なため、吊るしたり寝かせたりしても飾れる
  • プリザーブドフラワー:生花を特殊加工しワイヤリングで人工的に茎をつけたもので、水が不要
  • アーティフィシャルフラワー:化繊などでできた高品質な造花で、耐久性が高い

色合わせを意識した花束の選び方

色合わせを意識した花束の選び方

複数の花を組み合わせて作る花束は、色合わせがとても重要です。花の種類以上に色合いが花束全体の雰囲気を作り出しますので、色に関する知識をある程度もっておくと選びやすくなります。色の選び方や組み合わせ方を中心に、花束の色決めについて詳しく見ていきましょう。

メインの色を決める

色はそれぞれ異なるイメージをもち、カラーセラピーでも活用されるように、イメージによりさまざまな効果がもたらされます。色のもつイメージが贈る相手に合っているもの選んだり、相手に贈りたい意味をもつ色を選んだりすると、素敵なプレゼントになるでしょう。代表的な色のイメージと意味を以下にまとめています。

色のイメージと意味
  • 赤:興奮・強さ・情熱・元気など
  • ピンク:幸福・可愛い・やわらかい・甘いなど
  • 黄:明るい・楽しい・元気・希望など
  • オレンジ:温もり・陽気・積極的・活動的など
  • 紫:高貴・神秘的・上品など
  • 緑:癒し・平和・生命力・リラックスなど
  • 水色、青:爽やか・冷静・清潔など

色のイメージをまるごとプレゼントしたい場合は、あえて一色でまとめた花束を贈るのもいいでしょう。たとえば、プロポーズの花束は、赤いバラのみを束ねたものが定番です。赤いバラの愛情という花言葉や本数のもつ意味に加えて、赤い花の情熱的なイメージも含まれたギフトといえますね。

また、相手に元気になってもらいたいときは明るさや陽気を与える黄色やオレンジ色を、幸せな気持ちになってほしいときはピンク色を、リラックスしてほしいときはグリーンを贈るというように、色のもつ効果を期待した選び方も素敵です。

色の組み合わせを決める

せっかく複数の花を使って作る花束ですので、色の組み合わせを工夫してみましょう。このときに役立つのが「色相環」です。色の波長を元に色を環状に配列構成したもので、隣合わせに並ぶものを「類似色」、向かい合うものを「反対色」といいます。類似色を選ぶと統一感のある花束に、反対色を選ぶとメリハリのある花束に仕上がります

また、反対色の隣に並ぶ「対照色」を入れると、メリハリができつつなじみやすくなります。

色相環による組み合わせの例
  • 類似色:黄+オレンジ、水色+薄紫
  • 反対色:オレンジ+青、紫+緑
  • 対照色:黄+紫、緑+朱色

色相環に加えて、色選びで意識したいのが「トーン」です。色の明暗(明度)や濃淡(彩度)を意味し、彩度の高いものはビビットカラー、彩度が低く明度が高いものはパステルカラーというように分類されます。色の組み合わせ方や仕上がりのイメージづくりに役立つため、押さえておくと便利です。

組み合わせの例
  • 青+水色+紫:落ち着いたイメージ
  • 赤+ピンク+白:可愛らしく幸せを感じられるイメージ
  • 黄+緑+白:ナチュラルで癒しを与えてくれるイメージ

差し色でよりおしゃれに

花束にアクセントを加えて、全体を引き締めるのに役立つのが差し色です。たとえば、淡い同系色でまとめられた花束に濃い色を加えると、統一感を崩さずに引き締まって見えます。また、統一感のある色合いにあえて反対色を差し色として入れると、効果的なアクセントとなり、目を引く花束になります。

花束がぼやけて見えるときや個性がほしいときには、差し色を加えるといいでしょう。上手に使うことで、よりおしゃれ感の高い素敵な花束に仕上がります。

ラッピングも重要

花束にはラッピングが欠かせません。ラッピングペーパーやリボンの選び方も重要です。とくに、多くの面積を占めるラッピングペーパーの色選びを工夫すると、より素敵な花束になります。統一感を崩さず失敗を避けたいなら、花と同系色のものを選びましょう。同系色の花束ではない場合は、なかの花と同じ色を使うのもいいでしょう。

逆に、ラッピングペーパーを反対色にして印象を強めることもできます。ナチュラルに仕上げたいなら茶色やベージュ、グリーンなど自然の色を、スタイリッシュにまとめるには、黒やグレーを使うのがおすすめです。

リボンの色や素材にもこだわろう

リボンは、ラッピングペーパー、花との組み合わせを考慮して選びましょう。あえて色味のない麻紐やペーパーリボンを選んでもおしゃれです。もちろん、リボンを差し色にしても素敵ですね。

リボンもペーパーも、色だけでなくさまざまな素材があります。素材から得るイメージも含めて選ぶといいでしょう。

花束は保存が難しい?長持ちさせる方法

花束は保存が難しい?長持ちさせる方法

生花でできた花束は切り花のため、そのままの状態では長持ちしません。贈る前や受け取ったあとの管理の仕方次第で、寿命も変わってしまいます。長持ちさせるためにはどのようなことに気をつければよいのか見ていきましょう。

涼しい場所で管理

切り花は高温の環境では傷みやすくなってしまいます。できるだけ涼しい場所で管理しましょう。プレゼントする場合は、あまり早く調達すると渡すまでに傷んでしまいますので、時間を逆算して手配することをおすすめします。夏場はクーラーの効いた部屋で、冬場は暖房の影響を受けない涼しい部屋で立てて置いておいてください。受け取ってからも、温度管理に気をつけることは同じです。

すぐに生けるのが基本

そのまま置くだけで飾れるタイプの花束を除き、できるだけ早くラッピングを外して花瓶に生けましょう。

茎をカットしたりする時間がない急ぎの場合は、とりあえずバケツなどに水を張り、まとめて生けておくだけでもOKです。

生けたあとも、涼しい場所で管理しながらこまめに水替えをして清潔な状態を保ちましょう。

ドライフラワーや押し花に加工

花束を花瓶に生けてお手入れを心がけた場合、花によっては2週間ほど美しい状態を保てるものもあります。ただし、それ以上長持ちさせるとなると、生花のままでは難しいです。花束の長期保存をご希望の場合は、新鮮なうちに乾燥させてドライフラワーか押し花として保管するといいでしょう。保管の状態がよければ、数ヶ月~1年ほどきれいな状態を楽しめます。

保管のポイント
  • 直射日光を避ける:色あせやひび割れの原因となるため。強い光の当たらない場所に飾ろう
  • 湿気を避ける:乾燥した花材のため、湿気を吸うと傷んでしまう。風通しのよい場所に飾ろう
  • ほこりに注意:長期保存できるため、飾りっぱなしになりがち。こまめに取り除くかケースに入れよう

シンフラワーで大切な花束を保存しよう

シンフラワーで大切な花束を保存しよう

ウェディングブーケや贈り物でもらった花束は、記念品として長く手元に残したいと思う方も多いのではないでしょうか。お花の保存加工専門店シンフラワーでは、大切な花束を手作業にて保存性の高い花材に加工し、そのまま飾れるインテリアアイテムにアレンジします。花束を美しいままできるだけ長くそばに置いておきたいという願いも、シンフラワーにお任せいただければ叶いますよ。

ここからは、シンフラワーで花束を保存するメリットや具体的な保存の仕方を紹介します。

生花の花束を美しく長期保存

シンフラワーで保存加工を行った花は、一般家庭で加工した場合と比べてより長期間美しい状態をキープできるのが特徴です。専門店によって保存加工技術は異なりますが、シンフラワーではすべての工程を手作業で行います。一つひとつの花に合った方法で丁寧にドライフラワーや押し花にしていくため、完成品にムラがありません。褪色(色あせ)の起きやすい淡色の花は、色の定着作業や必要に応じて着色も行いますので、生花と同じ鮮やかな色合いが長続きします。

ドライフラワーで花束をまるごと保存

ドライフラワーで花束をまるごと保

生花の花束は、一旦ほどいて一輪ずつ丁寧にドライ加工します。その後、好みの形にアレンジして完成となります。花束の保存加工で人気なのは、元々の花束の形と同じように束ね直して、立体的なフレームやボトルに閉じ込めたアレンジです。ラッピングペーパーやリボンも一緒に残せますので、花束をまるごと保存したような仕上がりになります

一部の保存も可能

花束のなかから気に入ったお花を数輪、または一輪だけ保存することも可能です。

シンフラワーで仕上げるアイテムはサイズもさまざまですので、希望の残し方に合わせて選びましょう。

押し花で花束を平面的に保存

押し花で花束を平面的に保存

シンフラワーでは、生花の花束を押し花にして保存することもできます。押し花も、ドライフラワーと同様に一つひとつ丁寧に押して乾燥させたあと、好みのレイアウトに組み立て直します。花束型のアレンジを選べば、平面状になった花束を飾って楽しめます。

アレンジも可能

花束型のほか、リース型やハート型、敷き詰め型など、さまざまなアレンジを選べます。

ラッピングペーパーやリボンも一緒に保存できます。

なお、ドライフラワーにも押し花にも、刻印サービスがありますので、記念日やお名前などを入れて飾ることも可能です。長く飾って楽しめるため、デザインやサイズなど、お部屋にぴったりなものをじっくり選んでくださいね。

