保存の種類や方法

2024.01.10アフターブーケの後悔しない選び方とは？大切なポイント

結婚式後にウェディングブーケを保存して観賞を楽しんだり、好みのアイテムにアレンジしたりするアフターブーケ。特別なお花を生活のなかに取り入れながら、幸せな思い出とともに暮らしていけるのはとても素敵なことですよね。ただ、このアフターブーケをめぐって後悔した経験のある方も少なくないようです。

今回は、アフターブーケで後悔しないために知っておきたいこと、選ぶ際の注意点、おすすめの保存の仕方などをまとめました。大切なブーケを美しいまま長く楽しみたい方は、ぜひチェックしてくださいね。

アフターブーケで後悔する理由

ウェディングブーケを美しいまま長期保存したいという願いを実現するはずのアフターブーケで、なぜ後悔するような事態が起きてしまうのでしょうか。それにはさまざまな理由がありますが、多くの場合は実際にブーケが手元に残ったものの満足できなかったという後悔のようです。まずは、アフターブーケで後悔するパターンによくある理由を見ていきましょう。

イメージと違うものになった

代表的な理由として挙げられるのが、完成品がイメージと違うものになってしまったというもの。たとえば、ウェディングブーケの形をできるだけそのまま残したかったのに、想像以上にコンパクトになった、アレンジされすぎて原形をとどめていなかった…という事態です。ほかの方が見るには何の問題もないように感じられても、ご自身のイメージと違うものになってしまったらどうしても引っかかりますよね。

加工業者側から事前に提示されていた内容と仕上がりが明らかに異なる場合は、業者に問題があるでしょう。しかし、意思疎通が不十分で仕上がりのイメージが共有できていなかったというのも、よくある後悔の原因です。

飾る場所がない

アフターブーケで仕上がった作品そのものには不満はなくても、家に合わなくて上手に飾れなかったというパターンも少なくありません。大きすぎて飾れない、インテリアに合わないなど、実際に飾るとなってから後悔した方もいらっしゃいます。アフターブーケを取り扱う保存加工専門店では、アイテムのイメージ画像が見られるものの、サイズ感や質感は画像のみではわかりにくいものです。

そのため、実際の寸法など細かい部分までチェックしないうちに決めてしまうと、想像していたより大きかった（小さかった）ということになりかねません。せっかく保存加工したのに飾る場所がなく、結局クローゼットや押し入れに保管する羽目になったらとても悲しいですね。

劣化するのが早かった

生花のウェディングブーケは寿命が短いため、長期保存したい場合は専門業者に保存加工を依頼するのが確実です。ところが、料金を支払い加工したにも関わらず、色あせや型崩れが想像以上に早く起きてしまったというケースもあります。これは、専門業者の加工の仕方に問題があったパターンのほか、管理の仕方が原因の可能性も考えられます。

業者の選び方については後ほどお伝えしますが、アフターブーケの劣化につながることを事前に知っていれば、管理方法が原因の劣化は避けられます。長期保存にはドライフラワーや押し花への加工が向いていますが、どちらも直射日光（蛍光灯などの強い光も含む）と湿気が苦手です。窓際に飾っていて直射日光を浴び続けた場合、色あせやひび割れが起きやすくなります。湿度の高い場所に飾り続ければ、湿気を吸収して傷んでしまうため気を付けましょう。

自分で作ったら失敗した

ご自身でドライフラワーなどを制作される場合は、加工方法によって仕上がりがかなり変わるため、事前に方法や特徴を踏まえておくといいでしょう。たとえば、一般的な自然乾燥法（ハンギング法）では、花びらが縮みやすく変形し色もくすんだように見えます。そのような風合いが好みでない場合は、乾燥剤を用いるシリカゲル法など別の加工方法を選ぶことをおすすめします。

また、長期保存を保証する専門業者では、ドライフラワーに加工する際に色を定着させる処理などを行います。美しいまま長持ちさせるためには、ただ乾燥させるだけでなく手を加える必要があるのです。

アフターブーケをしなかった

ウェディングブーケの保存加工は、結婚式前に申し込むのが一般的です。最近ではあらかじめブーケ保存が組み込まれているウェディングプランを選ぶこともできます。ただ、実際に手元にブーケがない状況では、保存したいという気持ちが高まりにくく、料金の高さなどから選択しない方も少なくないようです。

