プロポーズと婚約の違いとは?結婚するまでの流れを解説
記事の監修
シンフラワー株式会社
シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。
プロポーズや婚約は、結婚するまでの大切なステップです。どんな状態が婚約中とみなされるのか、プロポーズと婚約の違いがわからないという方もいるようです。結婚を考えているカップルがお互いに同じ認識でいれば問題ないのですが、お互いの認識にズレがあるとトラブルの元となります。プロポーズも婚約も結婚にまつわる重要な事柄ですので、明確にしておきたいところです。
そこで今回は、プロポーズと婚約の違いや、婚約期間にするべきことを含め結婚までの流れについて解説します。スムーズに結婚まで進めるようにするためにも、プロポーズや結婚を考えている方はぜひ参考にしてください。
- プロポーズと婚約の違いがよくわからない方
- 婚約とはどのような状態を指すのか、何をすればいいのか知りたい方
- プロポーズから結婚までの基本的な流れを押さえておきたい方
プロポーズと婚約の違い
プロポーズと婚約は、いずれも結婚の前段階に行うものという点は共通していますが、意味が違います。まずは、プロポーズと婚約、それぞれの定義を見ていきましょう。
プロポーズとは
プロポーズとは、結婚を申し込むことです。結婚したいという意志を正式に伝えることをプロポーズと呼びます。正式に伝えるとはいえ、プロポーズに決まった形があるわけではありません。ですが、「いつか結婚したいね」「そのうち結婚しようね」というような、日常会話のなかで軽く伝え合うような具体性を伴わないものは、プロポーズではないと見なされることが一般的です。
なお、プロポーズをしただけでは婚約状態にはなりません。相手がプロポーズを承諾し、お互いに結婚の意志を確認できた段階ではじめて婚約したことになります。
婚約とは
言葉のとおり、結婚の約束をすることです。一方だけでなくお互いに結婚の意志があり、それを確かめ合っている状態を婚約中と呼び、ただの恋人から婚約者(フィアンセ)へと関係性も変わります。事実婚を除き、結婚は婚姻届を提出することで成立しますが、婚約は口約束だけで成立します。
お互いの意志を口約束だけで確認し合っている状態のため、婚約には法的な拘束力はありません。
ただし、婚約期間中はお互い誠実に交際することが求められます。不当な婚約破棄などは慰謝料請求の対象になる場合もあるため注意が必要です。
法的拘束力はなくても、結婚を約束している点が一般的な恋人同士とは異なります。結婚に向けて順調に進めるよう、誠意を忘れず交際を続けることが大切です。
プロポーズがなくても婚約はできる?
婚約するためにプロポーズが必須かというと、そういう決まりもありません。実際に、プロポーズのないまま結婚したご夫婦もたくさんいます。婚約はお互いに結婚の意志を伝え合い約束をした状態ですので、プロポーズをしなくても成り立つのです。
パートナーからなかなかプロポーズされないから、自分から結婚の話を出して進めていったという方も少なくありません。そのような場合は婚約期間もいつからいつまでなのか曖昧に。また、プロポーズの直後に婚姻届を提出した場合など、婚約期間というものがほとんどないというケースも存在します。
前述のとおり、「いつか結婚しよう」「結婚を前提にお付き合いしよう」という言葉は、プロポーズとはいえません。まだ結婚に向けて動き出せる段階ではないため、婚約中とはいえないのです。
また、プロポーズしたものの、パートナーから返事がもらえていない場合も、まだ婚約は成立していません。
プロポーズは婚約のために必ず行わなければならないものではありませんが、「流れで結婚したけれどプロポーズしてほしかった」という本音もよく聞かれます。これから結婚を予定されている方は、プロポーズもぜひ前向きに考えてみてくださいね。
プロポーズ後、婚約期間には何をする?
