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プロテアをドライフラワーにしよう!加工方法とコツ

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

ロテアをドライフラワーにしよう!加工方法とコツ

ウェディングブーケに用いられる花には、日本で古くから親しまれてきた定番花だけでなく、海外から取り入れられた個性的な花もあります。そのひとつが、プロテアです。独特のユニークな花姿が魅力的なプロテアは、ドライフラワーとしても広く親しまれています。

今回は、プロテアをご自宅でドライフラワーにする方法を紹介します。また、より美しく保存性の高いドライフラワーにする専門店での加工についてもお伝えします。プロテアとはどんな花か、特徴や花言葉などの基本情報も含め、プロテアのドライフラワー作りについて見ていきましょう。

この記事はこんな人におすすめ
  • プロテアやワイルドフラワーに興味がある方
  • プロテアをきれいなドライフラワーにする方法を知りたい方
  • 大切な花を美しいまま長期保存したい方

プロテアはどんな花?

プロテアはどんな花?

プロテアは南アフリカ原産の、ヤマモガシ科プロテア属の熱帯植物です。プロテアという花名は、ギリシャ神話の海神「プロテウス」が由来とされています。プロテウスの「姿を自在に変化させられる」という特徴が、プロテアの特徴である品種の多さにリンクしたことから、名付けられたそうです。

まずは、プロテアについて基本的な情報をお伝えします。特徴や種類、花言葉などを中心に、プロテアとはどのような花なのか詳しく見ていきましょう。

プロテアの特徴

華やかでエキゾチックな花姿が魅力のプロテアは、花色が豊富で多様な品種があります。4~6月頃が旬で、鉢植えや地植えなどで育てることができます。耐乾性に優れている反面、高温多湿に弱いため、水の与え過ぎには注意が必要です。とくに夏季は風通しがよく半日陰の環境で育ててください。約1~2週間咲き続けられるという花持ちのよさもプロテアの特徴です。

プロテアは、1本の枝に1輪の花が咲いているように見えます。しかし、花びらのように見える部分はガクの集まりで、たくさんの花が集まりひとつの花を形成する「頭状花序」の構造です。プロテアは、ひまわりやたんぽぽなどのキク科と同じ作りの花なのです。ガクの外側には、ふわふわとした細かい毛が生えていて、触るとベロアのような質感があります。

プロテアは、ワイルドフラワーのひとつとしても人気を集めています。ワイルドフラワーには、ネイティブフラワーという別名もあります。プロテアを含め、いずれも個性的な形や珍しい色が特徴で、インパクトの強い花姿が魅力です。

ワイルドフラワーとは?

ワイルドフラワーとは、南アフリカやオーストラリアや、ニュージーランドなど南半球が原産の花の総称です。自然環境の中で力強く生き抜く花として、日本でも人気を集めるようになりました。

ワイルドフラワーはユニセックスな雰囲気も魅力的です。甘すぎずモダンなインテリアにもマッチするため、男性へのプレゼントにもよく選ばれています。

プロテアの種類

プロテアには多くの品種があり、花の咲き方や花色はさまざまです。日本では、とくに大輪の花を咲かせる「キング・プロテア」の人気が高いです。南アフリカのフィンボス地域を中心に育ち、国花でもあるキング・プロテアには、赤やピンク、黄など豊富な花色があります。高さは1m~2mほど、花径は30cmほどにもなる、エキゾチックで大きな花姿が特徴です。

キング・プロテアのほかには、以下のような品種があります。

プロテアの代表品種
  • クイーン・プロテア:キングプロテアよりひと回り小さい。赤色の蕾のような花姿が特徴
  • プロテア・グランディケプス:原種の一種で、濃いピンク色。プリンセス・プロテアとも呼ばれる

ウェディングシーンでも注目

個性的な花姿をもち、ユニークでおしゃれな雰囲気のプロテアは、ほかのワイルドフラワーとともにウェディングシーンで用いられる機会も増えてきました。エキゾチックで可愛らしさもあるプロテアには、「甘い恋」という花言葉があります。恋愛にまつわる花言葉をもつ花は、ウェディングブーケとしても人気です。

