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バラをドライフラワーにしよう!美しく仕上げる方法とは?

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

バラをドライフラワーにしよう!美しく仕上げる方法とは?

華やかで上品な雰囲気をまとうバラは、ウェディングシーンでも人気の高い花です。思い入れのあるバラの花は、ドライフラワーに加工することで長持ちさせられます。大切な花が枯れてしまう前に、きれいな姿のままで残すことができたら嬉しいですよね。ただ、適切な方法で乾かさないと仕上がりが悪くなってしまうケースもあるため、注意が必要です。

今回は、バラを美しいドライフラワーに仕上げる方法を紹介します。バラの特性を踏まえて、ご自宅で上手にドライフラワーにするためのコツや、より長持ちする高品質なドライフラワーにする方法をお伝えします。ぜひ最後までお読みください。

この記事はこんな人におすすめ
  • バラの花が好きな方
  • 大切なバラをドライフラワーに加工して長く残したい方
  • ドライフラワーづくりで失敗を避けたい方

バラってどんな花?

バラってどんな花?

バラは、バラ科バラ属の低木花木で、5月と10月に開花時期をむかえます。世界中で親しまれている花で、現在は20,000種以上の園芸品種が存在しているそうです。花木として育てるだけでなく切り花の流通が多く、開花時期に限らず通年花屋さんで入手できます。最もポピュラーな花のひとつといえるでしょう。

多様な品種があるため、見た目の特徴もさまざまです。花弁の付き方や色も品種によって大きく異なるため、一見バラに見えないようなものもあります。バラの特徴について、詳しく見ていきましょう。

バラの特徴

一般的なバラの花型は、花弁が幾重にも重なった姿が特徴的です。花弁の先が反り返り剣先のようにとがった形をしているもの(剣弁高芯咲き)や、あまり反り返りはなく丸みを帯びているもの(半剣弁高芯咲き、丸弁咲き)があります。いずれも花芯が高いのが特徴で、豪華で優美な印象を与える花姿です。バラというと、このように花弁が重なり高芯なタイプがイメージされやすいのではないでしょうか。

ほかにも、花芯が比較的低く、盃(さかずき)のような形をしたタイプ(盃状咲き)や、5枚の花弁が重ならず広がって咲くタイプ(一重咲き)、二重に咲くタイプ(半八重咲き)もあります。バラと一括りにしても、このように花型はバリエーションに富んでいる点が興味深いですね。

バラの花言葉

バラ全般には「愛」と「美」という花言葉があります。さらに色別、本数別の花言葉があり、赤色のバラは「あなたのことを愛しています」という意味を持つため、告白やプロポーズによく用いられます。

ウェディングやプロポーズの定番花

上品で優雅な印象、さらに愛や美にまつわる花言葉を持つバラは、ウェディングシーンでも見られることの多い花ですね。白やピンクなどの淡い色から赤を中心とした深みのある色までカラーバリエーションも豊富なため、ドレスや式場に合わせやすいのも魅力です。バラをメインの花にして、ガーベラなどと組み合わせたラウンドブーケも人気を集めています。

赤色のバラを108本束ねた花束は、「結婚してください」という意味が込められたプロポーズ限定のギフトです。抱えるほどの量の赤いバラは圧巻で、感動も一層深まるのではないでしょうか。

バラはドライフラワー向きの花

バラはドライフラワー向きの花

ウェディングなどの特別なシーンで用いられる花は、記念に残したいと考える方も多いです。ドライフラワーに加工する場合、気を付けたいのが花の種類です。花弁が厚すぎるものは乾燥に時間がかかり、色あせなどが起きやすく美しく仕上がりません。逆に薄すぎるものは、縮こまってしまい元の花姿とかけ離れてしまいます。

バラの花弁は厚すぎることも薄すぎることもなく、ドライフラワーにしやすい花です。保存することを考えてはじめからアーティフィシャルフラワー(高品質な造花)を選ぶ方もいますが、生花のバラでもきれいなドライフラワーにして残せます。

ドライフラワーにするとどうなる?

