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プロポーズの言葉はメッセージカードで伝えよう!例文や贈り方も紹介

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

プロポーズの言葉はメッセージカードで伝えよう!例文や贈り方も紹介

プロポーズでもらった言葉は、一生心に残るものです。だからこそ、どんな言葉を選べばいいか、またうまく伝えられるか不安になる方もいるかもしれません。想いを伝えるのに効果的なアイテムなのが、メッセージカードです。

今回は、メッセージカードで伝えるおすすめのプロポーズの言葉や、贈り方について詳しく紹介します。自信を持ってプロポーズできるよう、ぜひメッセージカードを効果的に使ってまっすぐな想いを伝えましょう。

この記事はこんな人におすすめ
  • プロポーズを考えている方
  • どんな言葉でプロポーズすればいいか悩んでいる方
  • 思い出に残る素敵なプロポーズがしたい方

プロポーズは言葉で気持ちを伝えよう

プロポーズは言葉で気持ちを伝えよう

プロポーズでは、何をプレゼントすればいいかということに気持ちが向きがちですが、忘れてはいけないのが言葉です。素敵なプレゼントを用意しても、言葉で想いを伝えなければ、相手がプロポーズされていることに気付かないなんてことにもなりかねません。プレゼントよりもきちんと言葉で伝えてくれるのが嬉しいと考える方は多いため、どんな言葉でプロポーズするかしっかり考えておきましょう。

ブーケ保存加工専門店シンフラワーでは、2022年に独身女性300名を対象に、理想のプロポーズの言葉に関する意識調査(webアンケート)を行いました。その結果から、まずはプロポーズで喜ばれる言葉の傾向について見ていきましょう。

ストレートな言葉が人気

アンケートでは、プロポーズの言葉はなくてもいいと思う女性はわずか2%で、ほとんどの方が言葉で伝えてほしいと考えていることがわかりました。とくに、「シンプルな言葉で真摯なプロポーズ」をしてほしい方が63.7%と最も多かったです。「さりげない言葉で自然体のプロポーズ」(20.3%)とあわせれば、8割以上が気取らず飾らない素直な言葉を求めているということになります

webアンケート結果:あなたが考える「理想のプロポーズ」の言葉は?
  • シンプルな言葉で真摯なプロポーズ:63.7%
  • さりげない言葉で自然体のプロポーズ:20.3%
  • ロマンチックな言葉で感動的なプロポーズ:7.0%
  • かっこいい言葉で男らしいプロポーズ:4.0%
  • ほっこりするような面白いプロポーズ:2.7%
  • プロポーズの言葉はなくてもいい:2.0%
  • 日本語では照れくさい言葉を英語で伝えるプロポーズ:0.3%

少数派ですが、ロマンチックな言葉や男らしいかっこいい言葉が嬉しいという方もいました。あまり気を張らずにまっすぐな想いをシンプルに伝えるのがベストといえるでしょう。

シンフラワーのwebアンケート記事はこちら

メッセージカードでプロポーズするメリット

メッセージカードでプロポーズするメリット

プロポーズでは言葉で想いを伝えることが大事とお伝えしました。そこでおすすめのアイテムがメッセージカードです。メッセージカードを使って想いを伝えるのには、さまざまなメリットがあります。詳しく見ていきましょう。

事前に準備ができる

プロポーズは人生の節目となる一大イベントです。事前にどんな言葉で伝えるか考えていても、いざその場になると緊張して頭が真っ白になってしまう方もなかにはいるかもしれません。また、口下手で思ったことをうまく伝えられない方もいるでしょう。もちろん、それでも頑張ってご自身の口から伝えてほしいところですが、メッセージカードに事前に想いを綴っておけば、プロポーズの場でも自信を持ってお話できるはずです。

メッセージカードを用意することで、どんな言葉で伝えよう等と自分の気持ちも事前に整理できます。ぶっつけ本番で思ったことを言うより、しっかりと考えておくことで後悔しないプロポーズができるでしょう。

カードが記念に残る

プロポーズを受ける側にとっては、メッセージカードも大切なプレゼントとなります。購入したプレゼントも喜ばれますが、手紙やカードは唯一無二のギフトです。また、保存期間もありませんので、記念にいつまでも残しておくことができます。パートナーが想いを綴ってくれたカードは一生ものの宝物となるでしょう。

手書きがおすすめ

カードは活字よりも直筆のほうが気持ちが伝わりやすいです。文字を書くのに自信がなくても、丁寧に書けば問題ありません。

手書きのメッセージカードは世界にひとつだけの素敵なプレゼントになるでしょう。

特別感がある

今の時代、連絡だけでなくお祝いメッセージなどもスマートフォンのメールやSNSの機能で完結してしまいます。手紙やメッセージカードというアイテムそのものを用いる機会が減っているからこそ、ここぞというときに役立てることができます。カード自体は簡単に入手できるうえ特別感も出せますので、使わない手はありません。

メッセージカードは特別感のあるアイテムのため、プロポーズの演出にも活用できます。ギフトのなかにカードを隠しておくなど、よりサプライズ感の出やすい使い方も効果的です。

遊び心を発揮するのもあり

カードを活用して少しひねった演出をするのもいいでしょう。

複数のカードに1文字ずつと番号書いたものを隠しておき、番号順に並べるとプロポーズの言葉になるといった演出も楽しいです。

プロポーズにおすすめ!メッセージカードの例文

プロポーズにおすすめ!メッセージカードの例文

では、メッセージカードを使ってプロポーズするならどのような言葉を選べばいいのでしょうか。前述のように、シンプルで真摯なメッセージが喜ばれやすいことから、カードに書く言葉は厳選する必要があります。そこで、メッセージカードに書くのにふさわしい、おすすめの例文を紹介していきます。

さまざまな言葉がありますが、大きく3つのカテゴリに分けることができます。「プロポーズ(求婚)の言葉」「誓いの言葉」「気持ちを伝える言葉」です。これらの3種類の言葉を組み合わせれば、シンプルながらしっかりと想いの伝わるメッセージとなるでしょう。3カテゴリに分け、それぞれの例文や選び方のポイントを見ていきましょう。

プロポーズの言葉

「結婚してください」「一生一緒にいてください」「僕の妻になってください」など、ストレートなプロポーズのメッセージです。結婚してほしいという意志が伝わるよう、濁さずにわかりやすい言葉を選びましょう。プロポーズされていると誰が見てもわかる言葉を求める方がほとんどですので、あまりひねらずに定番の言葉を選ぶのがポイントです

プロポーズの言葉は必須

色々と綴っても、プロポーズだと相手がわからなければ意味がありませんので、わかりやすく伝えることが大切です。

短くても問題ありませんので、プロポーズだとわかる言葉は必ず書くようにしましょう。

手紙ではなく小さなメッセージカードに書くなら、「結婚してください」や「結婚しよう」の一言だけでも十分です。限りなくシンプルなほうがインパクトが強く感動するという女性も少なくありません。

誓いの言葉

結婚したら自分はこうします!という宣言のような言葉も、強い意志を感じられて心に響きやすいです。たとえば、「一生大切にします」や「ずっと幸せにします」といったメッセージを選ぶといいでしょう。結婚してほしいというメッセージに加えて、相手を大切に想う気持ちを表現する言葉を添えることで、より伝わりやすくなります

プロポーズは、覚悟を決めないとできないことです。その覚悟が伝わるような言葉をもらうとグッとくる方がほとんどでしょう。「一緒に幸せに暮らしましょう」など、ふたりで未来を作っていきたいという希望のような誓いの言葉も素敵です。自分たちらしい夫婦を思い浮かべながら、しっくりくる言葉を選んでくださいね。

気持ちを伝える言葉

今の素直な気持ちをシンプルな言葉で伝えるのもとても素敵です。「大好きです」「愛しています」「一緒にいられて幸せです」などの言葉は、パートナーをどのように思っているかがわかりやすく伝わりますので、喜ばれるでしょう。

プロポーズの言葉を添える必要がありますので、たとえば「大好きです、結婚してください」「〇〇と一緒にいられて幸せだよ、これからも一緒にいてね、結婚しよう」というようにつなげるといいでしょう。

メッセージカードを書く際の注意点

メッセージカードはシンプルが一番です。文章が長すぎると伝わりにくいため、伝えたいことを整理してから書くことをおすすめします。

「結婚してほしい」というプロポーズの意志が伝わることが一番大切ですので、その場ですぐに読める文字数(長くても3~5行程度)で収まるようにしましょう。

メッセージカードのおすすめの贈り方

メッセージカードのおすすめの贈り方

メッセージカードで想いを伝えてプロポーズする場合は、ギフトも用意するのがおすすめです。かつては婚約指輪がプロポーズの定番ギフトでしたが、現在は多様化しているため、指輪にこだわる必要はありません。指輪以外のアクセサリーや雑貨などを選ぶ方も多いです。用意したプロポーズギフトにカードを添えて贈るのがおすすめですが、その場でカードに気付いて読んでもらえるよう存在感を出しましょう

ギフトの包装紙を開くときに必ず触れる場所に差し込んでおく、箱を開けたらカードが見えるように入っているといった工夫が効果的です。カードを添えるのにおすすめのギフトの代表例として、花束を紹介します。

花束に添えて渡す

メッセージカードを添えるギフトとしておすすめなのが、花束です。プロポーズギフトとしてどんなものを用意すればいいかわからない場合にも、花束なら誰にでも喜んでもらいやすく特別感もあります。プロポーズの定番であるバラの花束や、パートナーの好きな花で作ったブーケなどがよく選ばれています。カードを花束の隙間などに目立つように差し込んで渡すといいでしょう。

花束のギフトはその場で包みを開く必要がないため、花を見たあとは自然とカードに目が行きます。スムーズにカードに注目してもらえるよう簡単に誘導できますので、ぜひ花束と一緒にメッセージカードを贈りましょう。

読んでから渡す

5行ほどの長めのメッセージの場合は、渡す前に自分で声に出して読むのもおすすめです。「伝えたい言葉を書いてきた」と言ってパートナーに読み聞いてもらいましょう。「結婚してください」のようなプロポーズの言葉は、最後にパートナーの目を見て伝えるといいでしょう。

短いメッセージならあえて読まないのも素敵

1~2行のシンプルなメッセージなら、見ただけですぐに伝わるため読まないほうが効果的かもしれません。

その場合、パッとメッセージカードが目に入るようにギフトに添えるか、封筒に入れたり裏返したりして渡す場合もその場で見てもらうといいでしょう。

メッセージカードや手紙でプロポーズする場合は、パートナーが持ち帰ってから読むのではなく、その場で読んでもらうか、自分で読んで渡すようにしましょう。返事もその場で聞けますし、書いたものを読んでもらうだけでなく、やはり肝心な言葉は自分の口で伝えるのが一番です。加えてカードも記念に残りますので、しっかりと思い出に残るプロポーズにすることができるでしょう。

シンフラワーでメッセージカードを花束と一緒に保存しよう

シンフラワーでメッセージカードを花束と一緒に保存しよう

花束をプロポーズギフトとしておすすめしましたが、カードは手元に残せるものの花束は枯れてしまうのでは…?と心配されている方もいるかもしれません。生花(切り花)はそのままでは保存できませんが、新鮮なうちにドライフラワーや押し花に保存加工すれば、長期に渡り美しいまま手元に残すことができます。ただし、一般家庭での加工方法では色合せや形崩れなどを防ぐことが難しく、保存期間も1~3年程度と十分ではありません。

ブーケ保存加工専門店のシンフラワーは、プロポーズの花束をそのままのイメージを保ちながら、長期保存できる高品質なドライフラワー・押し花に加工します。大切な花束とメッセージカードを記念に残したいと考える方は、ぜひシンフラワーにご相談ください。ここからは、シンフラワーの保存加工について紹介します。

プロポーズの花束やブーケを半永久的に保存

シンフラワーは創業20年以上の実績豊富な保存加工専門店です。すべての作業工程を職人の手で進め一つひとつの花を丁寧に加工するため、色や形が美しくみずみずしい質感を保ったドライフラワーや押し花に仕上がります。自然のもののため、経年劣化による色あせや形崩れは避けられないことを踏まえて、色持ちがよくなる特殊な加工やシワをのばして形よく仕上げる作業を行います。

さらに、完成したドライフラワーや押し花は、すべて独自の密封技術により高品質なガラスボトルや額縁に閉じ込めて保存します。そのため、美しい姿が数十年単位で維持できるのがシンフラワーの保存加工の魅力です。大切な花束を記念品として半永久的にそばに置いて楽しめるため、多くのお客様にご好評いただいています。

ドライフラワーと押し花のどちらを選ぶ?