まとめ

花束は、マナーや相手の好みを踏まえた選び方を基本とし、予算やサイズ、色合わせを考えて決めるのがおすすめです。オーダーする際には、どのようなシーンでどのような方に贈るのか伝えて相談するといいでしょう。相手の好みやイメージがはっきりしない場合は、色のもつ意味やイメージを参考にすると選びやすくなります。

花束を贈る前や受け取ったあとは、温度管理をはじめ取り扱いに気をつけましょう。お手入れ次第で長持ちさせることも可能ですが、長期保存は難しいです。記念の花束は、保存加工専門店シンフラワーでドライフラワーか押し花に加工すると、年単位で保存できます。大切な花束を手元に残したい場合は、ぜひご利用をご検討ください。

この記事のまとめ
  • 花束の選び方は、シーンに合わせたマナーや相手への配慮を第一にするとよい
  • 色合わせで花束の印象が変わるため、色に関する知識をもつと選び方が豊かになる
  • 生花の花束の保存には加工が必要。新鮮なうちに乾燥させるのがおすすめ

関連ワード

結婚式

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保存の種類や方法

バラの押し花は難しい?失敗しない作り方とは

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

バラの押し花は難しい?失敗しない作り方とは

大切な花や思い入れの強い花は、枯れてしまう前に押し花にすれば保存できます。押し花はご自宅でも簡単に作れますが、花の種類に合わせた方法を選ばないと、失敗してしまうことも少なくありません。とくに、フラワーギフトの定番でもある「バラ」の花は、手元に残しておきたい方も多いですが、押し花にするにはコツが必要です。

そこで今回は、バラのきれいな押し花の作り方を解説します。もらった花束に入っていたバラやご自身で育てたバラなどで押し花を作り、形ある思い出として残しませんか?バラの特性を踏まえて、失敗しない押し花作りをマスターしましょう。

この記事はこんな人におすすめ
  • バラを使った押し花の作り方を知りたい方
  • 押し花作りで失敗した経験のある方
  • もらった花束などの大切なバラを手元に長く残したい方

バラを押し花にするのは難しい?

バラを押し花にするのは難しい?

バラを自己流で押し花にしてみたけど、あまりきれいに仕上がらなかった…。作ることはできたけれど、すぐに色あせが起きてしまった…という経験のある方は、少なくないようです。バラを押し花にするには、適切な方法を選ぶ必要があります。押し花は、ただそのまま押せばよいというわけではありません。花に合わせて下準備をしたり、方法を工夫したりすると成功しやすいのです。

花にはさまざまな種類があり、特徴もそれぞれ異なります。押し花にしやすい特徴をもつ花と、逆にあまり向かない特徴の花があるため、まずは押し花にしたい花がどちらのタイプなのか知っておくといいでしょう。

押し花に向く花と向かない花の特徴

押し花に向く花の条件として、第一に挙げられるのが「水分が抜けやすい花」であることです。具体的には、花びらが薄い(花全体に厚みがない)、花びらが少ない(あまり重なり合っていない)、凹凸が少ない(立体的ではない)といった特徴のある花。このような花は、平面状にしやすく、もともとの水分量が少ないこともあり、簡単に押し花にできます。たとえば、以下のような花は押し花向きといわれています。

押し花に向く花の例
  • パンジー、ビオラ
  • アジサイ
  • アネモネ
  • サクラ
  • コスモス
  • ナデシコ

逆に、花びらや花全体が分厚い、花びらが多く重なり合っている、凹凸が多く立体的という特徴をもつ花は、水分が抜けにくいです。このような花を押し花にするのは、前述の花と比べると難しいといえるでしょう。バラも立体的な花ですので、こちらの仲間に含まれます。

押し花に向かない花の例
  • バラ
  • チューリップ
  • ユリ
  • ガーベラ

ガーベラはバラやチューリップに比べるとあまり立体的な形状ではありません。ガクの部分を削ぐなど厚みを減らす下処理を行えば、そのままの形で押し花にすることは可能です。しかし、バラのような立体的な花は、そのまま押し花にしてもきれいに仕上がらないため注意が必要です

バラをそのまま押し花にするとどうなる?

立体的な構造のバラをそのままの形状で押し花にすると、重なり合っている部分に圧力がかかるため、花びらに不要なシワができてしまいます。また、厚みのある部分が重なり合ってさらに分厚くなるため、水分が抜けきれません。乾燥が不十分になりやすく、茶色っぽく変色したり、場合によってはカビが生えてしまったりすることもあります。

バラの色や形を美しく残したいなら、そのまま押し花にする方法は向きません。バラできれいな押し花を作るには、押す前にひと手間かけることが大切です。少し手間はかかりますが、難しいことではないので、諦める必要はありません。どのようなひと手間が必要なのか、詳しく見ていきましょう。

バラをきれいな押し花にするコツ

バラのような立体的な花はそのまま押してもきれいに仕上がりません。そこで、花びらを一枚ずつに分けて押す方法がおすすめです。花の部分だけを使う場合は、花びらがちぎれないよう根元から丁寧に分けて一枚ずつに分解しましょう。バラの葉っぱで押し葉を作りたい場合は、葉を茎から切り離して数枚取っておきます。

茎も使いたい場合は、厚みを削いで薄くしてから押すと乾燥しやすいです。花びら、葉、茎に分解し、それぞれ厚みが違うため、別々に押すようにしましょう

完成したら組み立てよう

分解したバラの押し花ができたら、完成後にバラの花の形に組み立てていきます。

まんべんなく平らになりしっかりと乾燥しているため、平面状のバラとして長く楽しむことができますよ。

バラの押し花の作り方

バラの押し花の作り方

ここからは、バラを使った押し花の作り方を詳しく紹介していきます。下準備の具体的な方法や使用するものを含め、重しをする基本的な方法を説明します。押し花は乾燥させて仕上げるものですので、湿度の高い環境では完成までに時間がかかり、仕上がりも悪くなってしまいます。押した状態でしばらく置いておく際には、風通しのよい場所を選んでください

きれいに仕上げるための下準備

バラの花びらを分解する際は、手でちぎるように取るのではなく、ガクの根元を切って取り外す方法がおすすめです。手で引き抜こうとすると途中でちぎれたり、花びらが引っ張られて変形したりするため、失敗しやすくなってしまいます。根元の部分に切り込みを入れれば自然と花びらが外れますので、カッターなどを使って丁寧に取り外してください。ただし、切り込みすぎると花びらまで切れてしまいますので、根元の部分を慎重に削ぐようにカットしましょう

葉はハサミでカットして、花びらと同様に1枚ずつに分けておきます。茎を使う場合は、縦半分に削いでおきましょう。飾る(使う)際は断面を裏側にすれば見えないため、薄くしてしまっても問題ありません。下準備ができたら、押し花を作りましょう。用意するものと手順は以下のとおりです。

用意するもの
  • 押し花にする花(下準備のできたバラ)
  • 4つ折りにした新聞紙(2セット)
  • ティッシュペーパー
  • 重しとなるもの(分厚い本など)
  • ピンセット

押し花にする手順

【手順】

① 新聞紙にティッシュペーパーを敷き、ピンセットでバラの花びらを並べる

② 並べたバラの花びらの上にティッシュペーパーと新聞紙を重ねる

③ 重し(本など)を花びらがずれないようまっすぐのせる

④ そのまま1週間程度置いて乾燥したら完成

 

風通しのよい環境を確保できない場合は、新聞紙ごと乾燥剤とともに保存袋に入れて密封するといいでしょう。また、日が経つにつれバラの花びらから水分が出てティッシュペーパーや新聞紙が湿ってきます。2~3日に1回程度を目安に、途中で新聞紙を交換すると、より乾燥しやすくなりきれいに仕上がりやすいです

また、完成までの時間は目安ですので、取り出してみて花びらが湿っていないか確認しましょう。まだしんなりしていたら、もうしばらく置いてしっかり乾燥させてください

アイロンや電子レンジを使った方法も
  • アイロン:ティッシュペーパーでバラを挟み、低温のアイロンを少しずつ当てて乾かす
  • 電子レンジ:キッチンペーパーとダンボールでバラを挟み、加熱して乾かす

どちらの方法も、加熱しすぎると焦げてしまうため注意が必要です。少しずつ様子を見ながら、足りなければ再加熱するようにしましょう。基本の押し花の作り方と、アイロン・電子レンジを使う作り方をさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひチェックしてください。

完成した押し花の保管方法

できあがった押し花をすぐに使わない場合は、適切な方法で保管しておきましょう。注意したいのが、湿気と直射日光です。乾燥している押し花が水分を吸うと劣化してしまいます。必ず乾燥剤と一緒に密封できる保存袋に入れて保管しましょう。形崩れが心配な場合は、厚紙などを一緒に入れておくのもおすすめです。押し花は、直射日光を浴び続けると色あせやひび割れが起きてしまいます。引き出しやクローゼットのなかなど、直射日光など強い光の当たらない場所で保管してくださいね。

押し花のほか、立体的に乾燥させるドライフラワーも同様に湿気と直射日光が苦手です。バラを保存できる花に加工したら、長持ちさせるためにも保管する環境には十分気をつけてください。

作った押し花は、さまざまなアレンジで楽しみましょう。分解したバラを組み立ててフレームに閉じ込め、押し花アートとしてお部屋に飾るのもおすすめです。ほかにも以下のような使い方ができます。

押し花のさまざまな使い道
  • しおり、シール:花びらを1枚ずつ閉じ込めるのもおしゃれ
  • ボタニカルキャンドル:バラの香りのアロマオイルを使うのがおすすめ
  • ハーバリウム:ドライフラワーで作るのが一般的だが、バラの花びらを入れるのも魅力的

