30本のバラの意味は?おすすめのシーンや贈り方も紹介
記事の監修
シンフラワー株式会社
シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。
バラの花には、本数によって異なる意味があります。1本から100本以上まで細かく意味を持たされている、とても興味深い花です。バラをプレゼントする場合、伝えたいメッセージから本数を選ぶ方も少なくありません。ただ美しいだけでなく特別なメッセージを込められたギフトは、贈られる側にとっても印象の強いものとなるでしょう。
今回は、バラのさまざまな本数のなかから「30本」に着目し、その意味を紹介します。30本のバラをプレゼントするのにふさわしいシーンやおすすめの贈り方についてもお伝えします。一般的な花束よりもボリュームのある30本のバラを、ぜひ大切な方に贈りましょう。
- 30本のバラの意味を知りたい方
- バラのギフトの選び方や贈り方を知りたい方
- 相手に喜ばれるようなプレゼントがしたい方
30本のバラの意味とは
30本のバラには「ご縁を信じます」という意味が込められています。そのため、大切な方とご自身のご縁に感謝したり、これからも続いていくようにという願いを込めたりするのにふさわしい本数といえます。プロポーズで贈る場合は「変わらない愛」を伝える本数ともいわれています。
「ご縁を信じる」という意味からは、幅広い範囲での人と人との絆がイメージされます。恋人や配偶者だけでなく、両親など家族、友人、上司、ビジネスパートナーなど、ご自身が大切に想う身近な方に30本のバラを贈ってはいかがでしょう。
本数によって異なるバラの意味
冒頭でもお伝えしましたとおり、バラは本数によって細かく異なる意味が込められている花です。バラ全体の花言葉が「愛」や「美」であることから、愛情に関連する意味が多く、伝えたい想いと同じ意味の本数の花束がプロポーズギフトにもよく選ばれています。代表的な本数とそれぞれの意味を以下にまとめました。
- 1本 : 「あなたしかいない」「ひとめぼれ」
- 5本 : 「あなたに出会えて本当によかった」
- 10本 : 「あなたは完璧な人」
- 12本 : 「付き合ってください」「妻になってください」
- 100本 : 「100%の愛」
- 108本 : 「結婚してください」
バラは、恋人や配偶者に贈るのにふさわしい意味の本数が多いため、相手を限定しない30本はギフトの候補にしやすいのではないでしょうか。30本のバラの意味を頭に入れておけば、本数選びに迷ったときにも役立つかもしれません。
色で意味を持たせることも可能
バラは、本数だけでなく色によっても異なる花言葉を持ちます。バラ全体の「愛」「美」という花言葉に加えて、本数や色を選び分ければさらに意味を持たせることができます。代表的な色とそれぞれの意味は以下のとおりです。
- 赤 : 「あなたを愛しています」
- ピンク : 「感謝」
- オレンジ : 「絆」「信頼」
- 黄 : 「友情」「思いやり」
- 白 : 「あなたにふさわしい」
なお、黄色いバラには「嫉妬」というネガティブな意味もあります。花言葉はヨーロッパで生まれたため、キリストを裏切ったユダの服が黄色だったことから、黄色い花には「嫉妬」「裏切り」「軽蔑」などの花言葉が付けられたそうです。一方、「友情」などポジティブな意味も含まれているため、黄色いバラを避ける必要はありません。プレゼントする場合は、ポジティブな花言葉や選んだ理由を相手に伝えるようにするといいでしょう。
30本のバラを贈ろう!おすすめのシーン
「ご縁を信じます」という意味を持つ30本のバラは、さまざまな相手に贈りやすくおすすめのシーンも多様です。ボリュームがあるため、気軽に贈るものというよりは特別なギフトと位置付けられます。では、30本のバラを贈るにはどのようなシーンが挙げられるでしょうか。
ここからは、30本のバラをプレゼントする場合におすすめのシーンを紹介していきます。
プロポーズ
