アフターブーケとは?結婚式の思い出を楽しむ素敵な方法
記事の監修
シンフラワー株式会社
シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。
ウェディング関連のwebサイトやSNSなどでよく見かけるようになったアフターブーケという言葉。目にしたり聞いたりしたことはあるものの、あまりよくわからない…という方も多いかもしれませんね。アフターブーケとは、どのようなものなのでしょうか。結婚式の大切な思い出を末永く残したい方のニーズに合わせたアフターブーケが今、注目を集めています。
そこで今回は、アフターブーケとは何かということをはじめ、さまざまな形の取り入れ方を紹介します。これから結婚式をむかえるご予定の方や、ウェディングブーケ選びにお悩みの方も、ぜひ参考にしてください。
- アフターブーケとは何か、詳しく知りたい方
- 結婚式の思い出や余韻を楽しめるものがほしい方
- 結婚式を控えている方
アフターブーケとはどんなもの?
アフターブーケの「ブーケ」は、ウェディングブーケのことです。ウェディングブーケは、結婚式のプランを決めるうちの重要なもののひとつで、デザインや使うお花にこだわりを持つ方も多いですね。花嫁さんの好きな花や、思い入れのある花を用いたり、ドレスに合わせたシルエットやカラーを選んだりと、結婚式に向けての想いが凝縮されたアイテムともいえるかもしれません。
そんな特別なウェディングブーケですが、かつてはあくまでも結婚式のためのものということで、役割を終えてしまえば廃棄されるケースも少なくありませんでした。ですが、その一方で、想いを込めて選んだブーケをできるだけ長くそばに置いておけたら…と願う方も多く、需要が高まったのがアフターブーケです。
ウェディングブーケを結婚式後にも楽しむこと
アフターブーケとは、「ウェディングブーケを挙式後も何らかの方法で楽しむこと」として認識されるようになりました。ウェディングブーケは高品質な生花で作られていますので、結婚式が終わってからも鑑賞を楽しむことができます。大切なブーケが手元にあれば、結婚式後も余韻に浸りながら幸せな気持ちになれそうですね。
アフターブーケの需要が高まるにつれ認知度も上がっていますが、まだまだ知識や情報のないまま結婚式をむかえる方も少なくありません。ウェディングブーケを残す方法やアイディアがあることをあとから知って、「もっと早く知っておきたかった…」と後悔される方もいます。
ブーケは期間限定のものと考えて、あえて残さない選択をする方もいますが、知っていて残さないのと知らなくて残せないのとでは、気持ちが全然違ってきますよね。これから結婚式をむかえる方こそ、アフターブーケについて考えてみてはいかがでしょう。
どんな楽しみ方ができる?
ウェディングブーケを持ち帰ったら、まずは花瓶に生けて飾る方が多いのではないでしょうか。そのまま生けて寿命をむかえるまで観賞を楽しむのもひとつの方法です。生花は長持ちするようお手入れをしても、美しさをキープできるのは長くて数週間程度のため、もっと長くそばに置いておきたい場合は、加工する必要があります。
加工については後ほど詳しく説明しますが、水分を抜き乾燥させる方法が一般的です。生花のままでは水分が多いため、そのままにしておくとやがて腐敗してしまいますが、乾燥させれば長持ちします。
ご自宅でブーケをドライフラワーにして花瓶に挿して飾ったり、リースやスワッグ、ハーバリウムなどの材料に用いたりと、身近なインテリアアイテムとして取り入れる方も多いようです。
花によっては、植えて育てることのできる種類もあります。バラなどが代表的です。挿し木にしてお庭やプランターで育てるのも素敵ですね。
アフターブーケの楽しみ方は人それぞれです。飾る、育てる、使うなど、さまざまな方法があることを踏まえて、ご自身の好みの残し方を実現しましょう。
結婚式後も幸せな気持ちが続く
一般的には、ウェディングブーケを保存性の高いインテリアアイテムにアレンジして飾る方法が知られています。おふたりの新居に大切なウェディングブーケを飾ることで、結婚式後もずっと幸せな思い出をそばに暮らせるのが、アフターブーケの魅力です。
結婚生活が長く続きお互いなれ合いの関係になったとしても、アフターブーケは新鮮な気持ちを取り戻せるきっかけになるでしょう。新婚時代を思い出せるものが暮らしのなかにあると、結婚生活もより幸せなものになりそうですね。
アフターブーケには、数十年に渡り保存できる方法もあります。長く暮らしをともにしていると、ぶつかり合うこともあるでしょう。お互いを大切に想う気持ちを忘れかけてしまったときに、ウェディングブーケを眺めて仲を深め直したという方もいるようです。
人気の高いアフターブーケとは?
