プロポーズの手紙の書き方を解説!例文やおすすめの構成も紹介

記事の監修
シンフラワー株式会社
シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。
プロポーズでは、大切なパートナーにご自身の想いをしっかりと言葉で伝えることが大切です。そこでおすすめなのが、プロポーズのメッセージを手紙で伝える方法。ただし、日頃から手紙を書く習慣がないと、どのような文章を綴ればいいのかわからないものです。プロポーズという重要な内容ともなると、簡単に書けないという方も多いのではないでしょうか。
今回は、プロポーズの手紙の書き方について、構成案や例文を出しながら説明していきます。パートナーに伝わる言葉の選び方を考え、具体的に書き方のイメージが膨らませましょう。手紙のおすすめの渡し方も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
- プロポーズを計画中の方
- 相手に伝わるような手紙の書き方を知りたい方
- プロポーズで手紙を贈りたいが、言葉選びや渡し方に不安を感じている方
プロポーズでは言葉で伝えることが重要!
プロポーズを決意し計画を進めていくなかで、どんなギフトを選ぶか、どんな演出をするかということに意識が向きやすくなります。もちろん、ギフトや演出を考えることも大切ですが、プロポーズで最も重要なのは「言葉で真摯に伝えること」です。
どんな素敵な演出やギフトがあっても、そこに肝心な言葉がなければ、パートナーはプロポーズされているか気付かないまま終わってしまうかもしれません。誰が見ても明確にプロポーズとわかるには、言葉が必要です。プロポーズを計画中の方は、さまざまなことを考えるなかでも、「どんな言葉で伝えるか」という主軸を見失わないようにしましょう。
手紙でプロポーズの言葉を伝えるメリット
プロポーズで最も大切なのは言葉でしっかりと伝えることと述べました。ですが、いざその場になると、緊張して言葉がうまく出てこなくなる方や、伝え方が回りくどくなってしまう方も少なくありません。
そこで助けとなるのが手紙です。事前に気持ちを整理しながら時間をかけて準備できるため、伝えたい言葉をまるごとまっすぐにパートナーに届けることができます。手紙はパートナーにプレゼントするために用意するものですが、上記の点を含め、プロポーズする側にも大きなメリットがあります。
手紙を用意してプロポーズをするメリットを、詳しく見ていきましょう。
落ち着いて気持ちを伝えられる
プロポーズは人生において重大なイベントです。計画がうまく進むかということにも気を取られるでしょう。伝えようと思って頭のなかに言葉を思い浮かべていたとしても、実際その瞬間になるとうまく話せなくなってしまうかもしれません。あらかじめ伝えたいことを整理して手紙に書いておけば、安心してプロポーズすることができるでしょう。
手紙を用意することによって、伝えたい言葉を暗記する必要もなくなります。気持ちに余裕ができるため、プロポーズ当日にご自身も楽しく過ごせるのではないでしょうか。
普段から口下手なタイプの方は、プロポーズともなると尚更言葉がうまく出てこなくなることが予想されます。
手紙がお守り代わりになり、パートナーにとっても「話すのが苦手だから工夫してくれたのかな」と嬉しい気持ちになるでしょう。
自分らしさを表現できる
時間をかけて自分で手紙を書くことにより、自分らしい言葉を選んだりまとめたりしながら、伝えたいメッセージができあがっていきます。このあと紹介する例文を参考にしたとしても、自分で伝えたいと思った言葉を選べば、それはご自身の言葉になります。
何も参考にせず一から自分の言葉で綴りたいという方は、よりオリジナリティのあふれるメッセージとなるでしょう。 パートナーにとっては、どんな言葉で伝えるか悩みながら考えた時間も嬉しいものです。自分らしいプロポーズがしたい方も、事前に用意した手紙を持っていることで、より自信を持って臨めるのではないでしょうか。