婚約が成立したら、結婚までどのような流れで進めていけばいいのでしょうか。しっかりとした決まりがあるわけではないため、順番は前後するかもしれませんが、一般的な婚約から結婚までの流れを見ていきましょう。
両家への報告・挨拶
婚約したら、お互いの実家への報告と挨拶をします。交際中からお互いの家族との交流があればスムーズですが、婚約後に初めて顔を合わせるケースも少なくありません。その場合は、いきなり婚約者を実家に連れて行くのではなく、婚約したことを事前に伝えてどんな相手か話しておくといいでしょう。
婚約者の家族に初めて会うとなると、お互いかなり緊張するものです。初対面でいきなり結婚の話を持ち出すと、親御さんもびっくりしてしまうでしょう。パートナーの親にきちんと結婚の挨拶をすることはもちろん大切ですが、少しでも和やかなムードで過ごせるよう、お互いの実家には先に話を通しておきましょう。
お互いの実家への報告と挨拶が済んだら、結婚前に両家で顔合わせを行います。
地域や家によっては従来のように結納をきちんと取り交わすこともありますが、現在は食事会などを開催するのが一般的です。
結婚する日を決める
婚約したら、いつ結婚するのか早い段階で決めておきましょう。婚姻届をいつ出すのか話し合うことに加えて、結婚式を行う場合はその日取りも行わなければなりません。現在は、婚姻届の提出日と結婚式の日程は別にするのが一般的です。婚姻届を先に提出しておけば、夫婦となってから結婚式の準備をゆっくり進められるというメリットもあります。
一般的には、結婚記念日=婚姻届を出した日となります。そのため、いつ提出するかはきちんと考えて決めるといいでしょう。
誕生日や交際記念日に合わせたり、いい夫婦の日(11月22日)や末広がりの日(8月8日)など縁起のいい日を選んだりするご夫婦も多いです。
なお、婚姻届は役所が休日の場合や夜間の営業時間外でも提出可能です。営業時間外では役所の窓口ではなく守衛室に提出しますので、受理は翌日以降となります。ですが、不備がなければ提出日が婚姻の日付として戸籍に記載されます。営業時間外に提出する場合はとくに、不備のないようにしましょう。
結婚式や新婚旅行、新居などについて決める
結婚式や新婚旅行は、かつては必ず行うものとされていましたが、現在はさまざまなスタイルがあります。結婚式を盛大に行うカップルもいれば、身内だけの挙式や、カジュアルなパーティーを希望するカップルもいます。お互いの希望をすり合わせて、後悔のない選択をしましょう。
また、新居についての話し合いが進まないと準備もできないため、なかなか結婚生活をスタートさせることができません。現在は、まず一緒に暮らしはじめてから結婚式や新婚旅行についてゆっくり考えていくというカップルも多いです。元々同棲していた場合を除いては、どこに住むのか、生活費はどうするのか、いつから一緒に暮らすのかなど、新婚生活についてもしっかり話し合って詰めていく必要があります。
お互いの実家への報告は最優先ですが、友人や同僚、上司などへの報告も少しずつ進めていきましょう。報告が漏れてしまうと後にトラブルになる場合もあるため、注意が必要です。
結婚式に招待したいと考えている場合は、招待状をいきなり送るのではなくまず婚約を報告し結婚式の予定を伝えておくとスムーズです。
結婚式や新生活の準備をする
結婚式を行う場合は、式場を見学したりプランを考えたり、準備が忙しくなっていきます。衣装や料理、会場装花、ゲストなど、考えることは盛りだくさん。式場に足を運んだりプランナーさんと連絡を取り合ったりする頻度も増えますので、楽しい反面、時間的な余裕はなくなってくるかもしれません。
現在は共働き夫婦が主流ということもあり、結婚式の準備と同時に新生活の準備も行うとなるとなかなかハードです。前述のとおり、まずは同居して生活を整えてから結婚式の準備を進めていくパターンが多いですが、従来のように結婚式を済ませてから新生活をスタートするのもいいでしょう。
プロポーズから結婚式まで時間がないと、余裕のないなかでたくさんのことを急いで決めなければなりません。
