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クラッチブーケとは?特徴や活用法を徹底紹介

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

クラッチブーケとは?特徴や活用法を徹底紹介

ウェディングブーケにはさまざまな種類があります。同じ花を使用していてもブーケの種類やデザインによって、印象やドレスとの相性が変わりますので、特徴を踏まえて選ぶことが大切です。「クラッチブーケ」もウェディングブーケの種類のひとつで、人気が高くよく選ばれています。

今回は、クラッチブーケとはどのようなウェディングブーケなのか詳しく紹介します。特徴やメリット・デメリット、おすすめの活用法に加えて、保存する方法についてもお伝えします。クラッチブーケに興味のある方も、これから挙式予定の方も、ぜひ参考にしてください。

この記事はこんな人におすすめ
  • クラッチブーケについて詳しく知りたい方
  • ナチュラルな雰囲気のウェディングをご希望の方
  • ウェディングブーケ選びでお悩みの方

クラッチブーケとは?メリット・デメリット

クラッチブーケとは?メリット・デメリット

ウェディングブーケは、主に形状の違いによりさまざまな種類に分けられます。最も定番でよく用いられるのがラウンドブーケです。ふんわりと丸い形にまとめられたブーケで、どの方向からも花がきれいに見えるのが特徴です。ほかにも、縦長のシルエットが特徴のキャスケードブーケや、楕円形のオーバルブーケなど、多様な種類があります。

クラッチブーケの「クラッチ(clutch)」は、「しっかり握る」「ぎゅっと掴む」という意味の言葉です。どのような特徴をもつブーケなのか、詳しく見ていきましょう。

クラッチブーケの特徴

クラッチブーケの最大の特徴は、花材の茎が長めに切り揃えられていて、リボンや紐でざっくりとまとめられているところ。ほかのブーケと異なり、茎の部分がむき出しになっていて束ね方もラフな印象のため、ナチュラルな雰囲気が特徴です。このざっくりと束ねた茎を掴むように持ちます。

持ち方のコツ

クラッチブーケの花をきれいに見せるには、少し前に傾けるか脇にずらすようにして持つのがポイントです。

まっすぐ持つと花が真上を向き見えにくくなるため、わざと角度をつけるようにすると、ゲストからもきれいに見えます。

クラッチブーケのメリット

ナチュラルな印象が特徴で、花の自然な持ち味が生かされたクラッチブーケは、ラウンドブーケに負けないほど人気の高いウェディングブーケとなりました。見た目の魅力に加えて、軽さもメリットのひとつです。ラウンドブーケなどは水を含んだ土台があるため持つと意外と重いですが、シンプルな構造のクラッチブーケは花の重量のみ。長時間持っていても疲労感がありません。

また、花材とリボン(紐)のみで作るクラッチブーケは、制作費も比較的リーズナブルです。それでも安っぽく見えてしまうことはありません。ブーケよりもほかのことにお金をかけたい方にもおすすめのウェディングブーケといえるでしょう。

さまざまなドレスに合う

クラッチブーケはシンプルな形状のため、さまざまなドレスに合わせやすいです。

ナチュラルな雰囲気のドレスとの相性がバツグンですが、マーメイドラインやクラシカルなドレスにもなじみます。

クラッチブーケのデメリット

茎がむき出しのクラッチブーケは、切り口に注意が必要です。切り口に水分が付着していたりすると、ドレスを汚してしまうことがあるかもしれません。水分が出てきていないかブーケの状態をチェックしたり、ドレスに当てないような持ち方にしたりと、配慮が必要です。

そのような負担のないよう、実際は切り口に保水処理がされていないことが多いです。生花でできたクラッチブーケは、時間が経つとしおれてしまう可能性も。最後まで美しさを保つには、保水しなくてもしおれにくい花材を選ぶ必要があるため、花の種類が限られるという点はデメリットといえるでしょう。

花持ちのよいブーケとは

カラーやユリなどは花持ちがよいことで有名です。また、かすみ草やバラなどのドライフラワーによく使われる花も、クラッチブーケに向きます。

多肉植物を使ったユニークなブーケも、花持ちがよくおすすめです。

クラッチブーケの楽しみ方とは

クラッチブーケの楽しみ方とは

クラッチブーケをウェディングシーンに生かすには、ドレスだけでなく結婚式場やパーティー会場との相性も大切です。ざっくりと束ねたナチュラルな印象のブーケですので、その雰囲気が合うスタイルの結婚式に取り入れるのがいいでしょう。クラッチブーケの魅力が引き出される環境や花材の選び方を紹介します。