バラを長期保存できる押し花にする方法

バラを長期保存できる押し花にする方法

バラの花は、下準備を行うことできれいな押し花にできることをお伝えしました。ご自宅で作るのも難しくありませんが、高い保存性を求めるなら専門店での加工も選択肢のひとつです。一般的な押し花の寿命を上回る保存が可能になり、仕上がりの美しさも違います。

ここからは、バラの長期保存を目的とした押し花の作り方として、専門店での保存加工について紹介します。一般家庭で作った押し花と何が違うのか、詳しく見ていきましょう。

押し花の寿命と経年劣化

押し花の寿命は、一般的に1~3年程度とされています。寿命に幅があるのは、押し花に使った花の種類や作り方の違い、保存環境の違いを考慮しているからです。押し花は花の鮮度が高いうちに作ったほうが美しく仕上がりますので、押し花にしたタイミングによっても寿命は左右されます。

そして、保存期間中も、自然物ですので少しずつ色あせなどの劣化が進んでいきます。生花と違って水分がなく腐敗しないため、見た目の劣化が著しくなったときが寿命を迎えたと捉えるタイミングとなるでしょう。そのため、一般的な寿命より早く劣化がひどくなるケースもありますし、逆に3年を超えても手元に残せる程度の品質を保てる可能性もあります。

専門店での押し花加工

専門店で加工した押し花は、一般的な方法ではなく特殊な技術を使った加工方法を採用しています。具体的には、色あせなどの劣化を置きにくくするための色素定着、花の色によっては色あせをカバーするための着色などを行います。そのため、劣化スピードが一般的なものよりも極めて遅く、数年~数十年単位での保存が可能になります。

ブーケ保存の需要で増加

花の保存加工専門店は、ウェディングブーケを手元に残したいという花嫁様からの需要の高まりを受け、増えてきました。

押し花のほか、ドライフラワーも選べるお店が多いです。

専門店に加工依頼をすれば必ず保存性の高い美しい押し花に仕上がればいいのですが、実際はお店によって仕上がりや保存期間に差が出るため注意が必要です。機械作業に頼ればリーズナブルな料金に抑えられますが、美しい状態をより長く楽しみたいなら、手作業で丁寧に仕上げるお店を選ぶことをおすすめします。

バラの押し花はシンフラワーで作ろう

バラの押し花はシンフラワーで作ろう

バラは、ウェディングブーケやプロポーズの花束にも用いられる花です。そのため、保存加工専門店でも最も取り扱われることの多い花といえるでしょう。大切なバラを美しいまま半永久的に保存したい…という方は、ぜひシンフラワーにご相談ください。シンフラワーでは、すべての工程を手作業にこだわり、一つひとつのお花を丁寧に心を込めて加工します

バウェディングなどに限らず、お誕生日や記念日などでもらった花束など、多様なシーンでの思い入れのあるお花をお預かりします。ここからは、シンフラワーの押し花の特徴やおすすめ商品を紹介します。

シンフラワーの押し花

シンフラワーでは、お客様からお預かりした大切なお花を、その花に合った最適な方法で丁寧に加工します。バラの場合は、前述のとおり花びらをバラバラにして一枚ずつ丁寧に押していきます。しっかりと乾燥させたあと、お客様のご希望されるイメージに合わせて、色や形を整えます。その後、丁寧に組み立てながらアート作品に仕上げますので、まるで生花がそのまま平面状になったかのような美しさが持続するのが魅力です。

一般的には押し花に向かない花でも、それぞれの花に合った方法で美しく仕上げます。ご自宅では押し花にできない…と諦めてしまう前に、ぜひ一度ご相談ください。

以下のページにて、シンフラワーの押し花について作業工程や仕上がりを詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。

※シンフラワーの押し花について

押し花シリーズの魅力

シンフラワーで加工した押し花は、「押し花シリーズ」というさまざまなアイテムにアレンジされます。平面状のフレームアレンジで、サイズやデザインのバリエーションが豊富です。たとえば、ブーケの形に組み立てたデザインを選べば、ウェディングブーケをできるだけそのままの形で残したいという願いが叶います。

また、ブーケ型デザインでは、包装紙やリボンもそのままフレームに閉じ込めてアレンジできます。お祝いにもらった花束などを残す場合は、ぜひ包装紙やリボンなどのラッピング材も一緒に預けてください。

ほかにも、リース型やハート型、敷き詰めタイプなど、お花の配置の仕方を好みでお選びいただけます。刻印サービスもありますので、ウェディングや記念日のお花を押し花にする場合は、お名前や日付を刻印してはいかがでしょう。プロポーズのお花を押し花にして、ウェルカムボードとして活用するのも素敵です。フレームのデザインも多様な種類から選べますので、お部屋のインテリアに合うものをお選びください。

押し花シリーズについては、以下のページより詳しい商品をご覧いただけます。

※シンフラワーのおすすめ「押し花シリーズ」はこちら

バラで作れるインテリアアイテム

シンフラワーでもバラの加工実績は多く、たくさんの大切なバラを押し花にしてお客様のお手元にお戻ししてきました。シンフラワーでは、一般的な押し花シリーズに加えて、プロポーズの定番である「108本のバラ」をまるごと残せる商品「トレンタ」もご用意しています。108本のバラをご自身ですべて押し花にするのは至難の業ですが、シンフラワーにお預けいただければ、そのままの姿を平面状のフレームアレンジにすることができます。

赤いバラはドライフラワーにすると黒っぽくなりがちですが、押し花なら本来の赤みがそのまま残りやすいです。そのため、シンフラワーでは赤いバラの保存には押し花をおすすめしています。「トレンタ」は100本以上のバラ専用商品ですが、押し花シリーズにはほかにも多様なサイズ、デザインのラインナップがあります。お部屋にぴったりなものをぜひ見つけてください。

シンフラワーでは多様な花を押し花に加工しておりますが、とくにバラの押し花に関しては実績豊富で強みを持っております。ウェディングやプロポーズで活躍した特別なバラを理想の形で残すことができたと、多くのお客様からお喜びいただいています。シンフラワーのレビューでも、バラの押し花に関するご感想を多くいただいていますので、ぜひチェックしてみてください。

以下のページでは、バラで作れるシンフラワーのアイテムについて、ドライフラワー用の商品も含め紹介しています。ぜひご覧ください。

※シンフラワーのおすすめ「バラ~オススメ商品~」はこちら

まとめ

バラは立体的で水分の多い花のため、一般的な方法で押し花にすると失敗しやすいです。きれいに仕上げるには、花びらを一枚ずつに分解してから押す作り方を選びましょう。花びらが乾燥して押し花が完成したら、元のバラの形をイメージしながら組み立てると平面状の美しいバラになります。湿気や直射日光を避けて保存しながら、さまざまなアレンジを楽しんでください。

バラはウェディングやプロポーズでも用いられる花で、手元に残したい方も多いです。一般的な押し花の作り方では1~3年程度で寿命を迎えてしまいますが、保存加工専門店に依頼すれば、数十年に渡る保存もできます。仕上がりの美しさや保存性の高さを求めるなら、手作業で丁寧に加工するシンフラワーのご利用をぜひご検討ください。

この記事のまとめ
  • バラは水分が多く立体的な構造のため、きれいな押し花にするには分解してから押す方法がおすすめ
  • 押し花にしたバラは、適切な方法で保存しながらハンドメイド資材として活用しよう
  • できるだけ長く手元に残したいバラは、保存加工専門店で押し花にするとよい

関連ワード

結婚式

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保存の種類や方法

ユリをドライフラワーにして保存!きれいに仕上げる方法

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

ユリをドライフラワーにして保存!きれいに仕上げる方法

エレガントな雰囲気と香りが印象的なユリは、冠婚葬祭にも欠かせない花です。生花を記念として保存したい場合はドライフラワーに加工する方法がありますが、ユリで作ることはできるのでしょうか。ユリのドライフラワーはあまりメジャーではないため、見かけたことのない方も多いかもしれません。

そこで今回は、ユリをドライフラワーにする方法を紹介します。きれいに仕上げるには、ユリとはどのような花なのか、特徴を踏まえておくことも大切です。ユリに関する基礎知識を押さえ、ドライフラワー作りに挑戦しましょう。

この記事はこんな人におすすめ
  • ユリをドライフラワーにする方法を知りたい方
  • ユリについて詳しく知りたい方
  • 美しく長期保存できるユリのドライフラワーを作りたい方

ユリはどんな花?

ユリはどんな花?