焦って決めると後悔する原因となりますので、結婚式のタイミングは数ヶ月先など、時間的余裕が持てるように決めることをおすすめします。
ただし、あまり結婚式を先延ばしにしすぎると、妊娠・出産と重なってさらに延期になるなど、予定を変えざるを得なくなる可能性もあります。婚約したらなるべく早く、結婚式や新婚生活についてどのような段取りで進めていくか決めておきましょう。
婚約期間中の注意点
婚約が成立したら幸せな気持ちのまま進んでいければいいのですが、安心感から油断してしまい、関係が悪くなってしまうケースもあるため注意が必要です。婚約期間中に、気を付けたいことをまとめました。大切なパートナーとの結婚へとスムーズに進むために、また仲良く幸せに暮らすためにも、事前に押さえておきましょう。
婚姻届を出す日を先延ばしにしない
婚約してすぐに同居する場合にありがちなのが、婚姻届を出すタイミングを逃してしまうというケースです。お互いに事実婚を希望しての結婚なら問題ありませんが、婚姻届を出さなければ正式な夫婦にはなりません。いつ提出するのか決めずに先延ばしにすると、パートナーを不安にさせたり不信感を与えてしまったりして、気持ちが冷める原因になるため注意が必要です。
決めることや準備を相手まかせにしない
結婚式や新婚旅行、新居など、結婚が決まれば具体的に決めたり準備したりすることもたくさん出てきます。それを何でも相手まかせにしてしまうことで、喧嘩になるカップルも少なくありません。人まかせにされてしまうと、頼りなく感じますし先が不安になるでしょう。相手の希望を尊重したい場合でも、しっかり話し合って自分の意見も言うなど、主体的に行動することが大切です。
婚約によって安心感が生まれて、相手に甘えすぎたせいで関係が悪化してしまうパターンは避けたいところです。
婚約解消という最悪の事態にならないためにも、相手への思いやりと適度な緊張感を持って過ごしましょう。
婚約期間中の生活も楽しむ
決めることや準備が多くなって時間的にも気持ちにも余裕がなくなりがちな点にも、注意が必要です。本来、新居や結婚式などについて話し合ったり準備を進めたりするのは、幸せなことのはず。幸せを噛みしめながら、相手を思いやり、自分自身も婚約期間を楽しむマインドを忘れないようにしましょう。
プロポーズができなかった場合
婚約はプロポーズがなくても成立しますが、内心プロポーズを望んでいたという声も多いとお伝えしました。婚約期間に入ってからでも、プロポーズは間に合います。婚姻届を出す直前や、準備期間に、ささやかでもいいのでプロポーズをしてはいかがでしょう。
正式なプロポーズができなかったということで、結婚式で改めてサプライズプロポーズするカップルもたくさんいます。
ゲストに見守られながらのプロポーズは、幸せな雰囲気に包まれて素敵な思い出に残るでしょう。
プロポーズをきちんとできないまま結婚への準備をしているという方は、本格的に結婚生活がスタートしてしまう前に、改めてプロポーズすることもぜひ考えてみてくださいね。
プロポーズでは花束を贈ろう!シンフラワーの保存加工で記念品に
プロポーズでは、何か贈り物をする方も多くかつては婚約指輪が定番でした。ですが、婚約指輪は不要と考える女性も多く、現在はさまざまなギフトが選ばれています。なかでも、花束は見た目も美しくプロポーズの雰囲気を盛り上げてくれるため、人気の高いアイテムです。
切り花の花束は、プロポーズ後も生けてお部屋に飾って楽しまれる方が多いですが、記念品として残せたらいいのに…という声もよく聞かれます。そこで、新鮮なうちに保存加工専門店に預けて、美しいまま長期保存できる高品質なドライフラワーや押し花アートにするのがおすすめです。
シンフラワーは、創業20年以上のブーケ保存加工専門店です。プロポーズの花束やウェディングブーケを中心に、職人の手作業により生花と変わらないイメージで保存できるドライフラワー・押し花アートを制作します。ここからは、シンフラワーの保存加工について紹介します。