アフターブーケでは、ご自身の好みや希望に沿った形でウェディングブーケを楽しむのが理想的です。でも、さまざまな方法があって迷ってしまう…という方もいるかもしれませんね。そんな場合は、人気の方法をチェックするのもおすすめです。
アフターブーケの需要が年々高まり、ブーケの残し方の選択肢も広がってきています。代表的な方法を紹介しますので、アフターブーケについてお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
アフターブーケを想定したウェディングブーケ選び
ウェディングブーケは生花で作るのが一般的でしたが、現在はアーティフィシャルフラワーで作られたものもよく選ばれています。アーティフィシャルフラワーとは、高品質な造花のこと。見た目は生花と見違えるような繊細なつくりが特徴で、素材は主に化繊です。生花のようにこまめなお手入れをする必要がなく、水も不要なため、長期保存が可能で人気が高まっています。
アーティフィシャルフラワーのブーケには、結婚式だけでなく前撮りでも使えることや、アフターブーケとして生活にそのまま取り入れられることなどのメリットがあります。このようなブーケを選ぶのもひとつの方法ですが、その一方で生花ならではの自然な美しさにこだわりたいという方も多いです。
アーティフィシャルフラワーを選ぶとそのまま保存できる点が便利ですが、生花も加工すれば保存できます。
生花を選んでもアフターブーケは楽しめますので、保存できないという理由で諦める必要はありません。
ここからは、生花でつくられたウェディングブーケの加工方法について、詳しく紹介していきます。
長期保存できるドライフラワーや押し花に加工
生花のブーケを保存するには乾燥させる必要があるとお伝えしました。その方法は大きく分けて2つです。乾燥させる点は共通していますが、立体的に仕上がるドライフラワーと、平面的に仕上がる押し花に分けられます。生花を乾燥させる方法には、ほかにもプリザーブドフラワーがあります。ただし、蕾の状態の花を用いる方法のため、ウェディングブーケを保存するのには向きません。
ドライフラワーは、茎に紐をかけて吊るす「ハンギング法」でつくられるのが一般的です。乾燥するまでに時間がかかるため、花の色や形が元々の姿とは変わってしまいますが、アンティーク調の色合いや雰囲気が好みなら取り入れやすいでしょう。押し花はドライフラワーと比べてボリュームがないため、限られたスペースでも飾りやすいといったメリットがあります。
ドライフラワーも押し花も、さまざまなアレンジでインテリアに取り入れられます。
手作りしたドライフラワーは多様なインテリアアイテムの材料になりますし、押し花もフレームアートをはじめ、ボタニカルキャンドルやしおりなどの小物にアレンジして楽しめます。
ただし、一般家庭でつくったドライフラワーや押し花は、経年劣化しやすく、色あせなどは避けられません。生花のままで置いておくよりはもちろん長持ちしますが、年単位、数十年単位で美しさをキープしたい場合は、専門技術による加工をおすすめします。
専門店の利用で高品質な加工花に
アフターブーケの需要が高まるなか、増えているのがブーケ保存加工専門店です。一般家庭では難しい方法を取り入れ、色あせなどの劣化がしにくい高品質なドライフラワーや押し花に加工します。プロの技術で丁寧に加工するため、失敗のリスクも低く、大切なウェディングブーケをより美しい姿のまま長期保存できることで人気を集めています。
良質な専門店では、花をただ乾燥させるのではなく、色が定着するような処理を施すなど、美しい姿を最大限に引き出す加工をします。
そのため、一般的な方法でつくったドライフラワーや押し花と比較すると、生花のみずみずしさが再現された高級感のある姿に仕上がるのが特徴です。