プロポーズの手紙は、ぜひ手書きで作成しましょう。直筆の文字を見る機会が減っているからこそ、手書きの手紙はとても貴重です。
内容だけでなく文字にも個性が出るのが手紙の魅力ですので、文字に自信がなくても丁寧に書けば喜んでもらえるでしょう。
世界でひとつだけのプロポーズギフトになる
プロポーズでは、婚約指輪をはじめギフトを用意する方が多いですが、手紙も立派なギフトのひとつです。お金をかけたギフトも素敵ですが、お金では買えない手紙は世界でひとつだけの特別なギフトになるでしょう。指輪や花束など、ほかのギフトに添えてプレゼントすることもできます。
後々にまで保管しておけることも、手紙の魅力のひとつです。手元に残せるプロポーズギフトは大切な記念品になります。
結婚後に読み返すと少し恥ずかしい気持ちもあるかもしれませんが、プロポーズのときの初々しい気持ちを思い出せるのも素敵なことではないでしょうか。
プロポーズの手紙を書くポイント
プロポーズで手紙を用意すること、パートナーに贈ることには、さまざまなメリットがあることをお伝えしました。
ここからは、どんなことに気を付けて書けばいいか、手紙を作成する際に押さえておきたいポイントについて説明していきます。構成案もあわせて紹介しますので、実際に手紙を書くことをイメージしながら見ていきましょう。
シンプルな言葉を使う
プロポーズの手紙は、飾らない自分らしい言葉で綴りましょう。伝わりやすい手紙にするには、シンプルかつストレートなメッセージにすることが大切です。パートナーを感動させたいあまり、等身大ではないキザな言葉を使うのはおすすめできません。借りてきたような言葉ではパートナーの心には届きませんし、後から読み返してみるといたたまれなくなってしまうでしょう。
ストレートに伝えることを避けてしまうと、内容が回りくどくなり何を言いたいのかわからない手紙になってしまいます。
自然体であることは大切ですが、面と向かっては伝えにくい言葉こそ手紙に綴ってしっかりと届けましょう。
伝えたいことを整理する
手紙を書きはじめると、いろいろな想いやこれまでの思い出が思い浮かんで、書きたいことがどんどん出てくるかもしれません。ですが、思いのままに書き進めてしまうと、重要な部分がぼやけてしまうため注意が必要です。まずは、メモなどで伝えたいことを整理してから清書するようにしましょう。
プロポーズで渡す手紙は、便箋や筆記用具にもこだわりたいところです。いきなり本番の便箋に書くと、失敗して無駄にする原因に。
まずは、伝えたいことを整理するためにも下書きを必ずしましょう。書きたいことがまとまって文章が完成すれば自信を持って清書できます。
おすすめの構成
手紙で気持ちを伝える際には、受け取った相手が読みやすいように書くことが大切です。そのためにも、文章の内容だけなく構成を決めておくといいでしょう。プロポーズの手紙の場合は、以下のような構成がおすすめです。
- 導入文
- 感謝や思い出
- 未来のこと
- プロポーズの言葉
構成が決まれば、あとはそれぞれの部分に入れたいことを考えるだけです。構成案では4本立てになっていますので、それぞれが短い文章でもしっかりとした内容に仕上がるでしょう。
4つの項目のなかで最も重要なのは、もちろん「プロポーズの言葉」です。ここにたどり着くまでが長くなるとぼやけてしまうため、できるだけシンプルにまとめていきましょう。
例文を紹介!プロポーズの手紙を書いてみよう
おすすめの構成案として紹介したものを元に、それぞれの例文を挙げていきます。あくまでも、どのような内容を書けばいいかという例ですので、参考にしながらご自身の伝えたい言葉をイメージしてみましょう。
導入文
手紙の書き出しの内容です。読みはじめるときに違和感なく内容に進みやすい内容を選びましょう。出逢って〇年、付き合って〇年、今日は〇の日など、プロポーズ当日がどんなタイミングかを表したり、手紙を書いた理由を書いたりするとスムーズに読み進められます。
