保存の種類や方法

2024.10.01プロポーズの贈り物！ひまわりの花束をいつまでもきれいに飾る方法を解説

「生涯、共に過ごしてください」と告白するプロポーズ。誰もがかけがいのないステキな瞬間を心に描きます。一世一代のプロポーズを成功させるため、言葉には表現できない思いを込めて花束を贈りたいと考えている方もいらっしゃることでしょう。

「プロポーズにどんな花を贈れば気持ちが伝わるか悩んでいる」「一生に一度、思い出の瞬間を飾りたいけれど、どんな花束を贈ろう」そんな悩みを持っている方、プロポーズの花束といえばバラは定番ですが、実はひまわりもおすすめの花だということをご存知でしたか。

明るく元気なイメージのひまわりは、プロポーズのシチュエーションにふさわしい、特別な意味を持つ花です。

この記事では、プロポーズの花束にひまわりがおすすめの理由や、思い出のひまわりの花束を生花のまま少しでも長く楽しむ方法、生花よりももっと長く楽しめるおすすめの保存加工方法について詳しく解説していきます。

プロポーズの花束にひまわりがおすすめの理由

ひまわりは、プロポーズにふさわしいステキな花言葉を持つ花です。太陽に向かって一途に咲く姿から付いたひまわりの花言葉は、まさに、プロポーズで伝えたい気持ちそのものです。

明るく力強いイメージのひまわりは、花言葉のほかにもプロポーズにぴったりな理由があります。ここではなぜひまわりがプロポーズの花束に最適なのか、その理由を解説します。

プロポーズに最適な花言葉があるから

ひまわりには、「あなただけを見つめる」「愛慕」「情熱」といった、プロポーズにふさわしい花言葉があります。一途な愛を伝えるのにこれほどふさわしい花言葉はありません。プロポーズの言葉に沿えて「あなただけを見つめる」という花言葉を持つひまわりの花束を贈ることで、より一層強い気持ちを相手に届けることができるでしょう。

ひまわりの花言葉の由来は、ギリシャ神話にさかのぼります。水の女神が太陽神アポロンに恋心を抱くも、その恋は叶わぬものとなってしまいました。水の女神は一途にアポロンを見つめ続け、その思いが叶わずひまわりに姿を変えてしまったというお話です。

この神話が由来となって、ひまわりには「あなただけを見つめる」「愛慕」といった花言葉が生まれました。プロポーズの瞬間に、ひまわりの花言葉を添えて贈れば、言葉以上の思いを伝えることができるはずです。

「あなたのことが大好きです。」

「これから先もずっと、一緒に人生を歩んでいきませんか？」

「僕にとって、あなたは太陽のような存在です。」

そんな言葉を添えてひまわりの花束を贈れば、きっと相手の心を届くプロポーズになるでしょう。

希望を感じる鮮やかな色だから

プロポーズは、これから始まる二人の未来が希望に満ちた瞬間でなければなりません。明るい黄色の花びらが特徴のひまわりは、見る人に希望や元気を与えてくれます。

プロポーズの場面でひまわりの花束を贈れば、新しい人生の章に、明るい未来を予感させ、相手を幸せな気持ちにできるでしょう。「結婚したら、毎日が楽しくて、笑顔があふれる温かい家庭を築きたい」そんな気持ちを込めて、ひまわりの花束を贈ることで、単なるプレゼントではなく、二人の未来に対する誓いとして受け取ってもらえるはずです。

ひまわりは、太陽の動きに合わせて花の向きを変えることから「日回り」と呼ばれています。太陽に向かって力強く成長していく姿は、まさに希望の象徴です。

「これからどんな困難も、二人で力を合わせて乗り越えていこう。そして、明るい未来を築いていこう」そんな力強いメッセージと共にひまわりの花束を贈ることで、相手を勇気づけ、二人の絆をより一層深めることができるはずです。

存在感があるから

ひまわりは、ほかの花と比べて大きく、存在感のある花です。プロポーズという特別な瞬間に贈る花として、ひまわりは視覚的なインパクトも大きく、記憶に残るプロポーズを演出してくれるでしょう。

結婚式場のような広々とした空間であっても、ひまわりの花束はその場をパッと明るく彩り、二人の特別な瞬間をより一層ドラマチックに演出してくれます。花束として贈るだけではなく、アレンジメントやブーケなど、さまざまな形で贈ることも可能です。

相手の好みに合わせて、最適な形で贈ることができるのも魅力の一つです。相手の雰囲気や好みに合わせた、世界に一つだけのプレゼントとして贈ってみてください。

生花のひまわりを長持ちさせる方法

プロポーズのひまわりの花束。できるだけ長く楽しみたいものです。ここでは、生花のひまわりを長持ちさせるための方法を５つご紹介していきます。

不要な葉を取り除く

ひまわりの茎についている葉は、水に浸かってしまうと雑菌が繁殖しやすくなり花の老化を早める原因となります。茎の切り口付近にある葉は、水に浸からないように取り除きましょう。不要な葉を取り除くことで、水の腐敗を防ぎ、ひまわりをより長く楽しむことができます。