ユリの原産地は、主に北半球の温帯域です。6~8月が旬のユリ科ユリ目の植物で、日本でも山の斜面などに自生しているヤマユリなどがよく見かけられます。冠婚葬祭でも用いられる定番の花のため、生花店では旬に限らず通年取り扱われ、さまざまな種類のユリが販売されています。

現在は品種改良により多様なユリが存在しますが、原種はアジア、とくに日本生まれのものたくさんあります。日本で自生する原種は15種類あり、ヤマユリをはじめ、スカシユリやササユリ、テッポウユリなどが日本固有種です。ユリの特徴や種類について詳しく見ていきましょう。

ユリの特徴

ユリの花は、基本的に6枚一対の花びらで構造され、外側3枚、内側3枚に別れています。ユリというと白色が一般的ですが、ほかにも黄色やピンク、オレンジなど多様な色があります。茎の細さに対して花が大きく、風が吹くと花が揺れることがユリという名前の由来になったといわれています。「揺すり」→「ユリ」に変化したという説です。

ユリ全体には、「純粋」や「無垢」という花言葉があります。ユリの優雅で上品な姿にぴったりで、プレゼントにもふさわしいですね。また、以下のように色によって異なる花言葉ももちます。

ユリの色別花言葉
  • 白:「純潔」「威厳」「甘美」
  • 黄色:「陽気」「偽り」「不安」
  • ピンク:「虚栄心」
  • オレンジ:「華麗」「愉快」

ご覧のとおり、黄色やピンクのユリには、ネガティブな意味合いの花言葉もあります。贈り物として扱う際には注意が必要です。一般的に花言葉はほかの花と組み合わせると意味が和らぐとされています。数種類の色や違う種類の花と組み合わせるのもいいでしょう。ただし、黒いユリには「復讐」や「呪い」という花言葉があるため、贈り物には不向きです。

ユリの種類

現在流通するユリには、原種から交配を経たさまざまな種類のものがあります。原種のグループを元にした分類、さらに交配により誕生したグループを加えたものなど、分け方は多様ですが、一般的に生花店では「オリエンタルユリ」「テッポウユリ」「スカシユリ」「LAユリ」の4グループに分けて取り扱うことが多いです。

ユリのグループのなかでも代表的なのがオリエンタルユリです。そのうち、最もポピュラーな品種であるカサブランカは、ギフトフラワーとしてもとくに人気と高い知名度を誇ります。

カサブランカ

オリエンタルユリを代表する品種「カサブランカ」は、純白の大きな花と強い芳香が特徴です。

「ユリの女王」ともいわれ、ほかのオリエンタルユリの倍くらいの市場価値があります。

ユリのドライフラワーは難しい?

ユリは水分が多いですが、花びらは内側から外側にかけて少しずつ薄くなっています。そのため、乾燥すると花びらが丸まる性質があります。ドライフラワーにする場合、乾燥までに時間がかからないことが美しさのカギとなります。水分が多いユリは乾燥までに時間を要し、さらに花びらの厚みにムラがあることから、ドライフラワー加工の難易度は高めです。ユリをドライフラワーにする際には、これらの性質を理解したうえで加工方法を選ぶといいでしょう。

簡単にドライフラワーにできる花ではないですが、諦める必要はありません。コツを踏まえながら適切な方法で加工することが大切です。ここからは、ユリをドライフラワーにするために知っておきたいことや作り方について、詳しく見ていきましょう。

ユリをドライフラワーにする方法

ユリをドライフラワーにする方法

一般家庭でドライフラワーを作るには、主に4種類の方法があります。花によって適切な方法は異なり、水分の多いユリの場合は4種類のうち「ハンギング法」か「シリカゲル法」の2種類の方法で作れます。ドライフラワーは、作り方によって仕上がりが異なるため、どのような形に仕上げたいか考えて方法を選ぶといいでしょう。

ハンギング法とシリカゲル法の特徴や注意点、ユリをドライフラワーにする手順をそれぞれ紹介します。

ハンギング法

ハンギング法は、風通しのよい場所に生花を吊るして自然乾燥させる方法です。ドライフラワー作りといえばハンギング法といわれるほど定番の方法で、特別な道具を用意する必要もないため気軽に始められます。茎の付いた状態で乾かすため、茎を生かしたアレンジを楽しめる点も魅力です。ただし、乾燥までに時間がかかるため、色や形の変化が大きいというデメリットもあります

ユリなど水分の多い花ほど褪色や縮みなどの変化が出やすいため、生花に近い姿で残したい場合はおすすめできません。また、花びらや花粉が落ちやすい点にも注意が必要です

花粉に注意

ユリをハンギング法で乾かすと、花粉が自然に落ちていきます。

衣類や布製品に付着すると取れなくなる場合もあるため、吊るす場所には気をつけましょう。猫にも有害なため、誤食しないようにしてください。

ハンギング法でユリをドライフラワーにする手順は以下のとおりです。

【手順】

① 直射日光の当たらない風通しのよい場所に、麻紐を張って固定する

② ユリの茎に麻紐をきつく巻き付け、張った麻紐にくくり付けて吊るす

③ 複数のユリを吊るす場合は、ユリ同士が重ならないよう間隔をあけて吊るす

④ 2週間ほどそのまま吊るし、乾燥させる

 

花や葉が少し縮み、色が濃くなりカサカサと音がするまで乾かしましょう。白いユリをハンギング法でドライフラワーにすると、茶色っぽくくすんでしまいます。褪色を避けたい場合はシリカゲル法がおすすめです

シリカゲル法

シリカゲルという乾燥剤に花を埋め込んで、水分を吸着させながら乾かす方法です。ハンギング法では風通しのよい場所を確保する必要があり、空間の湿度に左右されますが、シリカゲル法は環境に影響を受けにくいというメリットがあります。ただし、シリカゲルと花を閉じ込めるための密閉容器の用意が必要です

ユリのように大きな花をドライフラワーにする場合は、たくさんのシリカゲルと大きな容器を使います。複数のユリを一度に乾燥させるとなると、準備物の面から難しいかもしれません。

食品に入っているシリカゲルは代用可能?

食品に添付されているシリカゲルは粒子が大きいため、ドライフラワー作りには向きません。

粒子の細かいドライフラワー専用のものを使いましょう。

また、シリカゲル法では茎をカットして花の部分のみを乾燥させます。茎を使ったアレンジがしたい場合、人工的に茎を付けるワイヤリングという作業が必要です

シリカゲル法でユリをドライフラワーにする手順を見ていきましょう。

【手順】

① シリカゲル(ドライフラワー用)を密閉容器に深さ3cmほど敷き詰める

② 少しくぼみを作り、茎を切り落としたユリの花をのせる

③ ユリの花に少しずつシリカゲルをかけ、花全体が隠れるようしっかりと埋める

④ 蓋を閉めて1~2週間ほど置いて、乾燥させる

 

シリカゲルがユリの花の隙間にも行き渡るよう、しっかりとかけるのがポイントです。目安は1~2週間ですが、取り出して優しく触れてみてカサカサしていない場合は、もうしばらく乾燥させましょう。

ユリのドライフラワーを楽しもう

ユリのドライフラワーを楽しもう

ユリのドライフラワーが完成したら、アレンジして楽しみましょう。ハンドメイド資材として保管することもできますが、ご自宅で作ったものは寿命があまり長くありません。しまい込んでいるうちに褪色が進んでしまう可能性もあるため、きれいなうちに飾って楽しむのがおすすめです。

ハンギング法とシリカゲル法では仕上がりが異なるため、それぞれに合ったアレンジの仕方を紹介します。また、できるだけ長持ちさせるために、保管する環境についても見ていきましょう。

ドライフラワーの楽しみ方

ハンギング法で作ったユリは、ほかのドライフラワーと組み合わせてスワッグにして飾りましょう。くすんだ色合いも、ナチュラルなスワッグに生かせます。

ユリ自体が大きく存在感のある花のため、組み合わせる花材は小花やグリーン、実ものなど、脇役に向くものがおすすめです。茎をざっくりと束ねて、自然素材のリボンを結んだりシックな色合いのペーパーで包んだりすると素敵ですよ。

シリカゲル法のユリは、ハンギング法と比べると褪色が少なく生花に近い姿に仕上がるため、コサージュやアレンジメントに使えます。存在感を生かして、リースやボックスフラワー、ドームアレンジのアクセントに用いるのもおすすめです。

ユリのドライフラワーを長持ちさせるコツ

ドライフラワー全般に該当することですが、直射日光と湿気を避けて飾るのが一番のポイントです。直射日光は色あせやひび割れ、湿気は劣化やカビの原因となりますので、風通しのよい日陰で管理するようにしてください。ドライフラワーは生花より長持ちする反面、水替えなどのお手入れがいらないことから、飾りっぱなしになりがちです。その結果、ほこりが溜まってしまうことも。ほこりをこまめに取り除くのは面倒…という方は、最初からケースに入れて飾るといいでしょう。

ボトルフラワーやフレームアレンジなど、ガラスのケースや板で覆われた状態で飾れば、ほこりが付いても布で拭き取るだけできれいになります。花粉が落ちる心配もないため、衛生的に飾れるおすすめの方法です。

ユリを美しく長期保存したいなら保存加工専門店へ

生花に近い姿でドライフラワーに仕上げたい場合は、ハンギング法よりシリカゲル法を選ぶとよいことをお伝えしました。ですが、一般家庭で美しく仕上げるには限界があります。白いユリは褪色しやすいため、シリカゲル法で作っても期待した仕上がりとは違うものになってしまう可能性も高いです。

ウェディングブーケやプレゼントされた花束など、記念に残したいユリをドライフラワーにするなら、保存加工専門店を利用されてはいかがでしょう。一般的な方法とは異なる専門技術により、色や形を生花に限りなく近い姿で残せます。費用は発生しますが、そのぶん「美しい姿のまま長く楽しめる」という、ご自宅での加工では叶わなかったことが実現できます。

ユリの長期保存はシンフラワーでの加工がおすすめ

ユリの長期保存はシンフラワーでの加工がおすすめ

ウェディングブーケを中心とした生花の保存加工専門店はたくさんありますが、加工方法はお店によって異なります。確実に美しいドライフラワーを手に入れたいなら、手作業で丁寧に加工するシンフラワーのご利用がおすすめです。ここからは、シンフラワーでお作りするドライフラワーの特徴や、ユリを加工した場合の仕上がり方、アレンジについて、制作事例も含め紹介していきます。