バラをドライフラワーに加工する方法としては、主に「ハンギング法」と「シリカゲル法」が用いられます。これらの方法はまったく異なる工程ですので、仕上がりも大きく異なります。

一般家庭で行われることの多いハンギング法(花を吊るして乾かす)で加工すると、花弁がやや縮んで色もアンティーク調になります。くすんだ色味が好みの場合は、ハンギング法でつくったバラのドライフラワーがお部屋にマッチするでしょう。元の姿とは違っても、インテリアになじむお気に入りのドライフラワーになるかもしれません。

変化を避けたいならシリカゲル法がおすすめ

シリカゲル法は、容器に入れた乾燥剤(シリカゲル)に花を埋め込み蓋をして密閉した状態で、乾燥剤の力で水分を抜く方法です。ハンギング法と異なり重力がかかりにくく、室内の湿度にも影響されにくいため、形や色の変化が比較的少ないというメリットがあります。ハンギング法でつくったアンティーク調のドライフラワーも味がありますが、生花と近い姿で保存したい場合はシリカゲル法がおすすめです。

色の変化

シリカゲル法でもまったく生花の姿と変わらないわけではありません。赤いバラの場合は、深みの加わった濃い色合いに変化します。白いバラは、ベージュがかった色味になります。ドライフラワーにするとどんな方法でも色味が変化することを最初に知っておきましょう。

バラをきれいなドライフラワーにするコツ

バラをきれいなドライフラワーにするコツ

バラをドライフラワーにするには、仕上がりの違いを考えて方法を選ぶことをおすすめします。大切な花が思っていた姿と違うものになってしまうのは悲しいことです。アンティーク調の味のある姿が好みならハンギング法、できるだけ生花に近い状態で残したいならシリカゲル法を選びましょう

ここからは、バラをドライフラワーにする際におさえておきたいコツを紹介します。バラにはさまざまな種類がありますが、ウェディングでもよく用いられる一般的なタイプ(芯の高い花弁が重なり合った花型)を用いる場合を想定して、見ていきましょう。

ハンギング法の場合

ハンギング法ではバラを逆さに吊るして自然乾燥によりドライフラワーにします。花束やブーケの場合は一度ほどき、一輪ずつに分けて吊るしましょう。できれば咲き切ってからではなく、蕾が開いて少し観賞を楽しんだタイミングで加工するのがおすすめです。ウェディングブーケの場合は一番美しいタイミングが結婚式と重なるようにできているため、終わったあとは速やかに加工する必要があります。

吊るした状態で1~2週間置いて乾燥させますが、あまり時間がかかると仕上がりが悪くなってしまいます。できるだけ短時間で乾かせるよう、風通しをよくしておくことが大切です

乾かす環境が重要

ドライフラワーを吊るす場所は、湿度が上がらないよう注意しましょう。風通しがあまりよくない場合は、扇風機やサーキュレーターを使うのもひとつの方法です。湿気がこもるような場所に吊るすのは避けてください。

シリカゲル法の場合

まず容器にシリカゲルを敷き、バラを置いて、上からもたっぷりシリカゲルをかけます。シリカゲルの量が足りないと、乾燥に時間がかかったり水分が残ったままになったりして、仕上がりに影響します。バラが見えなくなるようしっかりと埋めるようにしましょう。ウェディングブーケのように、美しさのピークを迎えた花でも比較的きれいなドライフラワーにできます。結婚式で使ったバラを美しいドライフラワーにしたいなら、シリカゲル法で乾かすといいでしょう。

ひとつの容器のなかに複数のバラを入れる場合は、重なり合うと乾きにくくなってしまいます。間隔を空けてバラ同士が触れないようにしましょう。花弁が重なっているバラは乾燥しにくいため、花弁と花弁の隙間にもシリカゲルを入れるのがポイントです。スプーンを使って振りかけるようにすると作業しやすいです。

大量の花を加工するのは難しい

たくさんのバラをドライフラワーにしたい場合、シリカゲルや容器が大量に必要となり、作業にも時間がかかります。大量の花を加工したいなら、シリカゲル法は一般家庭では難しいかもしれません。