甘すぎずナチュラルな印象もあるため、カジュアルなガーデンウェディングやレストランウェディングにもぴったりな花といえるでしょう。プロテアの花言葉には、以下のようなものもあります。

プロテアの花言葉

「甘い恋」のほか、「自由自在」「華やかな期待」「王者の風格」という花言葉もあります。

自由自在の由来は海神のプロテウスが自由に姿を変えること、王者の風格の由来は大型品種「キング・プロテア」の花姿が由来とされています。

プロテアはドライフラワー向きの花

プロテアなどのワイルドフラワーは、ドライフラワーに向いています。フラワーショップや雑貨屋では、ワイルドフラワーで作られたドライフラワーも多く取り扱われるようになりました。生花のプロテアを長く楽しみたい場合は、ご自宅でドライフラワーにすることも可能です。

ドライフラワーに不向きの花を使うと失敗リスクが高いですが、プロテアなら初心者の方でも挑戦しやすいため、ぜひ作ってみてください。

プロテアをドライフラワーにする方法

プロテアをドライフラワーにする方法

プロテアなどのワイルドフラワーは、購入後すぐにドライフラワーにするのがおすすめです。生花として観賞してからではなく、新鮮なうちに乾かすことで鮮やかな色味が残りやすくきれいに仕上がります。

プロテアをドライフラワーにする場合におすすめの方法や作り方、上手に作るコツを見ていきましょう。

自宅での加工はハンギング法がおすすめ

プロテアをはじめとするワイルドフラワーは、ハンギング法で簡単にドライフラワーにできます。吊るして自然乾燥させる方法のため、特別な道具なども必要ありません。ハンギング法で作ったドライフラワーは、生花と比べるとくすんだ色味に仕上がりますが、それも魅力のひとつです。

ほかのワイルドフラワーと一緒に

ワイルドフラワーはドライフラワーにしやすいものばかりです。プロテアと一緒にさまざまなワイルドフラワーをドライにして楽しむのもおすすめです。

プロテアのドライフラワーの作り方

以下の手順を参考に、気軽にプロテアのドライフラワー作りに挑戦しましょう。

 

【作り方】

① 風通しのよい場所に麻紐を張り、しっかり固定する

② プロテアの茎に別の麻紐を結び、張った1の麻紐にくくって吊るす

③ そのまま1~2週間ほど置いて乾燥させる

 

上手に作るコツ

ハンギング法でドライフラワーを作る際は、必ず風通しのよい場所に吊るしましょう。

また、乾燥が進むにつれ茎が細くなっていくため、途中で花が落ちてしまわないよう麻紐をきつく結んでおくのがポイントです。

梅雨時など湿度が高い環境では乾燥に時間がかかり、きれいに仕上がりません。湿度が高い時期を避けるのがベストです。やむを得ない場合は、除湿器やサーキュレーターを使って湿度を下げるなどの工夫をするといいでしょう

プロテアのドライフラワーを楽しもう

プロテアのドライフラワーを楽しもう

プロテアをドライフラワーにしたら、お部屋のインテリアに取り入れて楽しみましょう。おしゃれで存在感のあるプロテアは、お部屋のアクセントとして目を引く存在になるはずです。ドライフラワーのプロテアを楽しむ方法や、長持ちさせるために知っておきたいことを紹介します。

おしゃれなスワッグにアレンジ

ハンギング法で茎ごとドライフラワーにしたプロテアは、スワッグにして飾るのがおすすめです。スワッグは壁飾りの総称ですが、花束を逆さにした形のものをよく見かけるのではないでしょうか。プロテアが数本ある場合は、グリーンなどと一緒にざっくりと束ねて輪ゴムや麻紐で固定しリボンで結べば、簡単にスワッグができます。壁やドアなどに吊るして楽しみましょう。