具体的には、茎の下部1/3程度についた葉を取り除くのがおすすめです。葉を落とすことで、水中のバクテリアの発生を抑え、水が濁るのを防ぐ効果があります。

また、葉からの水分の蒸発を防ぐことで、ひまわりが水を効率的に吸収できるようになり、花を長持ちさせることにもつながります。

花瓶の水は毎日替える

花瓶の水は時間とともに濁っていき、雑菌が繁殖しやすくなります。雑菌が繁殖するとひまわりの茎が腐りやすくなり、花が枯れやすくなってしまうので、水は毎日替えましょう。

新鮮な水の中で管理することで雑菌の繁殖を抑え、ひまわりを長持ちさせることができます。同時に、茎の切り口を1〜2cmほどカットしてあげると、さらに水分の吸収がよくなります。

水を替える際に茎がぬるぬるとしていたら、水道水で洗い流してください。そのままにしておくと、これも雑菌の繁殖の原因となってしまいます。

水を替える際に、茎の切り口が傷んでいたら、その部分をカットすることで、ひまわりが水を吸い上げやすくなり、花を長持ちさせる効果があります。カットする際は、鋭利なハサミやナイフを使い、切り口を斜めにカットすることで、水に触れる面積が広がり、より効果的です。

水の量は少な目で問題なし

ひまわりは、水の量が多いと、茎が腐りやすくなってしまいます。花瓶に水を入れすぎないように注意しましょう。水の量の目安は、花瓶の底から10cm程度の量です。

水が多すぎると茎が腐りやすくなるだけでなく、花瓶の水が濁りやすくなる原因にもなります。

水に栄養剤を加える

花屋さんで購入した切り花には、栄養剤が付属していることが多いでしょう。栄養剤を水に加えることで、ひまわりに栄養を与え、花を長持ちさせる効果に期待できます。

栄養剤には、糖分や抗菌剤などが含まれており、ひまわりの切り口から吸収されることで、花に栄養を与えて花を強くし、雑菌の繁殖防止に効果的です。

栄養剤は、花屋さんで購入できるほか、ドラッグストアなどでも販売されています。メーカーによって使用量が異なるため、栄養剤を使う際は、説明書をよく読み、適切な量を使用してください。

栄養剤の濃度が高すぎると、逆にひまわりに悪影響を与えてしまう可能性がありので注意しましょう。

風通しの良い涼しい場所で保管する

ひまわりは、高温多湿の環境を嫌います。直射日光の当たる場所や、エアコンの風が直接当たる場所は避け、風通しの良い涼しい場所に飾りましょう。

直射日光やエアコンの風は、ひまわりの水分を奪い、花を早く枯れさせてしまう原因となります。また、ひまわりはエチレンガスを発生させる果物や野菜の近くに置くと、花が早くしおれてしまうことがあります。

保存加工をおすすめする理由

「せっかくもらったひまわりの花束を、ずっと取っておきたい」

「生花は美しいけれど、すぐに枯れてしまうから残念だ」

そんな悩みをお持ちの方には、花を保存加工してしまうという選択肢もあります。保存加工することで、思い出のプロポーズの花束を長期間美しく楽しめます。ここでは、生花の保存加工をおすすめする３つの理由をご紹介していきます。

生花よりも長く楽しめる

生花はこまめに管理していても、いずれは枯れてしまいます。しかし、保存加工を施すことで、生花よりも長く美しさを楽しむことができます。保存加工方法によっては半永久的に近い期間、美しい状態を保てるため、プロポーズの思い出をいつまでも大切にしたい方に最適な選択肢といえるでしょう。

管理に手間がかからない

生花は、水替えや栄養剤の補充など、こまめな管理が必要です。しかし、保存加工すれば、水替えや栄養剤の補充などの必要ありません。枯れ落ちる花びらの後片付けも必要なしです。手間がかからないため、忙しい方や、植物の管理が苦手な方でも、手軽に楽しむことができます。

インテリアアイテムとしても楽しめる

保存加工された花は、インテリアとしても楽しめます。お部屋に飾ることで、空間を明るく華やかに彩ってくれるでしょう。そのほかアクセサリーにしたり、カードを作ったり、楽しみ方もさまざまです。

手軽にできる保存加工方法

ひまわりの保存加工方法には、さまざまなものがあります。ここでは、代表的なひまわりの保存加工方法を３つご紹介していきます。

押し花

押し花とは、ひまわりを平らにプレスし、乾燥させたものです。押し花にすることで、薄くて平らな状態になり、場所を取らずに飾れます。

押し花は、専用の道具がなくても、分厚い本や重石になるものがあれば簡単に作ることができます。手軽に保存加工を楽しみたい方におすすめです。押し花作りに必要なものは、以下の通りです。