美しく長期保存できるドライフラワーにする方法

美しく長期保存できるドライフラワーにする方法

美しい仕上がりを重視するなら、ハンギング法よりもシリカゲル法が適しています。ただ、ウェディングブーケをまるごと残したい場合など、ドライフラワーにする花の量が多い場合は一般家庭では難しい可能性もあります。また、ドライフラワーにも寿命があります。一般家庭でつくったものは数ヶ月~1年程度が美しさを保てる期間の目安とされています。大切なバラを残したい場合、もう少し長く楽しみたい方も多いのではないでしょうか。

ブーケや花束を残すなら専門店での加工がおすすめ

たくさんのバラを加工したい方や、確実に美しく仕上げたい方には、専門店の利用がおすすめです。ドライフラワーに保存加工する専門店に依頼すれば、大切なお花をより長くきれいな状態で保存できます。保存加工専門店のシンフラワーでは、バラに限らずさまざまな花を取り扱っているため、一般家庭では加工が難しいような花でもドライフラワーにできる可能性があります

結婚式やプロポーズで用いられたブーケや花束を残したい方のご利用が多いですが、お誕生日や発表会でもらった花束、さまざまな記念日のお花なども加工できます。特殊な技術により色あせや形崩れのしにくいドライフラワーに仕上げますので、大切なお花をずっとそばに置いておきたい方に喜んでいただいています。

ケースに入れて埃から守ろう

長期保存できるよう加工したバラは、その後の管理の仕方にも注意が必要です。基本的にお手入れがいらなくなるため、気を付けたいのが置きっぱなしにした結果埃をかぶった状態になってしまうこと。とくに花弁が重なり合ったバラは、埃が付くと取り除くのが大変なつくりの花です。埃から守るためにも、ケースやガラス扉付きの棚などに入れて飾りましょう。

シンフラワーでは、お預かりしたお花をドライフラワーに加工したあと、すべてケース入りのインテリアアイテムに仕上げてお返ししています。埃が直接お花に付着してしまう心配がないため、安心です。埃や汚れから守りながら飾ることも、ドライフラワーを長持ちさせるための大切なポイントです

バラを使ったシンフラワーのおすすめアイテム

バラを使ったシンフラワーのおすすめアイテム

シンフラワーでは、主にブーケや花束を用いてアレンジしたインテリアアイテムを取り扱っています。そのなかから、バラを美しく残したい方におすすめの商品を紹介します。ウェディングや母の日、誕生日など、バラをプレゼントされるシーンは意外とあるもの。大きなブーケも一輪のバラでも、それぞれに合った多様なアイテムに加工できるため、希望の残し方が叶うはずです。

ドライフラワーを用いたインテリアアイテムとして、シンフラワーの人気商品でもある3D額シリーズをはじめ、ボトルブーケ、クリスタルフラワーを紹介します。また、シンフラワーではドライフラワーに加えて押し花への加工も受け付けています。平面状のアイテムがご希望の場合は、押し花ブーケもおすすめです。それぞれの特徴や魅力を詳しくお伝えしていきます。

108本のブーケを残せる3D額

108本のブーケを残せる3D額

プロポーズでもらった108本のバラは、3D額にして残せます。縦横のサイズが50cm×50cm~55cm×60cmの大きな立体額に、108本すべてを収めて保存できる商品です。ブーケや花束の姿をそのまま再現したデザインのほか、額いっぱいにバラを敷き詰めたデザイン、ハート型に敷き詰めたデザインから選べます。

ブーケ型のデザインを選択した場合は、元のブーケに使われていた包装紙やリボンも一緒に額のなかに入れることができます。そのため、プロポーズでもらったブーケがそのまま額に閉じ込められたように仕上がるのも魅力です。額のデザインも豊富なバリエーションから選べますので、ずっとそばに置いておきたくなるお気に入りのインテリアアイテムに仕上げられます。

3D額はバリエーション豊富

3D額シリーズには、額のサイズやデザイン、花の入れ方など多様なバリエーションが用意されています。ブーケの形を再現することもできますし、ボックスフラワーのような敷き詰めタイプも選べます。

