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ひまわりをドライフラワーにしたい!作り方やアレンジ方法

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

ひまわりをドライフラワーにしたい!作り方やアレンジ方法

夏の花として誰もが知るひまわりは、明るく元気な印象が魅力的ですね。夏はお部屋にひまわりを飾る方も多いですが、同時によく聞かれるのが、気温が高く傷みやすいというお悩み。ひまわりを長持ちさせる方法のひとつとしておすすめなのが、ドライフラワーへの加工です。ひまわりをきれいなドライフラワーにするには、おさえておきたいコツもあります。

今回は、ひまわりをドライフラワーにする方法や、お部屋での楽しみ方を紹介します。そもそもひまわりとはどんな花?という基礎知識もお伝えします。ぜひ最後までお読みください。

この記事はこんな人におすすめ
  • ひまわりが好きな方
  • ひまわりできれいなドライフラワーを作りたい方
  • 生花を長期保存する方法を知りたい方

ひまわりはどんな花?

ひまわりはどんな花?

ひまわりはキク科ヒマワリ属の一年草で、原産地は北アメリカ大陸とされています。英名では「sunflower」、学名は「Helianthus」といいます。太陽の花という意味ですが、この名前はひまわりの特徴に由来しています。まずは、ひまわりとはどのような花なのか、特徴や花言葉、種類などを詳しく見ていきましょう。

ひまわりの特徴

ひまわりは、太陽に向かって生長する習性(日向性)があることから、太陽の花という意味の英名や学名が付けられたとされています。ひまわり畑ではどの花も太陽の方を向いているように見えますが、これもひまわりの育ち方によるものです。また、ひまわりはひとつの大きな花に見えますが、たくさんの花が密集している「頭状花序」の構造が特徴です。ほかのキク科の植物にも同様の特徴が見られます。

ひまわりは一般的に黄色い花びらのものがポピュラーですが、オレンジや白など、さまざまな色があります。いずれも、外側の花びらのような部分は「舌状花」、内側の茶色っぽい濃い色の部分は「筒状花」と呼ばれます

ひまわりの花言葉

ひまわりの花言葉は、「あなたを見つめる」や「光輝」、「憧れ」です。太陽に向かって咲く姿からつけられたといわれています。

元気を与えてくれるような明るい印象のひまわりは、花言葉も同様にポジティブなものばかりです。ギフトにもぴったりな花といえるでしょう。

ひまわりの主な種類

ひまわりは、野生種だけで60種類ほどあるそうです。近年では品種改良が進み、さらに多様なひまわりが存在します。ひまわり畑に咲いているような背丈の大きなものだけでなく、プランターでの栽培や切り花にも使いやすい小ぶりのサイズも育てられるようになりました。用途に合わせて種類を選び分け、さまざまな楽しみ方ができるのもひまわりの魅力です。

主な品種には、サンリッチオレンジやサンリッチレモンなどがあります。外側の舌状花の部分の色の種類も豊富で、黄色いひまわりだけでも薄いレモンイエローから山吹色など幅広く、チョコレート色や濃い赤など、珍しいものも存在します。また、内側の筒状化の部分は濃い色のものがよく見かけられますが、舌状花と同じ色のひまわりもよく出回っています。

さらに、咲き方も同じではありません。一重咲きが一般的ですが、八重咲き品種や半八重咲き品種もあります。このように、ひまわりは大きさや色、咲き方(形)のバリエーションが意外と多い花です。さまざまなひまわりを見比べて、好みのものを見つけるのも楽しいかもしれませんね。

ひまわりの種は食用にも

筒状化の部分には、たくさんの種ができます。ひまわりの種はリスなどのエサに活用されますが、人が食べても美味しい種実類のひとつで栄養も豊富です。種から採れた油は、塗料や石鹸にも使用されます。

ひまわりのドライフラワーの特徴と作り方

ひまわりのドライフラワーの特徴と作り方

ひまわりを切り花にして花瓶に生けて飾った場合、観賞を楽しめるのは長くても1~2週間ほどです。それ以上長く手元に残したい場合は、ドライフラワーにするのがおすすめです。ここからは、ひまわりをドライフラワーにする際に知っておきたいことを紹介していきます。

ドライフラワーにする場合の難易度は、花の種類によって異なります。簡単に美しいドライフラワーになるのは、かすみ草などが有名です。乾燥させても生花の姿からあまり変わらないため、初心者の方でも失敗が少ないでしょう。ひまわりの場合は、かすみ草とは特徴が大きく異なるため、生花と同じような姿でドライフラワーにするとなると、難しいかもしれません。

ひまわりをドライフラワーにするのは難しい?

