保存の種類や方法

2024.01.09アフターブーケで思い出を残そう！おしゃれなアイテムをチェック

結婚式後にもウェディングブーケを保存して活用するアフターブーケが人気を集めています。大切な思い出の詰まった特別なブーケですので、できるだけ長くそばに置いておきたいですよね。ただ、どのような残し方をすればよいのかわからない…とお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、結婚式の思い出を大切に残せるアフターブーケについて紹介します。おすすめのブーケ保存の方法やインテリアへの取り入れ方をお伝えしますので、大切なお花を保存したいとお考えの方はぜひ参考にしてください。

アフターブーケが人気

結婚式で使用したウェディングブーケを、新婚生活でも飾って楽しみたいという方は多いです。最近では、ウェディングプランでもアフターブーケについて提案されたり、あらかじめ組み込まれていたりすることもあります。結婚式後も長く楽しめるよう、アーティフィシャルフラワー（高品質な造花）で作られたブーケを選ぶ方も少なくありません。

ですがその一方で、そもそもアフターブーケを知らなかったため準備ができなかった方や、結婚式前に提案されてもイメージが湧かず申し込まなかった方もいるようです。ブーケへの思い入れは結婚式が終わってから湧いてくることが一般的です。挙式後に「やっぱりブーケを残しておきたい」という気持ちが高まり、ブーケを保存するアフターブーケを取り入れるのは自然な流れでしょう。

生花のブーケも保存可能

アーティフィシャルフラワーで作られたブーケなら、結婚式後もそのまま長く飾っておけます。では、生花のブーケでは結婚式後に楽しむことはできないのでしょうか。生花は自然のものですので、次第に水を吸い上げる力が落ちていきやがては枯れてしまいます。そのままでは保存できませんが、加工を施せば生花のブーケでも長期保存が可能です。

生花を保存するには、水分を抜く必要があります。傷んでしまう原因は水分が残っているからです。適切な加工により水分を取り除けば、美しさを保ちながら長持ちさせることができます。生花を加工してアフターブーケを楽しむ方法については、後ほど詳しく紹介します。

結婚生活のインテリアに

ウェディングブーケを保存できたら、どのように楽しみたいですか？ブーケの形のままお部屋のインテリアに取り入れれば、いつでも結婚式の思い出とともに幸せな暮らしができそうですね。お部屋に花があると空間が明るくなりますが、記念品でもある特別なお花なら、より一層素敵な空間づくりができるのではないでしょうか。

ただ残しておきたいだけなら、ケースに入れてクローゼットなどに保管しておくという方法もあります。でも、せっかくの大切なお花をしまい込んでおくのはもったいないことです。毎日目にするインテリアに取り入れて楽しむことこそ、アフターブーケの醍醐味といえるでしょう。

アフターブーケの主な種類

生花のブーケを結婚式後にも楽しむには、加工して水分を抜く必要があるとお伝えしました。涼しい時期なら数日程度なら生花のまま花瓶に生けて楽しめますが、気温の高い時期は傷みやすいため、速やかに加工することをおすすめします。アフターブーケには主に「ドライフラワー」と「押し花」の、2種類の加工方法があります。ブーケ保存専門店でも、この2種類のうちいずれかの加工により残すのが一般的です。

どちらも生花を乾燥させる点は同じですが、加工方法も仕上がり方も大きく異なりますので、好みの残し方をよく考えて選ぶといいでしょう。それぞれの特徴について、詳しく紹介します。

ドライフラワー

生花を立体的に保存したい場合は、ドライフラワー加工がおすすめです。ご自宅で乾燥させることも可能ですが、ウェディングブーケなどの特別なお花は専門店に依頼したほうが確実に美しく仕上がります。保存性の高い高品質なドライフラワーに仕上がりますので、美しさをキープしながら長期保存が叶います。

ブーケ保存専門店のシンフラワーでは、ウェディングブーケを一度解体して加工したあと、ブーケの形に束ね直します。そのため、まるごとブーケを保存したい場合にもおすすめです。シリカゲル（乾燥剤）を用いて特殊な技術で加工するため、色あせや形崩れのしにくい長持ちするドライフラワーになります。

押し花

生花に圧力を加えて乾燥させる押し花は、ドライフラワーとは異なり平面的に仕上がるのが特色です。絵画のように平面状の作品に収めたい場合は、押し花をアフターブーケとして選ぶといいでしょう。壁に掛けて飾れるため、棚など飾るスペースを確保しにくい方からも人気です。

