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ダリアをきれいなドライフラワーにするには?おすすめの方法

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

ダリアをきれいなドライフラワーにするには?おすすめの方法

華やかな印象のダリアは、一輪でも存在感があります。洋風にも和風にもアレンジしやすく、フラワーギフトにも用いられさまざまなシーンで重宝される花です。プレゼントされたりウェディングブーケに用いたりした特別感の強いダリアは、ドライフラワーにして長く楽しみませんか?

今回は、ダリアをドライフラワーにする方法や、美しく仕上げるコツについて紹介します。ダリアの特徴をはじめ、花言葉など知っておきたい情報もあわせてお伝えします。ダリアをドライフラワーにしてみたい方や、ダリアやドライフラワーについて知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

この記事はこんな人におすすめ
  • ダリアが好きな方、ダリアに興味がある方
  • ダリアをきれいなドライフラワーにする方法を知りたい方
  • 大切な花を美しいまま長期保存したい方

ダリアはどんな花?

ダリアはどんな花?

ダリアはメキシコ、グアテマラ原産のキク科ダリア属(テンジクボタン属)の多年草です。牡丹のような花姿から「天竺牡丹(テンジクボタン)」という和名もあります。世界中で品種改良が行われ、園芸品種として作られてきたダリアは3万種もあるのだとか。

「神聖な花」として大切にされてきた歴史があり、18世紀末にスペインを通じてヨーロッパに伝わってからは、各国でも「花の女王」として愛されるようになったそうです。日本には、オランダを通じて19世紀半ばに伝わったとされています。

まずは、ダリアの特徴や花言葉、種類などの基本的な情報を見ていきましょう。

ダリアの特徴

ダリアは花びらが多く華麗な印象の花で、数々のお祝いの場やウェディングシーンを中心に人気を集めています。草丈も高くスッと伸びた茎の先に花を咲かせる上品な姿も特徴的ですね。暑さには比較的強いですが寒さには弱く、風通しや日当たり、水はけのよい場所を好みます。ガーデニングでダリアを育てる場合はご留意ください。

ダリアには、「エレガント」「優美」「希望」「清々しい美しさ」といった花言葉があります。さらに、色によって異なる花言葉をもちますので、以下にまとめました。

ダリアの色別花言葉
  • 赤:「華麗」「栄華」
  • 白:「感謝」
  • 黄:「優美」

ほかにもピンクなどさまざまな色のあるダリアですが、固有の花言葉を持たない色も多いです。その場合はダリア全体の花言葉を用いましょう。いずれもポジティブな意味合いばかりですので、ギフトフラワーとしても安心して選べますね。

ダリアの種類

ダリアは世界中で品種改良が盛んに行われてきました。そのため、サイズ、咲き方、色などすべてにおいて多様な種類があります。サイズでは超巨大輪から極小輪まで6種類、咲き方は一重咲きやポンポン咲き、ボール咲きなど約16種にもおよびます。花色は赤、白、黄、ピンク、オレンジ、紫に加えて、複数の色が混ざったものもあり、幅広い色味を楽しめます。

さまざまな品種のなかから、代表的なものを見ていきましょう。

ダリアの代表品種
  • マキシ:八重咲きの品種で花持ちがよい。草丈が高く寄せ植えにも向く
  • 皇帝ダリア:大きく育つ原種のひとつで、ピンクの花が咲く。「乙女の真心」という花言葉がある
  • ムーンワルツ:淡いピンク~黄色のグラデーションが特徴で柔らかな印象。中輪の睡蓮咲き品種
  • 黒蝶:赤黒い花色で、長い花びらが幾重にも重なるデコラティブ咲き・中輪の高性品種
  • マジックピンク:八重咲き、セミカクタス咲きで濃いピンクの花が咲く中大輪の品種

ダリアをドライフラワーするのは難しい?