とくに、外側の舌状花の部分は薄く、水分が抜けると縮んだり歪んだりと形が変わります。一方、内側の筒状花の部分は元々水分量が少ないため、ドライにしてもあまり変化が見られません。舌状花を美しく残すのは難しいですが、筒状化の部分を残したいなら、さほど難しくはないといえるでしょう。ひまわりのドライフラワーをどのような目的で活用したいかにもよりますので、ドライフラワーにする際にはこの特徴を知っておくと便利です。

また、ドライフラワーの作り方自体は難しくありません。ひまわりもほかの花と同様の方法でドライフラワーにできます。作り方については、後ほど詳しく紹介します。

ひまわりの種類によって異なる仕上がりに

ひまわりをドライフラワーにした場合、種類によっても仕上がりは変わります。とくに、咲き方の違いが仕上がりに大きく影響します。一重咲きのひまわりを乾燥させると外側の舌状花が縮み、内側の筒状花が目立ちます。八重咲きの場合は、舌状花の変化は一重咲きほど大きくありません。やや細くはなりますが、花のボリュームや色のコントラストがはっきりした仕上がりになります。半八重咲きは外側の花びらほど大きく平たいですが、乾燥させると外側と内側がなじんだような見た目になるでしょう。

一般家庭でひまわりをドライフラワーにする場合は、姿の変化が大きいのは一重咲きです。筒状花の部分を有効に使いたいなら問題ありませんが、舌状花も含めてなるべく変化を抑えたい場合は、加工方法を選ぶ必要があるでしょう。また、八重咲きや半八重咲きのひまわりを選ぶのもいいかもしれません。

色の変化

ひまわりをドライフラワーにすると、内側の茶色っぽい筒状花は色がより濃くなりやすいです。舌状花と比べて形の変化もないため、存在感が際立ち、ほかの花とのアレンジメントなどにもアクセントとして役立つでしょう。

ここからは、ひまわりのドライフラワーの作り方を紹介していきます。さまざまな方法で作れますが、「ハンギング法」と「シリカゲル法」がひまわりには適していると考えられます。

2つの方法について、詳しく見ていきましょう。

ハンギング法

生花を吊るして自然乾燥させる方法です。特別な道具や材料の準備が不要で気軽に作れますが、形や色の変化は比較的大きく、ひまわりの場合は舌状花が縮んだ仕上がりになります。また、ややくすんだ色調になるため、アンティーク調の家具やブリキの雑貨などと組み合わせるとなじみやすいです。

必要な道具は、麻紐とハサミのみです。はじめに、ひまわりの茎の部分をチェックし、変色していたら切り落としておきましょう。また、葉が多いと乾燥しにくいため、余分な葉も取り除いておいてください。作り方の手順は以下のとおりです。

 

【作り方】

1.日の当たらない風通しのよい場所に麻紐を張って固定する

2.ひまわりの茎の部分を別の麻紐でしばり、張ってある麻紐にくくりつけて吊るす

3.そのまま1~2週間置く

 

ひまわり同士が重なっていると乾燥しにくく、乾いてからも壊れやすくなってしまいます。間隔を空けて風通しをよくした状態で吊るしておくのがポイントです。

シリカゲル法

乾燥剤(シリカゲル)に花を埋め込んで乾かす方法です。容器にシリカゲルと花を入れて、ふたをして密閉した状態で乾燥させるため、部屋の湿度などに左右されません。

ただ、大輪のひまわりなど大きな花をドライフラワーにする場合、大量のシリカゲルや大きな密閉容器が必要です。シリカゲル、密閉容器のほか、ピンセットやハケ(または筆)も用意しておきましょう。ひまわりは茎を切り落とし花の部分のみを使います。手順は以下のとおりです。