もとの花が立体的なため、ドライフラワーと比較すると形状の変化は避けられません。ですが、ブーケのイメージに近い形で残すことはできます。シンフラワーでは、ウェディングブーケを一輪ずつ押し花にして、ブーケの形にアレンジします。大切なお花が平面状のアート作品のようになるため、ドライフラワーと同じように記念品にふさわしい形で残せますよ。

プリザーブドフラワーは不向き

生花を加工したものには、ドライフラワーと押し花以外にもプリザーブドフラワーがあります。ウェディングブーケをプリザーブドフラワーに加工できないの？と思われる方もいるかもしれません。プリザーブドフラワーをつくるには蕾が開く前の花を加工する必要があるため、既に咲いてしまっている花の加工には向かないのです。

ドライフラワーと押し花は、プリザーブドフラワーとは逆で、蕾の状態の花でつくることができません。咲いた花を加工するにはドライフラワーか押し花、蕾の状態で加工するならプリザーブドフラワーが適していると覚えておきましょう。

おしゃれに保存！シンフラワーのアイテム

アフターブーケを楽しむには、ただ花を保存できるように加工するだけでは不十分です。新婚生活のなかに取り入れて幸せな気持ちがずっと続くようなアイテムにアレンジしましょう。シンフラワーでは、お客様からお預かりした大切なブーケを、そのままお部屋に飾れるインテリアアイテムに仕上げてお返しします。押し花でつくるフレームアートをはじめ、ドライフラワーを用いた多様な商品から好みのものを選べます。

シンフラワーで作成するインテリアアイテムは、いずれもお花がフレームやボトルなどのケースで覆われています。埃や汚れが付いてしまっても、布でケースの表面を拭き取るだけで解決します。お花が直接汚れることがないため、お手入れが簡単なのも嬉しいポイントですね。また、ケースが大切なお花を衝撃や湿気から守ってくれるので、剥き出しで飾るよりも長持ちさせることができます。

シンフラワーでアフターブーケとして楽しめるアイテムについて、詳しく見ていきましょう。

押し花ブーケ

一枚一枚丁寧に加工した押し花をブーケの形に組み立て直したフレームアートです。基本的にはウェディングブーケを束ねていたリボンをそのまま使うため、生花のブーケをそのまま平面状にしたような仕上がりになります。お部屋のアートとして、半永久的に楽しめるため人気の高い商品です。

ブーケの形のほかにも、リース型やハート型、敷き詰めタイプなど選べるデザインはさまざま。フレームの種類も豊富ですので、お部屋の雰囲気になじむアイテムに仕上げられますよ。大きなフレームで豪華に残すのも素敵ですが、コンパクトなサイズでさりげなく楽しむのもおすすめです。ブーケを小分けにして複数のアイテムをつくり、玄関やリビング、寝室に分けて飾ってもいいですね。

※シンフラワーのおすすめ「押し花ブーケ」はこちら

ドライフラワーの3D額

ドライフラワーでもフレームタイプのアイテムをつくれます。押し花とは違って立体花のため、奥行きのある3D額というシリーズをご用意しています。ブーケの形に束ね直したドライフラワーをフレームに閉じ込めた作品で、高級感のある仕上がりが特徴です。もちろん、リボンも一緒に入れられますので、より生花のウェディングブーケに近い姿で残すことができますよ。

ブーケ型だけでなく、雰囲気を残しつつ別の形にアレンジしたものや、ボックスフラワーのような敷き詰めアレンジも選べます。刻印プレートを付けられますので、記念日を印字して飾ってはいかがでしょう。フレームやサイズのバリエーションも豊富です。

※シンフラワーのおすすめ「ドライフラワーの3D額」はこちら

ボトルブーケ

シンフラワーでは、小さなものから大きなものまで、多様な種類のボトルをご用意しています。一般的には残すのが難しいような丈の長いタイプのウェディングブーケも入る、珍しいサイズのボトルもあります。ドライフラワーにしたウェディングブーケを、できるだけ結婚式のときと同じような形で保存したい方にはぴったりのアイテムです。

大きなボトルは置く場所の確保が難しい…という方には、コンパクトなサイズのボトルブーケもお選びいただけます。ドーム型のアレンジや、リンゴの形のボトルを使ったユニークなアレンジもできます。小さなボトルブーケに小分けにして、アフターブーケのおすそわけをされるお客様もたくさんいらっしゃいます。

