リースブーケのおしゃれな持ち方・選び方!ウェディングドレスに映えるおすすめデザインは?
記事の監修
シンフラワー株式会社
シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。
丸い輪の形をしたリースブーケは、「ナチュラルな雰囲気がかわいい」「写真映えがする」と、最近人気の高まっているスタイルのブーケです。花の種類や色、デザインによって、キュートからスタイリッシュまで幅広いデザインで仕上げられます。
本記事では、リースブーケが似合うウェディングドレスや人気の花、おすすめのデザインなど、プレ花嫁が知りたいことをまとめました。きれいに見えるリースブーケの持ち方も、ぜひ参考にしてください。
リースブーケとは
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途切れのない輪に、花をアレンジしたリースブーケ。リースが持つ意味のひとつに「永遠の愛」があるように、新郎新婦が愛を誓う結婚式にもぴったりな意味合いのブーケです。
リースブーケにはカジュアルな印象を持つ方が多いですが、素材やデザイン次第では、可愛らしくも大人っぽくもなります。そのため、ガーデンやレストランでのカジュアルな結婚式だけでなく、シャンデリアや螺旋階段のあるきらびやかな結婚式場でも、おしゃれな花嫁やカップルに人気です。
生花はもちろん、プリザーブドフラワーやドライフラワー、造花など、リースブーケはどんな花材でも作れます。結婚式後は、インテリアとして新居に飾ることも考えて選ぶのもよいでしょう。
なお、生花であっても保存加工を施すことにより、30年以上その美しさを保つことが可能です。ブーケの保存方法について、こちらの記事を合わせてご確認ください。
リースブーケの土台
📝さつまいものツルでリースの土台
さつまいものツルを輪にしてぐるぐる巻きにして乾燥させるとリースの土台になるそうで、母がりんごと一緒にリースの素を同封してくれました。
飾りを買い足したいけど、よく考えてデコらないと煩雑になりそうな予感😅
デザイン考えよう⛄️🎄✨#グリハン道DIY pic.twitter.com/L4DJBhSCvv— グリーンハンドへの道🌿水耕栽培 (@Be_GreenHand) December 1, 2020
リースブーケの土台には、主に次の3種類が使われています。
- 吸水スポンジのついたリング状のフローラルフォーム
- 木のつるを輪にしたもの
- 金属製のリング
フローラルフォームは、生花や輪全体に花を敷き詰めたいときの土台です。木のつるはナチュラルなブーケを作りたいときに、金属製の土台は華奢なリースブーケに使われます。
また、全体を花で覆わずに土台の一部を見せるデザインのリースブーケは、持ち手にリボンを結ぶと華やかさがぐっと増してきます。木のつるの土台でも太めのものや、金属製の土台においては、持ち手部分をリボンで巻くと全体が上品に見えてくるでしょう。
サテンなど選ぶリボンの素材によってもブーケ全体の印象が変わってくるので、細部までしっかりこだわりましょう。
リースブーケにぴったりのウェディングドレス
ウェディングブーケはドレスとの相性を考慮して持つものです。ブーケとドレスの雰囲気やイメージをそろえることで、素敵なコーディネートに仕上がります。
リースブーケと相性のいいウェディングドレスとして、以下の4つのデザインを紹介します。
- Aライン
- プリンセスライン
- エンパイアライン
- 白無垢
オーソドックスなデザインのAラインのウェディングドレスやプリンセスラインは、丸いリースの可愛らしい感じがよく似合います。また、クラシカルな雰囲気のあるエンパイアラインには、ナチュラル感の漂うリースブーケを合わせるのがトレンドです。
ウェディングドレスだけでなく白無垢に合わせても、おしゃれで素敵な花嫁コーデに仕上がります。
Aライン
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Aラインのウェディングドレスは、上半身がすっきりとしていて裾に向けて広がりのあるデザインです。形がアルファベットの「A」に似ていることから、Aラインと呼ばれます。