シンフラワーのドライフラワーとは

シンフラワーを含むほとんどの保存加工専門店では、シリカゲルを用いて生花をドライフラワーに仕上げます。一般的なシリカゲル法とは異なり、特殊な技術を用いた作業を行うのが特徴です。シンフラワーでは、お客様の大切なお花をより美しく長持ちするドライフラワーにするために、花の状態や種類に適した方法で丁寧に加工していきます。

たとえば、淡色の花をドライフラワーにすると茶色っぽくくすんでしまいますが、色の定着作業を行うことできれいな色合いが持続します。花によっては着色を施すこともありますが、自然な風合いを大切に丁寧に色付けていきますので、違和感のない仕上がりになります。

シンフラワーではどの工程も手作業にこだわり、時間をかけて丁寧に仕上げていきます。そのため、どのドライフラワーも仕上がりにムラがありません。どこから見ても美しい、生花の魅力をそのまま生かしたドライフラワーが完成します。

ユリも美しく保存できる

ユリのようなドライフラワーにするのが難しい花こそ、シンフラワーにお任せください。色の定着作業を丁寧に行うため褪色が少なく、一般的には加工の難しい淡い色のユリも美しく仕上がります。白いカサブランカや淡いピンク色のユリなども、茶色くくすんでしまうことなく、そのままの姿で残せます。また、一般的な寿命を超えた長期保存が可能です。

保証付きだから安心

ドライフラワーの寿命は数ヶ月から1年とされていますが、シンフラワーでは1年を保証期間としています。

保証期間内は無料でお直し可能で、期間が終わってからも有料にてお直しを受け付けます。

シンフラワーの保証期間は、あくまでも無償の期間として設定されたものですので、実際には数年、さらには数十年単位で保存されている方もたくさんいらっしゃいます。なお、シンフラワーで加工したドライフラワーは、すべておしゃれなインテリアアイテムにアレンジしてお返しします。上質なケースに入ったアレンジですので、そのまま好みの場所に飾って楽しんでいただけます。

ユリ(カサブランカ)の保存におすすめのアイテムと制作事例

ユリで作られたドライフラワーは、立体的なフレームに閉じ込めた「3D額シリーズ」か、多様な形状のガラスボトルに閉じ込めた「ボトルブーケシリーズ」にアレンジできます。いずれもサイズやデザインが豊富でオーダーメイドのため、ご希望の形で残せる点が大きな魅力です

ウェディングブーケやプレゼントされた花束を保存したい場合は、ブーケ型のアレンジがよく選ばれています。リボンやラッピングも一緒にアレンジできるため、生花のブーケや花束のイメージをそのまま長期保存できますよ。

押し花も選べる

ユリの押し花をご自宅で作るのは難しいですが、シンフラワーでは美しい姿のまま押し花に加工できます。

平面状のブーケアレンジ「押し花ブーケ」も、ユリの人気商品のひとつです。

シンフラワーで加工したユリのドライフラワーと押し花は、以下のページの商品にアレンジできます。ぜひご覧ください。

【カサブランカ(ユリ)~オススメ商品~】

また、以下のページでは、3D額シリーズのひとつである「フラワーブック」というアイテムを、ユリのドライフラワーで仕上げた制作事例がご覧いただけます。大切な思い出のお写真とともにお花を保存できる商品で、コンパクトなサイズのため飾る場所を選びません。白いカサブランカがきれいな姿のままドライフラワーに仕上げられています。

【制作事例[カサブランカ(ユリ)]】

まとめ

カサブランカを中心とするユリは、日本で古くから親しまれてきた花で、冠婚葬祭でも活躍しています。記念に残すためにドライフラワーに加工するにはやや難易度が高いため、ユリの特性を踏まえて適切な方法を用いる必要があります。とくに白や淡いピンクなどのユリは褪色しやすいため、ご自宅できれいに仕上げることや長期保存することは、簡単ではありません。

褪色や変形を避けるには、ハンギング法よりシリカゲル法を用いるといいでしょう。美しさや保存性の高さを求めるなら、保存加工専門店のご利用がおすすめです。淡い色のユリをきれいなドライフラワーに仕上げて長期保存したい方は、手作業で丁寧に加工するシンフラワーにぜひお任せください。

この記事のまとめ
  • ユリは水分が多く花びらが丸まりやすいため、一般家庭で美しいドライフラワーにするのは難しい
  • 褪色や変形を避けるには、シリカゲル法での加工がおすすめ
  • ユリを確実に美しいドライフラワーにしたいなら、保存加工専門店を利用しよう

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保存の種類や方法

カラーをドライフラワーにして楽しもう!きれいに仕上がる加工方法

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

カラーをドライフラワーにして楽しもう!きれいに仕上がる加工方法

スタイリッシュで優雅な印象とともに、シンプルで個性的なフォルムをもつカラーは、ギフトフラワーとしても人気です。生花のカラーを手元に置いておきたい場合、ドライフラワーにすることは可能なのでしょうか。カラーのドライフラワーは、あまり見かけたことのない方も多いかもしれませんね。

そこで今回は、カラーをきれいなドライフラワーにする方法をお伝えしていきます。カラーとはどんな花なのか、基本的な情報をはじめ、自宅でできるドライフラワーの作り方や美しく仕上げる方法も紹介します。ぜひ最後までお読みください。

この記事はこんな人におすすめ
  • カラーをドライフラワーにする方法を知りたい方
  • カラーについて詳しくなりたい方
  • ウェディングやプレゼントなど思い入れのあるカラーを長期保存したい方

カラーはどんな花?

カラーはどんな花?

カラーは、南アフリカが原産でサトイモ科オランダカイウ属の植物です。和名は、和蘭海芋(オランダカイウ)といいます。都会的な雰囲気が人気を集め、1990年前後より切り花としての需要が一気に高まりました。現在も切り花として用いられる機会の多い花ですが、鉢植え、地植えで育てて楽しむこともできます。

まずは、カラーとはどのような花なのか、特徴や名前の由来、種類、花言葉など、基本的な情報を見ていきましょう。

カラーの特徴

カラーは、1枚の紙をくるっと巻いたような個性的な形状が特徴です。サトイモ科の植物によく見られる独特の構造をもち、紙を巻いたような花に見える部分は「仏炎苞(ぶつえんほう)」で、実は花ではありません。元々は葉だった部分が装飾的な形状の「苞」に変形しました。カラーの花にあたる部分は、中心の黄色い部分の「肉穂花序(にくすいかじょ)」です

一般的には白色のカラーがよく用いられますが、ほかにも多様な色が存在します。なお、カラーという名前の由来には、諸説あります。

名前の由来

ギリシャ語で美しいを意味する「カロス」が由来という説や、襟(エリ)のような形の仏炎苞が由来という説が有力とされています。

カラーの種類

カラーには、沼地などで育つ湿地性の品種と、陸地で育つ畑地性の品種があります。水辺で育つ花という印象がもたれがちですが、多くは畑地性の品種です。カラーの原種には、オランダカイウ(白)、キバナカイウ(黄)、モモイロカイウ(ピンク)など7~8種あるとされています。これらのうち、湿地性なのはオランダカイウのみでほかの原種は畑地性のため、色のある品種改良されたカラーは、ほぼ畑地性です。また、畑地性のものはやや小ぶりに育ちます。

一般的に最もよく見かけられるのは、白いオランダカイウです。この原種から生まれた品種は白や緑、ピンクが中心で、茎が太く仏炎苞が大きいという特徴をもちます。切り花として流通するものには葉がないことがほとんどですが、鉢植えや地植えで育てれば、葉も楽しむことができます。葉の形状は品種によって異なり、湿地性のものはハート形、畑地性のものは細くとがった形が特徴です。

また、カラーには、「華麗なる美」「乙女のしとやかさ」、「清浄」などの花言葉があります。いずれも、ギリシャ語やギリシャ神話が起源とされています。また、カラーは色によっても異なる花言葉をもちます。

カラーの色別花言葉
  • 白:清純
  • ピンク:情熱
  • 黄色:壮大な美
  • オレンジ:熱血、歓喜
  • 紫:夢見る美しさ
  • 黒:贅沢な美

カラーはドライフラワーにできる?