専門店では、ドライフラワーにする方法としてシリカゲル法を用いることが多いです。シリカゲル(乾燥剤)に花を埋め込んで乾燥させる方法で、ハンギング法と比べて花の色や形が変化しにくいというメリットがあります。一般家庭でもシリカゲル法でドライフラワーをつくることはできますが、ウェディングブーケなど大量の花や大きな花を一度に加工するのは難しいでしょう。仕上がりの美しさや保存性の高さを考えても、専門店での加工が確実です。
満足できるアフターブーケにするために
アフターブーケをせっかく取り入れるなら、満足感の高いものにしたいですよね。実際にアフターブーケをやってみたものの、思っていたのと違った…と後悔する方もいます。ドライフラワーにするか押し花にするか、また、どんなアイテムにアレンジするか、どのお店に依頼するかなど、選択肢が多いため、なかなか決められない方が多いかもしれません。
そこで、アフターブーケを満足できるものにするために、選び方のポイントを紹介します。大切なウェディングブーケを暮らしに取り入れて、お気に入りのものとして末永く楽しむためにもぜひおさえておきましょう。
保存性とインテリア性の高さを重視
保存性の高さを求めることはいうまでもありません。せっかくアフターブーケを楽しもうと思って加工したのに、数ヶ月で色あせてきてしまった…というケースもあるため、長持ちさせるためにどのような処理が施されているか、保証はあるかなど、しっかりチェックすることが大切です。
また、毎日暮らす空間に取り入れるもののため、飾りやすさやお手入れの簡単さに加えて、部屋になじむデザインであることも重要です。大切なウェディングブーケでできたものでも、アレンジされたデザインが好みでなかったり部屋に合っていなかったりすると、お気に入りのアイテムにはなりにくいでしょう。部屋のどこに飾るかということも考えて、アイテムを選ぶことをおすすめします。
アフターブーケは花嫁さんのものというイメージが強いですが、実際はご夫婦の生活空間に飾ることになります。
そのため、独断で決めてしまうよりも、おふたりでよく話し合ってサイズやデザインなどを選ぶといいでしょう。
信頼できる専門店を選ぼう
ブーケ保存加工専門店が増えているとお伝えしましたが、お店選びもとても重要です。現在は多様な専門店があり、採用している加工方法もお店によって異なります。色を定着させる処理を丁寧に手作業で行うお店もあれば、機械に頼り短時間で大量に加工するお店もあります。
料金は機械作業のお店のほうがリーズナブルですが、仕上がりに差が出るため注意が必要です。専門店を選ぶ際は、料金だけでなく加工方法やアレンジされるアイテムの種類など、細かく比較するといいでしょう。
ほとんどの専門店でHPが開設されており、各店の情報を詳しくチェックすることができます。実際に依頼するお店を決める前に、情報を調べておくと安心ですね。
事前相談ができたり、直接来店してサンプルを見られたりするお店もあります。一生に一度の大切なブーケの保存加工ですので、不安なく預けられる専門店を選びましょう。
ブーケの一部を自己流で楽しむのもおすすめ
ウェディングブーケは、専門店にすべて預けなければならないわけではありません。手元に少し残しておいて、自己流のアフターブーケを楽しむこともできます。
たとえば、専門店でドライフラワーに加工し小さなアレンジメントに仕上げる場合は、使う花も一部です。残りは自宅で乾燥させてハンドメイド資材にしたり、最後まで生花として観賞を楽しんだり、お花をお風呂に浮かべたりと、思いのままの方法で楽しみましょう。
花びらが落ちてしまったら、傷みが本格化する前に乾燥させてポプリやサシェ、キャンドルなどの材料にするのがおすすめです。そのままの姿では楽しめなくても、香りを楽しめるアイテムとしてそばに置いておく方法もあります。
アフターブーケはシンフラワーで!