ところが、いざ結婚式を終えてみると、やっぱりブーケを手元に残しておきたいという気持ちが出てくる方も。式後に申し込むこともできるのですが、急がないと花が傷んでしまいます。タイミングを逃してしまうと間に合わないため、アフターブーケをすればよかった…という後悔だけがずっとついてくることになるでしょう。

アフターブーケの後悔しない選び方

最近はブーケ保存の需要が高まっているため、アフターブーケについての認識も広まってきました。せっかく大切なウェディングブーケを残せるのなら、後悔しないような素敵なものにしたいですよね。そこで、これからブーケ保存をお考えの方に、後悔しない選び方のコツをお伝えします。

好みの形やデザインを優先する

後悔しないために特に重要なのは、好みのデザインを選ぶことです。毎日過ごすお家に飾るものですから、お気に入りのインテリアになるようなものを選びましょう。同じドライフラワー加工でも、仕上がったアイテムの雰囲気は業者によっても商品によっても異なります。細かいデザインの前に、どのような形で残したいか、サイズや色味など、選べる範囲のアイテムのサンプル画像をチェックして、好みのものをピックアップしましょう。

好みであることを最優先にして、さまざまな商品を比較しながら予算と相談して決めることをおすすめします。記念品として長く楽しめるものですので、価格だけで決めると後悔につながります。妥協点が必要な場合でも、ご自身が納得したうえで選ぶことが大切です。

飾る場所を決めてから選ぶ

ご自宅のどの場所に飾りたいか、あらかじめ考えて決めておくことも大切です。飾る場所を決めてから選べば、インテリアに合わない、サイズがマッチしないといった後悔を避けられます。飾る場所に合わせたサイズを自ずと選ぶことになるため、アイテムの選択肢も絞られてくるでしょう。

広範囲から選ぶとなると全体を見るのに時間がかかりますが、選択肢を絞ってからアイテムを選べば、より細かい部分までチェックしやすくなります。コンパクトなアイテムに絞る、平面的なフレームアートに絞るなど、ある程度カテゴリが決まると選びやすくなりますよ。

希望するイメージを担当者と共有する

ウェディングブーケ制作でも同じですが、オーダーメイドの場合は希望のイメージと仕上がりのズレが後悔につながる主な理由といわれています。残したい形にこだわりがある場合は、担当者に十分に伝えることが大切です。イメージの相違を避けるには、コミュニケーションが欠かせません。言葉のみでのやりとりに不安がある場合は、希望のイメージを具体的に絵や写真で示すとより共有しやすいです。

仕上がりアイテムのサンプル画像がある場合は必ずチェックしましょう。質感や実際のサイズ感なども知りたい場合は、保存加工業者の実店舗やギャラリーに足を運ぶのもおすすめです。サンプルを展示していれば目で見て重量感なども確かめられます。

業者の選び方も重要

ブーケ保存加工の需要の高まりとともに、保存加工専門店も増えてきています。さまざまな業者がありますが、選び方を誤ると後悔につながるため慎重になりましょう。ウェディングプランに組み込まれている場合も、できればご自身で業者の特徴などを調べておいたほうが安心です。加工料金にも差がありますが、安易に料金のみで決めてしまうことはおすすめできません。

シンフラワーで加工する際のポイント

アフターブーケで後悔しないためには、業者選びが重要とお伝えしました。ブーケ保存加工専門店のシンフラワーでは、お客様からお預かりした大切なウェディングブーケを、一輪ずつそれぞれの花に合った方法で丁寧に加工します。手作業にこだわり、色を定着させる処理なども機械に頼らず時間をかけて行うため、保存性も高く美しく仕上がります。大切なブーケを美しいまま長く楽しみたい方は、ぜひご利用をご検討ください。

シンフラワーでは、生花をドライフラワーか押し花に加工します。その後、それぞれに合ったインテリアアイテムにアレンジしてお客様の元にお戻しするため、すぐにお部屋に飾って楽しんでいただけます。ドライフラワーと押し花の特徴や違いを把握し、好みだけでなく飾りやすさや希望の仕上がりを考慮したうえで選ぶことをおすすめします。