結婚式のウェルカムアイテムにも最適
シンフラワーで制作したドライフラワーと押し花アートは、元の花束のイメージがそのまま維持されるのが特徴です。一般家庭での乾燥方法とは異なり、色や形の変化を抑えながら加工するため、みずみずしい印象に仕上がります。また、花束のラッピング材も一緒に保存でき、好みの形で高品質なボトルや額縁に閉じ込めますので、プロポーズの花束がまるごとインテリアアイテムのようになります。
シンフラワーで制作したアイテムには、すべて刻印サービスが付いています(基本無料、一部有料の仕様あり)。
おふたりのお名前や記念日を刻んで、記念品としてお楽しみいただけます。
プロポーズの花束をそのままのイメージで保存したアイテムは、結婚式のウェルカムスペースに飾るとゲストの目を引きとても素敵です。プロポーズ後、婚約期間中に保存加工を行い、結婚式のウェルカムアイテムとして活用してはいかがでしょう。なお、完成までお時間をいただきますので、結婚式で使用したい場合は必ず事前に仕上がりのタイミングをご確認ください。
手作業ならではのムラのない美しさ
大きな花束をまるごとドライフラワーや押し花アートにして保存する場合はとくに、制作に時間がかかります。機械に作業を任せれば効率的ですが、短時間で大量に仕上げると、色や形が悪くなったり短期間で劣化が目立ってきてしまったりする場合があります。
シンフラワーでは、美しく長持ちするものを制作することを最重視していますので、機械ではなく職人の手作業で進めることにこだわっています。決して効率的ではありませんが、手作業で加工することにより細かい部分にまで目が行き届き、美しさにムラのないものができあがります。お客様の大切なお花をお好みのデザインでアレンジし、独自の密封技術によりガラスボトルか額縁に閉じ込めて仕上げます。
シンフラワーで制作したアイテムは、数十年単位での保存が可能です。
美しさが保たれるよう特殊な技術による加工と密封性の高さで、一般的なドライフラワーや押し花アートよりもはるかに長持ちするものに仕上がります。
好みの残し方で新居のインテリアに
ガラスボトルはさまざまな形状、額縁は色や材質がさまざまなタイプから選べます。また、サイズに関しても、コンパクトなものから100本以上の大きな花束が入るものまでご用意があります。数十年単位で保存できるものに仕上がりますので、お部屋に無理なく飾れるサイズ、インテリアになじむデザインを選ぶことをおすすめします。
お部屋に十分なスペースを確保できるなら、花束をまるごとドライフラワーにするのも素敵です。
まるごと保存したいけれど飾るスペースがない…という場合は、押し花アートにすれば壁に掛けられるためコンパクトに保存できます。
ドライフラワーや押し花アートは、専門店で制作したものも一般家庭で作ったものも、直射日光や湿気を避けて飾るのが長持ちさせるコツです。シンフラワーで制作したものはすべてケース入りのため、お手入れはやわらかい布でボトルや額縁の表面を拭く程度でOK。置き場所にさえ気を付ければ、末永くお楽しみいただけます。
※シンフラワーの保存加工商品について、こちらからご覧いただけます。
まとめ
プロポーズと婚約の違いをはじめ、婚約から結婚までの流れや必要なことをお伝えしました。婚約期間中は決めることや準備もたくさんあり忙しくなりますが、幸せな期間ですのでぜひおふたりで楽しみながら進めてくださいね。そして、プロポーズのタイミングを逃してしまったまま婚約期間に突入した方も、まだ間に合いますのでプロポーズ計画をされてみてはいかがでしょう。
サプライズプロポーズにおすすめな花束は、専門店で保存加工すれば美しいまま記念品として保存できます。生花のイメージで数十年単位の保存が可能なシンフラワーに、ぜひご相談ください。
- プロポーズは結婚を申し込むこと、婚約は結婚を約束すること
- 婚約期間中は忙しくなりがちなため、お互いへの思いやりと適度な緊張感を持って楽しく過ごすことが大切
- プロポーズは婚約期間中や結婚式でも間に合う!花束を贈ってサプライズプロポーズしよう