クラッチブーケが映える環境

ナチュラルさが魅力のクラッチブーケは、同じくナチュラルな雰囲気の環境にマッチします。レストランウェディングやガーデンウェディングなどとは相性バツグンです。また、ブーケは形状だけでなく花材の選び方次第で印象が大きく変わります。クラシカルな教会でのウェディングには、カラーやユリのクラッチブーケとスレンダーなドレスがとても合います。また、海外ウェディングや海岸での写真撮影にもおすすめです。

和装ウェディングにも

縦長シルエットが凛とした印象を与えるため、意外にも和装との相性がよいのもクラッチブーケの魅力です。

深みのある赤など落ち着いた色合いの花を選べば、白無垢の差し色としても使えます。

二次会やカジュアルなパーティーにもおすすめ

結婚式や披露宴だけでなく、二次会や1.5次会など、カジュアルなパーティーで用いる花としても、クラッチブーケがおすすめです。ほかのブーケと異なりシンプルな作りのため、ご自身で束ねて持つ方もいらっしゃいます。結婚式とは別の日のパーティーでも、好きな花を用意してざっくりとリボンで束ねればブーケとして持つことができます。

ウェディングブーケは生花が主流ですが、クラッチブーケの場合はドライフラワーやアーティフィシャルフラワーで作るケースも少なくありません。

クラッチブーケにぴったりな花とは

クラッチブーケは、持ち手となる茎の部分もよく見えるため、花材の選び方も重要です。とくに、茎がしっかりとした大きめの花が映えます。定番なのは、カラー、チューリップ、ユリ、ヒマワリ、シャクヤク、ガーベラなどです。また、ワイルドフラワーもよく用いられます。

ワイルドフラワーとは

オーストラリア、アフリカなどの南半球にある乾燥地帯が原産の花の総称です。「ネイティブフラワー」と呼ばれる場合もあります。

多様な種類があり、プロテア、パンパスグラス、ピンクッションなどが有名です。

生花を用いる場合は、花の特徴を踏まえて選ぶことが大切です。先ほども説明したとおり、使用中は茎がむき出しで保水を行わないため、花持ちがよいこともクラッチブーケの花材の条件となります。また、茎が細めでも乾燥に強いかすみ草なども、クラッチブーケに適しています。見た目の好みだけでなく、茎がしっかりとした花か乾燥に強い花(ドライフラワーにしやすい花)を選ぶと間違いないでしょう

クラッチブーケを記念に残したい!保存加工の方法とは?

クラッチブーケを記念に残したい!保存加工の方法とは?

ドライフラワーやアーティフィシャルフラワーで作られたブーケは、結婚式後も手元に残しておけるという理由で選ばれることが多いようです。でも、生花ならではの美しさも捨てがたいですよね。そんな場合は、結婚式後に保存加工する方法を選ぶこともできます。

生花でできたクラッチブーケを記念に残したいなら、結婚式が終わってから鮮度のよいうちに加工しましょう。ここからは、クラッチブーケの保存加工について詳しく紹介します。

ドライフラワーにして長期保存

生花のブーケは、そのまま生けていると数日ほどで傷んできます。涼しい場所で水替えをこまめに行っても、美しい状態を保てるのは長くて2週間ほど。そこで、傷みはじめてしまう前にドライフラワーにするのがおすすめです。かすみ草やワイルドフラワーなどは、自然乾燥させても形や色があまり変わりません。風通しのよい場所に吊るしてしっかり乾燥させれば、半年~1年程度は美しい姿を楽しめるでしょう。

ただし、カラーやユリ、チューリップなどの水分量の多い肉厚な花は、自然乾燥ではきれいなドライフラワーにはなりにくいです。水分が抜けるまでに時間がかかり、乾燥が完了するまでに色あせや縮みが進み、見た目が著しく劣化してしまいます。このような水分量の多い花には、ドライフラワー専用のシリカゲル(乾燥剤)を用いてドライフラワーにする方法が適しています