バラの花束は、人気の高いプロポーズギフトのひとつです。30本のバラは両手で抱えられるほどの大きめのサイズになるため、インパクトも強く、ロマンチックな雰囲気のなかプロポーズできるでしょう。サプライズで花を贈られながらのプロポーズに憧れを抱く女性も多く、これまでのご縁、これからのご縁をイメージさせる本数でもあることから、プロポーズに最適といえます。
前述のとおり、本数別の意味では「妻になってください」の12本や「結婚してください」の108本などが、よりプロポーズらしいとも考えられます。あえて定番を外したい方や、ボリューム感はしっかりあるけれど負担を与えにくい本数を選びたい場合は、ぜひ30本も選択肢に入れてみてください。
プロポーズでは、ダイレクトな愛情を伝える花言葉を持つ赤いバラが最も人気です。真っ赤なバラの花束は見た目も華やかになります。
赤を選べば間違いありませんが、パートナーのイメージや好みに合わせてピンクなどほかの色を選んでも差し支えありません。
結婚記念日・結婚祝い
ご結婚後にプレゼントするのもおすすめです。結婚記念日にパートナーに贈れば、初心に帰ったりお互いの絆を再確認したりできる素敵なひとときになるでしょう。プレゼントしたあと、ふたりで一緒に花瓶に生けて飾るのも楽しい作業になりそうですね。
また、ご友人の結婚祝いに30本のバラを贈るのも素敵です。後ほど紹介しますが、バラの花で作られたギフトには、花束以外にも多様な形状のものがあります。30本のバラには、ご夫婦のご縁を祝うとともに、ご自身とご友人のご縁にも感謝するという複数の意味を込められるため、想いの詰まったギフトになるでしょう。
誕生日
ご縁への感謝や希望を伝えるのにふさわしい30本のバラは、お誕生日のギフトにも適しています。ボリュームがあるため特別感も強く、誕生祝いを華やかにしてくれるでしょう。誕生日ギフトとして30本のバラを贈る場合は、花言葉も考慮しつつ、相手のイメージや好みに合う色を選ぶのがおすすめです。複数の色をミックスしても華やかで素敵なフラワーギフトになるでしょう。
なお、30本のバラはどの年齢の方にも贈れますが、とくに30歳の誕生日を迎える方には最適です。年齢と同じ本数を贈るというのも印象深く、思い出に残るプレゼントとなるでしょう。
開店・開業祝い
大切な方やビジネスパートナーが新しくお店をオープンしたり事業をはじめたりした場合にも、30本のバラは縁起のよいギフトです。お店やオフィスにすぐに飾れるよう、立ててそのまま置けるタイプの花束やフラワーアレンジメント、スタンド花を選ぶといいでしょう。
ただし、開店祝いなどで花を贈る場合、色選びには配慮が必要です。赤い色のアイテムは、色味が火を連想させることから開店祝いや新築祝いにはタブーとされています。そのため、赤いバラをプレゼントされた場合、気にする方もいるかもしれません。ですが、たとえば赤がお店のイメージカラーやオーナーの好きな色というように、特別な理由があるなら問題ないでしょう。どのような意味で選んだか伝えたり、ほかの色をミックスしたりして、誤解を与えないようにすることが大切です。
30本のバラはどこで買える?選び方や贈り方
バラの切り花は、一般的な花屋さんで購入できます。保存性が高いものではないため、移動にあまり時間がかからないようにするためにも、プレゼントする場所の近くの花屋さんで購入するのがおすすめです。バラのギフトは、実店舗だけでなくネットショップでも取り扱われています。日時や場所を指定して届けてもらうことができますので、鮮度のよい状態でプレゼントできるでしょう。
ここからは、プレゼントするために30本のバラを購入する場合に、知っておきたいことをお伝えします。注文方法やアイテムの選び方、贈る際に気を付けたいことなどを事前にチェックしておきましょう。
事前予約が確実
100本を超えるような特殊な花束は3日前までの予約を必須としているお店が多いです。30本程度の花束やアレンジメントなら、お店にあるバラでその場で作成してもらえるかもしれません。ただし、繁盛店などでは作成に時間がかかり待ち時間が発生するでしょう。また、小さな花屋さんなどでは、30本のバラの在庫が確実にあるとは限りません。本数も花の種類も決めているなら、当日の駆け込みではなく事前に予約しておくことをおすすめします。