 

【作り方】

1.容器の1/3程度の深さまでシリカゲルを敷き詰める

2.ひまわりの花を上向きに置き、シリカゲルを振りかける(花の隙間にも入るように)

3.ひまわりが見えなくなったらふたをして密閉し、1~2週間ほど置いておく

4.乾燥したひまわりをピンセットなどで取り出し、ハケ(筆)でシリカゲルを取り除く

 

ドライフラワーになったひまわりを取り出す際は、壊れやすいため力を入れず優しく扱うようにしましょう。

より生花に近い仕上がりに

シリカゲル法のメリットは、ハンギング法で作ったものよりも縮みなどの変化が少ないこと。より生花の姿に近い仕上がりが期待できます。

ひまわりで作ったドライフラワーの楽しみ方

ひまわりで作ったドライフラワーの楽しみ方

ドライフラワーにしたひまわりは保存性が高まるため、お部屋のインテリアとしてさまざまな楽しみ方ができます。ここでは、気軽に飾れる方法と、ハンドメイド作品にアレンジする方法を紹介します。ご自身で作ったドライフラワーをより素敵な飾り方で楽しむために、ぜひ参考にしてください。

花瓶に挿してナチュラルに

茎ごとハンギング法でドライフラワーにしたひまわりは、一輪挿しに挿したり数本まとめて花瓶に挿したりして、シンプルに飾るのがおすすめです。ほかのドライフラワーやグリーンとの組み合わせも楽しめます。

花瓶との色合わせを楽しもう

透明や白、黒などの花瓶と合わせやすいですが、色味のある個性的な花瓶と合わせてもおしゃれです。

たとえば、ターコイズブルーの花瓶と組み合わせるとひまわりの黄色が引き立ち、バランスもよく見えます。

内側の見えない花瓶を使う際は、水気がないことを確認する必要があります。生花を生けたばかりの花瓶は、水を捨てても内側が湿っているかもしれません。ドライフラワーに水気は大敵ですので、必ずよく乾かした花瓶を使いましょう

スワッグやリースにアレンジ

ひまわりやほかのドライフラワーを組み合わせて花束にしたものを、壁やドアなどに吊るして飾るスワッグは、簡単に作れるインテリアアイテムです。ラッピングペーパーやリボンの色によって印象も変わるため、お部屋の雰囲気に合わせたものを選ぶといいでしょう。ひまわりのみで作ることもできますが、アジサイやユーカリなどと組み合わせるとより魅力が引き立ちます。

また、リースにアレンジするのもおすすめです。リースの形の土台にひまわりやほかの花を貼り付けていけば、簡単にできます。速乾性のあるグルーガンを使うと、接着もラクで早く仕上がりますよ。スワッグと同様にリボンの素材や色合いで雰囲気を変えられますので、ひまわりやお部屋との相性で選ぶといいでしょう。

飾る場所に注意

ドライフラワーは直射日光や湿気に弱いため、日当たりのよい窓際や水回りに飾るのは避けましょう。長持ちさせるためには、飾る場所に気を付けて、ほこりが被りっぱなしにならないよう時々お手入れをすることも大切です。

シンフラワーでひまわりを美しいドライフラワーに

シンフラワーでひまわりを美しいドライフラワーに

ひまわりは明るく元気な印象の花で、素敵な花言葉もあることから、ウェディングシーンでもよく用いられています。ブーケや会場装花などに使用したひまわりは、特別感が強くできるだけ美しいままそばに置いておきたいと願う方も多いです。そこでおすすめなのが、専門店でのドライフラワー加工です。

とくに、ひまわりは一般的な方法でドライフラワーにすると、形や色の変化が比較的大きい花です。せっかくそばに残すなら、そのままの姿に近い状態で長期保存したいですよね。ブーケ保存加工専門店のシンフラワーでは、ひまわりのような少し難易度の高い花でも、美しいドライフラワーに加工できます。

専門店の技術で美しいドライフラワーに

ブーケ保存加工専門店は、お店によって採用する加工方法が異なります。シンフラワーでは、機械に頼らず手作業でひとつずつ丁寧に加工しますので、美しい仕上がりが長持ちします