ドライフラワーは立体的に、押し花は平面的に仕上がるのが大きな違いです。

基本的には形状の好みで選ぶことをおすすめしますが、飾るためのスペースの確保が難しい場合は押し花がおすすめです。

シンフラワーで作成される押し花は、額縁に入れて絵画のように飾れるのが特徴です。ドライフラワーと異なり奥行きがないため、壁にかけて飾れてスペースを圧迫しません。模様替えやお引越しの際の移動もスムーズにできます。

メッセージカードやラッピング材も記念に残せる

メッセージカードやラッピング材も記念に残せる

シンフラワーでは、完成したドライフラワーや押し花とともに、添えられていたメッセージカードや包装紙、リボンなども一緒にケースに入れて保存できます。カードやラッピング材も一緒に保存したい場合は、サイズの選び方が重要です。シンフラワーでは一輪の花を保存できる手のひらサイズの商品もご用意していますが、カードを入れるならある程度の大きさが必要となります。

なお、花束のアレンジの仕方はさまざまなバリエーションから選べます。すべてドライフラワーか押し花に加工して、元の花束の形に組み立て直して包装紙とリボンをつけて保存すれば、まるごと花束を閉じ込めたような仕上がりになります。もちろん、メッセージカードも一緒に入れられます。コンパクトにまとめたい場合は花束の一部を保存加工して、ドーム型のアレンジ(ドライフラワー)やリース型・ハート型のレイアウト(押し花)を選ぶのもおすすめです。

刻印もできる

シンフラワーでは、すべてのアイテムに刻印ができます。お名前や記念日を入れて飾れば、プロポーズの記念品として末永く楽しめるでしょう。

刻印プレートを付けるのが基本ですが、押し花の場合は台紙への直接印字も可能です。

シンフラワーで保存加工したプロポーズの花束を、結婚式のウェルカムアイテムとして活用される方も多いです。結婚式でも新婚生活でも、本物のプロポーズの花束にメッセージカードが添えられたアイテムは存在感を発揮してくれるに違いないでしょう。

まとめ

プロポーズでは何をプレゼントするかということより、ご自身の言葉でしっかり気持ちを伝えることが大切です。パートナーに笑顔で受け取ってもらうためにも、シンプルでわかりやすい、背伸びをしない素直な言葉で伝えるようにしましょう。口で伝えるだけでなく手書きのメッセージカードを渡すことで、プロポーズの思い出を形で残すのがおすすめです。

メッセージカードで想いを伝える際は、花束を一緒にプレゼントするとより印象的なプロポーズになります。花束はそのままでは日持ちしませんが、新鮮なうちにドライフラワーか押し花に保存加工すれば長期保存できます。ブーケ保存加工専門店のシンフラワーで、大切な花束をメッセージカードとともに保存して、プロポーズの思い出を記念に残してはいかがでしょう。

この記事のまとめ
  • プロポーズでは自分の言葉で気持ちを伝えることが大切
  • 事前に伝えたい想いをメッセージカードに書いておくとプロポーズしやすい
  • 花束にメッセージカードを添えてプロポーズしたら、保存加工して記念に残すのがおすすめ

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結婚式

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108本のバラに込められた意味とは?プロポーズで贈られる理由

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

108本のバラに込められた意味とは?プロポーズで贈られる理由

プロポーズでは花束を贈る方が多いですが、とくに人気のバラは本数によって意味が異なります。108本はプロポーズで選ばれる定番の本数で、特別な意味が込められています。

今回は、108本のバラの意味とプロポーズに贈られる理由、贈る際の注意点を中心に説明していきます。また、プロポーズでもらった花束は記念品として手元に残したい方が多いアイテムです。美しいまま長期保存するための保存加工についてもあわせて紹介します。印象に残るプロポーズがしたい方や、108本のバラについて詳しく知りたい方はぜひ参考にしてください。

この記事はこんな人におすすめ
  • プロポーズを計画している方
  • 108本のバラの意味や扱い方を詳しく知りたい方
  • パートナーに負担をかけず108本のバラをプレゼントしたい方

108本のバラにはどんな意味がある?

108本のバラにはどんな意味がある?

ボリュームたっぷりの108本のバラがプロポーズでよく選ばれるのは、ストレートな求婚のメッセージが込められているからです。108本のバラには、以下のような意味があります。

108本のバラの意味
  • 「結婚してください」
  • 「10(と)8(わ)=永遠」

なお、バラ全般は「愛」や「美」という花言葉を持ち、そもそも愛情を表現するのにふさわしい花です。本数だけでなく色でも意味が変わるのも特徴で、プロポーズで贈る場合は「愛情」という花言葉を持つ赤いバラがよく選ばれます。ほかにも「感謝」や「可愛い人」という花言葉のピンクや、「深い尊敬」「純潔」の白、「絆」のオレンジ色など、素敵な意味の色がたくさんあります。パートナーの好みの色を選ぶのもいいでしょう。

プロポーズに108本のバラが贈られる理由

プロポーズに108本のバラが贈られる理由

「結婚してください」や「永遠」という意味が込められた108本のバラは、プロポーズで多く用いられてきました。プロポーズギフトの専門店でも、108本のバラの花束など専用の商品が販売されています。

特別な意味を持つ本数という特徴はもちろん、108本のバラは情熱的な印象を与えるアイテムです。プロポーズで贈られる理由をさらに深掘りしていきましょう。

ストレートなメッセージ性とインパクト

プロポーズは、人生の節目となる大切なイベントです。自分にとってもパートナーにとっても、思い出に残る素敵なプロポーズにしたいと思う方は多いでしょう。パートナーに喜んでもらいたい、プロポーズを笑顔で受け入れてほしいという思いから、特別感のあるギフトを用意して気持ちをまっすぐ伝えるのは素敵なことですね。

ストレートなメッセージの込められた108本のバラは、その意味だけでなく見た目のインパクトも強いです。普段生活していて、お祝いの花束などをもらうことはあっても、100本を超える花束をプレゼントされることはめったにないでしょう。喜びとともにサプライズ感も高まるため、プロポーズシーンを盛り上げてくれるアイテムとなるに違いありません。

婚約指輪に代わるギフトにふさわしい

プロポーズギフトというと婚約指輪が定番でしたが、現在はさまざまなアイテムがプレゼントされています。結婚指輪だけでいいから婚約指輪は不要と考える方や、そもそも指輪をあまり身につけないからほしくないという方もいます。婚約指輪はほしいけど好きなデザインを自分で選びたい方もいるそうです。パートナーの意向に合わせて本当に喜ばれるものを選ぶという風潮が定着してきました。

そんななか、婚約指輪に代わる定番ギフトとなってきたのが花束です。108本のバラの花束でも婚約指輪ほど高価ではないため、ほかのギフトを添えたり結婚式や新婚生活のための資金の足しにしたりと、より予算を有効に使える点でもメリットがあります。

108本のバラの価格相場

バラは1本あたりの大きさや種類によって値段が変わります。人気の品種や着色されたものなど珍しいバラは、単価が上がる傾向にあります。

そのため108本となると価格にも幅ができますが、安いもので2万円程度、高価になると10万円ほどが相場です。

ネットショップで取り扱う専用の花束は、小ぶりなバラで作られていることが多く、2万円を切るリーズナブルな値段で販売されているものもあります。バラそのものの価格だけでなく、人件費やラッピング代も含む値段ですので、さまざまなお店を比較しながら予算の範囲内でイメージに合うものを選ぶといいでしょう。

憧れる女性も多い

プロポーズに憧れを抱く独身女性は多く、特別なシチュエーションでサプライズプロポーズをされたいという声もよく聞かれます。シンフラワーでは、2021年に独身女性300名を対象にwebアンケート調査を行いました。「プロポーズ時にプレゼントされるなら何本のバラが嬉しいですか?」という質問に対し、最も票を集めたのは108本でした

その一方で、本数が多いだけにもらったあとどう扱えばよいかわからない、管理に困るといった不安も多く見られました。このあと詳しくお伝えしていきますが、108本のバラを贈る場合は、パートナーが困ることのないよう贈ったあとのことも考える必要があります。とはいえ、特別感が強くストレートな意味が込められた108本のバラは、多くの女性にとっても憧れのギフトといえるでしょう。

【シンフラワーのwebアンケート結果記事はこちら】

プロポーズに108本のバラを贈る場合の注意点

プロポーズに108本のバラを贈る場合の注意点

108本のバラは、普段手にすることのないボリューム感で、簡単に入手できるものでもありません。パートナーに喜んでもらうために用意するものですので、確実にご自身が贈りたいものを用意し、新鮮な状態でプレゼントすることが大切です。

また、前述のwebアンケート調査でも、憧れで嬉しいギフトである反面、もらったあとのことが心配という回答が多く見られました。108本のバラでプロポーズを計画する際は、贈ったあとのことも含め考えておく必要があるでしょう。

108本のバラを自信を持ってプレゼントできるよう、押さえておきたいポイントをまとめました。プロポーズを成功させるためにも、以下の注意点を踏まえて用意しましょう。

事前の手配が必要

一般的な花屋さんでは、当日の駆け込みで108本のバラを購入できることはまずありません。切り花は生ものですので、大量の在庫を抱えることができず、数日中に売り切れる量を目安に仕入れるお店がほとんどです。そのため、108本のバラを入手したい場合は前もって花屋さんに予約しておく必要があります。3日前までを期限としているお店が多いですが、もっと早い段階で予約しなければならない場合もあるため確認しておきましょう。

ネットショップでも購入可能

108本のバラを実店舗で手配することが難しい場合は、ネットショップでの購入がおすすめです。

実店舗を持たない花屋さんもたくさんありますし、プロポーズギフト専門店でも取り扱われていますので、お店の商品ページなどをチェックしてみましょう。

渡すまでの管理

108本のバラを事前に手配しておけば、予約した日時に鮮度のよい状態で花束にしたものを受け取れます。長持ちするものではないため、あまり早すぎる受け取りは避けたほうがいいでしょう。できるだけ贈るまで時間が空かないよう計画することも大切です。

とくに夏季は、長時間屋外で持ち歩くと渡すまでに萎れてしまいます。花束は保水処理をされていますが、一時的なものです。日差しはもちろん、室内でもエアコンの風が直接あたらないようにしてください。乾燥を避け、茎の切り口の水分が枯れないようにしましょう。涼しい場所で、厚手の紙袋などに入れた状態で立てておくのが適切な置き方です

隠し場所にも配慮が必要

花束を車内に隠す場合も温度に気を付けましょう。涼しい時期でも日中は意外と高温になることもあります。

108本という大きな花束ですので、渡すまでの管理も簡単ではありません。最初からホテルやレストランに預かっておいてもらうという方法もスマートです。バラの鮮度が落ちないようにすることを最優先に計画しましょう。

渡したあとのことまで考える

108本のバラは特別感がとても強く、プレゼントされたらパートナーは感動するでしょう。もらった瞬間は嬉しいですが、そのあとのことを考えると正直ためらうという女性も多いです。気持ちが嬉しいからこそ、108本のバラを枯らさないようにしたいけれど難しい…という気持ちもあり、プレッシャーに感じるアイテムでもあります。

108本にもなりますので、そのボリュームは相当なものです。大きくて重いため、持ち運ぶのも一苦労でしょう。一般的なサイズのバラで作られた花束のサイズと重量は以下のとおりです。

108本のバラのサイズと重量
  • 直径 : 50~60cm程度
  • 高さ : 50~70cm程度
  • 重量 : 2~3kg

大きめのバラを使えば、もっと大きくなりますし5kgを超える重さになる場合もあります。外出先でプロポーズする場合、パートナーがひとりで自宅まで持ち帰るのは大変です。負担にならないよう、無事に持ち帰れるまでサポートすると喜ばれるでしょう。

さらに、持ち帰ったあとには「これをどうやって生けよう?」という問題が発生します。108本のバラをすべて花瓶に生けるのは不可能に近いでしょう。また、生けたとしても水替えなどのお手入れが大変です。頑張ってお手入れしても2週間も過ぎれば傷んでしまいます

せっかくプレゼントしたバラで、パートナーに負担をかけたり悲しい思いをさせたりしないためにも、おすすめなのが「保存加工」です。プロポーズのバラを美しく長期保存するための方法を、このあと詳しく紹介していきます。

108本のバラを贈ったら保存加工しよう

108本のバラを贈ったら保存加工しよう

108本のバラは一般的な方法で水に生けていても2週間程度しか保存できません。そこで、新鮮なうちに長期保存できるよう加工するのがおすすめです。一般家庭でも、もらった花束をドライフラワーにして長く楽しむことはできます。ただし108本という本数をすべて自分でドライフラワーにするのは難しく、できたとしても色や形を美しく維持するには限界があります。