シリカゲル法のデメリット

花をシリカゲルに埋め込んで乾かすため、ブーケの場合は大量のシリカゲルと空気を遮断するための密閉容器が必要です。

さらに、乾燥させる前に茎を切り落としてしまうため、クラッチブーケの姿で残すには人工的に茎をつけなければなりません。

クラッチブーケをご自身でドライフラワーにするとなると、花の種類によってはうまく作るのが難しいかもしれません。大切なウェディングブーケを確実に残すには、ご自宅での加工よりおすすめの方法があります。

ウェディングブーケの保存は専門店での加工がおすすめ

ウェディングブーケの美しさを損なうことなく、そのままの姿で長期保存したいなら、ブーケ保存加工専門店でドライフラワーにする方法がおすすめです。ご自宅での加工に比べると費用はかかりますが、一般家庭ではドライフラワーにするのが難しい花でもきれいに仕上がります。大切な記念品ですので、失敗のリスクを考えても専門店での加工が安心です。

ただし、どのお店でも同じ技術を用いているわけではなく、料金も仕上がりもお店によって異なります。価格の安さだけで選ぶとイメージと違う仕上がりになってしまったり、思いのほか早く劣化してしまったりするケースもあるため、注意が必要です。ウェディングブーケの場合は挙式日も決まっていて加工依頼の段取りがしやすいため、保存をご検討なら早い段階で専門店の情報集めをしておくといいでしょう。

クラッチブーケをまるごと残したいならシンフラワーへ

クラッチブーケをまるごと残したいならシンフラワーへ

シンフラワーは、これまで多数のウェディングブーケを保存加工してきました。お客様の大切なブーケをいつまでもお気に入りのインテリアアイテムとして楽しんでいただけるよう、心を込めてひとつひとつ加工しております。クラッチブーケを残したい場合でも、お客様によって希望される残し方はさまざまです。シンフラワーはオーダーメイドですので、希望の残し方にマッチしたデザインをお選びいただけます。イメージと違う仕上がりになるという心配は不要です。

ブーケの一部をアレンジしてコンパクトなアイテムに生まれ変わらせることもできますし、丈の長いクラッチブーケをまるごと残すこともできます。お客様の心に寄り添ったシンフラワーだからこそ叶えられる、大切なブーケのベストな残し方を探しましょう。

ドライフラワーか押し花を選べる

シンフラワーでは、生花の保存加工として2種類の方法をご提案しています。立体的に保存するドライフラワーと、平面的に保存する押し花です。保存加工花としてはプリザーブドフラワーも有名ですが、ブーケで使用された花の保存方法には向かないため、取り扱っておりません。

ドライフラワーか押し花のどちらのするかは、基本的にはお客様のご希望でお選びいただけます。ただ、花の種類によっても向き不向きがあるため、大切な花を最も美しい姿のまま長く残せる方法で加工するのがおすすめです。保存加工をご希望の方は、残し方も含めお気軽にご相談ください。

ドライフラワーと押し花のどちらをお選びいただいても、そのまま飾れるインテリアアイテムにアレンジします。ご自宅の好きな場所にすぐに飾ってお楽しみいただけます。なお、すべてのアイテムがケースで覆われていますので、大切なお花が汚れたりほこりをかぶってしまったりすることもありません

刻印サービス

刻印プレートの添付や台紙への印字ができますので、結婚記念日やご夫婦のお名前を入れて飾ることも可能です。

また、シンフラワーのドライフラワーや押し花は、ブーケに使用していたラッピング材も一緒にアレンジして保存できます。クラッチブーケを結んでいるリボンや紐もそのまま残せますので、ぜひ一緒にお預けください。

丁寧な加工で半永久的に保存可能

お店によって加工や制作の方法が異なるとお伝えしましたが、シンフラワーではすべての作業工程を機械に頼らず人の手で行っています。機械を使用する方法と比べると時間も手間もかかりますが、手作業ならではの丁寧な加工は仕上がりに影響します。お預かりした花に合わせたベストな方法で、ひとつひとつ心を込めて丁寧に作業しますので、美しさと保存性の高さには自信があります。