美しいまま長期保存できる

一般的な方法で作られたドライフラワーの寿命は半年~1年程度が目安とされていますが、シンフラワーでは色を定着させる作業などを行い特殊な技術を用いて加工しますので、半永久的な保存も可能です。

色あせのしやすいひまわりのドライフラワーも、シンフラワーで加工すれば美しい色味が長持ちします。ひまわりをドライフラワーにする制作風景を以下で紹介しています。ぜひご覧ください。

【ひまわりの制作風景をご紹介♪】

大きなひまわりも加工できる

シンフラワーでは、シリカゲル法を用いてドライフラワーを制作しています。一般家庭で行う方法とは異なり、ただ密閉容器に入れて乾燥させるのではなく、長持ちさせるためにさまざまな作業工程を経て仕上がります。大きな花の場合は大量のシリカゲルを必要としますが、シンフラワーで加工すればご自身で用意する必要もありません。大きなひまわりでも、確実に美しいドライフラワーに仕上げます。

ウェディングブーケの場合、すべての花をご自身でドライフラワーにするのは難しいかもしれません。まるごとブーケを保存したい場合も、シンフラワーで加工すればそのままの姿でお手元に残すことができます。

おしゃれなインテリアアイテムにアレンジ

シンフラワーでは、ドライフラワーにしたひまわりを、そのまま飾って楽しめるインテリアアイテムにアレンジします。立体的なフレームやボトルに閉じ込めるため、ほこりや汚れが直接付いてしまうこともなく、簡単なお手入れで長く飾れます。また、小さなひまわりの場合は一輪だけ保存できる手のひらサイズのアイテムもあります。

押し花も選べる

ドライフラワーのほか、平面状に保存できる押し花も選べます。美しい押し花となったひまわりは、フレームアートとして長くお部屋に飾って楽しめます。

ひまわりを使ったウェディングブーケはボリュームのあるものが多いですが、シンフラワーでは大きなサイズにも対応できるフレームやボトルを用意しています。いずれも、一度ブーケをほどいてドライフラワーにしたあと、束ね直してケースに入れます。その際、元々結んでいたリボンもそのまま保存できるため、生花のブーケと限りなく近い姿で残せるのが魅力です。押し花の場合は、ラッピングペーパーを一緒に入れることもできますよ。

ひまわりの保存加工におすすめのドライフラワーと押し花の商品を、以下で紹介しています。ぜひご覧ください。

【ひまわり~オススメ商品~】

なお、シンフラワーでは、ウェディングブーケに限らずお誕生日などのお祝いでもらったお花など、さまざまなシーンで用いたブーケ、花束の加工が可能です。鮮度の高い状態で加工をはじめるのが理想的ですが、萎れてきてしまった場合でも加工できる可能性はあります。せっかくの大切なお花の保存ですので、諦めてしまう前にぜひ一度ご相談ください。

まとめ

ひまわりは、サンフラワーとも呼ばれるとおり太陽に向かって咲く習性があり、明るく元気な印象の夏の花です。黄色い舌状花と茶色の筒状花のコントラストが定番ですが、ほかにも黄色一色やオレンジ色、白などがあります。ポピュラーな一重咲きをはじめ、八重咲きや半八重咲きのものもあり、色、咲き方ともに種類が豊富です。

ドライフラワーにすると、一重咲きのひまわりは外側の舌状花が縮みやすく姿が変わってしまいますが、内側の筒状花を生かせばアレンジのアクセントに役立ちます。ハンギング法では縮みやすいため、花姿をなるべく変えたくない場合はシリカゲル法で作るといいでしょう。ウェディングブーケなどに用いた大切なひまわりを長期保存したい場合は、ブーケ保存専門店シンフラワーでのドライフラワー加工をぜひご検討ください。

この記事のまとめ
  • ひまわりはたくさんの花が密集した頭状花序の構成が特徴の花で、さまざまな種類がある
  • 自然乾燥でドライフラワーにすると、外側の舌状花が縮みやすく内側の筒状花が目立った仕上がりになる
  • シリカゲル法なら生花に近い姿に仕上がるが、より美しく残したいなら専門店での加工がおすすめ

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