そこで、プロポーズで贈ったバラをパートナーに負担をかけず美しいまま長期保存する方法を知っておくと便利です。

専門店に預けるのがベスト

大切な花束やブーケを長期間美しいまま手元に残すために、保存加工を行う専門店があります。シンフラワーも同様の専門店です。108本のバラをすべて手元に残したい場合も、一部を保存したい場合も、保存加工専門店に預けて加工依頼しましょう。生花のバラのイメージが保たれたまま長期保存できるものに加工できます。

プロポーズの花束のほか、ウェディングブーケの保存でも需要が多く、現在多数の保存加工専門店が営業しています。加工方法や料金、仕上がりは店によって異なります。ほとんどの専門店がホームページで情報を発信していますので、チェックしながら信頼できる店を選びましょう。

ドライフラワーか押し花に加工

保存加工専門店では、切り花を高品質なドライフラワーまたは押し花に加工します。なお、シンフラワーでは花束やブーケの保存加工にはドライフラワーや押し花が向いていると考えるため、プリザーブドフラワー加工は行っておりません。

ドライフラワーは花を立体的に保存し、押し花は平面的に保存します。いずれも水分が抜け乾燥している点は同じですので、湿気を避けて保管しましょう。また、直射日光などの強い光も劣化につながるため避けましょう。

押し花ならコンパクトに保存できる

ドライフラワーと押し花のどちらを選ぶかは好みによりますが、飾るスペースの問題を避けたいなら押し花がおすすめです。

薄型でコンパクトに飾れるため、額縁に入ったものを壁にかけられますし移動も簡単にできます。

108本のバラをまるごと記念に残せる

保存加工専門店ではプロポーズやウェディングで用いた花を中心に取り扱いますので、108本のバラをまるごと保存できる商品もあります。ドライフラワーにする場合も押し花にする場合も、高品質なケースに入れて密封するため、ほこりや汚れが花に付着することもありません。長期保存できることに加えてお手入れが簡単な点も大きなメリットです。

パートナーに108本のバラをプレゼントしたあとは、茎から吸水できるようラッピングを一度外してバケツなどに張った水に浸けておきましょう。翌日以降、送付か持ち込みで専門店に預けるよう事前に手配しておくとスムーズです。

預け方は事前に確認を

専門店によって、花の預け方のルールは異なります。実店舗のない店の場合は、持ち込みができず送付のみとなるため注意が必要です。

花を持ち込む場合も来店予約が必須です。慌てることのないよう、預け方は事前に確認しておきましょう。

シンフラワーで108本のバラをまるごと長期保存しよう

シンフラワーで108本のバラをまるごと長期保存しよう

シンフラワーでは、108本のバラをすべてひとつのガラスボトルや額縁に入れて、まるごと保存できます。一つひとつ丁寧に高品質なドライフラワーや押し花に加工し、元の花束の形に組み立て直して保存します。そのため、プロポーズのときのイメージのまま飾り続けられます。

まるごとひとつのアイテムに仕上げるだけでなく、一部を保存したり、複数のアイテムに分けて保存したりすることも可能です。お好みの形で大切なお花を残し、幸せな思い出とともに暮らしませんか?ぜひシンフラワーに、プロポーズの思い出を形にするお手伝いをさせてください。

※「シンフラワーの108本のバラの保存」はこちら

※薔薇108本までお入れできる3D額 : Venti [ベンティ]

独自の技術により保存期間は数十年単位

独自の技術により保存期間は数十年単位

シンフラワーでは、すべての作業工程を機械に頼らず職人の手で進めていきます。効率の面ではデメリットがありますが、丁寧な加工にこだわることでお客様の大切な花をベストな形で残せます。鮮やかな色やみずみずしい質感が持続するよう特殊な加工を施しますので、一般的なドライフラワーや押し花とは異なり生花に近いイメージに仕上がります

加工した花は独自の密封技術により、すべてガラスボトルや額縁に閉じ込めて保存します。丁寧な加工と優れた密封技術で仕上げたシンフラワーのアイテムは数十年単位の保存が可能ですので、大切な記念品として末永くお楽しみいただけます。

ラッピング材も一緒にアレンジ

ラッピング材も一緒にアレンジ

108本のバラだけでなく、どのお花を加工する際も花束に使用されていた包装紙やリボンを一緒に保存できる点も、シンフラワーの特徴です。プロポーズで用いたバラは預けるまで吸水させておく必要がありますが、ラッピング材を外しても捨てずに一緒にお預けください。元の花束のイメージに限りなく近づくよう、活用しながらアレンジします。

刻印もできる

シンフラワーで作成したアイテムには、無料でお名前や記念日を刻印できます。

プロポーズの花束を保存加工して、結婚式のウェルカムボードとして活用するのもおすすめです。

まとめ

108本のバラには「結婚してください」という意味が込められているため、プロポーズに最適な本数です。色によってもさらに意味を加えられるため、色選びにもこだわって準備するといいでしょう。普段抱えることのない大きな花束ですので、事前準備や渡してからのことにも配慮が必要です。パートナーが喜んでくれる素敵なプロポーズにするには、渡したあとのことも考えておきましょう。

自宅に持ち帰っても花瓶に生けるなどのお手入れが難しく、保存性も高くないため、せっかくのプレゼントを枯らしてしまうことに抵抗のある女性が少なくありません。そこで、108本のバラを贈るなら保存加工についても手配しておくことをおすすめします。大切な花束を美しいまま手元に残したい方は、創業20年以上でバラの保存加工実績豊富なシンフラワーにぜひご相談ください。

この記事のまとめ
  • 108本のバラの意味は「結婚してください」、10と8から「永遠」という意味もあるといわれる
  • ボリュームのある花束のため、プロポーズで贈る際には準備と渡したあとにも配慮が必要
  • 108本のバラは保存加工専門店で高品質なドライフラワーか押し花にするのがおすすめ

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保存の種類や方法

薔薇108本の値段はどのくらい?プロポーズで贈る前に知っておきたいこと

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

薔薇108本の値段はどのくらい?プロポーズで贈る前に知っておきたいこと

薔薇は本数によって意味が異なります。とくに108本はプロポーズで贈られることが多い本数です。フラワーギフトに欠かせない薔薇の花を108本も束ねるとなると、お値段も気になるところですね。また、準備やスマートな贈り方など知っておいたほうがいいことがたくさんあります。

そこで今回は、プロポーズに贈る薔薇108本について、値段や意味、配慮したいポイントなどを中心に説明します。薔薇108本という特別なプロポーズギフトは記念に残したいと考える方も多いため、その方法もあわせて紹介します。ぜひ参考にしてください。

この記事はこんな人におすすめ
  • 薔薇108本の値段など基本的な情報を知りたい方
  • 喜ばれるプロポーズをしたい方
  • 薔薇108本でプロポーズする際の注意点や保存方法が気になる方

108本の薔薇はプロポーズで人気

108本の薔薇はプロポーズで人気

かつてはプロポーズに贈るアイテムといえば婚約指輪が主流でしたが、現在は花束がよく贈られるようになりました。プロポーズを受ける側が指輪を好まない、または好きなデザインのものを自分で選びたいというケースが多いことや、婚約指輪にかける数十万円を結婚式や新婚生活の資金にあてたいという考えが広まったことが背景といわれています。

プロポーズといえば花束という風潮のなか、それでもサプライズ感の大きいアイテムに憧れを抱く方は多く、人気を集めているのが薔薇108本のギフトです。普段生活しているときには、まずもらうことも扱うこともない本数でしょう。108本という本数の意味をはじめ、入手方法や値段、重量など基本的な情報をまずは見ていきましょう。

薔薇108本の意味

薔薇108本には、「結婚してください」という意味が込められています。ストレートな気持ちを伝えたいプロポーズに最適な本数です。また、108本は「10(と)」「8(わ)」で「永遠」という、もうひとつの意味合いも込められていることから、プロポーズの定番本数となりました。

なお、薔薇は「愛」や「美」といった花言葉を持ち、そもそもプロポーズで贈るのにふさわしい花です。108本のほかにも、5本の「あなたに出逢えて本当に嬉しい」や、12本の「私の妻(恋人)になってください」をはじめ、プロポーズ向きの意味を含む本数は多く、さまざまな本数の薔薇がよく贈られています。

人気の理由

薔薇108本はプロポーズにふさわしい意味を持ち、華やかで特別感のあるギフトです。

人生の節目となる大きなイベントを彩る108本の薔薇は、存在感の大きさと込められた意味から、憧れのプロポーズギフトとなったのも納得ですね。

薔薇108本はどうやって入手する?

5本や12本なら、プロポーズをしようと思い立ったその日に花屋さんに行けば入手できるでしょう。しかし、108本となると、当日の駆け込みで束ねてくれる花屋さんを見つけられる可能性は極めて低いです。薔薇108本でプロポーズしたい場合は、事前の準備が欠かせません。

予約が必要

事前に予約をしておけば、希望のタイミングに合わせて薔薇108本の花束を用意してもらえます。

「何日前までに予約」といったルールは店によりますので、確認しておきましょう。

プロポーズのための薔薇108本ギフトを販売するネットショップもたくさんあります。実店舗に足を運ばなくても配送してくれて、画像を見ながら選べるため準備もスムーズです。プロポーズを計画するなら、さまざまなネットショップの情報もチェックしてみるといいでしょう。

108本の薔薇の値段は?

108本の薔薇を用意するとなると、気になるのがお値段です。薔薇の値段は統一されていないため、相場は2~10万円ほどと幅があります。店によって差が出ることはもちろんですが、同じ店で購入したとしても選ぶ薔薇の種類やサイズによって値段が変わります。そもそも1本あたりの値段が薔薇によっても異なるため、108本ともなると価格差がかなり開くのです。

薔薇の単価により大きく変動

大きなサイズの薔薇ほど値段は高くなります。染色されているものや珍しい品種も、希少なため比較的高価です。

また、人気のある品種も需要が多く仕入れ値が高いため、値段が高くなる傾向があります。

なお、実店舗を持たないネットショップはさまざまなコストを抑えながら営業しているため、薔薇108本も比較的リーズナブルに購入できる可能性があります。準備に余裕を持てればお店や商品もゆっくり比較しながら選べるため、早めの行動がおすすめです。

108本の薔薇の重さや大きさは?

108本の薔薇で作った花束は、一般的なサイズの薔薇を用いた場合2~3kg程度です。大きな薔薇を使えば、5kgほどになることもあります。また、花束の大きさも直径50~60cm程度、高さ50~70cm程度とかなりボリュームが出ます。縦も横も奥行きも大きなサイズの花束で、女性が持つ場合、両手でやっと抱えられるくらいです。

ネットショップで購入できるリーズナブルな花束は、小さめの薔薇を用いられていることが多く、一般的な108本の薔薇の花束よりコンパクトに見えます。購入前に実物を確認できないため、サイズにこだわりがある場合は気を付けましょう。大きな薔薇の花束を贈りたい場合は、希望のサイズの薔薇を確実に入手できるよう、事前に確認しておくと安心です。

小ぶりの薔薇を選ぶのもおすすめ

大きな薔薇108本は見栄えがしますが、あえてコンパクトな薔薇を選ぶのも喜ばれる可能性があります。

受け取ったあと扱いやすく、値段もリーズナブルな傾向があるため、お互いにメリットのあるサイズです。

108本の薔薇を贈る際の注意点

108本の薔薇を贈る際の注意点

人生で108本の薔薇をプレゼントすることもされることも、なかなかないのが一般的です。とてもロマンチックなプロポーズになることが想像できますが、現実的な問題にも目を向ける必要があります。大切なプロポーズの日をよいものにするためには、細かいところまで配慮が必要です。

108本の薔薇は事前準備が必要とお伝えしましたが、渡すまでの管理や、渡したあとのことも考えなければなりません。また、どのようなプレゼントでも、相手に喜んでもらえないと意味がないものになってしまいます。プロポーズを成功させるためにも、108本の薔薇を贈る前には以下の注意点をおさえておきましょう。

渡す前の管理の仕方

薔薇に限らず、切り花は高温が苦手です。暑い場所に長時間置いていると、萎れて最悪の場合腐敗してしまうこともあります。とくに108本の薔薇は密集していて通気性も悪いため注意が必要です。プロポーズする直前まで涼しい場所で管理しましょう。