1本でも魅力的

プロテアは花姿が個性的なため、一輪挿しに挿して飾るのもおすすめです。ドライフラワーを飾る際は、必ず内側までよく乾燥させた花瓶を用いましょう。

プロテアのドライフラワーを長く楽しむコツ

プロテアに限らず、どんなドライフラワーも苦手なのが、直射日光と湿気です。劣化を早める原因となるため、この2つは必ず避けて飾るようにしましょう。

直射日光を浴び続けると、色あせやひび割れが起こりやすいです。窓際などに飾る際は、日当たりを確認してください。湿度を吸収すると傷んでカビが生えるケースもあります。水回りなどは不向きですので、必ず風通しのよいところを選んで飾りましょう。

ほこりを取り除こう

ドライフラワーは長持ちする反面、飾りっぱなしにしておくとほこりをかぶってしまいます。

見た目も悪くなり衛生的にもよくないため、ほこりは定期的にやわらかいブラシなどで取り除くようにしましょう。

プロテアを半永久的に保存するなら専門店へ

ドライフラワーの寿命は1年程度が目安ですが、保存加工専門店で加工すると数十年単位の保存が可能になります。ウェディングブーケの保存の需要が高まり、現在はドライフラワー加工を行う専門店も増えています。ウェディングに限らずさまざまなシーンでプレゼントされた花束など、思い入れのある花は、専門店で長期保存できるドライフラワーに加工するのもひとつの方法です。

経年劣化は一般家庭で作ったものと同様に避けられませんが、直射日光や湿気を避けて飾るなど保管する環境に十分注意すれば、長く楽しめます。思い出深いプロテアをできるだけ長くそばに置いておきたい方は、専門店のご利用も選択肢に入れてみてはいかがでしょう。

お店選びは慎重に

保存加工専門店はいくつもありますが、加工方法や技術の内容はお店によって異なります。仕上がりが思っていたものと違った…と後悔するようなことを避けるためにも、事前に情報を集めて信頼できるお店を選ぶことが大切です。

プロテアのドライ加工はシンフラワーで

プロテアのドライ加工はシンフラワーで

シンフラワーは、ブーケや花束などお客様の大切なお花をお預かりして保存加工を行う専門店です。ウェディングブーケを中心に、プロポーズやお誕生日でもらった花束などの加工も承ります。思い出のお花や特別なお花をできるだけ長くお手元に残せるよう、ひとつひとつ丁寧に加工しています。

プロテアも美しさが長持ちする高品質なドライフラワーにしますので、ご自宅のインテリアに取り入れて末永く楽しんでいただけます。ここからは、シンフラワーでプロテアをドライフラワーに加工するメリットや、プロテアで作られたおすすめのインテリアアイテムなどを中心に、詳しく紹介していきます。

プロテアはシリカゲル法でみずみずしいドライフラワーに

シンフラワーのドライフラワーは、ご自宅でハンギング法を用いて作ったものとは異なり、生花のようなみずみずしい印象が特徴です。シリカゲル法を用いることに加えて、特殊な技術で仕上げるため、美しいドライフラワーができます。

シリカゲル法は、一般家庭でもできるドライフラワー加工方法のひとつですが、プロテアのようなボリュームのある花をきれいに仕上げるのは簡単ではありません。シンフラワーではシリカゲル法をベースにただ乾燥させるだけではなく、それぞれの花に合わせた専門技術を用いるため、より高品質なドライフラワーに仕上がるのです

シンフラワーの専門技術

美しい状態が長持ちするよう色を定着させる作業などを行うため、一般的なドライフラワーよりも保存性が高くなります。

シンフラワーでドライ加工するメリット

シンフラワーではすべての工程を手作業で行うことにこだわっています。お客様からお預かりした大切なお花を、心を込めてひとつひとつ丁寧に加工します。そのため、色あせや形崩れなどの劣化が遅く、高品質を長期でキープできるドライフラワーに仕上がります。自然物ですので経年劣化は避けられませんが、一般的なドライフラワーと比べてもより長い間美しさをキープすることができるのが大きなメリットです。

また、シンフラワーで作ったドライフラワーには保証が付きます。一般的な寿命である1年を保証期間としており、この期間中は無料でお直しが可能です。万が一のことがあっても安心できると、多くのお客さまからご好評いただいています。もちろん、1年を超えても長く楽しめる保存性の高いドライフラワーに仕上げますので、ご安心ください。