※シンフラワーのおすすめ「ボトルブーケ」はこちら

コンパクトに残せるクリスタルフラワー

ウェディングブーケを大きなまま飾るのではなく、一部だけを残しておきたいという方におすすめなのが、樹脂に花を閉じ込めたクリスタルフラワーです。コンパクトなサイズで、一輪のバラなどを保存するのに向いています。また、小さな花なら数種類を組み合わせて閉じ込めることも可能です。

2種類の形状（球体とキューブ）から選べて、いずれも透明度が高く花が美しく見えます。飾る場所を選ばないため、さりげなく存在感のあるインテリアとして楽しめるでしょう。

※シンフラワーのおすすめ「クリスタルフラワー」はこちら

自分で作りたい方におすすめのアイテム

アフターブーケは保存加工専門店に依頼するのがおすすめですが、ご自身でハンドメイドを楽しむのも素敵です。ブーケの状態がよく十分な量がある場合は、専門店に預ける花と手元に残す花に分けてもいいかもしれません。一部取り分けた花を使って、気軽に楽しめるアイテムづくりに挑戦してはいかがでしょう。

生花を乾燥させたら、好みのアイテムをつくってみましょう。アフターブーケにおすすめの気軽に楽しめるアイテムを紹介します。

押し花ミニアート（シール・しおり）

手作りした押し花を使って、小さなアート作品を仕上げましょう。100円ショップなどで購入できるフレームに閉じ込めるフレームアレンジは、気軽につくれます。好みの台紙を入れて、並べ方を工夫して楽しみましょう。

また、実用性もあっておすすめなのがシールやしおりです。押し花を閉じ込められる専用のシール台紙を使えば、簡単に押し花シールができます。手紙に添えたり小物に貼り付けたりして活用できますよ。しおりはラミネーターを使うと簡単につくれますが、台紙と透明のシールシートを使う方法もあります。

ハーバリウム・キャンドル

ドライフラワーをおしゃれなインテリアアイテムにしたいなら、ハーバリウムがおすすめです。用意するのは透明の蓋付きガラス瓶と専用オイルのみ。ドライフラワーを優しく詰めて、オイルを注ぐだけで完成します。あまり詰め込み過ぎると美しく仕上がらないため、少し空間ができる程度に入れるのがポイントです。細長いタイプの瓶を使うとレイアウトが簡単でつくりやすいですよ。

ドライフラワーや押し花は、アロマキャンドルの材料にも使えます。キャンドルの周りに花を散りばめたボタニカルキャンドルは、リラックスタイムにも重宝します。作業の工程で崩れてしまった花があれば、溶かしたワックスと一緒にシリコン型に入れて、アロマワックスバーやサシェをつくりましょう。大切な花ですので、花びらが取れたものや崩れたものも、有効に使える方法を知っておくと便利です。

アフターブーケとしておしゃれに飾るコツ

実際にご自宅でアフターブーケを楽しむなら、飾り方にもこだわりたいですね。シンフラワーの3D額シリーズは奥行きがあるため、飾り棚などに立てて飾られる方が多いです。飾り棚を兼ねたくぼみのある壁に、埋め込むように飾るのもいいでしょう。大きなサイズのフレームアレンジは、玄関やリビングなど、目に入りやすい場所に飾るのがおすすめです。なるべく周りにはものを置かず、スッキリさせておくと存在感が際立ちますよ。

小ぶりなサイズのアイテムは、いくつか並べて飾ったり、ウェディング関連のアイテムと一緒に置いたりするのがおすすめです。シンフラワーのミニサイズのボトルブーケやクリスタルフラワーに、ウェディングフォトを添えて飾ってはいかがでしょう。残った花びらを使っておふたりのイニシャルで手作りしたレジン雑貨と並べても素敵です。

まとめ

結婚式が終わってからも「ウェディングブーケを大切に残したい」という願いを叶えるアフターブーケ。需要の高まりを受け、さまざまな方法が提案され少しずつ普及するようになってきました。大切なお花をより美しい状態でより長く楽しむためにも、適切な方法を選ぶことをおすすめします。

ブーケ保存加工専門店のシンフラワーでは、大切なウェディングブーケをお客様の希望に沿った形で保存加工します。ドライフラワーも押し花も、新婚生活のなかでより幸せを感じられるようなアイテムにアレンジしますので、ぜひご相談ください。特別で大切なお花をずっとそばに置いて、幸せな気持ちをいつでも思い出しながら結婚生活を楽しみましょう。