生花を長期保存する方法のひとつに、ドライフラワーへの加工があります。生花を乾燥させて水分を抜く方法です。花に元々含まれる水分量が少ない花は、乾燥が早くきれいなドライフラワーに仕上げられます。たとえば、カスミソウやスターチス、ミモザなどが代表的です。一方、水をたっぷり含む肉厚な花の場合は、しっかり乾燥するまでに時間がかかり、その間に劣化が進んでしまいます

花も茎も水分量の多いカラーは、簡単にドライフラワーにできる花とはいえません。ですが、比較的劣化しやすい茎に対し、花の部分(仏炎苞と肉穂花序)は丈夫です。傷みやすい茎の部分はドライフラワーに不向きですので、花の部分のみを加工するといいでしょう

ここからは、カラーをドライフラワーにする方法を詳しくお伝えしていきます。

カラーをきれいなドライフラワーにする方法

カラーをきれいなドライフラワーにする方法

カラーは肉厚で水分量が多く乾くのに時間がかかるため、ドライフラワーにするのが難しい花とお伝えしました。ですが、決して作れないわけではなく、工夫次第できれいに仕上げることは可能です。カラーをこれから入手してご自宅でドライフラワーにする場合は、品種の選び方に注意するといいでしょう。

また、ドライフラワーを作るにはさまざまな方法がありますが、カラーをきれいに乾燥させるには方法を選ぶことも大切です。

カラーをきれいなドライフラワーにするポイント
  • 品種の選び方を工夫する
  • カラーに合った作り方(方法)を選ぶ

以上の2つのポイントについて、もう少し詳しく見ていきましょう。

ドライフラワーにしやすい種類を選ぶ

生花をドライフラワーにする際、完全に乾燥するまでに時間がかかるほど変色しやすくなります。短時間で乾燥させたほうがきれいに仕上がるのは、変色のリスクが低いことも理由のひとつです。肉厚で水分量の多いカラーは、どの方法を選んでも乾燥するスピードは比較的ゆっくりのため、色あせは避けられません。

そこでおすすめなのが、色あせの目立たない濃色のカラーを選ぶことです。一般的な白いカラーは、ドライフラワーにしたときに色がくすんで茶色っぽくなります。茶色がかることはどの色の品種でも避けられませんが、濃いピンク色や濃い黄色、赤、紫なら褪色が目立たないため、色が濃くなる程度で済みます。これからカラーを入手してご自宅でドライフラワーにする場合は、色の濃い品種を選ぶようにしましょう。

シリカゲル法で作る

ドライフラワーの作り方にはさまざまな方法があり、最もポピュラーなのがハンギング法(自然乾燥法)です。風通しのよい場所で花を逆さに吊るして1週間程度干しておくだけでできるため、手軽にドライフラワーを作れます。ただし、乾燥までに時間がかかるため水分の多い肉厚な花は褪色や変形が起きやすく、カラーをこの方法で美しいドライフラワーにすることはできません。

ハンギング法に次いで知られるシリカゲル法は、乾燥剤のシリカゲルに生花を埋め込み、空気を遮断してドライフラワーにする方法です。シリカゲルの粒子が直接花の水分を吸着しながら乾燥させるため、まんべんなく乾かすことができます

また、ハンギング法では風通しのよさが重要ですが、シリカゲル法では密閉容器に入れて作るため、梅雨時など湿度の高い環境に影響されません

カラーのドライフラワーの作り方

それでは、シリカゲル法でカラーのドライフラワーを作る手順を紹介します。シリカゲル法では茎をあらかじめ取り除いておく必要があるため、事前準備として茎をカットしておきましょう

ドライフラワー作りで用意するものは、以下のとおりです。

用意するもの
  • カラー(茎をカットしたもの)
  • シリカゲル(粉末状、ドライフラワー専用のものが望ましい)
  • 密閉容器(蓋つきのタッパーなど、カラーがすっぽり入るもの)
  • スプーン

【作り方】

① シリカゲルを容器の深さ1/3程度まで入れ、少しくぼみを作ってカラーをのせる

② カラーにシリカゲルを少しずつカラーにかけていく(隙間にもスプーンを使って入れて空間をなくす)

③ カラーが完全に隠れるまでシリカゲルをかけ、蓋をして密閉し1週間ほど置く

④ パリパリに乾燥したら完成(足りない場合はもうしばらく置く)

 

上手に作るコツ
  • 粒子の小さなシリカゲルを使う:カラーの隙間に行き渡るため、ムラなく乾燥する
  • カラーをしっかりと埋める:シリカゲルがかかっていない部分があると、その部分が乾燥しない

完成したドライフラワーはとても繊細です。軽い力でもパリッと割れてしまう場合がありますので、取り扱いは慎重に、優しく触れるようにしましょう

カラーのドライフラワーを楽しもう

カラーのドライフラワーを楽しもう

ドライフラワーになったカラーは、さまざまな飾り方で楽しむことができます。ここからは、完成したドライフラワーの楽しみ方(アレンジの仕方)と、長持ちさせるコツを紹介します。せっかく作ったドライフラワーですので、保管の仕方に気をつけながらぜひ活用しましょう。

ドライフラワーの楽しみ方

シリカゲル法で作ったカラーのドライフラワーは、生花のときと見た目も近い状態で、一輪だけでも存在感があります。コサージュとして活用するのもおすすめですし、ほかのドライフラワーと組み合わせてテーブルフラワーにするのもおしゃれです。

茎のない状態では、実ものや枝もの、エアプランツなどと組み合わせてプレートにアレンジしたり、ボックスフラワー、ボトルフラワーにするのが簡単でおすすめ。また、少し手を加えてリースやフレームアレンジに取り入れるのもいいでしょう。

ワイヤリングもおすすめ

茎を切り落としてしまっていても、根元にワイヤーを通して人工的に茎を作ることができます。

ワイヤリングを施したカラーは、ブーケやスワッグなどにもでき、アレンジの幅も広がりますよ。

スタイリッシュな印象のカラーは、グリーンなどとの相性もバツグンです。ドライにしたグリーンと組み合わせて飾っても、おしゃれなインテリアとなるでしょう。

カラーのドライフラワーを長持ちさせるコツ

ドライフラワーは乾燥した状態だから長持ちするものです。そのため、湿気を吸うと傷んでしまいます。水回りなど湿気のこもりやすい場所や、風通しの悪い場所に飾るのは避けましょう

また、直射日光や蛍光灯の強い光を直接浴び続けると、パリパリに割れたり色あせが一気に進んだりしてしまうため、注意が必要です。日差しの強い窓際などは避け、風通しのよい明るい日陰を選んで飾りましょう

ほこりにも注意

ほこりが付着したままになるとみすぼらしいだけでなく、衛生面でもよくありません。

こまめにほこりを取り除くか、難しい場合はケースに入れて飾るようにしましょう。

生花のようなお手入れが不要なドライフラワーは、同じ場所に飾りっぱなしになりがちです。そうするとほこりも溜まりやすくなってしまいますので、意識的に場所を変えたりするのもいいかもしれませんね。

カラーを美しく長期保存したいなら保存加工専門店へ

シリカゲル法で作ったドライフラワーは、比較的生花に近い姿に仕上がります。ただ、淡い色は褪色が目立つなど、美しい仕上がりには限界もあります。カラーのような水分の多い花の場合はなおさらです。とくに、白いカラーをきれいなドライフラワーにしたい、半永久的な保存を希望するといった場合は、ご自宅でのドライ加工では難しいかもしれません。

そのような場合は、保存加工専門店を利用することもできます。一般家庭で作ったものは数ヶ月~1年程度で寿命を迎えますが、専門店で加工すればより美しく保存性の高いドライフラワーになります。仕上がりの美しさや長期保存を求めるなら、頑張ってご自身で加工するよりも専門店でドライフラワーにする方法が確実です。

保存加工専門店は、ウェディングブーケの保存を目的に広まり、現在は多様なお店から選べます。料金設定や加工後のアレンジ方法はお店によって異なりますので、各店舗の情報を比較しながら選ぶといいでしょう。

カラーの長期保存はシンフラワーでの加工がおすすめ

カラーの長期保存はシンフラワーでの加工がおすすめ

シンフラワーは、ウェディングブーケやプロポーズの花束をはじめ、記念に残したい大切なお花を保存加工する専門店です。先ほど、ドライフラワーへの加工は花によって向き不向きがあることをお伝えしました。一般的には美しく仕上げるのが難しい花でも、シンフラワーにお任せください。花に合った適切な方法で、ベストな状態で残せるよう丁寧に加工いたします。

ここからは、シンフラワーで加工したドライフラワーの特徴や、加工したドライフラワーをアレンジしたアイテムを紹介します。専門店での加工をご検討の方は、シンフラワーもぜひチェックしてみてください。

シンフラワーでドライ加工するメリット

保存加工専門店では、ドライフラワーを作る作業工程において機械に頼るケースも少なくありません。機械作業のメリットには、一度に大量生産できるという効率的な面がまず挙げられます。その一方で、効率を重視するため機械では限界のある作業は受け付けられない、仕上がりにムラができるなど、細やかな対応が難しくなるといったデメリットも少なからずあります。その分、料金がリーズナブルに設定されています。

シンフラワーでは、機械作業のメリットも踏まえたうえで、あえてすべての工程を手作業にこだわります。一つひとつのお花を丁寧に取り扱い慎重に仕上げていくため、どのお客様にもご満足いただける仕上がりが実現します。オーダーメイドでの加工ですので、ご希望に沿ったお花の残し方が叶う点が大きな魅力といえるでしょう。

カラーも美しいドライフラワーになる

カラーはドライフラワーにするのが難しい花です。とくに、白などの淡い色は褪色が目立ちやすいため、ご自宅で加工する場合は濃色を選ぶようおすすめしました。白いカラーをドライにしたい場合は、シンフラワーにお任せください。一般家庭では難しい特殊な技術による色の定着作業を丁寧に行うため、淡い色の花でも褐色が少なく、美しく仕上がります

色の薄いカラーでも安心

白や淡いピンクなど、加工すると茶色っぽくなりがちな色のカラーでも、専門技術によりきれいな姿に仕上がります。

花の種類や色に合った方法で丁寧にドライにしていきますので、最初から濃い色のカラーを選ぶ必要はありません。

ウェディングシーンでも人気の高い白いカラーも、シンフラワーにお預けいただければ、美しさそのままのドライフラワーに仕上がります。

カラーの保存におすすめのアイテム

シンフラワーでは、生花をドライフラワーに加工したあと、多様なインテリアアイテムにアレンジします。お客様のお手元にはアレンジされた状態で戻ってくるため、何も手を加えずそのままお部屋に飾ってお楽しみいただけます。カラーの花束やブーケを一度バラバラにしてドライ加工したあと、束ね直して立体的なフレームやボトルに閉じ込めたアレンジがおすすめです。