押し花作りでは、吸水性のある紙を数枚重ね、その上にひまわりの花びらを重ならないように並べます。次に、その上にさらに吸水性のある紙を数枚重ね、分厚い本に挟むか、重石になるものをのせてください。

2週間ほど経ったら、本から取り出し、あるいは重石と吸水紙を外し、ひまわりが乾燥していることを確認します。もし、乾燥が足りない場合は、再度吸水紙を交換し、重石をして乾燥させましょう。完全に乾燥したら、押し花のできあがりです。

押し花は、額に入れたり、アルバムやカードに添えて楽しんでください。完成した押し花は湿気に弱いため、湿度の低い場所で保管するようにしましょう。

ドライフラワー

ドライフラワーとは、花を自然乾燥させたものです。ひまわりを逆さにつるして乾燥させることで、立体的な形をまま保存できます。

ドライフラワーは、そのままインテリアとして飾ったり、リースなどのアレンジメントに活用したりと、さまざまな楽しみ方ができます。

ドライフラワーにしたいひまわりの茎を麻紐などの紐でくくり、風通しの良い日陰に吊るしてください。直射日光が当たると、ひまわりの色が褪せてしまうため、必ず日陰で乾燥させるようしましょう。

2週間から1カ月ほど経ったら、ひまわりが乾燥していることを確認します。完全に乾燥したら、ドライフラワーのできあがりです。ドライフラワーは、湿気や直射日光を避けて保管することで、長く楽しむことができます。

プリザーブドフラワー

プリザーブドフラワーとは、特殊な溶液を用いて、生花の美しい状態を長期間保つ保存加工のことです。生花の水分を抜いて、代わりに特殊な溶液を吸わせることで、乾燥させています。

プリザーブドフラワーは、生花に近い質感や色合いを楽しめるのが特徴で、数年程度美しさを楽しむことができます。水やりなどの手間もかからないため、忙しい方や、植物の管理が苦手な方にもおすすめです。

家庭でも作れますが、押し花やドライフラワーのように簡単には作れません。プリザーブドフラワーで生花を保存加工するには、ある程度の知識と特別な溶液などが必要です。本を購入して作り方をマスターしたり、講座を受講して挑戦しましょう

専門の道具や学ぶのが面倒な方は専門店に依頼することをおすすめします。

シンフラワーではその花にあった最適な保存加工方法を提案

生花の保存加工の専門店シンフラワーでは、プロポーズに贈られた思い出の花束や結婚式のブーケを、より長く美しい状態で保存加工する方法を提案しています。ここではプロポーズに贈られたひまわりの花束におすすめのシンフラワーが提供しているアイテムを3つご紹介します。

押し花アート

シンフラワーの押し花アートは、思い出のひまわりの花束をナチュラルに残せるアイテムです。ひまわりを花びらを一枚一枚丁寧に押し花に保存加工し、そのあと、一枚一枚の花びらを戻してお客様のご要望に合わせたデザインに組み立てなおしたアイテムです。

プロポーズの言葉や日付を入れたデザインや、お二人の思い出の写真と組み合わせたデザイン、思い出の品と組み合わせたデザインなど、お客様のご要望に合わせて、世界に一つだけの押し花アートを製作します。

※シンフラワーのおすすめ「押し花シリーズ」はこちら

3D額

シンフラワーの3D額は、プロポーズの思い出を立体的に残せる、特別なアイテムです。プロポーズに使用したひまわりをドライフラワーにして、立体的に保存し、高級感のある奥行きのある額に飾ったアイテムです。

置く場所を選ばないので、リビングや寝室など、お好きな場所に飾ることができます。プロポーズの感動をいつまでも身近に感じていたいという方におすすめです。

※シンフラワーのおすすめ「3D額」はこちら

ボトルブーケ

シンフラワーのボトルブーケは、プロポーズに使用したひまわりを、ボトルの中に閉じ込めました。プロポーズの感動を高級なボトルに閉じ込めた、おしゃれなインテリアアイテムです。

ボトルブーケは、美しい透明のガラスのボトルに、特別な方法でいつまでも美しいドライフラワーに保存加工したひまわりを密封したアイテムです。水やりなどの手間がかからず、10年先も20年先も美しい状態を楽しむことができます。

ガラスの種類も豊富にそろえているので飾りたい場所、ひまわりの量にあわせてお選びいただけます。

※シンフラワーのおすすめ「ボトルブーケ」はこちら

まとめ

この記事では、プロポーズにひまわりがおすすめの理由や、ひまわりを長く楽しむ方法、おすすめの保存加工方法などについて解説しました。ひまわりは、「あなただけを見つめる」という素敵な花言葉を持つ、プロポーズに最適な花です。プロポーズにどんなお花を贈ろうか迷っている方は、ぜひひまわりを検討してみてはいかがでしょうか？

そして、プロポーズでもらったひまわりを、長く楽しみたい、形に残したいという方は、ぜひシンフラワーにご相談ください。シンフラワーでは、お客様のご要望に合わせて、世界に一つだけのひまわりに保存加工いたします。