また、重みで花が潰れてしまうことのないよう、紙袋や箱などに入れて立てた状態で置いておきます。持ち運ぶ時間も、できるだけ短時間に抑えられるようにしましょう。

暑い日の車内での保管はNG

涼しい時期や夜間は車の中に隠しても差し支えありませんが、暑い日は車内への放置は絶対にNGです。

涼しい日中も車内は日差しで温度が上がります。やむを得ない場合は、保冷剤とともにクーラーボックスに入れるなど、涼しさを保てるよう工夫しましょう。

持ち帰る場合は配慮が必要

パートナーの自宅に届ける場合や既に一緒に暮らしている場合は問題ありませんが、外出先で渡してパートナーが持ち帰る場合は負担を掛けないようにすることが大切です。

2~3kg、大きければ5kgもある大きな花束を一人で持ち帰るのは大変ですし、周りの目も気になるかもしれません。持ち帰りやすいよう紙袋を用意するのもいいですが、できれば自宅まで送り届けたり、ドライブデートにしたりするとスマートです。

持ち帰ったあとのことも考えて

薔薇のトゲ抜きがされてない花屋さんもある為、108本の薔薇の注文の際は要注意。

自宅に108本の薔薇を持ち帰ったあと、解体するときなどトゲがあると、とても痛いです。

パートナーがそのお手入れをすることになる点も考えましょう。

花瓶に生けるといった作業を一緒にする、または保存できるようあらかじめ手配しておくと、より喜ばれるでしょう。

パートナーの好みや性格に合わせよう

108本の薔薇は、かなりインパクトの強いプロポーズギフトです。憧れる方は多く、実際にもらって嬉しかった、感動したという声もよく聞かれます。ですが、全員が必ずしもそう思うわけではなく、逆に困った、あまり嬉しくないと感じる方も実は少なくありません。パートナーが薔薇を好むか、ロマンチックなプレゼントを喜ぶタイプなのかなど、想像してみるといいでしょう。

プロポーズで喜ばれるのは、自分のことを考えてくれたという気持ちが伝わるプレゼントです。薔薇の色の定番は赤ですが、ピンク色や白など好みに合わせて選びましょう。また、プロポーズ向きのギフトは、たとえばカスミソウの花束などいろいろなものがあります。花に限定する必要もありません。好みや性格を考慮して喜んでもらえそうなものを選んでくださいね。

薔薇108本は記念に残すのがおすすめ

薔薇108本は記念に残すのがおすすめ

プロポーズに贈られた108本の薔薇は、ほかのフラワーギフトとは意味が異なりますし、特別感がより大きいものとなるでしょう。ですが、切り花の薔薇は水に生けて飾っても2週間程度しか保存できません。特別なギフトをできるだけ長く手元に置くには、傷んでしまう前に保存加工する必要があります。

同じように考える方はとても多く、薔薇108本に限らずプロポーズギフトを記念に残す方法は少しずつ知られてきています。切り花の寿命の目安2週間を超えて手元に置くために、水分を抜き乾燥させるのです。ただし、美しさを保ちながら保存するのは簡単なことではないため、プロに任せることをおすすめします。

保存加工専門店を利用しよう

プロポーズでもらった花束やウェディングブーケを記念品として美しいまま長期保存するために、保存加工を行う専門店があります。店によって加工方法(技術)や料金、仕上がりは異なりますが、自宅で乾燥させたものより美しく長持ちするものができます。108本の薔薇の加工も可能な店が多いですが、事前に取り扱いの有無を確認しておきましょう。

持ち込みか送付で預ける

保存加工専門店は実店舗を持たず工房やネットショップだけで営業しているケースも多いです。

花束を工房に送付して預けるのが基本ですが、持ち込みを受け付けている店もあります。預ける際のルールも確認が必要です。

保存加工専門店を利用する場合、加工依頼や来店に関してホームページからweb予約ができることが多いです。また、店舗情報だけでなく商品画像や制作事例なども閲覧できますので、まずはホームページをチェックしてみるといいでしょう。

ドライフラワーか押し花にして保存できる

薔薇の切り花は、ドライフラワーか押し花に加工できます。どちらも取り扱う専門店もあれば、どちらかに特化した店もあります。ドライフラワーは立体的に保存でき、押し花は圧力をかけて乾燥させるため平面的に保存できるのが大きな違いです。薔薇108本をすべて保存する場合、飾る場所の確保が難しい方も多いかもしれません。薄型の押し花なら壁にかけて飾れるため、空間を圧迫することなく絵画のように楽しめます。

飾る場所を考えて決めよう

ドライフラワー、押し花のいずれを選ぶ場合でも、飾る場所は事前に決めておくことをおすすめします。

長期に渡り飾ることを考えて、無理なく飾れるサイズを選びましょう。

108本の薔薇をすべて保存加工する方法もありますが、花束の一部のみを残すこともできます。どのような形で手元に置きたいか、部屋のスペースとも相談しながら慎重に決めましょう。

108本の薔薇の保存加工の値段は?

108本の薔薇の保存加工の値段は?

108本の薔薇をドライフラワーや押し花に保存加工する場合、どのくらいの値段になるでしょうか。専門店によって料金設定は異なりますが、シンフラワーで108本の薔薇をすべて高品質なドライフラワーや押し花にする場合、ケース代込で20万円程度となります。もっとリーズナブルな店もありますが、値段だけで専門店を選ぶのはおすすめできません。

保存加工の値段は、専門店の規模や設備、加工方法、人件費、割引制度の有無など、多様な要因から設定されています。安い料金で加工した場合、効率重視の機械作業による加工で仕上がりに問題があるケースも考えられます。必ず加工方法などもチェックし、信頼して任せられる店を選びましょう

保存期間も含めて判断しよう

値段とともに確認したいのが、保存期間です。値段が安くても保存期間が短かったら加工するメリットがあまりありません。

値段が高めでも、半永久的に保存できるものに仕上がるなら、総合的に考えてリーズナブルといえるでしょう。

薔薇108本の保存加工ならシンフラワーへ

薔薇108本の保存加工ならシンフラワーへ

プロポーズでもらった108本の薔薇を美しいままできるだけ保存したいなら、ぜひシンフラワーにご相談ください。創業20年以上の保存加工専門店シンフラワーは、薔薇の加工実績も豊富です。シンフラワーでプロポーズの薔薇を高品質なドライフラワーや押し花にして、末永く美しく残しましょう。

※「シンフラワーの108本のバラの保存」はこちら

108本の薔薇の花束をまるごと保存できる

108本の薔薇の花束をまるごと保存できる

シンフラワーでは、108本の薔薇専用の商品を設けています。まるごとドライフラワーか押し花に加工して保存できるため、大切な記念の薔薇の花束をそのままのイメージでお手元に残せます。ドライフラワーはガラスボトルか立体的な額縁に、押し花は額縁に入れて仕上げるため、すぐにお部屋に飾ってお楽しみいただけます。

店舗へ持ち込みも可能

送付でのお預かりが基本ですが、事前予約いただければ店舗に持ち込むこともできます。

仕上がりなどについてスタッフとイメージを共有しながら直接打ち合わせができるといったメリットもあります。

薔薇108本をまるごとひとつのボトルや額縁に入れて残す方法だけでなく、複数のアイテムに分けて保存することもできます。また、108本のうち、一部だけをシンフラワーに預けて保存加工して、残りは自宅で飾るという方法もあります。好みの残し方、楽しみ方に合う方法をお選びください。

※薔薇108本までお入れできる3D額 : Venti [ベンティ]

押し花ならコンパクトに飾れる

押し花ならコンパクトに飾れる

シンフラワーでは、ドライフラワーも押し花もさまざまなデザインで保存できます。プロポーズの薔薇108本の花束は、包装紙やリボンも一緒に花束の形に組み立てて保存するスタイルが人気です。一つひとつの薔薇を丁寧に加工したあと、元の花束のイメージに限りなく近付けながらアレンジします。

薔薇を押し花にする際は、そのままの状態では重なり合っている部分が乾燥しにくく形も悪くなるため、花びらを一枚ずつに分けて丁寧に押していきます。その後、花束の形に組み立て直すため、額縁のなかに薔薇の花束が入った絵画のような仕上がりです。平面状のため場所も取らず持ち運びも簡単にできるため、模様替えやお引越しの際もスムーズに移動できます。

ウェルカムボードにもおすすめ

シンフラワーでは無料で刻印を行いますので、お名前や記念日を入れて結婚式のウェルカムボードとして式場に持ち込むのもおすすめです。

挙式後は、プロポーズと結婚式の思い出を兼ねたアイテムとして末永くお楽しみください。

※108本の薔薇を押し花で素敵なインテリアに : Trenta [トレンタ]

保存期間は数十年単位

シンフラワーは、すべての作業工程を職人の手作業により進めるため、ドライフラワーも押し花もクオリティの高いものに仕上がります。また、色あせの目立ちやすい花は着色や色の定着作業で色持ちがよくなるよう加工します。さらに、仕上がった花をすべて独自の密封技術により高品質なガラスボトルや額縁に入れることにより、高い保存性が実現しました。

湿気や直射日光など、ドライフラワーや押し花の劣化につながる要因を避けて適切な環境で飾れば、数十年単位で美しさを楽しめます。記念に残したい特別な108本の薔薇の保存は、ぜひシンフラワーにおまかせください。

まとめ

薔薇108本をプロポーズで贈るととてもロマンチックです。値段は薔薇1本あたりの種類や大きさによって大きく異なります。大きい薔薇ほど高価で華やかですが、大きな薔薇が108本も集まると花束のボリュームもかなりのものになります。持ち運びや帰宅後の取り扱いなどで負担をかけないような配慮も必要です。あえてコンパクトなサイズを選びリーズナブルな値段に抑えるのも、メリットの多い方法です。

プロポーズの薔薇を保存加工して、記念に残すのも喜ばれるでしょう。プロポーズの準備段階で、保存加工専門店の手配もあらかじめしておくとスマートです。シンフラワーなら、高品質なドライフラワーや押し花に加工して、さまざまな形で残せます。ぜひお気軽にご相談ください。

この記事のまとめ
  • 薔薇108本は「結婚してください」という意味でプロポーズに最適な本数
  • 値段は2~10万円が相場でネットショップで購入できる小ぶりの薔薇は比較的リーズナブル
  • プロポーズの薔薇108本をまるごと、複数の束に分けて、または一部を保存加工して記念に残そう

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結婚式

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保存の種類や方法

カスミソウの花束はプロポーズにおすすめ!記念に残す方法も紹介

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

カスミソウの花束はプロポーズにおすすめ!記念に残す方法も紹介

プロポーズの花束というと薔薇が定番ですが、いま人気を集めているのがカスミソウです。ゴージャスな印象の薔薇とは対照的に、控えめでナチュラルな印象のカスミソウの優しい雰囲気は誰からも好まれやすく、一見地味に感じられてもたくさんの花が集まるとサプライズ感が出ます。婚約指輪から花束にプロポーズギフトの定番が移行している現代においては、花の選び方も楽しみたいですね。

今回は、プロポーズギフトとしてカスミソウの花束にスポットを当てます。カスミソウの特徴や花言葉をはじめ、選び方や記念に残すための保存方法までたっぷりご紹介します。ぜひ素敵なプロポーズのための参考にしてください。

この記事はこんな人におすすめ
  • プロポーズを計画中の方
  • プロポーズで贈る花束の選び方で悩んでいる方
  • ご自身やパートナーがカスミソウを好きな方

カスミソウがプロポーズ向きの理由

カスミソウがプロポーズ向きの理由

薔薇の花束でのプロポーズに憧れを抱く方が多い一方で、カスミソウもじわじわと人気を集めています。誰からも好まれやすい花で、花束やブーケ、フラワーアレンジメントにはほかの花と組み合わせてよく用いられていますよね。

どちらかというと主役よりは脇役として活躍することが多いですが、カスミソウだけを花束にすると、脇役のときとはガラッと違った印象になります。また、実はカスミソウはプロポーズにふさわしい花言葉を持っているのです。まずはカスミソウの特徴や花言葉を中心に、プロポーズ向きの理由を見ていきましょう。

カスミソウの印象と特徴

白い小さな花がたくさん咲くカスミソウは、その花の形状や咲き方から柔らかくナチュラルな印象を与えます。華やかというよりは優しく素朴なイメージが強く、どんな花とも相性がよくインテリアにもなじみやすいのが魅力です。

カスミソウはナデシコ科の花で、地中海沿岸からアジアにかけて多く生息し、約120種存在するといわれています。一年草と多年草の2グループに大きく分けられ、異なる特徴を持ちます。一年草のカスミソウは花が小ぶりで、一重咲き、白や薄ピンク色といった特徴があり、鉢植えや花壇で育てられます。花屋さんに多く流通する切り花のカスミソウは、多年草グループの宿根(しゅっこん)カスミソウです。八重咲きで多くの花がつき茎が細いのが特徴で、こちらも白だけでなく淡いピンク色の花も咲きます。