【例文】
- 今日は、付き合いはじめて3年の記念日だね。
- 〇〇と出逢って、5年くらいが経ちました。
- 今日は〇歳の誕生日だね、お誕生日おめでとう。(誕生日にプロポーズする場合)
- 伝えたいことがあるので、手紙を書きました。
導入文は、読みはじめの最初にあたる部分ですので、ダラダラと長く書かないのがポイントです。
読みはじめやすく、次の内容につなげやすいよう、シンプルにまとめましょう。
感謝や思い出
これまで一緒に過ごしてくれたことへの感謝の気持ちや、今までどんなことがあったか、というような内容を書きます。導入文よりは内容を濃くしますが、あまり膨らませないよう厳選してまとめましょう。
【例文】
- 〇〇とは、長い時間を一緒に過ごしたけど、いつも笑顔でいられたし楽しかった思い出がたくさんあります。
- どんなときでも優しく寄り添ってくれた〇〇には、いつも感謝しています。本当にありがとう。
- ケンカすることもあったけど、やっぱり〇〇と一緒にいると落ち着くし、自分らしくいられるなと思います。
何かふたりにとって印象的な思い出がある場合は、具体的なエピソードを入れてもいいでしょう。より個性のある手紙になります。
思い出してポジティブな気持ちになれるような内容を選びましょう。
未来のこと
これまでの思い出を振り返りや感謝を伝えたうえで、ふたりの将来を考えたことが伝わるような内容を入れるのがおすすめです。ここで、なぜ結婚を決意したのか伝わるようなことが書けたらベストですね。
【例文】
- 〇〇となら、この先にどんなことがあっても、一緒に乗り越えられると思っています。
- これからもずっと一緒にいたいと強く思うようになりました。
- 〇〇の笑顔が大好きで、一生隣で見ていたいです。
- いつも支え続けてくれた〇〇のことを、これからは自分が一番近くで支えたいです。
結婚したあと、どんなふたりになりたいか、一緒にいる姿をイメージしながら言葉を選ぶといいでしょう。
プロポーズに至るまでには、結婚への前向きな気持ちがあるはずですので、その気持ちのままを表現できたら素敵です。
プロポーズの言葉
手紙のなかで、最も重要な部分となります。きちんと相手に伝わるよう、シンプルでストレートな言葉を選びましょう。最もおすすめなのは「結婚」という言葉を入れること。「ずっとそばにいてください」なども素敵ですが、プロポーズとわかりにくいかもしれません。核となる部分のため、濁さずにわかりやすい言葉で伝えることが大切です。
【例文】
- 結婚してください。
- 結婚しよう。
- 僕の妻になってください。
- これから一生そばにいてください。
手紙の主軸となる部分ですので、一行空けてから書くなど、まわりに埋もれないよう工夫するといいでしょう。
プロポーズ演出にもなる!おすすめの手紙の渡し方
手紙が完成したら、どのように渡すかということも考えておきましょう。手紙は渡し方を工夫すれば、プロポーズの演出にも活躍させることができます。さまざまな渡し方がありますが、ここでは基本的な渡し方を紹介します。
その場で手紙を読んでプロポーズする
手紙を「はい」と渡してパートナーに読んでもらうよりも、自分で声に出して読みながら気持ちを伝えるほうが心に届きやすいです。口下手な方でも、手紙を読みながら気持ちを伝えるなら、ややハードルが下がるはず。何よりも、苦手なことに向き合いながら真剣に想いを伝えようとする姿勢に、パートナーも心打たれるのではないでしょうか。
そして、最後のプロポーズの言葉の部分は、手紙を読みながらではなく、相手の目を見ながら真剣に伝えるのがポイントです。
プロポーズギフトとしてプレゼントする
自分で声に出して読んだあとは、パートナーに手紙をプレゼントしましょう。また、口頭でプロポーズし、これまでの感謝や将来への想いなど伝えきれないことを手紙に綴るという方法もあります。その場合は、手紙をプロポーズ後に渡して、パートナーにあとで読んでもらうのもいいでしょう。