フレームはサイズやデザインが選べますし、ボトルはサイズだけでなく形状もバリエーション豊富。刻印プレートもつけられますので、世界にひとつだけの特別な記念品として残すことができますよ

押し花も選べる

ドライフラワーのほか、シンフラワーでは押し花への加工も承っています。

ブーケの形やリース型、敷き詰めなど、さまざまなデザインのフレームアレンジを選べて、平面のためコンパクトに飾れる点も人気です。

カラーをドライフラワーか押し花に加工した場合、どのようなアイテムにアレンジできるか、以下のページよりチェックできます。カラーの保存加工をご検討の方は、ぜひご覧ください。

※シンフラワーのおすすめ「カラー~オススメ商品~」はこちら

まとめ

独特な形状によるスタイリッシュな雰囲気が魅力のカラーは、肉厚で水分量が多いのが特徴です。そのため、乾燥するのに時間がかかりドライフラワーにするには難易度が高い花でもあります。淡色のカラーをドライフラワーにすると褪色が目立ちやすいです。ご自宅で加工する場合は、濃色を選び、シリカゲル法を用いると比較的きれいに仕上がります。

カラーを長期保存できる美しいドライフラワーにしたいなら、ご自身で頑張って加工するよりも保存加工専門店のご利用が確実です。専門店では色を定着させる作業も行うため、白や薄ピンクなどの淡い色でもドライフラワーにできます。大切なカラーを記念品として手元に残したい場合は、ぜひシンフラワーでの加工をご検討ください。

この記事のまとめ
  • カラーは水分量が多く肉厚なため、一般家庭でドライフラワーにするのは難しい花
  • 自宅でカラーのドライフラワーを作りたい場合は、濃色の品種を選びシリカゲル法で作るとよい
  • 淡い色のカラーを加工したい、美しく保存性の高いドライフラワーにしたい場合は、専門店の利用がおすすめ

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枯れない花はプレゼントに最適!種類やメリットを解説

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

枯れない花はプレゼントに最適!種類やメリットを解説

お花はギフトの定番ですが、せっかくプレゼントされたのに枯れてしまうのは悲しい…と感じる方は少なくありません。そこで注目されているのが、「枯れない花」です。生花とは異なる特徴をもつ枯れない花には、長持ちするだけでなくさまざまなメリットがあります。

そこで今回は、枯れない花とはどのような花なのか、種類やメリットなどを、生花との違いを踏まえて紹介します。また、枯れない花をプレゼントする方法に加えて、プレゼントされた花を枯れない花に加工する方法もお伝えします。長く手元に残せる枯れない花を、ぜひ大切な方にプレゼントしたりインテリアに取り入れたりして楽しみましょう。

この記事はこんな人におすすめ
  • 枯れない花について詳しく知りたい方
  • 長持ちする花をプレゼントしたい方
  • 特別な花をきれいなまま手元に残したい方

枯れない花とは?

枯れない花とは?

一般的な生花は数日~2週間程度で寿命を迎え、傷んだり枯れたりするのが自然です。生命力を感じられるナチュラルな生花には、生花ならではの魅力があります。ただ、記念に残したい花でも早期に傷んでしまうことから、手元に残せる枯れない花の需要も高まるようになりました。枯れない花とは、人工的に長持ちするよう加工された花で、生花が原料のものと、生花以外の素材で作られたものがあります。

一般的に活用されている主な枯れない花には、プリザーブドフラワー、ドライフラワー、アーティフィシャルフラワーの3種類があります。まずは、それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

プリザーブドフラワー

生花のようなみずみずしい質感とバリエーション豊富な色味が魅力のプリザーブドフラワーは、生花を加工した花です。特殊加工により水分を抜き染色するため、限りなく生花に近い外観に仕上がり、色あせもしにくいというメリットがあります。一般家庭でも作ることは可能ですが、作業の難易度が高いため、手作りよりは購入する花材というイメージが強いのではないでしょうか。

咲く前の花で作る

プリザーブドフラワーは、開花前の蕾の状態で加工します。そのため、プレゼントされた花束などの咲いた花を美しいプリザーブドフラワーにすることはできません。

高級感のあるプリザーブドフラワーは、さまざまなフラワーギフトにアレンジされて販売されています。染色するため、自然の生花にはない特殊な色の花を作り出せる点も、プリザーブドフラワーが人気を集める理由のひとつです。ほかの花材に比べて高価ですが、見た目の美しさや保存性の高さから、プレゼントに最適といえるでしょう。

ドライフラワー

生花を乾燥させて長期保存できるようにしたのが、ドライフラワーです。プリザーブドフラワーと同様に水分が抜けていますので、重量も生花と比べて軽く、さまざまな飾り方を楽しめます。

生花を自然乾燥させたナチュラルな風合いのドライフラワーが一般的ですが、ほかにもシリカゲルという乾燥剤に花を埋め込んで水分を抜く方法、グリセリン(アルコール)を吸わせる方法など、多様な作り方があります

作り方で仕上がりが変わる

自然乾燥させたドライフラワーは、自然な褪色によるくすみカラー、やや収縮した形などが特徴です。

一方、シリカゲルに埋め込んだドライフラワーは生花に近い姿のまま乾燥します。

自然乾燥により完成したドライフラワーは、アンティーク調の家具や雑貨とマッチします。また、茎ごと残せるため、スワッグなどにして飾る方も多いです。シリカゲル法では加工の際に茎をカットしてしまいますが、生花に近い姿で残したい場合には最適。どのような仕上がりを求めるかによって、作り方を選ぶといいかもしれませんね。

アーティフィシャルフラワー

生花ではなく化学繊維などで作られた造花を、アーティフィシャルフラワーといいます。自然物にこだわる方には選ばれにくいですが、ほかの花材より耐久性が高くお手入れも簡単なため、暮らしに負担なく花を取り入れたい方にはおすすめです。かつては、造花というと安っぽいイメージもありましたが、最近のアーティフィシャルフラワーは生花と見分けがつかないほど高品質なものが多いです。

ウェディングシーンでも人気

アーティフィシャルフラワーを選べば、ウェディングフォトの前撮りや結婚式で、同じブーケをずっと使うことができます。さらに、結婚式後もご自宅でインテリアフラワーとして末永く楽しめる点も、人気の理由です。

アーティフィシャルフラワーは自然物ではないため、花びらが割れたり色あせが進んだりといった劣化も起きにくく、ハンドメイド資材としても扱いやすい花材です。

ほかにもある!枯れない花の種類
  • ソープフラワー:シャボンフラワーとも呼ばれる、石鹸で作られた花
  • アイスフラワー:ベルギーで生まれた、生花を瞬間フリーズドライした新しい花材
  • 押し花:生花をプレスして平面状に乾燥させた花

枯れない花のメリットとプレゼント向きの理由

枯れない花のメリットとプレゼント向きの理由

さまざまな種類のある枯れない花ですが、いずれも共通したメリットをもちます。生花には生花ならではの魅力がありますが、メリットを踏まえて、あえて枯れない花を選ぶ方もいらっしゃいます。とくに、プレゼントする場合を想定したときに、枯れない花のメリットがプラスに働きます。

お花をプレゼントしたいとお考えの方は、ぜひメリットを押さえておきましょう。

長持ちする

生花と比べて大きく異なるのが、寿命の長さです。花材によって、さらには作り方や保管環境によって幅はありますが、生花の保存期間が最大2週間程度であるのに対し、数ヶ月~数年単位で保存できるのは大きなメリットです。できるだけ長く手元に置いておくためには、保管の仕方に気をつける必要があります。

枯れない花の保管方法

ドライフラワーやプリザーブドフラワー、押し花など生花を乾燥させたものは、湿気を吸うと傷んでしまいます。風通しのよい場所で保管しましょう。

また、直射日光は色あせやひび割れの原因となるため、浴び続けないようにしてください。

プリザーブドフラワーは、高温多湿な環境では液だれ(色素はにじみ出てしまうこと)を起こす場合もあります。

長持ちさせるためには、直射日光の当たる場所や高温多湿な環境を避けることが大切です。アーティフィシャルフラワーは造花のため、湿度や気温に左右されにくいですが、風通しがよく日の当たらない場所で保管するといいでしょう。

お手入れが簡単

生花は花瓶に生けて水替えをしたり、茎をカットしたり、必要に応じて延命剤を使用したり傷んだ花を取り除いたり…とこまめなお手入れが必要です。とくに、忙しい方や体調を崩されている方に生花をプレゼントすると、お手入れの負担を与えてしまうかもしれません。枯れない花の場合は水が不要のため、生花のようなお手入れを行わなくても気軽に飾れる点が大きなメリットです

水に生けた状態でお手入れを怠ると、水が腐って雑菌が繁殖してしまいます。見た目が悪くなるだけでなく不衛生ですし、寿命も縮んでしまうでしょう。お手入れの負担をかけずに済む枯れない花をプレゼントすれば、どんな方にも気軽に花のある暮らしを楽しんでいただけます。