カスミソウの海外での名前

英名では「Baby’s breath(赤ちゃんの吐息)」と呼ばれます。学名は「Gypsophila」で、カスミソウが石灰質の土を好むためギリシャ語の「Gypsos(石膏)」と「Philos(愛する)」が由来で名付けられたそうです。

和名では漢字で「霞草」と書き、霞がたなびく様子を思わせます。

プロポーズにもぴったり!カスミソウの花言葉

カスミソウ全般の花言葉は「幸福」「感謝」です。プロポーズはもちろん、お誕生日や記念日のお祝いやお礼など、どんなシーンのギフトにもふさわしく、どなたにも贈りやすい花言葉といえるでしょう。カスミソウは白い花が主流ですが、天然の淡いピンク色のものや着色されたものもあります。色によっても異なる花言葉がありますので紹介します。

色別の花言葉
  • 白 : 清らかな心、夢見心地
  • ピンク : 感激、切なる願い
  • 水色(青色) : 無邪気、清い心
  • 紫色 : 清らかな心
  • 赤 : 感激

どの色のカスミソウを選んでもポジティブな意味の花言葉であることに加えて、全般の「幸福」「感謝」というメッセージも兼ね備えています。カスミソウを贈るなら、花言葉もぜひ参考にしながら選んではいかがでしょう。

カスミソウの花束の選び方

カスミソウの花束の選び方

カスミソウをプロポーズギフトにする際は、さまざまな選び方ができます。カスミソウだけを束ねる場合でも、白い花だけにするか、色付きにするか、ミックスするかなど、バリエーションがあります。また、どんな花とも相性がよいカスミソウは、ほかの花と組み合わせて束ねてももちろん素敵です。

大切なのはパートナーが喜んでくれるような花束にすることですので、相手の好みを踏まえて選びましょう

カスミソウの花束は、ボリュームのあるものでも数千円~1万円台で購入できるものが多く、ほかのギフトと組み合わせたい場合にもおすすめです。ここからは、白いカスミソウ、色付きのカスミソウ、ほかの花との組み合わせ方に分けて、おすすめの選び方を紹介します。

白いカスミソウの花束

ナチュラルで優しい印象の白いカスミソウは、誰からでも好まれやすい花です。ただし、少量の花束では少し味気なく感じてしまうかもしれません。とくにサプライズプロポーズで贈る際は、両手で抱えるほどの大きなサイズを選ぶのがおすすめです。重量感のある花だと持ち運びや持ち帰ったあとの負担が大きいですが、カスミソウはボリュームがあっても軽量で派手さがありません。目立つことを好まない方にも贈りやすく、外出先でも渡しやすいというメリットもあります。

夜の屋外や室内で消灯してプレゼントするなら、花束に小さなLEDライトを仕込んでおくのもおすすめです。ライトに照らされて白い小花が引き立ち、とても幻想的なプロポーズになりますよ。

色付きカスミソウの花束

着色されたカスミソウは一般的な花屋さんで見かけられるほか、ネットショップでも多く取り扱われています。

花言葉にこだわりがある場合やパートナーの好きな色を贈りたい場合は、色付きのカスミソウを選ぶのも素敵です。1色だけを束ねたものや白と色付きの2色など、ラッピング材との色合わせも含めて選びましょう。色付きのカスミソウは珍しさも感じられますので、ナチュラルさと特別感のどちらも望む方にぴったりなギフトです。

レインボーも人気

たくさんの色を組み合わせたレインボーカラーのカスミソウの花束は、プロポーズギフトとして人気が高いです。

プロポーズ用商品としてネットショップ中心に販売されていますので、チェックしてみましょう。

ほかの花と組み合わせる

パートナーがとくにカスミソウを好きな場合は、カスミソウのみを束ねて贈るのがおすすめですが、ほかに好きな花があるなら組み合わせた花束にするのも素敵です。定番や人気にこだわることよりも、相手の喜ぶ花を贈るのが一番ですので、想いを込めて選びましょう。

好みの花がはっきり決まっている場合はその花を中心に、カスミソウとのバランスを見ながら量を調整するといいでしょう。また、相手のイメージカラーや似合う花を選ぶのも気持ちが伝わりやすくおすすめです。カスミソウを多めにして、小花を組み合わせたり大きめの花は量を控えめにしたりすれば、カスミソウが脇役っぽく見えず存在感が出やすくなります。

パートナーのイメージや好みで

カスミソウとミモザを合わせるとナチュラルさが引き立ちます。カスミソウと薔薇ならエレガントな印象になります。

花の種類や色、配分によっても印象が大きく変わります。パートナーが花束を抱えた姿を想像しながら選んでみてはいかがでしょう。

プロポーズの記念にカスミソウの花束を残そう

プロポーズの記念にカスミソウの花束を残そう

プロポーズでもらった花束は、とても感慨深いギフトです。ただし、生花の花束は日持ちがしにくいため、一時的に楽しむものとして、記念に残すことを断念する方も少なくありません。生花の花束でも、手を加えれば記念品として長く手元に残せるため、その方法も一緒に知っておくと安心です。

カスミソウの花束を贈るなら、ドライフラワーにして保存するといいでしょう。水分が抜けることで保存性が高まり、水に生けて飾るよりも格段に長持ちさせることができます。カスミソウを保存する方法について、詳しく見ていきましょう。

カスミソウはドライフラワー向きの花

カスミソウは小花がたくさんついていて茎が細く水分量が少ない、花の形状が立体的で花びらが薄いといった特徴を持ちます。これらの特徴のある花は水分が抜けやすく乾燥させても変形しにくいため、ドライフラワーに向いているのです。逆に、花びらが分厚く重なり合っている花は水分が抜けにくく、簡単にはきれいなドライフラワーになりません。花びらが薄すぎて平面的な形状の花も、変形しやすく不向きです。

カスミソウは、ドライフラワーにしても生花の姿との変化がほとんどありません。そのため、生花の花束のイメージが崩れることなく手元に残せる点が大きなメリットです。

カスミソウをドライフラワーにする方法

ドライフラワーを作るにはさまざまな方法がありますが、花によって向き不向きがあります。カスミソウは元々水分量が少なく短時間で乾燥するため、どんな方法を用いても比較的きれいなドライフラワーを作れます。吊るして乾燥させるハンギング法や、少量の水に生けて少しずつ蒸発させながら乾燥させるドライインウォーター法は、いずれも花の種類によっては生花とは違った姿に仕上がりがちですが、カスミソウなら問題なくドライフラワーにできます。

ハンギング法では、一度花束をほどき、壁などに張った麻紐に枝分かれの部分を引っかけて吊るし、風通しをよくしておけば1週間程度でしっかり乾燥するでしょう。落下防止のために茎に紐を結び付ける方法ならより安心です。ドライインウォーター法では、水がなくなっても足さずにそのまま花瓶に挿しておけば自然とドライフラワーになります。いずれも、飾りながらドライフラワーを作れる点も嬉しいポイントですね。

カスミソウのドライフラワーの楽しみ方

ドライフラワーになったカスミソウは、水の入っていない花瓶に挿せばおしゃれなインテリアアイテムになります。水が不要なため、紙袋や穴の開いた器なども使えます。また、束ね直して壁にかけて飾るスワッグにするのもおすすめです。

カスミソウの花束は小分けにしても可愛らしいため、一部は花瓶に挿す・スワッグにするなど花束として飾り、一部は茎を短くしてボトルフラワーやフレームアレンジにするなど、複数の飾り方を楽しむこともできます。

押し花での保存も可能

カスミソウは、ふんわりとした印象のまま立体的に保存できるドライフラワーにするのがおすすめですが、平面状の押し花にしても素敵に残せます。花束をできるだけ多く保存しようとすると、ドライフラワーではボリュームダウンがあまりないため、保管スペースに困るかもしれません。押し花なら薄型でコンパクトに保存できるため、カスミソウをたくさん保存しても省スペースです。ただし、作業時間がかかるため、一般家庭で押し花を作るとなると花束の一部の保存が現実的でしょう。

濃色の台紙でアート作品にしよう

押し花にしたカスミソウは、濃紺やダークブラウンなど濃色の台紙をつけて、額縁に閉じ込めるのがおすすめです。

白やパステルカラーのカスミソウが映え、絵画のように飾って楽しめます。

一部はドライフラワーに、一部は押し花にして保存すれば、より多様な楽しみ方ができます。いずれも、劣化を防ぐために直射日光の当たる場所や湿気の多い場所は避けて飾りましょう。すぐに飾らない場合はハンドメイド資材として乾燥剤と一緒に保管しておくと便利です。

カスミソウの花束をより美しく長期保存するには?

カスミソウの花束をより美しく長期保存するには?

カスミソウは乾燥しやすい花のため、ほかの花に比べて一般家庭でもきれいなドライフラワーや押し花にしやすいです。ただし、単純に乾燥させるだけですので、飾り続けるうちに、色味の変化をはじめとする劣化が気になるようになるかもしれません。プロポーズの花束を記念品として保存するなら、色も形も維持できるよう加工してくれる専門店を利用するのがおすすめです。

プロポーズの花束やウェディングブーケを中心に、できるだけ美しいまま長期保存したい方の需要を受け、現在多数の保存加工専門店が営業しています。加工の仕方や料金、仕上がり、花の預け方ルールなどは店によって異なります。ご自身の残したいイメージに合う、信頼できる店に加工依頼して、大切な花束を末永く手元に残しましょう。

プロポーズでもらったカスミソウの花束はシンフラワーで保存しよう

プロポーズでもらったカスミソウの花束はシンフラワーで保存しよう

シンフラワーは、創業20年以上のブーケ保存加工専門店で、岡山に本社(工房)、東京に店舗(サロン)があります。ご予約のうえ直接お持ち込みいただくことも可能ですし、遠方の方は送付にて花束やブーケをお預けいただき、大切に保存加工いたします。シンフラワーは、すべての作業工程を職人の手で進めることにこだわり、一つひとつのお花を丁寧に仕上げています

カスミソウはもちろん、一般的には保存加工の難しい水分量の多い花も、長期保存できるものに加工します。シンフラワーの保存加工について、詳しく紹介します。

大きな花束もまるごと保存可能

大きな花束もまるごと保存可能

ご自宅で大きな花束を保存加工するのは、時間もかかりますしスペースの問題もあります。そのため花束の一部を手元に残すことになるのがほとんどです。シンフラワーでは、100本を超える花束もお預かりし、すべて長期保存できるドライフラワーか押し花に加工します。一部の保存でも、花束まるごとの保存でも、お好みのスタイルで大切なお花を保存加工するため、ご安心ください。

そのまま飾れるアイテムに仕上がる

シンフラワーでは、保存加工したアイテムを密封性の高いガラスボトルや額縁に入れて仕上げます。

お客様の元に戻ってきたドライフラワーや押し花は、すべてケース入りのため、そのままお部屋に飾ってお楽しみいただけます。

保存期間は数十年単位

シンフラワーでは、ドライフラワーや押し花になってからも生花の頃のイメージが持続するよう、シワができないよう丁寧に加工したり色の定着作業を行ったりと、一つひとつの花を心を込めて仕上げていきます。さらに、ボトルや額縁に保存する際は独自の密封技術を用います。加工した花そのものも高品質で、高い密封技術を有しているため、数十年単位での保存が可能です

生花のイメージを維持

ドライフラワーにすると多少色あせや縮みが起きるのが自然ですが、専門技術により生花と変わらないイメージが維持されます。

プリザーブドフラワーに近い印象の仕上がりで、保存性の高さが優れているのがシンフラワーのドライフラワーの特徴です。

サイズもデザインも豊富

サイズもデザインも豊富

前述のように、花束をまるごと保存することもできますし、一部をコンパクトに残すことも可能です。お客様によって残したい形はそれぞれ異なりますので、多様なパターンに対応できるようにしています。額縁やボトルはさまざまなサイズから、またデザインも豊富なバリエーションからお選びいただけます。

数十年単位で残せるものに仕上がりますので、無理なく飾り続けられるものを選びましょう。大きなサイズを選ぶなら、飾る場所を最初に決めておくと安心です。スペースの確保が難しいけれどできるだけ大きく残したいという場合は、押し花を選ぶのもいいでしょう。

押し花なら大きな花束でも扱いやすい

平面状の押し花は、サイズが大きくても奥行きがないため壁に固定して飾れば省スペースです。

また、移動も簡単にできますので模様替えやお引越しの際もスムーズに取り扱えます。

カスミソウの花束をドライフラワーや押し花にして保存する場合、どのようなアイテムを選べるか以下のページで紹介しています。シンフラワーでカスミソウの保存加工をご検討の方は、ぜひご覧ください。