※シンフラワーのおすすめ「3D額」はこちら

ボトルブーケ

ボトルブーケ

四方から見て美しいバラのブーケは、ボトルフラワーとして残すのもおすすめです。リビングや寝室などにボトルブーケを飾れば、お部屋がいつも明るく華やかな雰囲気になるでしょう。ひとつでも小さなものでも存在感があるため、玄関の靴箱のうえに飾るのもおすすめです。

ボトルの種類はさまざま

シンフラワーのボトルブーケは、多様なタイプのブーケに合わせられるボトルの充実度も魅力。形状もサイズも豊富なため、108本のプロポーズのバラや丈の長いタイプのブーケもまるごと閉じ込められます。逆に、小ぶりなサイズにアレンジして残すことも可能です。

ひとつのブーケを小分けにして、小さなサイズのボトルブーケを複数つくることもできます。大切な方へのギフトとして選ばれる方も多いシリーズです。

※シンフラワーのおすすめ「ボトルブーケ」はこちら

クリスタルフラワー

クリスタルフラワー

大きなサイズのドライフラワーアイテムを飾るとなると、スペースの確保が難しい場合もあります。また、あまり存在感の強いものを飾るのは抵抗があるという方もいるかもしれません。シンフラワーでは、ほんの少しだけお花を残したいという方にもおすすめの、小さなアイテムもご用意しています。透明の樹脂にドライフラワーを閉じ込めるクリスタルフラワーという商品です。

球体とキューブから選べるクリスタルフラワーは、一輪の花を保存するのにぴったりです。また、小花を組み合わせてアレンジすることもできます。ペーパーウェイトとして実用性も兼ね備えたアイテムで、お部屋のさりげないアクセントとして活躍してくれるでしょう

一輪のバラを残すのに最適

プレゼントされた一輪のバラを保存したいなら、クリスタルフラワーが最適です。バラの美しさをそのまま閉じ込めて、コンパクトにいつまでもそばに置いて楽しめます。

※シンフラワーのおすすめ「クリスタルフラワー」はこちら

押し花ブーケ

押し花ブーケ

シンフラワーでは立体的な3D額に加えて、押し花をフレームアートにした押し花ブーケも人気を集めています。ひとつひとつ丁寧に押し花にしたあと、3D額と同様に平面額のなかにブーケの形に組み立てて仕上げます。壁にかけたり立てかけたりして飾れるタイプです。ほかのシリーズのように押し花の並べ方や額のデザイン、サイズはさまざまなタイプから選べますので、好みのアレンジを楽しみましょう。

おしゃれなアート

押し花ブーケは本物の花を用いた作品でありながら、飾りやすいデザインなのも魅力です。ブーケの形が定番ですが、花弁をリースの形に並べたデザインや、敷き詰めタイプもあります。大切なお花をさりげなく飾れておしゃれな雰囲気も楽しめるため、お部屋のインテリアとして愛用しやすいシリーズです。

※シンフラワーのおすすめ「押し花ブーケ」はこちら

まとめ

バラは多様な品種を持つ世界中で親しまれている花です。愛や美という花言葉があり、ウェディングやプロポーズでも定番の花として活躍しています。特別なシーンで用いられることが多いため、ドライフラワーに加工して保存したい方も多いですが、美しい形で長期保存するとなると、一般家庭では難しい面もあります。

生花のような一番美しい姿のままでバラを長期保存したいなら、保存加工専門店でドライフラワーにするのがおすすめです。シンフラワーでは、プロポーズの108本のバラをそのまま残すことも可能。ドライフラワーに加えて押し花への加工もできます。バラの魅力を生かした多様なアイテムにアレンジできますので、好みのデザインを選んで暮らしに取り入れて楽しみましょう。

この記事のまとめ
  • バラを一般家庭でドライフラワーにすることはできるが、姿形の変化は避けられない
  • 美しいバラをできるだけそのままの姿で長期保存したいなら保存加工専門店の利用がおすすめ
  • シンフラワーではバラの魅力を生かした多様なアイテムが選べる

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