クラッチブーケの保存加工に最適なシンフラワーのアイテムを、以下で紹介しています。ぜひご覧ください。

【クラッチブーケ~オススメ商品~】

クラッチブーケ保存加工の制作事例

クラッチブーケ保存加工の制作事例

シンフラワーでは、これまで数多くのクラッチブーケをドライフラワーや押し花に加工してきました。最後に、ごく一部ですがクラッチブーケ保存加工の制作事例を紹介します。これから結婚式を挙げる方も、クラッチブーケの保存を検討中の方も、ぜひ参考にしてください。ドライフラワーと押し花に分けて見ていきましょう。

ドライフラワー

ドライフラワー

ドライフラワーに加工したブーケをまるごと残したい場合は、「ボトルブーケシリーズ」か「3D額シリーズ」をお選びいただきます。ブーケだけでなく、新郎様の胸にさすブートニアも一緒に入れられますよ。

まず紹介するのは、くすみカラーやグリーンを基調にした優しい色合いが魅力的なクラッチブーケをボトルブーケシリーズ「グレース」にて保存した事例です。お客様のリボンで束ね、可愛らしくまとまりました。

【埼玉県にお住いのお客様より「グレース」の制作事例のご紹介】

続いては、3D額シリーズにて保存した事例です。こちらもブートニアと一緒に、ビタミンカラーの華やかなクラッチブーケを立体的なフレームアレンジとしてまるごと閉じ込めました。

【東京都にお住いのお客様より「フェリス」の制作事例のご紹介】

押し花

押し花

押し花に加工した場合も、ブーケの形をそのまま平面状に残せます。花びらをバラバラにして一枚ずつ丁寧に押したあと、もとの花の形に組み直しますので、イメージを崩すことなく半永久的に飾れると多くのお客様に喜んでいただいています。ブーケの一部を残したい場合はミニサイズのリース型やハート型、また敷き詰めタイプのデザインも選べます

飾りやすい

立体加工(ドライフラワー)の場合、立体的に仕上げますのでどうしても飾るスペースが必要になります。

押し花加工の場合は、お部屋や廊下、玄関など、ご自宅の多様な場所で絵画のように壁掛けにして飾れますので、インテリアとしてのバリエーションが多いのが特長です。

また、持ち運びもしやすので、引っ越しなどがあった際も移動に困りません。

紹介する事例は、いずれもクラッチブーケをまるごと平面状に残す押し花ブーケタイプです。まずは、白い花とグリーンがナチュラルで清楚な印象を与えるブーケを、優しく高級感のあるフレームでまとめた事例をご覧ください。

【東京都にお住まいのお客様より「グランデ」への制作事例のご紹介】

続いては、暖色系でまとめられたあたたかみのあるクラッチブーケの制作事例です。雪柳やツルウメモドキといった個性のある花材の存在感も大切に、心を込めて仕上げました。絵画のようにお部屋に飾って末永く楽しんでいただけます。

【岡山県ご在住のお客様より押し花商品「メゾ」への制作事例のご紹介】

ほかにも多数の制作事例を紹介しています。クラッチブーケ以外のブーケの事例もご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

【制作事例のご紹介】

まとめ

クラッチブーケは、「掴む」という意味のクラッチの名のとおり、茎が長くざっくりとまとめられた形状のウェディングブーケです。ナチュラルな印象でさまざまなドレスに合わせやすく、花材の選び方によっては和装にもマッチします。おしゃれで大人っぽい雰囲気も出しやすいことから、トレンドのブーケにもなっています。

軽くて扱いやすくメリットの多い反面、保水ができないため花の種類が限定されるなどのデメリットもあります。生花以外の花材を選択される方もいますが、記念に残したい場合は専門店で保存加工することもできます。シンフラワーは、クラッチブーケの保存加工実績が豊富です。心を込めた手作業による美しい仕上がりをお約束します。ぜひ、シンフラワーでの保存加工をご検討ください。

この記事のまとめ
  • クラッチブーケは、茎を長めに束ねたナチュラルな印象のウェディングブーケ
  • 茎がしっかりとした花や乾燥に強い花がクラッチブーケの花材に向く
  • 大切なブーケをまるごと保存できる専門店を利用して、記念品として残そう

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