【カスミソウ~オススメ商品~】

まとめ

ナチュラルで優しい雰囲気のカスミソウは、幸福や感謝という花言葉を持ち、プロポーズにもぴったりな花です。少量では素朴な印象ですが、たくさんの花が集まると花嫁のベールを思わせるような繊細で美しい印象に変わります。また、軽量な点も魅力です。プロポーズの花束としてカスミソウを用いる場合は、たっぷりの花を束ねて贈りましょう。

水分量が少なくふんわりとした立体的な形状のカスミソウは、ドライフラワー向きの花でもあります。ご自宅でも簡単に作れますが、保存加工専門店で加工すると、色や形の美しさが長期間維持される高品質なドライフラワーになります。大きな花束をまるごと手元に残したい場合は、薄型に保存できる押し花もおすすめです。大切なお花を記念に残したい方は、ぜひシンフラワーのご利用をご検討ください。

この記事のまとめ
  • カスミソウは誰からも好かれやすい花で、花言葉は幸福や感謝とプロポーズにもふさわしい
  • 見栄えがよく量が多くても軽い大きな花束がおすすめで、色や組み合わせも多様な選び方ができる
  • ドライフラワーや押し花にもしやすいカスミソウは、専門店で加工すると記念品として美しく長期保存できる

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制作事例のご紹介

愛知県にお住いのお客様より【メゾ】への制作事例のご紹介

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

本日は愛知県にお住まいのお客様よりご依頼頂いたブーケの保存事例をご紹介します♡

素敵なブーケを押し花【メゾ】へ加工をさせていただきました。

白とピンクを基調としたバラやガーベラ、スイートピーのお花を花束そのまま包装紙やリボンも一緒にお入れしてとても素敵に仕上がりました♡

お二人の幸せが末長く続いていくを願いながら一つ一つ丁寧にお作りさせていただいております。

これから挙式を迎えられる方、挙式やプロポーズに限らず記念日や、お誕生日やプレゼントなどのお花の加工も承っております。

ぜひシンフラワーで想い出を残してみませんか?

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商品:押し花メゾ
アレンジ:d-1:花束/包み込みタイプ
額:ピッコラ
台紙:サンドホワイト
     
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0120-118-087 (いいわ お花)


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制作事例のご紹介

広島県にお住いのお客様より【押し花メゾ】への制作事例のご紹介♪

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

こんにちはꔛ♡

本日は広島県にお住まいのお客様よりご依頼頂いたブーケの保存事例をご紹介します♡

素敵なブーケを押し花【メゾ】へ加工をさせていただきました。


ベージュ(バラ)ピンクベージュ(カーネーション)をメインに、

青(ブルファン)緑(エリンジウム)黄(ミモザ)を差し色として

バランスよく作らせていただきました。

 

 

包装紙とリボンはお客様の物を使用し、より落ち着いた雰囲気と淡い色合いが

合わさりとても素敵です♡

 

 

お二人の幸せが末長く続いていくを願いながら一つ一つ丁寧に

お作りさせていただいております。

これから挙式を迎えられる方、挙式やプロポーズに限らず記念日や、

お誕生日やプレゼントなどのお花の加工も承っております。

ぜひシンフラワーで想い出を残してみませんか?

♡┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈♡
商品:押し花メゾ

アレンジ:d-1
額:ブラン
     
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プロポーズのバラの花束保存

東京虎ノ門サロンにプロポーズの花束のお持ち込みがありました🎵

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

 

こんにちはᵕ̈* 

東京虎ノ門サロンです!

東京都ご在住のお客様よりプロポーズの花束をお持ち込みいただきました⋆*ೄ

 

バラ108本の花言葉は『結婚してください』です♡

108が「とわ」とも読めるので、「永遠」という意味が込められているそうです!

お花の形が綺麗に残る立体加工の商品をご注文いただきましたˊᗜˋ

 

シンフラワーで大切な想い出のお花をお手元に残しませんか?♪

 

見学のみも承っております*・.。*

お気軽にお越し下さいませ

ご予約お待ちしております!!

 

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プロポーズ

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制作事例のご紹介

和歌山県にお住いのお客様より【ティアラ】への制作事例のご紹介♪

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花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

本日はボトルブーケシリーズ商品「ティアラ」へ保存の制作事例をご紹介いたします♪

今回お預かりしましたのは青バラ9本とカスミソウ!
卒業のお祝いの花束だそうです。

青バラ9本の意味は「夢叶う」… 門出にぴったりの花言葉ですね!

大切な気持ちを込めた青バラを、お客様のおリボンと包装紙も使用した
花束風デザインで制作いたしました💐

特別な日の思い出を、これからもずっとそばに♡

これから挙式を迎えられる方、挙式やプロポーズに限らず母の日や、
お誕生日やプレゼントなどお祝い事のお花の加工も承っております。

ぜひシンフラワーで想い出を残してみませんか?

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商品:ティアラ

デザイン: 花束仕上げ

印字:プレート シルバー/筆記体

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保存の種類や方法

花束をもらったあとも楽しもう!ドライフラワーにする方法

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シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

花束をもらったあとも楽しもう!ドライフラワーにする方法

花束をもらうと嬉しい反面、もらったあとどのように扱えばいいかわからない方も多いのではないでしょうか。せっかくもらった大切な花束をできるだけ長く楽しむには、ドライフラワーにして保存するのがおすすめです。

今回は、花束をもらったあとにも長く楽しめるドライフラワー加工について紹介します。自宅でできる方法と、より美しく記念品として長期保存できるものにする方法をお伝えしますので、花束を枯らさずに残したい方はぜひ参考にしてください。

この記事はこんな人におすすめ
  • 花束をもらったあと、どのように扱えばいいかわからない方
  • もらった花束をできるだけ長く手元に残したい方
  • 花束を枯らさずに保存する方法を知りたい方

花束をもらったあと、どうする?

花束をもらったあと、どうする?

花束をもらうことに慣れていないと、どのように扱えばいいかわからないものです。切り花で作られた花束は日持ちしないため、受け取ったら鮮度が落ちないようお手入れをする必要があります。自宅で花瓶に生けて飾るのが一般的ですが、日が経つにつれ少しずつ傷んでいき、美しい状態を楽しめるのは長くて2週間程度です。夏場など室温が高い時期はさらに日持ちしにくくなります。

大切な方からもらった花束や、記念の花束など、手元に長く残したい場合はドライフラワーにしましょう。その場合も、まずは花束そのものの鮮度を保つことが重要です。ドライフラワーを作る前に花が傷んでしまってはきれいに仕上がりません。生花としてそのまま飾り続ける場合もドライフラワーにする場合も、花束をもらったあとの適切な扱い方を知っておきましょう。

鮮度を保ち長持ちさせるコツ

鮮度を保ち長持ちさせるコツ

花束は持ち運ぶことを前提に作られたもので、茎の切り口に保水処理はされていますが短時間しか効果がありません。そのため、花束をもらったあとは速やかに吸水させる必要があります。また、ラッピングされた状態では蒸れやすく劣化の原因になります。持ち帰ったら、ラッピング材を外してバケツなどに張った水に茎を浸けましょう。帰宅が遅かった場合など時間がないときは、ひとまずここまで済ませておけば大丈夫です。

ドライフラワーにする場合も含めて、まずは生花の状態で鮮度を保つ方法をさらに詳しく説明します。

水揚げをしてから生ける

花束に使われる切り花には根っこがないため、茎の切り口から吸水しながら鮮度が保たれます。ですが、時間が経つと切り口が古くなり水を吸う力が弱まってしまいます。そこで、茎を水に浸けた状態で少し刃物でカットして切り口を新しくすることで、吸水を促します。「水切り」と呼ばれる、花屋さんでも行われる水揚げ作業の代表的な方法です。

水切りを行う際は、清潔な容器(バケツなど)と水のほか、切れ味のよい消毒済みの刃物を用意しましょう。切れ味が悪いと茎が潰れて逆効果になるため注意が必要です。水中で斜めにスパッと茎を切ることで断面積が広がり、水を吸う道管に空気が入り込むことを防げるため、効率よく吸水できます

水切りが終わったら、バケツに浸けた状態で30分~1時間程度置いておきましょう。水分が花に行き渡り、生き生きとした状態になれば水揚げの完了です。

水揚げにはさまざまな方法がある

花が水を吸い上げる力を促すために行う水揚げには、水切りのほかにも多様な方法があります。

水中で茎を折って繊維をバラバラにして吸水しやすくする水折りや、熱で消毒する湯揚げ、焼き揚げなどがあり、花の特性に合わせて適切な方法を選ぶことが大切です。

涼しい場所で飾る

前述のように切り花は高温な環境では傷みやすいため、花束をもらったあとは一貫して涼しい場所で管理しましょう。一時的に保管する場合も水揚げ作業時も同様です。水揚げが終わったら、好みの花器に生けて涼しい場所で飾りましょう。夏場はエアコンの効いた部屋に置き、日当たりのよい窓際は避けると安心です。冬は暖房から離して飾るなど、影響を受けにくいようにしましょう

花の部分が蒸れると傷みやすいですが、逆に乾燥しすぎないようにすることも大切です。エアコンや扇風機の風が直接当たる場所に置き続けると、水が枯渇してしまったり、花に風が当たって傷んでしまったりすることがあるため、風向きにも配慮して飾りましょう。

こまめな水替えと茎のカット

花束を生けたあとは、できるだけ毎日水替えを行いましょう。その際、花瓶の洗浄もあわせて行い、雑菌の繁殖を防ぐことが大切です。毎日の水替えが難しい場合は、市販の切り花専用延命剤を使えば2~3日に1度ほどの頻度に減らせます。

また、水替えのタイミングで茎を少しカットして切り口を新しくすると、吸水しやすくなり水の鮮度も保たれやすくなります。花が萎れてきたら随時水切りを行うといいでしょう。

もらった花束をドライフラワーにしよう

もらった花束をドライフラワーにしよう

花束の量が多い場合は、そのまま最後まで生けて飾る花とドライフラワーにする花に分けるのもおすすめです。直前までお伝えした方法で鮮度を保つようにすれば、乾燥させている間も劣化が進みにくくなり、よりきれいなドライフラワーができるでしょう。

一般家庭でドライフラワーを作るにはさまざまな方法があります。方法別に、それぞれの特徴やコツを紹介します。

ハンギング法でナチュラルに保存

壁に張った麻紐などに、花を逆さに吊るして自然乾燥させる方法です。空気にさらしながら1~2週間ほどかけてゆっくり乾燥させるため、水分が抜けるにつれ色が少し暗くなり、縮みやシワなどもできます。水分量の多い花の場合は元の姿からの変化が著しいため、独特の風合いを楽しめる場合に向く方法といえるでしょう。なお、カスミソウやミモザ、スターチスなどは水分量が少なく乾燥が早いため、ハンギング法でドライフラワーにしても元の姿とほとんど変わりません。

風通しをよくするのがコツ

ハンギング法では、花を密集させず間隔を空けて干すようにしましょう。花束はほどいて1輪ずつ吊るすと乾きやすいです。

湿気が多いと乾きにくいため、サーキュレーターを使うなど湿度の管理もあわせて行いましょう。

シリカゲル法でよりきれいに保存

密閉容器に入れた乾燥剤(シリカゲル)に花を埋め込み、空気を遮断しながら乾燥させる方法です。花を乾燥剤で包み込むようにして乾燥させるためより効率的で、ハンギング法と比較すると元の姿からの変化が少ないというメリットがあります。水分量の多い花をきれいなドライフラワーにしたい場合に向いていますが、茎はカットしてしまうため、花の部分だけを保存することになります。

蓋付きの密閉できる容器とドライフラワー専用のシリカゲルが必要で、茎を切り落とした花がシリカゲルで見えなくなるようしっかり覆い隠すようにするのがポイントです。花の種類によりますが、完成までの目安は1週間程度です。

粒子の細かいシリカゲルを使用

シリカゲル法では、必ずドライフラワー専用の粒子の細かいシリカゲルを使いましょう。

お菓子などに添付されているシリカゲルは粒が大きすぎるため、ドライフラワー作りには不向きです。

ドライインウォーター法とグリセリン法

ドライインウォーター法は、少量の水に花を生けて少しずつ水を蒸発させながら乾燥させる方法です。カスミソウなど水分量の少ない小花には向きますが、花が大きくて重いと茎が曲がってしまいます。グリセリン法は、グリセリン溶液を茎から吸わせながら乾燥させる方法です。どちらの方法も、花を生けた状態でドライフラワーにするため、観賞を楽しみながら加工できるという点が魅力です。