ドライフラワーは、花によって向き不向きがあります。花の水分量が少なく花びらに適度な厚みのある花は比較的簡単にドライにできますが、逆に花の水分量が多く分厚い花は難易度が高いです。また、花びらが薄すぎてもきれいに仕上げるのは難しいため、初心者の方にはおすすめできません。

ダリアの場合、難易度は高くはないですが、方法を間違えるとせっかくの美しい花姿が損なわれてしまいます。きれいなドライフラワーにするには、加工方法を選ぶことが大切です。

ダリアをドライフラワーにする方法

ダリアをドライフラワーにする方法

ドライフラワーを一般家庭で作るには、ハンギング法、シリカゲル法、グリセリン法、ドライインウォーター法という4種類の方法から花に合ったものを選ぶ必要があります。かすみ草やスターチスなどはドライにしても花姿の変化がほとんどないため、どの方法を用いても問題ありません。しかし、ダリアの場合は方法によって仕上がりが大きく異なります。

一般的によく用いられるハンギング法(吊るして自然乾燥させる方法)は、花びらが縮んでしまうためダリアには不向きです。ダリアならではの美しい花姿を保てる方法について見ていきましょう。

ダリアの美しさを残すならシリカゲル法がおすすめ

ダリアをきれいなドライフラワーにするなら、シリカゲル法がおすすめです。茎をカットするため花の部分のみしか残せませんが、生花に近い見た目に仕上がります。シリカゲル法では、乾燥剤(シリカゲル)と密閉できる蓋付きの容器が必要です。

ダリアのような花びらが細かく重なり合っている花には、サラサラの砂のような極小粒のシリカゲルを使いましょう

シリカゲル法による作り方

ダリアの茎部分を根元から1~2cmほど残してカットしたら、極小粒のシリカゲルと密閉容器を用いて、以下の手順でドライフラワーにしましょう。

 

【作り方】

① 密閉容器にシリカゲルを敷き、カットしたダリアの花部分をのせる

② うえからシリカゲルを隙間までいきわたるようにしっかりとかけ、ダリアが見えなくなるよう覆い隠す

③ 蓋をして密閉し、1週間程度置いて乾燥させる

 

複数個のダリアをドライにする場合は、花同士が重ならないように配置することが大切です。

量が多い場合は、容器も分けて作ったほうがいいかもしれません。また、完成したら花の隙間に入ったシリカゲルをしっかりと取り除きましょう。ドライになったダリアは壊れやすいため、優しく丁寧に扱うことが大切です。

専門店で加工する方法も

ご自宅でもダリアのドライフラワーを作ることはできます。保存期間は状態や環境によっても異なりますが、一般的には1年程度で寿命を迎えてしまいます。長期保存を目的に加工しても、美しく飾れる期間は意外と短いです。色あせや形崩れもドライフラワーの持ち味と思えるなら飾り続けても問題ありませんが、できるだけ美しいまま手元に残したい方が多いのではないでしょうか。

美しい姿のまま長期保存できるドライフラワーをお求めの場合は、専門店に加工を依頼するのもおすすめです。一般家庭とは異なり特殊な技術で加工するため、美しい仕上がりはもちろん、長期保存できる高品質なドライフラワーになります

ダリアのドライフラワーを楽しもう

ダリアのドライフラワーを楽しもう

ドライフラワーにしたダリアは、ぜひインテリアに取り入れて楽しみましょう。大切なお花をいつでも眺められるよう、日頃から視線が向きやすい場所に飾れば、毎日の暮らしのなかでより幸せな気持ちになれる時間が増えます。

ダリアを使ったおすすめのインテリアアイテムや、長く美しい状態をキープするために気を付けたいことなど、ダリアのドライフラワーを楽しむために知っておきたいポイントをお伝えします。

さまざまなインテリアアイテムにアレンジ

シリカゲル法で作ったダリアは茎がないため、リースをはじめ、ボックスフラワーやフレームアレンジなどに使うのがおすすめです。土台となるものを用意すれば、基本的にはグルーガンで貼り付けていくだけでできますので、ハンドメイド初心者の方でも簡単に作れます。

口が大きく開いた瓶に入れてボトルフラワーにしたり、密閉できる瓶を用いてハーバリウムを作ったりするのもおすすめです。華やかな印象のダリアは、ほかの花と組み合わせても存在感がありますので、ハンドメイド資材として保管しておくと重宝するでしょう。