切り花のギフトを事前予約したら、受け取りはできるだけギリギリの時間にしておくのがおすすめです。
あまり早く受け取ると、プレゼントするまでに時間があいてしまうため花が傷みやすくなります。
お店から受け取ったあとすぐに渡せない場合は、必ず涼しい場所で管理しましょう。
花束かアレンジメントが選べる
切り花のバラ30本は、花束にするととても華やかで見栄えがします。プロポーズやお誕生会などの場を盛り上げたい場合は、ボリュームのある花束がおすすめです。ただし、受け取ったあと花瓶に生ける必要がありますので、花のお手入れに慣れていない方は戸惑う可能性があります。30本もの量となると、複数個の花瓶を用意しなければなりません。もらって嬉しい反面、生けて長持ちさせるのが難しく感じる方もいるでしょう。
一緒に生けることができない場合や相手に負担をかけてしまうのが心配な場合は、フラワーアレンジメントを選ぶのもひとつの方法です。オアシスと呼ばれる土台に茎を挿してアレンジされたアイテムで、そのまま置いて飾れるため、花瓶に生ける作業も必要ありません。オアシスが乾燥しないよう、時々水を補給するだけでOKです。ボックスタイプやリースタイプなど、アレンジにもさまざまな形状がありますので、楽しみながら選びましょう。
お花のお手入れが好きな方なら、花束を生ける作業からも幸せを感じるものです。相手の性格や生活スタイルに合わせて選ぶと喜ばれやすいでしょう。
お店の前に置けるスタンド花を開店祝いにすれば、お店が華やかになり集客にもつながります。
ネットショップはサイズ感の確認を
直接花屋さんに相談しながらオーダーできる実店舗とは異なり、ネットショップでは顔が見えないためコミュニケーションが取りづらく希望のイメージを共有するのが難しいです。ただし、商品画像を見て希望に合ったものがあれば、ボタンを押すだけで購入できるため気軽に入手できるというメリットもあります。忙しくて実店舗を利用しての準備が難しい場合は、ネットショップが強い味方となるでしょう。
実店舗を持たないネットショップでは、オーダーメイドで生花のギフトを作成します。在庫を抱える必要がないためロスフラワーが出にくく、人件費や店舗家賃もカットできるため、あえてネットショップのみで営業する花屋さんも多いです。比較的リーズナブルな点もメリットのひとつですが、安ければいいというわけでもないため、情報を細かくチェックしてから購入しましょう。
バラの単価によりアイテム全体の価格が左右されますので、ほかと比べて極端に安い場合はとても小ぶりなバラを使用している可能性があります。
大きなバラは高価な傾向がありますが、人気品種や珍しい品種のバラも高価です。できるだけ使用花材も確認してから選ぶことをおすすめします。
なお、バラ30本の花束の価格相場は1万円程度です。サイズや品種によっても差が出ますが、この価格よりもかなり安い場合は購入を慎重に検討しましょう。
相手が持ち帰る場合は配慮が必要
一般的なサイズのバラが30本集まると、ボリュームもかなり出ます。女性ひとりで持ち運べる大きさ・重さですが、電車やバスなどの公共交通機関を利用する場合は不便さを与えてしまう可能性があります。相手の自宅に届ける方法がベストですが、外出先で渡す場合は無理なく持ち帰れるよう配慮しましょう。持ち帰り用の紙袋の用意は必須です。プロポーズの場合は、できれば車で自宅まで送り届けられると喜ばれるでしょう。
また、自宅で30本のバラを飾るのも素敵ですが、記念に残したいと考える方もいるかもしれません。切り花は日持ちがしないため、水替えなどのお手入れを欠かさなくても2週間を過ぎれば傷みはじめてきます。長期保存するには、新鮮なうちにドライフラワーか押し花に加工する必要があります。一般家庭でも作れますが、保存期間は1~3年程度で色あせや形崩れも自然に出てしまいます。美しいまま手元に残すには、専門店での加工がベストです。
30本のバラを記念品にしよう!シンフラワーの保存加工