ドライフラワーと押し花の特徴を知ろう

ドライフラワーも押し花も、生花を乾燥させて保存性を高める点は同じです。異なるのは形状で、ドライフラワーは立体的に、押し花は平面的に仕上がります。ブーケをできるだけそのままの姿で残したい場合や、アレンジメントの形で棚などに置いて飾りたい場合はドライフラワーを選ぶといいでしょう。ボリュームを抑えて保存したい場合や、壁に掛けたり奥行きのない場所に立て掛けたりして飾りたい場合は、押し花がおすすめです。

なお、ドライフラワーも押し花も多様なサイズから選べます。ドライフラワーは立体的なフレームアレンジ（3D額）やボトルフラワー（ボトルブーケ）にアレンジします。大きなサイズのボトルもご用意していますので、丈のあるブーケもそのままの形で保存できますよ。逆にコンパクトに残したいなら小さなサイズの3D額、ボトルブーケ、押し花ブーケを選ぶといいでしょう。

大きなブーケは、そのままでも分けることも可能

シンフラワーでは額もボトルも特大サイズをご用意しているため、ボリュームのあるブーケでも形を変えずに残せます。また、ドライフラワーや押し花に加工したあと、ひとつのブーケに束ね直すのではなく、小分けにして複数のアイテムをつくることも可能です。ブーケを2～3束に分けて、ご両親やご友人にプレゼントされる方もいらっしゃいます。

ただし、生花は生もののため鮮度の高いうちに加工する必要があります。結婚式から時間が経てば経つほど劣化していきますので、タイミングが遅れると加工できる花が少なくなってしまうケースも。傷んでいる花があれば取り除き、できるだけ早めにお送りくださいね。状態がよく加工できる花が多いほど、選択肢も広げられます。

額やボトルのデザインもじっくり選ぼう

花の加工方法や仕上がりに加えて、額やボトルのデザインも重要です。シンフラワーでは、3D額や押し花ブーケに使用する額を豊富にご用意しています。サイズだけでなくデザインもさまざまな種類から選べますので、お花の仕上がりが同じでも額によって雰囲気を変えることができます。

ボトルも同様で、サイズはもちろん形状もバラエティ豊か。円筒状やドーム状など定番のタイプから、個性的な形状まで取り揃えていますので、楽しみながらお選びください。

各アイテムの特徴をHPでチェック

シンフラワーのホームページでは、ご紹介した各アイテムの特徴やサンプル画像をご覧いただけます。額やボトルの種類も詳しく紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。サンプル画像を見比べることでイメージも湧きやすくなりますので、豊富な商品をじっくりご覧いただき、ご希望の残し方に合うものをお選びください。

アフターブーケは挙式前にゆっくり選ぼう

アフターブーケを知らなかった方や、急遽ブーケを残したいという思いが湧いてきた方は、挙式後でも絶対に間に合わないということはありません。ただ、できるだけ挙式前に段取りを済ませておいたほうが安心です。まだブーケを見ていない段階ではイメージが湧きにくいかもしれませんが、サイズ感や残したいアイテムのデザインなど、ゆっくり選んでおきましょう。シンフラワーでもご予約が多く仕上がりにお時間をいただいているため、お早めのお申込みをおすすめしています。

時間にゆとりを持つことも後悔しないポイント

結婚式後にアフターブーケについて調べて選んでいる間に、花は少しずつ劣化していってしまいます。ですが、時間がないからと慌てて選ぶのは後悔につながりやすいためおすすめできません。満足できるアフターブーケにするためには、時間に余裕を持ちゆっくりと選べるようにすることも大切です。

シンフラワーでは無料相談もできる

アフターブーケで後悔しないようにするには、ブーケ保存加工業者との意思疎通も重要です。大切な記念のブーケを満足できる形で残すためにも、疑問や不安のない状態で加工を依頼しましょう。シンフラワーでは、無料相談も承っています。まずは、「お客様からよくいただくご質問」もぜひご覧いただき、ホームページだけではわからないことやご自身のブーケの残し方について、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

アフターブーケは、大切なウェディングブーケを結婚式後も楽しめる素敵な取り組みです。後悔しないためには、ご自身がどんな形でブーケを残したいかよく考えること、信頼できる保存加工業者を選ぶことが重要です。慌てて選ぶと失敗するため、できれば挙式前にゆっくりと考えることをおすすめします。

シンフラワーでは、お客様の大切なお花を押し花かドライフラワーに丁寧に加工し、高品質なインテリアアイテムにアレンジします。多様な商品がありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。