大切なブーケを美しい姿のまま長期保存したい方には、加工方法にこだわったブーケ保存専門店のご利用がおすすめです。シンフラワーでは、機械に頼らず時間のかかる作業も含めすべて手作業にこだわり、ひとつひとつ丁寧に加工します。
まずは押し花かドライフラワーに加工し、いずれの場合もそのまま飾れるおしゃれなインテリアアイテムにアレンジしてお返しします。シンフラワーで加工する押し花とドライフラワーについて、詳しく見ていきましょう。
押し花
バラなどの花びらが重なった花は、一枚ずつに分けてから丁寧に押していきます。ただプレスするだけでなく、花の種類によっては着色を施したりして、より美しい色合いが長持ちするように加工します。押し花ができたら、花びらを丁寧に組み合わせて、もとのブーケの形に戻します。そのため、生花のウェディングブーケがそのまま絵画になったかのような仕上がりが特徴です。
ブーケ型のデザインが定番ですが、ほかにもリース型やハート型に配置したものや、敷き詰めタイプなど多様なデザインに仕上げることが可能です。お部屋に長く飾ることを考えて、好みのデザインを選びましょう。
ドライフラワー
立体的に保存できるドライフラワーも、手作業にこだわりシリカゲルを用いて丁寧に仕上げていきます。一般家庭では加工の難しい大きなブーケや丈の長いブーケでも、まるごと保存できるのが魅力です。立体的な額にドライブーケを閉じ込めたものや、さまざまな形のボトルを用いたアレンジメント、また、一輪のみや少量の花を残せるタイプのアイテムも選べます。
シンフラワーの押し花とドライフラワーは、サイズのバリエーションも豊富です。ブーケから一部を取り分けて小さなアイテムをつくり、お世話になった方へのギフトにするのもおすすめですよ。
挙式当日や挙式後でもご相談を!
専門店を利用してアフターブーケを楽しみたい場合は、挙式前から申し込んでおくのが理想的です。じっくり時間をかけて業者選びやアイテム選びをしたほうが、より希望に近い残し方ができるでしょう。ですが、結婚式を挙げるとなると決めることが多く、忙しいなかでアフターブーケまで考える余裕がない方もいるかもしれません。
シンフラワーでは、挙式当日や挙式後でもブーケ保存加工を受け付けています。もう間に合わないかも…と諦めてしまう前に、ぜひ一度ご相談ください。
まとめ
結婚式後にもウェディングブーケを楽しめるアフターブーケとは、結婚生活やその後の人生をより豊かにしてくれるものといえるでしょう。ご自宅でしばらく飾ったり、ドライフラワーや押し花にしたりと、さまざまな方法でウェディングブーケを最後まで楽しみましょう。
美しい姿のままできるだけ長くそばに置いておきたい方は、ブーケ保存加工専門店のご利用がおすすめです。シンフラワーでは、アフターブーケに限らずさまざまな花束・ブーケの加工を承っています。大切なお花の長期保存をご希望の方は、ぜひご検討ください。
- 結婚式後もウェディングブーケを楽しむアフターブーケとは、結婚生活をより豊かにするもの
- ブーケは結婚式後にもさまざまな楽しみ方ができるため、寿命をむかえるまでぜひ活用しよう
- 長期保存を希望する場合は、ブーケ保存加工専門店でドライフラワーか押し花に加工するのがおすすめ