特別な花束など、切り花を保存したい方におすすめなのが保存加工専門店の利用です。ウェディングブーケやプロポーズの花束の保存を希望する方のためのお店で、生花のイメージを保ちながら長期保存できる花に加工します。
シンフラワーは、創業20年以上の保存加工専門店で、とくにバラの保存加工実績が豊富で強みがあります。30本のバラを美しくできるだけ長く手元に残したい方は、ぜひシンフラワーにご相談ください。ここからは、シンフラワーでの保存加工について紹介します。
30本のバラをまるごとドライフラワーか押し花に
シンフラワーでは、お客様からお預かりしたお花をすべて手作業でドライフラワーか押し花に加工します。一つひとつの花の隅々まで丁寧に目を配らせながら加工するため、色ムラやシワができることなく美しく仕上がるのが特徴です。30本のバラをすべて加工して、ご希望の形にアレンジしてお返しします。
花束の場合は、使用されていたラッピング材(包装紙、リボン)を用いて元の形に組み立て直すアレンジが人気です。ほかにも、ドライフラワーならドーム型や敷き詰め型、押し花ならリース型やハート型、敷き詰め型というように、多様なデザインをお選びいただけます。
30本のうち一部のみを預けていただき、保存加工することも可能です。また、複数個のアイテムに分けてのアレンジも承ります。
一部を保存加工し、残りはご自宅で最後まで観賞を楽しんだり、ドライフラワーを手作りしてハンドメイド資材として活用するのも素敵ですね。
まるごと保存でもコンパクトに飾れる押し花がおすすめ
シンフラワーでは、大きなサイズのフラワーギフトでもまるごと残せるよう、制作したドライフラワーや押し花を入れるケースには多様なサイズのものをご用意しています。プロポーズで定番の108本のバラを保存できるタイプもあります。30本のバラも、それなりの大きさに仕上がるため、どこに飾ればいいかスペースの確保に悩まれる方もいるかもしれません。
そこでおすすめなのが、押し花です。シンフラワーで作成したバラの押し花は高級感のある額縁に入れて仕上げます。立体的なドライフラワーとは異なり平面状のため、絵画のように飾って楽しめるのが特徴です。たくさんの花を加工すればアイテムも大きくなりますが、平面状で壁に飾れるため、圧迫感もなく移動も簡単にできます。
数十年単位で美しさが長持ち
職人の手作業により丁寧に仕上げられたドライフラワーと押し花は、独自の密封技術により高品質な額縁やガラスボトルに封入されます。そのため、シンフラワーで加工した花は保存性が高く、生花のような美しさを保ちながら数十年単位でお手元に残すことができます。
大切な人からもらった花を残しておきたいと思う方は多いため、フラワーギフトをプレゼントする際には、シンフラワーでの保存加工についても知っておくと便利です。プロポーズなど特別なシーンで花を贈ったら、保存加工もあわせてプランニングしておくと喜ばれるでしょう。
まとめ
30本のバラには、「ご縁を信じます」という素敵な意味が込められています。また、プロポーズシーンで贈る場合は「変わらない愛」というメッセージも含まれるため、ロマンチックな思い出となるでしょう。恋人や配偶者だけでなく、家族や友人、上司などさまざまな方に多様なシーンでプレゼントしやすい本数です。30本集めるとボリュームもあるため、特別感の強いギフトとなるでしょう。
花束が定番ですが、フラワーアレンジメントなどを選ぶこともできます。本数が多いため、事前予約が確実です。また、渡すまでの管理や渡してからのことも考えておくと、相手に負担をかけずに済むでしょう。自宅で生けて楽しむだけでなく保存加工して手元に残すという選択肢もあります。大切な花を美しいまま長期保存したい場合は、ぜひシンフラワーのご利用をご検討ください。
- 30本のバラには「ご縁を信じます」「変わらない愛」という意味がある
- プロポーズや結婚祝いのほか、誕生日や開業祝いなどさまざまなシーンにふさわしい
- 30本のバラは事前予約での購入がおすすめ。ボリュームがあるため持ち運びにも配慮しよう