一輪でも可愛い

存在感のあるダリアは、アクセントとして役立ちます。たくさん使わなくても華のあるアイテムになるでしょう。

小さなアレンジメントやフレームアレンジなら、かすみ草やアジサイなどと組み合わせて一輪だけ配置しても可愛らしいです。

ダリアはほこりに注意

ドライフラワーは長持ちする反面、同じ場所に飾りっぱなしになりやすく、ほこりが積もってしまうことも。そのままにしておくと空気中の水分も吸って取り除くのが難しくなり、見た目がとても悪くなってしまいます。

また、衛生的にもよくありませんね。せっかく作ったドライフラワーがほこりまみれにならないよう、定期的なお手入れが必要です。

ケースに入れるのがおすすめ

ダリアは花びらが多く、入り込んでしまったほこりを取り除くのが難しい花です。

無理に取り除くと傷つけてしまうため、優しく扱いましょう。ケースに入れて飾れば、直接ほこりが付かずお手入れも簡単になります。

ダリアに限らず、ドライフラワーを長持ちさせるには飾る場所を選ぶ必要があります。ほこりを払うなどのお手入れに加えて、ドライフラワーの苦手な環境を避けるなど、配慮しながら楽しみましょう。

直射日光や湿気もNG

直射日光を浴び続けると色あせやひび割れが起こりやすいため、窓際などに飾る際は気を付けましょう。

また、湿度の高い場所に飾ると水分を吸って傷んでしまうため、必ず風通しのよいところを選んでください。

ダリアを半永久的に保存するなら専門店へ

一般的な方法でドライフラワーにした場合、寿命は1年程度が目安とお伝えしました。プレゼントされたダリアなど、特別感の強いものの場合はもっと長持ちさせられないか…と思う方も多いのではないでしょうか。長期保存を希望されるなら、専門店のご利用がおすすめです。

ただし、経年劣化は一般家庭で作ったものだけでなく、専門店で作ったものにも起こります。劣化スピードを抑えてできるだけ長持ちさせるためにも、保管する場所には十分注意を払いましょう。

また、ドライフラワー加工を行う専門店はいくつもありますが、お店によって加工方法や技術の内容は異なります。専門店だから安心とは一概にいえないため、事前に情報を集めて信頼できるお店を選ぶことが大切です。

ダリアのドライ加工はシンフラワーで

ダリアのドライ加工はシンフラワーで

シンフラワーは、主にウェディングブーケの保存加工を行う専門店です。ウェディングブーケの加工依頼が多いですが、ほかにもプロポーズの花束やお誕生日などさまざまなお祝いのお花をドライフラワーに加工しています。お客様の大切なお花を末永く残せるように、ご希望に沿ってひとつひとつ丁寧に加工することを心がけてきました。

ダリアはもちろん、大切なお花を高品質なドライフラワーにしますので、末永く楽しんでいただけます。シンフラワーではダリアの加工依頼も多いです。その理由とともに、シンフラワーでドライ加工するメリットやおすすめのアイテム、ダリアの加工事例を紹介します。

ダリアはウェディングシーンで人気の花

ダリアは華やかな印象が特徴的で、ウェディングシーンでも人気の花です。ドレスだけでなく和装にもマッチし、多くの花嫁様がブーケの花として選ぶため、ブーケ保存の需要も高いです。シンフラワーでも、これまで数多くのダリアをドライフラワーにしてきました。

とくにウェディングブーケは結婚式の記念品ですので、できるだけそのままの姿で保存したいという方が多いです。ダリアをドライフラワーとして保存する場合も、生花のウェディングブーケに限りなく近い姿で残せますので、ご安心ください。

シンフラワーでドライ加工するメリット

ドライフラワーというとくすんだ色合いを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、シンフラワーで加工したものは生花のようなみずみずしい花姿が特徴です。前述のシリカゲル法をベースに加工しますが、ただ乾燥させるだけではなく花に合わせた特殊技術を使うため、より高品質なドライフラワーに仕上がります