ドライフラワーの作り方をより詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひご覧ください。

花束を自宅でドライフラワーにするメリットとデメリット

花束を自宅でドライフラワーにするメリットとデメリット

花束をもらったあとは、自宅で生けて観賞を楽しみドライフラワーにして保存するのがおすすめです。自宅でもきれいなドライフラワーを作ることは可能ですが、メリットだけでなくデメリットもあります。大切な花束を頑張ってドライフラワーにしたものの、思ったのと違った…と後悔しないよう、事前に知っておきたいことをまとめました。

メリット

自宅で花束をドライフラワーにするのは、気軽にできますしお金もあまりかかりません。ハンギング法やドライインウォーター法で作る場合は、自宅に元々あるもので対応できることがほとんどでしょう。ほかの方法でも、シリカゲルやグリセリンの購入費程度で済みます。思い立ったときにいつでも取りかかれますし、自宅で作るなら状態の確認をしやすい点も安心でしょう。

また、さまざまな方法を試しながらドライフラワーを作ることもできます。ハンギング法とシリカゲル法の両方で作り、仕上がりの違いを見るのも楽しいかもしれませんね。

デメリット

自宅加工は気軽でリーズナブルな反面、いずれも単純に乾燥させるだけの方法のため、完成度の高さは期待できません。ナチュラルな風合いを楽しみたい、多少の形状や色味の変化は気にしないという場合は問題ありませんが、生花のイメージを保ちたいなど高品質なものを求める場合は不満を感じる可能性があります。また、自宅で作ったドライフラワーの寿命は1年程度です。記念品として長期保存したい方にとっては、短すぎるかもしれません

大きな花束の場合は、すべてをドライフラワーにするのは現実的に厳しいです。風通しを含めスペースの確保が難しく、時間的な問題もあります。自宅で花束をドライフラワーにする場合は、最初から一部の加工、限られた期間の保存を目的にすると後悔しにくいでしょう。

もらった花束を美しく長期保存できるドライフラワーにする方法

もらった花束を美しく長期保存できるドライフラワーにする方法

花束をもらったあと、少し飾る期間を延長したい場合やハンドメイド資材として使いたいなら自宅での加工でも十分です。ですが、記念品として生花のイメージを保ちながら美しいまま長期保存したい場合は、一般的な加工方法では難しいため、保存加工専門店での加工をおすすめします。

プロポーズの花束やウェディングブーケなど、特別な花束を美しいまま手元に残したいと思う方は多く、そのニーズを受け現在多数の保存加工専門店が花束をドライフラワーに加工しています。料金は発生しますが、専門技術により一般家庭とは異なる方法で加工するため、生花のイメージに限りなく近く保存性の高いドライフラワーになります。

なお、専門店によって加工方法や仕上がり、料金設定などは異なります。各店舗のホームページから商品画像などもチェックできますので、情報収集を行い信頼できる店を選びましょう。

美しさが長持ちするドライフラワーをシンフラワーで作ろう

美しさが長持ちするドライフラワーをシンフラワーで作ろう

大切な花束をそのままのイメージでできるだけ長く手元に残したい方は、ぜひシンフラワーにご相談ください。シンフラワーは、創業20年以上のブーケ保存加工専門店です。プロポーズの花束やウェディングブーケを中心に、数多くのお花を高品質なドライフラワーに保存加工してきました。

ここからは、シンフラワーで制作するドライフラワーの特徴をはじめ、おすすめのアイテムや利用方法などを紹介します。花束の保存加工を迷っている方も、ぜひ最後までご覧ください。

シンフラワーで作られるドライフラワーとは

シンフラワーで作られるドライフラワーとは

シンフラワーでは、すべての工程を職人の手作業にて行います。機械作業は効率がいい反面、細かい部分まで目を配らせることが難しいため、隅々まで美しいドライフラワーに仕上げるために手作業にこだわっています。

一般的なドライフラワーは色の変化が避けられず、とくに淡い色味の花はイメージと違う仕上がりになってしまうことも少なくありません。そこで、シンフラワーでは生花の色味が維持されるよう色の定着作業を行い色持ちをよくしています。一般家庭では加工の難しい、白やクリーム色の花も安心しておまかせください。

完成したドライフラワーは、独自の密封技術により高品質な額縁やガラスボトルに入れて保存します。ドライフラワーそのものと密封保存のクオリティにより、シンフラワーで加工した花の保存期間は数十年単位におよびます。半永久的な保存が可能なため、記念品としていつまでも飾り続けたい方にもおすすめです。

なお、保存の際は、元々花束に使われていた包装紙やリボンなどのラッピング材も一緒に入れられます。花束の形に組み立て直して保存するなら包装紙とリボンを、新しい形にアレンジするならリボンのみというように、形状に合わせて効果的に使えます。

押し花への加工もおすすめ

シンフラワーでは、ドライフラワーと押し花の2種類の保存加工を承ります。

花束をまるごと保存したいけれど飾るスペースの確保が難しい場合には、薄型で壁にかけて飾れる押し花もおすすめです。

おすすめのドライフラワーアイテム

おすすめのドライフラワーアイテム

シンフラワーで制作したドライフラワーは、すべてそのまま飾れるインテリアアイテムに仕上げてお客様へお戻しします。インテリアアイテムは、3D額、ボトルブーケ、クリスタルフラワーの3種類の形から選べます

3D額は、奥行きのある立体的な額縁にドライフラワーを入れたものです。額縁にはさまざまなデザインがありますので、お部屋のテイストに合わせてなじみやすいものをお選びください。ボトルブーケは、透明のガラスボトルにドライフラワーを入れたもので、多様な形状から選べます。丈の長い花束をまるごと入れられるような、高さのある円筒型のボトルもあります。

額縁もボトルも、コンパクトなものから大きなものまでサイズのバリエーションが豊富なため、花束をご希望の形で残すことができます。まるごと花束を閉じ込めたり、一部をアレンジしたりと、好みの残し方に合わせて選びましょう。半永久的に保存できるものですので、どこに飾るか、将来的な生活スタイルも想像しながら選ぶことをおすすめします。

花束のごく一部をコンパクトに保存したい場合におすすめなのが、手のひらサイズの樹脂に花を入れられるクリスタルフラワーという商品です。大きな花なら1輪、小さめの花なら2~3輪を入れられます。ペーパーウェイトとしても使えますので、書斎のアクセントにも最適です。

刻印サービス

シンフラワーで制作したドライフラワーや押し花には、無料で刻印ができるサービスがついています。

花束をもらった日付やお名前などを記念に刻んではいかがでしょう。

持ち込みも可能

保存加工専門店に花束を預ける際は、web経由で申し込み後、宅配業者を利用して工房に直接送付するのが基本のパターンです。加えて、シンフラワーでは工房やサロンに事前予約のうえ、持ち込んでいただくことも可能です。スタッフと直接会話をしながらご希望を共有したりご相談いただいたりすることができるよう、予約枠は余裕を持った時間設定にしていますので、ご安心ください。

見学や相談のみも歓迎

シンフラワーでは、完成品のサンプルを見学したい場合やご相談のみのお客様も、歓迎しております。

保存加工をご検討中の方は、ぜひお気軽にご予約のうえご来店ください。

シンフラワーは、岡山にて工房(本社)、東京虎ノ門にてサロンを営業しています。プロポーズのブーケやウェディングブーケの保存加工が中心ですが、お祝いの花束などさまざまなお花の加工を承ります。まずは相談してみたい、サンプルが見たいという方は、ぜひ以下のページもチェックしてみてください。

【東京虎ノ門サロンへのご来店予約、持ち込みや見学に関する情報はこちらから】

まとめ

花束をもらったあと、長く手元に残したい場合は新鮮なうちにドライフラワーに加工しましょう。生花の状態で飾る場合もドライフラワーにする場合も、鮮度を保つために水替えや水切りなどのお手入れを行い、涼しい場所で管理することが大切です。ドライフラワーにする直前まで適切なお手入れを行うことで、仕上がりもよりよいものになります。

ドライフラワーは自宅でも作れますが、花によっては生花のイメージとは違うものになる、保存期間が短いなど、記念に残すには不十分な面もあります。大切な花束をできるだけ美しいまま長く手元に残したいなら、保存加工専門店の利用も選択肢に入れてみましょう。大切なお花を半永久的に飾りたい方は、シンフラワーにぜひご相談ください。

この記事のまとめ
  • 花束をもらったあとは、まず水揚げを行い水替えをしながら涼しい場所で管理しよう
  • 自宅でドライフラワーにすることもできるが、色あせなど元の姿からの変化は避けられない
  • 記念品として生花のイメージを保ちながら長期保存したいなら、専門店に加工依頼しよう

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保存の種類や方法

薔薇の花束をドライフラワーにする方法とは?楽しみ方も紹介

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シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

薔薇の花束をドライフラワーにする方法とは?楽しみ方も紹介

上品で愛情の象徴でもある薔薇の花は、フラワーギフトに欠かせません。今回は、薔薇の花束をドライフラワーにして保存する方法を紹介します。生花の花束は生けて飾って楽しむ方が多いですが、日持ちしにくいというデメリットがあります。できるだけ長く手元に残したいなら、新鮮なうちにドライフラワーに加工しましょう。

薔薇の美しさを生かしたドライフラワー作りをはじめ、完成したドライフラワーの楽しみ方などもお伝えします。また、プロポーズやお祝いでもらった花束など思い入れの強い薔薇を記念に残す方法も紹介します。ぜひ最後までお読みください。

この記事はこんな人におすすめ
  • 薔薇の花束をきれいに保存したい方
  • ドライフラワーを上手に作るコツを知りたい方
  • 薔薇の花束をもらって扱い方に迷っている方

薔薇の花束はドライフラワーにしよう

薔薇の花束はドライフラワーにしよう

薔薇は切り花としても比較的花持ちがよく、適切なお手入れを続けていれば2週間程度は観賞できます。ただ、少しずつ劣化は進んでいきますので、長く手元に置いておきたいなら早めにドライフラワーにするのがおすすめです。一般家庭で作ったドライフラワーの保存期間は、1年程度が目安といわれています。生花のまま飾るよりもはるかに長い期間楽しめますね。

薔薇は花びらが重なり合った立体的な形状の花で、水分量もやや多いです。乾燥に時間がかかるため、方法によってはドライフラワーになったときに色や形状が変化します。後ほど詳しく説明しますが、仕上がりの違いも踏まえてどの方法でドライフラワーを作るか選ぶことも大切です。

そして、乾燥に時間がかかることを踏まえ、傷みはじめてからではなく新鮮なうちにドライフラワー作りに取りかかれるよう、準備しておきましょう

ドライフラワーを作る前にするべきこと

ドライフラワーを作る前にするべきこと

ドライフラワーは、薔薇に限らず花が新鮮な状態で作りはじめることが大切です。花束をもらったらすぐにドライフラワーにする必要はありませんが、変色などが見られてからではきれいに仕上げることはできません。観賞を楽しみたいなら、最後まで生けて楽しむ花とドライフラワーにする花に分けるのもおすすめです。

そして、鮮度を維持するために、ドライフラワーを作る前には以下のポイントを守って管理しましょう。

ドライフラワーにする薔薇の管理ポイント
  • 水揚げをして薔薇の花束を元気な状態にしておく
  • 涼しい場所に置く

薔薇に限らず、どの花もこの2点を実践すればドライフラワーにする場合もそのまま飾る場合も、花持ちがよくなります。2点についてもう少し詳しく見ていきましょう。

水揚げをしておく

水揚げとは、花に水分が行き渡るようにすることで、主に「水切り」という方法で茎からの吸水を促します。水切りは、清潔なバケツなどに張った水のなかで茎をカットする方法です。水中で茎を切ることにより、茎の内部にある道管に空気が入らずスムーズに水が通ります。道管を潰さないようにすることが重要なので、必ず切れ味のよい刃物を使いましょう

垂直ではなく斜めにカットすると断面積が広くなるため、より効率よく吸水できます。水揚げの際には、水に浸かる部分についている葉っぱや小さな蕾などを、すべて取り除いておきましょう。雑菌の繁殖を防ぎ、水分や養分をメインの薔薇に届けるためにスッキリさせておくことが大切です。水切りが終わったら水に浸けた状態で30分~1時間ほど置いておくと花が生き生きしてきます。

涼しい場所で管理する

切り花は高温が苦手です。温度が高いと雑菌が繁殖しやすくなり、葉の呼吸も増えエネルギーを消耗してしまいます。水揚げ中や生ける際には、日当たりのよい窓際、暖房の近くなどは避け、涼しい環境で管理しましょう。ちなみに、薔薇の花束を誰かに贈る場合や、もらった直後一時的に置いておく場合も、必ず涼しい場所で立てて保管することが大切です。

ドライフラワーにする直前まで、新鮮な水を吸わせて水分を行き渡らせ、涼しくして鮮度を保っておくことで、乾燥させても色や形のよいものに仕上がりやすくなります。

薔薇の花束を自宅でドライフラワーにするには?