衛生面でも安心

枯れない花が腐ってしまうことはめったにありません。雑菌のリスクも低く、花粉が落ちることも稀のため、衛生面でも安心です。

とくに、コンパクトなプリザーブドフラワーは、お見舞いギフトにもよく選ばれています。

準備や持ち運びなどの利便性が高い

数ヶ月~数年単位で長持ちする枯れない花は、余裕をもって準備できるため、プレゼントする直前にバタバタせずに済みます。生花の場合は基本的に購入したその日に渡すため、段取りにも工夫が必要です。また、花屋さんでオーダーする場合はその日に仕入れた花を用いてアレンジするため、完成品を事前に見ることはできません。枯れない花は何日も前に購入し、プレゼントするまで手元に置いておくことが可能です。納得できるものを選べるため、イメージと違うといった失敗もありません。

また、生花は繊細なため、温度管理や持ち運びに注意が必要です。花の種類によっては花粉が付かないよう気を配る必要もあるかもしれません。枯れない花は生花ほど温度に影響されないため、夏季にプレゼントする場合も安心です。ただし、プリザーブドフラワーやドライフラワーは衝撃に弱いため、持ち運びの際はぶつけたりしないよう気をつけましょう

コンパクトなものが人気

プレゼントする枯れない花は、相手の手元に長く残ることや持ち運びなどの利便性を考慮して、コンパクトなサイズが選ばれやすいです。

あまりかさばるものは、飾る場所を確保するのが難しい場合もあるため、残せるものほどサイズ選びは慎重に行いましょう。

多様なアレンジが可能

水を必要としない枯れない花は、軽量で扱いやすく、さまざまなフラワーギフトアイテムにアレンジできます。茎がついているドライフラワーは束ねてブーケやスワッグにできますし、茎のない花材でも「ワイヤリング」という手法により人工的に茎をつければ、同様のアレンジが可能。ラッピングペーパーで包んでもいいですし、水がいらないため一般的な花瓶に挿すだけでなく紙袋や布袋など、さまざまな素材の入れ物を花器として組み合わせられます。

土台に挿し込んで作るフラワーアレンジメントも人気のアイテムです。また、花の部分のみを使ってリースやフレームアレンジ、ボックスフラワー、ボトルフラワーなど、多様な形状のアレンジを楽しむこともできます。ドライフラワーやアーティフィシャルフラワーは、オイルと一緒に瓶に閉じ込めるハーバリウムにしても素敵です。

インテリアグッズやアクセサリー

枯れない花は長期保存が可能なため、花時計やフォトフレームなど実用性のあるグッズの装飾としても活用できます。

また、樹脂で花を閉じ込めるレジンアクセサリーにするのもおすすめです。

いずれも生花では作れないアイテムで、プレゼントにも喜ばれやすいですよ。

生花を枯れない花にすることも可能

生花を枯れない花にすることも可能

これまで紹介してきた花材のうち、プリザーブドフラワーとドライフラワー、またアイスフラワーや押し花は、生花が原料です。つまり、生花を枯れない花にして手元に残すこともできるということ。ただし、前述のとおりプリザーブドフラワーは蕾を加工するため、生花として観賞を楽しんだものを残す方法としては不向きです。アイスフラワーも瞬間フリーズドライという特殊な製法で作られるため、一般的なものとはいえません。

そこで、生花を枯れない花にしたい場合は、一般的にも普及しているドライフラワーと押し花の2種類の残し方を知っておくと便利です。それぞれの特徴と作り方を見ていきましょう。

ドライフラワーにする

ドライフラワーは生花を乾燥させたものですが、乾燥のさせ方にはさまざまな方法があることをお伝えしました。一般家庭でもできる方法として知られているのは、主に以下の4種類です。

4種類の作り方
  • ハンギング法:花を吊るして自然乾燥させる方法。くすんだ色味や縮みなど花姿の変化がやや大きい
  • シリカゲル法:乾燥剤(シリカゲル)に花を埋め込む方法。花姿の変化が比較的小さい
  • グリセリン法:グリセリン溶液を茎から吸わせる方法。茎が強く水分の多い花に向く
  • ドライインウォーター法:少量の水に生けて徐々に水分を蒸発させる方法。衛生面を保つのが難しいため涼しい季節限定

自宅で作る場合は着色などを行わないため、生花の色とは少し違う色合いに仕上がるのが一般的です。また、花の種類によって適切な方法は異なります。また、大きな花を乾燥させたい場合、シリカゲル法では大量のシリカゲルと大きな容器を用意しなければなりません。どのような仕上がりを求めるかだけでなく、残したい花の種類やサイズ、量を考えて現実的に可能な方法を選ぶ必要があります

ドライフラワーの作り方を詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

押し花にする

立体的に乾燥させるドライフラワーに対し、プレスしながら乾燥させる押し花は平面状の仕上がりが特徴です。飾るスペースや保管場所を広く確保するのが難しい場合や、コンパクトに残したい方に最適な方法といえるでしょう。押し花は昔から花を残す方法として伝えられてきたものです。オーソドックスな「重しをして押す方法」に加えて、最近では短時間で仕上げる方法も親しまれています。

3種類の作り方
  • 重しをする方法:紙で挟んだ花のうえに厚みのある本などをのせ、数日間置いておく
  • 電子レンジを使う方法:ダンボールで花を挟んで少しずつ加熱しながら乾かす
  • アイロンを使う方法:ペーパー越しに低温設定で熱を加え、少しずつ乾かす

花びらが重なり合っている花や、立体的な花、分厚い花などは、きれいな押し花にするのが難しいです。バラなどは花びらを分解してから押し花にするといいでしょう。花の種類に合わせて、適切な方法を選ぶことが大切です。押し花の作り方を詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

手作りの枯れない花をプレゼントしよう

生花をドライフラワーか押し花にして、大切な方にプレゼントするのもおすすめです。ご自身で育てた花やお祝いでもらった花など、思い入れのある花を枯れない花に加工しておすそ分けすれば、喜ばれるでしょう。ドライフラワーも押し花も、さまざまなアイテムにアレンジできます。プレゼントするなら、以下のようなものを作ってみてはいかがでしょう。

さまざまなアレンジ
  • ドライフラワーのリース:リースの土台にグルーガンで花を接着していくだけで簡単にできる
  • 押し花入りキャンドル:土台となるキャンドルの周りに押し花を飾り、溶かしたロウを流し入れて固める
  • ボトルフラワー:透明のガラス瓶にドライフラワーを詰めるだけ。オイルを注げばハーバリウムになる

大切な花を枯れない花にしよう

大切な花を枯れない花にしよう

ウェディングブーケやプロポーズでもらった花束など、記念の意味合いが強い花は、枯れない花に加工して残すのがおすすめです。最初から残すことを考えてアーティフィシャルフラワーを選ぶ方も増えていますが、自然の生花が好きな方もいらっしゃるでしょう。生花でも枯れない花に加工して保存すれば、記念品として同じように残しておくことができます。

専門店での加工がおすすめ

記念品として残したい場合は、ご自身での加工より専門店を利用したほうが確実に美しく仕上がります。失敗のリスクも低いですし、保存性も高まります。ただし、専門店によって加工方法が異なるため、お店選びが重要です。

店選びのポイント
  • 加工方法:リーズナブルというだけで選ぶと仕上がりが不安。どのような方法で加工しているかチェック
  • 商品の内容:加工後にどのようなアイテムにアレンジされるか。好みの商品がある店を選ぶとよい
  • 保証があるか:万が一のときに無料でお直しをしてもらえるかなど、内容や期間を確認する

まずはHPをチェックして、情報を比較してみましょう。大切なお花を預けて加工依頼するため、慎重にお店を選ぶことをおすすめします。

花束やブーケの保存はシンフラワーへ

シンフラワーは、ウェディングブーケやプロポーズの花束を中心に保存加工する専門店です。ドライフラワーか押し花を選べますので、お気軽にご相談ください。それぞれの花に合った適切な方法で、手作業にこだわった丁寧な加工を行います。お客様の幸せを第一に考えて仕上げますので、安心してお任せください。

プレゼントにも最適

高級感のある仕上がりに自信のあるシンフラワーの商品は、ご自宅用だけでなくプレゼントにもおすすめです。

ひとつのブーケを2~3個のアイテムにアレンジして、大切な方々に贈られる方もいらっしゃいます。

シンフラワーのおすすめアイテム

シンフラワーでは、ドライフラワーを立体的な額やバリエーション豊富なボトルに閉じ込めて、生花のときと変わらない姿で保存していただけます。また、押し花は平面状のブーケに仕立ててフレームアレンジにします。ウェディングブーケやプロポーズの花束を、そのままのイメージで残せることから、多くのお客様にご満足いただいています。

サイズもデザインも豊富

ブーケ型のほかにも、多様なタイプのアレンジが可能です。

サイズに関しても、小さなものから特大サイズまでさまざまですので、お部屋に合わせてお選びください。

まとめ

枯れない花は長持ちするだけでなく、お手入れが簡単で衛生的なため、プレゼントにふさわしいアイテムです。また、贈る側にとっても、事前準備がしやすいことや多様なアレンジが楽しめることから、気持ちを込めやすいというメリットがあります。枯れない花のうちドライフラワーと押し花は、ご自宅でも比較的簡単に作れます。

プレゼントしたい場合も、大切な方からプレゼントされた場合も、思い入れのある花を記念に残したい場合は専門店のご利用もおすすめです。確実に美しく仕上がり長期保存できる枯れない花をお求めの方は、ぜひシンフラワーにご相談ください。

この記事のまとめ
  • 枯れない花には多様な種類があるが、咲いた生花を残すならドライフラワーと押し花が最適
  • 保存性の高さや利便性、アレンジのしやすさから、枯れない花はプレゼントにおすすめ
  • 生花を記念として残したいなら、専門店で枯れない花に加工してもらうとよい

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