ドレス自体はシンプルな形のため、デザイン性のあるリースブーケでも無理なく合わせやすいでしょう。また、リースブーケの可愛らしい印象には、オーガンジーやレースが施された柔らかい生地感のウェディングドレスが好相性です。
また、身長の高い方は大きめのリースを、小柄な方は小ぶりのリースを持つと、全体的なバランスがよくなります。ヘアスタイルは、ハーフアップやダウンスタイルなど、カジュアル感のあるスタイルが人気です。
プリンセスライン
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プリンセスラインは、腰で切り替えのあるスカートが、裾にかけてふんわり広がるデザインが特徴的なウェディングドレスです。童話のお姫様が着るドレスのように、可愛らしい雰囲気からプリンセスラインと呼ばれています。シャンデリアや螺旋階段のある瀟洒な結婚式場によく似合うドレスです。
リボンやフリルなど、可愛らしいモチーフが取り入れられたデザインも多いことから、パステルカラーなど淡い色を使ったリースブーケが似合うでしょう。持ち手部分にもレースのリボンをたっぷりと結んで、ドレスの雰囲気と合わせると素敵です。
スカートのボリュームに負けないように、大きめのリースを持つとバランスがよく見えます。
エンパイアライン
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胸の下の切り替えと、ストンと裾にかけて流れるようなラインを描くスカート部分が特徴的なエンパイアライン。自然の風景にマッチするクラシカルなデザインは、ナチュラルテイストなリースブーケにぴったりです。
ラフな印象のあるエンパイアラインは、ガーデンやレストランでのカジュアルな結婚式や、海辺や庭園などのロケーションでのフォトウェディングによく似合います。リースブーケもきっちり作り込むよりも、多少のラフ感を残した仕上がりの方が、トレンドに沿ったおしゃれな花嫁コーデになるでしょう。
リースブーケに合わせるリボンは、オーガンジーやレースのリボンも素敵ですが、麻ひもやラフィアでざっくり結ぶのもかっこいいです。
白無垢
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和装での代表的な婚礼衣装である、全身を白で統一した白無垢。人前式の人気の高まりから、白無垢で和装人前式を挙げる新郎新婦も増えています。
また、白無垢に洋髪を合わせ、ブーケを持つことも珍しくなくなりました。永遠の愛を意味するリースブーケは、実は白無垢にもぴったりなデザインです。
白無垢のデザインには、現代風のアレンジが効いたスタイルもたくさんあります。神前式や仏前式だけでなく、人前式やフォトウェディングで白無垢を着るのも素敵です。くすみ系カラーのドライフラワーで作ったリースブーケを合わせたら、一気にトレンド感のある花嫁コーデを演出できます。
リースブーケの持ち方
リースブーケの持ち方は二通りあります。
- 手でリースの上部を持つ持ち方
- リースをひじに掛ける持ち方
手でリースを持つ場合は、ひじを曲げて腰のあたりにブーケが来る位置でキープしましょう。持ち手を握るというより、指を揃えて軽くつかむ感じで持つときれいです。
また、リースブーケ人気の理由のひとつに、どのようなシーンでもブーケを持ったままでいられて写真映えがすることがあります。
ほかのデザインのブーケは、挙式中やパーティのなかで何かを持つときは、ブーケを持ったままではいられません。しかし、リースブーケは必要に応じてひじに掛けておけばいいので、どんなシーンでもブーケを持ったままでいられます。
人気の花は?おしゃれなリースブーケのデザイン例
リースブーケのデザインは自由度が高く、使用する花の種類や色、ボリュームなどで、さまざまな雰囲気を演出できます。なかでも、次に紹介する花が特に人気です。
- かすみ草:ふんわりとした小花が可愛らしく、白以外にもピンクや黄色などに染めた色も人気