薔薇の花束を自宅でドライフラワーにするには?

一般家庭でドライフラワーを作るには、いくつかの方法があります。ここでは、代表的な2つの方法「ハンギング法」と「シリカゲル法」を紹介します。どちらも花を乾燥させるシンプルな方法ですが、原理や手法が大きく異なり、ドライフラワーの仕上がりにも違いが出ます。そのため、特徴を踏まえてどちらの方法を選ぶか決めることが大切です

今回は薔薇の花束をドライフラワーにする場合で説明しますので、花束の量に合わせた現実的な選び方として、大きな花束はハンギング法、少量の花束はシリカゲル法と分けています。大きな花束でも、一部(少量)をドライフラワーにする場合はシリカゲル法で対応できます。それでは、詳しく見ていきましょう。

大きな花束ならハンギング法

ハンギング法は、茎に麻紐などを結び付けて逆さに吊るし、空気中で自然乾燥させる昔ながらの方法です。水分が抜けるのに時間のかかる薔薇の場合、乾燥が進むにつれ色あせやシワなどが発生し、元の生花とは違った姿のドライフラワーに仕上がります。ですが、その独特の風合いはナチュラルテイストやアンティーク調のインテリアとのなじみがよく、好む方も少なくありません。あえてハンギング法でナチュラルなドライフラワーを作るのもいいでしょう。

1本ずつに分けて吊るそう

花束のまま吊るすと風通しが悪いため、一旦ほどいてバラバラにして吊るしましょう。

花と花の間にも風が通るよう、間隔をあけて吊るすのがポイントです。

ハンギング法では茎も花もまるごと乾燥させられますし、ただ吊るすだけというシンプルな手法のため、手間がかかりません。スペースの確保さえできれば、大きな花束でもドライフラワーにしやすいです。

少量の花束ならシリカゲル法

シリカゲル法は、密閉できる蓋付きの容器に入れたシリカゲル(乾燥剤)に花を埋め込み、水分をシリカゲルに吸着させることで乾燥させる方法です。室内の湿度に左右されないためいつでも作業でき、空気に触れず効率よく乾燥させられることから色あせなどの変化が発生しにくいというメリットがあります。生花のイメージに近いドライフラワーにしたいならシリカゲル法を選ぶといいでしょう。

ただし、容器やシリカゲルの用意が必要で、一度に大量の薔薇をドライフラワーにするのは難しい点に注意が必要です。自宅での加工は、少量の薔薇をきれいに仕上げたい場合に向きます。

茎はカットする

一般家庭でのシリカゲル法では、薔薇を茎ごとドライフラワーにするのが難しいため、花首の根元あたりであらかじめカットします。

保存できるのは花の部分のみですので、茎ごと残したい場合は別の方法を選びましょう。

自宅で作った薔薇のドライフラワーの楽しみ方

自宅で作った薔薇のドライフラワーの楽しみ方

ハンギング法とシリカゲル法で作った薔薇のドライフラワーは、それぞれ特徴が大きく異なります。主な特徴は以下のとおりです。

方法別ドライフラワーの特徴
  • ハンギング法:色や形が生花とは異なるアンティーク調の風合い、茎付き
  • シリカゲル法:生花のイメージと近い印象、茎なし

手作りした薔薇のドライフラワーは、それぞれの特徴を生かした方法で楽しむのがおすすめです。多様な楽しみ方ができますので、ぜひインテリアに取り入れてみましょう。代表的なものを紹介します。

花瓶に挿す、スワッグ

ハンギング法で作った茎付きのドライフラワーは、シンプルに花瓶に挿して飾ってもおしゃれです。一輪挿しに1本の薔薇を入れてもいいですし、大きな花瓶に薔薇の花束のドライフラワーを飾っても素敵なインテリアになるでしょう。ドライフラワーになった薔薇の落ち着いた色味に合う花瓶を選ぶとなじみやすくなります。

多様な素材の花器が使える

ドライフラワーを飾る際は水が不要のため、紙や木など水に弱い素材の花器も使えます。メッシュなど穴の開いたものもOKです。

逆に、花器に水気が残っているとドライフラワーが傷んでしまいますので、しっかり乾燥させてから使いましょう。

花器を使わずに棚のうえなどに寝かせたり、壁や天井に掛けたり吊るしたりしても飾れます。また、花束の形にしてスワッグとして飾るのもおすすめです。

アレンジメント

シリカゲル法で花の部分のみをドライフラワーにしたら、さまざまなアレンジを楽しみましょう。トレーなどに無造作に入れてテーブルや棚に飾るだけでも素敵です。ガラスボトルに詰めて飾れば、ボトルフラワーとして楽しみながらハンドメイド資材としてストックできます。

また、箱型のボックスフラワーアレンジ、額縁を用いたフレームアレンジ、環形のリースなど、いずれも詰めるだけ・土台に接着させるだけという簡単な作業で作れます。自宅で楽しむだけでなく、ギフトにもぴったりなアイテムです。

ハーバリウム・キャンドル

ボトルフラワーに専用のオイルを注げばハーバリウムになります。また、キャンドルに入れても素敵です。これらのアイテムは、ハンギング法、シリカゲル法のどちらで作ったものでも素敵な作品になるでしょう。

ドライフラワーになった薔薇は、繊細で壊れやすいです。完成するまでに花びらがとれてしまうこともあるかもしれません。とれてしまった花びらや崩れた花も、ハンドメイド資材として活用できるため保管しておくことをおすすめします。

崩れた花びらも活用できる

薔薇の花びらは、キャンドルやポプリ、アロマワックスバー、サシェなど香りを楽しむアイテムの材料にしましょう。

ローズオイルを垂らせば、香りでも見た目でも楽しめる素敵なインテリアアイテムに生まれ変わらせることができます。

薔薇の花束を記念品として保存したいなら専門店へ

薔薇の花束を記念品として保存したいなら専門店へ

これまで、自宅で薔薇の花束をドライフラワーにして楽しむ方法を紹介してきました。自宅での加工でもさまざまな楽しみ方ができますし、気軽に作れる点は大きなメリットです。ただ、お伝えしたように保存期間は1年程度で、シンプルに乾燥させるだけでは色味が美しく形のよいドライフラワーのまま保存し続けることはできません。

薔薇の花束を生花のイメージのままで長期保存したいなら、専門技術により完成度と保存性の高いドライフラワーに加工するのがおすすめです。プロポーズでもらった花束やウェディングブーケをはじめ、記念に残したい特別な薔薇の花束は保存加工専門店に加工依頼しましょう。あまりなじみのない方も多いかもしれませんので、保存加工専門店について説明します。

専門的な技術で美しく長期保存できる

保存加工専門店では、生花の花束やブーケをお預かりして専門技術と設備により、クオリティの高いドライフラワーに加工します。お店によっては、よりコンパクトに保存できる押し花への加工を選べることも多いです。シンプルに乾燥させただけのドライフラワーは色あせや形崩れなどの経年劣化が避けられません。そこで、専門店では生花のイメージに近い姿が長持ちするよう特別な加工を行い、美しいまま長期保存できるドライフラワーに仕上げます

一般家庭で作られたドライフラワーの保存期間は1年程度が目安ですが、専門店で加工したものは数年~数十年単位での保存が可能です。料金は発生しますが、記念品としてできるだけ長く手元に残したいという願いが叶うことから、多くの方が利用しています。

仕上がりや料金は店によって異なる

大切な花束やブーケを記念に残したいと考える方は多く、現在多数の保存加工専門店が営業しています。すべての店が同じ方法で加工するわけではなく、仕上がり方や料金も店によって異なるため、十分な情報収集のうえで選択することが大切です。多くの店ではそのまま飾れるようなアイテムにアレンジしてからお返ししますので、デザインの好みなども含め比較しながら選ぶといいでしょう。

薔薇の保存加工実績をチェック

薔薇の花束をドライフラワーにするなら、とくに薔薇の保存加工に強みのある専門店を選ぶと安心です。

ホームページなどからも加工実績はチェックできますので、薔薇の制作事例なども含め事前に見ておくことをおすすめします。

シンフラワーで薔薇の花束を美しいドライフラワーに

シンフラワーで薔薇の花束を美しいドライフラワーに

大切な薔薇の花束を確実に美しくできるだけ長く手元に残せるドライフラワーにしたいなら、ぜひシンフラワーにおまかせください。シンフラワーは、創業20年以上のブーケ保存加工専門店です。プロポーズの花束やウェディングブーケの保存加工を中心に、数多くのお花を高品質なドライフラワーに仕上げてきました。ご希望に合わせて押し花もお選びいただけます。シンフラワーでの薔薇の花束の保存加工について紹介します。

薔薇の保存加工実績が豊富

シンフラワーでは、さまざまな種類の花を保存加工してまいりましたが、とくに薔薇の加工実績が豊富で強みがあります。薔薇の持つ自然な美しさが最大限引き出されるよう、丁寧に一つひとつ手作業で加工します。本来の色味が時間の経過とともに落ちてしまわないよう、色の定着作業なども行うため、生花のイメージが保たれる点も大きなポイントです。

プロポーズの定番でもある薔薇の花束は、ご依頼いただくことも多いため専用商品をご用意しています。108本の薔薇をまるごと保存することも可能です。

大きな花束は押し花に加工するのもおすすめ

大きな花束ほど飾るスペースの問題が生じます。飾るのが難しい場合には、平面状に加工する押し花がおすすめです。

絵画のような仕上がりのため、壁に掛けて飾れて簡単に移動もできます。ドライフラワーとあわせて押し花加工もご検討ください。

数十年単位で保存可能!記念品として残そう

数十年単位で保存可能!記念品として残そう

シンフラワーでは職人の手作業により丁寧に加工することに加え、独自の密封技術を有しています。完成したドライフラワーや押し花は、すべて高品質なガラスボトルや額縁に閉じ込めて保存します。そのため、保存期間は数十年単位にもおよびます。

湿気や強い光を避け、適切な環境で管理すれば半永久的に飾れますので、大切な薔薇の花束を記念品として残したい場合にも最適です。

刻印サービス

シンフラワーで作成したアイテムにはすべて無料で刻印ができるサービスがつきます。

お名前や記念日などを刻んで、大切な記念品として末永くお楽しみください。

豊富なサイズやデザインから選べる

豊富なサイズやデザインから選べる

大きな花束をまるごと保存できるだけでなく、コンパクトなサイズで残すこともできます。薔薇の花束を自分でドライフラワーにして楽しむ、あるいは最後まで生花として飾り続けるうえで、一部のみをシンフラワーにお預けいただき加工することも可能です。小さなサイズのボトルや額縁、手のひらサイズの樹脂に1輪~数輪の薔薇を入れて、手元に残すのもいいでしょう。

また、サイズだけでなくデザインも多様な種類から選べます。ボトルは一般的にはあまり見かけないような珍しい形状のものもありますし、額縁のデザインもさまざまです。薔薇のレイアウトも、花束の形をはじめドーム型のアレンジなど、好みでお選びください。

飾る場所を決めて選ぼう

仕上がりアイテムのサイズやデザインは、お部屋のどこに飾るか考えながら選ぶと失敗しません。

数十年単位という長きに渡って飾れるものです。無理なく置けてお気に入りのインテリアとして楽しめるよう、じっくり選びましょう。

まとめ

薔薇の花束を自宅でドライフラワーにするなら、仕上がり方や用途を考えて方法を選ぶことをおすすめします。1年程度を目安に、ナチュラルに飾ったりハンドメイド資材として利用したりするなら、自宅での加工でも十分です。数年~数十年単位で手元に残したい、美しいイメージのまま保存したいという場合は、保存加工専門店で加工しましょう。

いずれの場合でも、鮮度のよい状態でドライフラワーにすることが大切です。薔薇の花束をもらったら、新鮮な水を吸わせながら涼しい場所で管理しましょう。専門店に加工依頼する場合は、部屋のどこに飾るかイメージしながらサイズやデザインを選ぶことが大切です。薔薇の花束の加工実績豊富なシンフラワーに、ぜひご相談ください。

この記事のまとめ
  • 薔薇の花束を自宅でドライフラワーにする際は、方法による仕上がりの違いを知っておくことが大切
  • 自宅で作ったドライフラワーはハンドメイド資材向きで、保存期間は1年程度が目安
  • 美しいまま長期保存したい場合は保存加工専門店でドライフラワーにしよう

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