手紙を指輪や花束など、ほかのギフトと一緒に渡すのもおすすめです。
手紙だけでも十分と思う方もいますが、何らかのギフトを贈られるとやはり嬉しいもの。パートナーの希望に合うものを一緒にプレゼントしましょう。
花束は、婚約指輪に次いで人気の高いプロポーズギフトです。大きめの花束を贈れば、プロポーズシーンが華やかになり一瞬で特別な雰囲気が出ます。手紙と一緒に何を贈ればいいか迷ったら、花束を選んではいかがでしょう。
花束の選び方に決まりはありませんが、プロポーズでよく選ばれるのが赤いバラの花束です。「私の妻になってください」という意味の12本、「結婚してください」という意味の108本は、とくに人気を集めています。花束を贈る場合は、花言葉や本数の意味などを手紙に書いて伝えるのもおすすめです。
手紙と花束を一緒に残せる!シンフラワーの保存加工
切り花の花束は、花瓶に生けて飾った場合、美しい姿を楽しめるのは長くて数週間程度です。プロポーズの特別なギフトのため、できれば手元に長く残しておきたい…と考える方も多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのが、花束を新鮮なうちに専門技術によりドライフラワーや押し花に加工する専門店のご利用です。
シンフラワーは、プロポーズの花束やウェディングブーケを中心に、高品質なドライフラワーや押し花アートに仕上げる保存加工専門店です。創業20年以上の豊富な実績を持つ専門店ですので、大切な花束を記念に残したい方はぜひお気軽にご相談ください。
生花の花束が数十年単位で保存できる
シンフラワーでは、お預かりしたお花を職人の手作業により一つひとつ丁寧に加工します。ドライフラワーはガラスボトルやボックス型の額縁に入れて立体的に保存、押し花アートは絵画のように保存でき、そのまま記念品として飾れます。色あせや形崩れを防ぐ専門技術による加工に加え、独自の密封技術による密封性の高さから、数十年単位での保存が可能です。
手紙やカードをお花と一緒に密封して保存したい場合は、ぜひご相談ください。手紙のサイズや入れ方のご希望に合わせて、商品のサイズをお選びいただくこともできます。
なお、お花を束ねていたリボンや包装紙も一緒に入れられます。
希望の残し方が叶うバリエーションの豊富さ
ドライフラワーも押し花アートも、元の花束の形のイメージに近いデザインをはじめ、多様なアレンジが可能です。ドライフラワーは、ボックスフラワーやドームフラワーに、押し花アートはリース型やハート型、敷き詰めタイプにも仕上げられるため、お好みのデザインをお選びいただけます。
また、お花を保存するためのケースは、サイズだけでなくデザインも豊富です。ドライフラワーを入れるガラスボトルは多様な形状をご用意しています。額縁も、お部屋のテイストに合わせてさまざまなデザインから選べますので、インテリアに馴染むものを末永くお楽しみください。
まとめ
プロポーズは言葉でしっかりと想いを伝えることが大切です。伝えたいことをあらかじめ整理して用意できる手紙は、プロポーズを成功させるために活躍するでしょう。紹介した構成案や例文を参考に、自分らしい言葉で大切なパートナーへのメッセージを考えてみてくださいね。
手紙はプロポーズの記念に残しておけるという大きなメリットもあります。一緒に贈るギフトとして花束を選ぶ場合は、保存加工して手紙と一緒に記念品にするのもおすすめです。花束の保存加工をご希望の場合は、シンフラワーのご利用をぜひご検討ください。
- プロポーズの手紙は、シンプルでストレートな言葉を選んで自分らしく綴るのが成功するためのコツ
- 構成案と例文を参考に、とくに主軸となるプロポーズの言葉はわかりやすいものを選ぼう
- 手紙をその場で読みながらプロポーズし、パートナーにプレゼントするのがおすすめ