- ハイブリッドスターチス:かすみ草と比べると長細く咲く、シャープな印象のある小花
- あじさい:ひらひらした小花が密集した花。ドライフラワーでも人気
- ミモザ:黄色の鮮やかなポンポン咲きで、ナチュラルな雰囲気と相性抜群
- バラ:生花や造花は鮮やかに、パステル系のプリザーブド、くすみ系のドライフラワーと多彩
- 実物:グリーンや赤、シルバー系などあり、ポイントで使うとナチュラルな印象に
- ユーカリ:シルバー系で落ち着いたグリーンは、主張しすぎずリースのナチュラル感にぴったり
花の種類だけでなく、合わせる色によってもブーケの雰囲気がまったく変わります。リースブーケでおすすめのカラーデザインのテイストとして、次の3つのパターンを紹介します。
- ぎっしり花を敷き詰めた可愛らしいデザイン
- オレンジや白のパステル系の造花でガーリーなデザイン
- ドライフラワーの小花や実をたっぷり使った動きのあるデザイン
それぞれのデザインの魅力や、似合う結婚式のスタイルを紹介していきます。
ぎっしり花を敷き詰めた可愛らしいデザイン
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持ち手部分だけを残して、リースの全面に花をぎっしり敷き詰めたデザインです。側面もカラフルな花で隙間なく埋めれば、しっかり作り込んだ可愛らしい印象に仕上がります。かすみ草のような小花を散りばめると、さらに可愛らしさを演出できるでしょう。
花とリボンで土台部分を覆ったリースブーケには、独特の華やかさがあります。プリンセスをイメージさせるシャンデリアや螺旋階段を持つ煌びやかな式場にもよく似合います。
プリンセスラインのボリュームのあるドレスに合わせたい、カジュアル過ぎないリースブーケを持ちたい、といった方におすすめのデザインです。
オレンジや白のパステル系の造花でガーリーなデザイン
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大輪のバラをメインに、ミニバラやあじさいなどの小花をあしらったナチュラルテイストのリースブーケです。つるを数回巻いた細めの土台に、淡いパステル系のカラーがガーリーな雰囲気を作り上げてくれます。
透け感のあるリボンと相まって、ガーデンやレストランでのカジュアルな結婚式にもよく似合います。全体的に淡いとぼやけてしまいがちですが、ポイントにはっきりとした青や黄色を取り入れることで、パステルカラーがより引き立ちます。
オーガンジーをたっぷり使った透け感のあるドレスや、クラシカルなデザインのドレスに合わせると、ナチュラル感が際立ちます。ヘッドパーツには同じ花で作った花冠を合わせたり、小花をダウンヘアに散りばめたりしても素敵です。
ドライフラワーの小花や実をたっぷり使った動きのあるデザイン
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大きめの葉っぱやゴロンとした実で動きをつけた、洗練された印象のリースブーケです。シャープなニュアンスのドライフラワーをふんだんに使い、かっこいい雰囲気に仕上げています。また、あえてリボンを合わせないことで、すっきりした印象にもなっています。
一軒家の邸宅風の式場や、シャビーシックなインテリアのある会場など、落ち着いた大人の雰囲気の結婚式に合わせると素敵です。ブーケがデコラティブな分、ドレスはシンプルな方が似合います。白無垢と合わせてもかっこよく決まります。
ロケーションでのフォトウェディングにも、景色に馴染んでおしゃれな写真が撮れるでしょう。
まとめ
デザイン性の高いリースブーケは、ほかのブーケに比べて結婚式場の雰囲気やドレスとのマッチングが難しいと思われがちです。しかし、すべては素材の組み合わせ次第。可愛らしいからかっこいいまで多彩なテイストに仕上げられるのは、自由度の高いリースブーケだからこその魅力でしょう。
ここで紹介したブーケたちは、リースブーケの魅力のごく一部の表現にすぎません。ぜひ、ご自身の結婚式のテーマに合わせて、素敵なリースブーケを作ってください。