プロテアの保存におすすめのアイテム

シンフラワーでは、お客様からお預かりしたお花をドライフラワーに仕上げたあと、「3D額」「ボトルブーケ」「クリスタルフラワー」の3種類のアイテムにアレンジします。3D額は立体的なフレームアレンジ、ボトルブーケはガラス製のボトルにお花を入れるアレンジ、クリスタルフラワーは手のひらサイズの透明な樹脂にお花を閉じ込めるアレンジです。

プロテアを保存したい場合は花そのものにボリュームがあるため、3D額かボトルブーケの大きめサイズがおすすめです。プロテアを使ったウェディングブーケをそのまま残したい方、おしゃれにアレンジし直して残したい方など、異なるニーズに対応していますので、ご希望に合わせてお選びいただけます。

なお、シンフラワーでは記念日やご夫婦のお名前を刻印したプレートを、3D額にもボトルブーケにも無料でお付けします。ウェディングブーケなどを保存する場合はぜひご活用ください。

押し花は不向き

シンフラワーではドライフラワーと押し花への加工を承っていますが、プロテアの場合、押し花は向きません。

花の種類によって向き不向きがありますので、事前にご確認ください。

プロテアの保存加工におすすめのドライフラワーアイテムは、以下のリンクよりチェックできます。

【プロテア~オススメ商品~】

プロテアのドライフラワー加工事例を紹介

シンフラワーでは、これまでに数多くのウェディングブーケをドライフラワーに加工し、多様なインテリアアイテムにアレンジしてきました。最後に、ドライフラワーに加工したプロテアを用いてアレンジした事例を2つ紹介します。どちらもお花がガラスで覆われているボトルブーケですので、ほこりを取り除くのもとても簡単。デザイン性の高さだけでなく、お手入れしやすい点もご好評いただいています。

まず紹介するのは、「ボトルブーケシリーズ・マシェリ」という商品です。プロテアの独特の存在感がボトルのデザインとマッチしていて、雰囲気のあるとてもおしゃれなアイテムに仕上がりました。アフターブーケとして長くお楽しみいただけます。以下のリンクよりご覧ください。

【ナチュラルスタイル!プロテアの保存加工】

続いては、「ボトルブーケシリーズ・グレース」を紹介します。プロテアを用いたクラッチブーケをそのままの形で閉じ込めた作品です。茎の長いクラッチブーケも、高さのあるボトルを選べばきれいにおさまります。グリーンとの組み合わせがおしゃれなプロテアのブーケが、素敵なインテリアアイテムになりました。

【ワイルドフラワー プロテアの保存加工!】

元々のブーケの雰囲気はもちろん、ボトルのデザインやアレンジの仕方によってもまったく違った印象の作品に仕上がります。紹介した事例を参考にしながら、ぜひご自身の大切なお花の保存加工もイメージしてみてくださいね。

まとめ

エキゾチックで個性豊かなプロテアは、南アフリカ原産のワイルドフラワーのひとつです。ドライフラワーにしやすい花のため、ご自宅ではハンギング法を使って乾燥させてみてはいかがでしょう。スワッグにアレンジして飾れば、お部屋の素敵なインテリアになります。直射日光や湿気を避け、ほこりを取り除くなど、長持ちするよう工夫しながら楽しんでください。

ただし、寿命は一般的に1年程度と長くはないため、ウェディングブーケなどに用いたプロテアを長期保存したい場合は、保存加工専門店のご利用がおすすめです。シンフラワーではプロテアの持ち味を生かしたおしゃれなインテリアアイテムにアレンジします。大切なお花を美しい姿のままできるだけ長く残したい方は、ぜひシンフラワーでの加工をご検討ください。

この記事のまとめ
  • プロテアは個性的な花姿が特徴のワイルドフラワーのひとつで、ドライフラワー向きの花
  • 自宅でプロテアをドライフラワーにするなら、ハンギング法がおすすめ
  • 美しい姿のまま長期保存したい場合は専門店でドライフラワーにするとよい

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