また、シンフラワーでは手作業にこだわっています。お客様の大切なお花を心を込めてひとつひとつ丁寧に加工しますので、色あせや形崩れなどの劣化が極めて遅いです。生花が原料の自然物ですので経年劣化は避けられませんが、一般家庭で作るドライフラワーと比較するとはるかに長い間美しさをキープすることができます。

保証付きで安心

シンフラワーで加工したドライフラワーには1年保証が付いています。1年以内なら無料でお直しが可能ですので、万が一のことがあっても安心です。

ダリアの保存におすすめのアイテム

シンフラワーでは、ドライフラワーに仕上げたあと「3D額」「ボトルブーケ」「クリスタルフラワー」の3種類のアイテムにアレンジします。ダリアのブーケをそのまま残したい方、雰囲気は保ちつつおしゃれにアレンジし直したい方、またガラッと印象を変えたい方も、異なる多様なニーズに対応していますので、比較しながらお選びください。

ダリアのような存在感のある花は、一輪だけで残すのも素敵です。ダリアを透明の樹脂に閉じ込めるクリスタルフラワーは、手の平サイズで飾りやすいおすすめアイテムです。ぜひチェックしてみてくださいね。

押し花も選べる

シンフラワーでは、大切なお花をドライフラワーだけでなく押し花に加工することもできます。平面状に残せるため、コンパクトに飾りたい方にもおすすめです。

シンフラワーでは、記念日のお花にぴったりな刻印サービスがあります。また、アイテムによっては花束に使われていたリボンや包装紙をアレンジに取り入れることも可能。特別感のある素敵なアイテムに仕上がる数々のサービスもぜひご活用くださいね。

ダリアの保存加工におすすめのアイテムは、以下のリンクよりチェックできます。

【ダリア~オススメ商品~】

ダリアのドライフラワー加工事例を紹介

シンフラワーでは数多くのウェディングブーケをドライフラワーに加工してきました。そのなかから、ダリアを用いてアレンジした3つのアイテムを紹介します。今回ご覧いただくものはすべてボトルブーケですが、元々のブーケとボトルのデザインによっても、まったく違った雰囲気の作品になります。ご自身の保存加工をイメージする際の参考にしてくださいね。

最初に紹介するのは、オレンジ色のダリアとアンティーク調の台座がマッチしたおしゃれなアレンジです。縦長シルエットのボトルは、ブーケをそのままの形で残すこともできます。以下のリンクよりぜひご覧ください。

【華やかなお花「ダリア」の保存加工のご紹介】

続いて、白いダリアとピンクのバラで作られたラウンドブーケを保存した事例を紹介します。丸みのある大きめのボトルを使用することで、ブーケをまるごと閉じ込めたような仕上がりになっています。

【ダリアの素敵なブーケをパールに残しました!!】

最後に、色とりどりのダリアを用いた和装ブーケを保存した事例をご覧ください。あたたかみのあるブーケの雰囲気はそのままに、刻印プレートを添えてより記念品らしく仕上がっています。

【ダリアのブーケをフェアリーに】

まとめ

一輪でも存在感のある花姿が魅力のダリアは、3万種もあるといわれるバリエーション豊かな花です。ウェディングシーンをはじめとするお祝いの場でも人気が高く、さまざまなフラワーギフトに活用されてきました。洋風にも和風にもアレンジしやすいのも支持されやすい理由といえるでしょう。

ダリアのドライフラワーは、シリカゲル法を用いてご自宅で作ることも可能です。保存性の高さや美しい仕上がりを求める場合は、専門店での加工もできますので、早めに検討しておくといいでしょう。ダリアを美しいまま長期保存できるドライフラワーにしたい方は、ぜひシンフラワーにご相談ください。

この記事のまとめ
  • ダリアはキク科ダリア属の多年草で種類が豊富な花で、ギフトフラワーやウェディングシーンでも人気
  • ダリアを自宅でドライフラワーにするなら、シリカゲル法を用いるとよい
  • 長期保存できる美しい高品質なドライフラワーを希望するなら、専門店での加工がおすすめ

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